1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-963.html

いろいろ気付いたことなどメモ。
今回は重箱の隅をつつくように細かなことを中心に。
【 Finderウインドウ のスクロール位置の維持 】
Finderウインドウのアイコン表示で ◀⃣ ▶⃣ ボタン( command+[, command+] )をクリックしてブラウズするときに、ウインドウのスクロール位置を維持するようになりました。
例えば、下のように Finderウインドウ を開いているときに、戻るボタンをクリックします。

するとこのウインドウで、前に表示していたフォルダを表示しますが、このときにスクロールしていた位置を維持します。

この Finderウインドウ を閉じて、別の FInderウインドウ を開いて同じフォルダを表示したときにも、スクロール位置を再現したりもします。
OS10.5で同じ操作をした場合は、スクロール位置は維持せず、Topの位置が表示されていました。
地味な変更ですが、なにげに便利になりました。
他にも、アイコンビュー、リストビュー、カラムビュー、CoverFlowビュー のどのビューであったかの情報を維持して、ブラウズするときにそれを再現するようになっています。
(前からこうだったけ?)
【 アプリのファイル名編集モードのときに拡張子を除外して選択 】
これも地味な変更です。
Finder でファイルを選択して returnキー を押すなどして、そのファイル名を編集できるようになります。
このときに、拡張子を除外してファイルの名前だけを選択した状態になります。

OS10.5からこの機能はありましたが、「.app」など、アプリケーションやプラグイン関係のファイルに対しては機能しませんでした。
しかし、OS10.6からは アプリケーションのファイルに対しても機能するようになりました。
【 内包する上位フォルダを新規ウインドウで開く 】
('09/09/02 追記)OS10.5でも使える内容でした
現在のFinderウインドウで表示しているフォルダ、それを内包する上位フォルダを表示したいときには、command+↑のショートカットキーを使います。
この上位フォルダを新規の別ウインドウで表示するときは、control+command+↑ でできます。

こんなの前からあったっけ?
【 アップルメニューのスリープにショートカットキーの記号が付いた 】
OS10.6 では、アップルメニューの「スリープ」の項目に、
ショートカットキー option+command+Eject が表記されるようになりました。

古いOSでも、このスリープのショートカットキーは使えるので、ただ表記されるようになっただけなんだけど・・・。
でも、忘れやすい人にとってはありがいかも。
他にもある ⏏Eject キー のショートカットキーの例。
- control+Eject --- システム終了ダイアログを表示
このときに- R --- 再起動
- S --- スリープ
- return --- システム終了
- esc --- キャンセル
- R --- 再起動
- control+command+Eject --- システム再起動
- control+option+command+Eject --- システム終了
【 OpenダイアログでQuickLookが使える 】
ファイルを開くとき、保存するときなどによく使う「Open・Saveダイアログ」で、QuickLookが使えるようになりました。

ダイアログでフォルダを選択して、Spaceキー を押すと、QuickLookで表示します。
( command+Y は使えない)
【 カラム表示 - ファイル名の頭の文字入力での選択が便利に 】
Openダイアログなどのカラム表示のときに、ファイル名の頭の文字(or 含む文字)をキーボード入力(半角英数で)して、ファイルを選択できます。
OS10.5ではいくつか表示されてるカラムのどれかを一度選択してアクティブな状態にしてからでないと、この文字入力での選択はできませんでした。
OS10.6では、どれかのカラムを選択しなくても、いきなり文字入力で選択できるようになって便利になっています。
例えば、下のように Openダイアログを開いたとします。

このときに、カラム内のどれかを選択するなどしてカラムをアクティブな状態にしなくても、いきなり「AC」とかキーボードで文字入力(半角英数)します。

すると、「AC」で始まる(含む)アイテムを選択した状態になります。
引き続き、他の候補を選択したいときは tabキー で選択移動します。
これも地味な仕様変更なんだけど、よく使うことだけにストレスが1つ解消されました。
【 アプリの「情報を見る」ウインドウでの言語リソースの管理が不可に 】

OS10.5では、Finderでアプリケーションを選択して「情報を見る」ウインドウの「言語」項目から、そのアプリの持つ言語リソースの管理ができていました。
『アプリケーションを違う言語環境で』参照
これにより、システム自体は日本語環境であっても特定のアプリは「英語」リソースで開くなんてことができました。
しかし、OS10.6ではこの「言語」の項目が無くなり、以前のようには使えなくなりました。
これは改悪のパターン。
言語リソースを選択してアプリケーションを起動するコンテキストメニュープラグイン「LaunchAppPlugin」もOS10.6では使えません。
代わりに「 Language Switcher」は、OS10.6でもちゃんと機能します。
【 ターミナルで分割表示が可能に 】
ターミナルでのウインドウの分割表示が可能になりました。

command+D のショートカットキーを押すか、スクロールバー上の「日」ボタンをクリックすると、ウインドウを分割します。
3分割・4分割・・・と分割を増やせます。
shift+command+D のショートカットキー、スクロールバー上の「□」ボタンをクリックすると、分割を解除します。
【 control+F8 でステータスメニューが操作可能に 】
('09/09/02 追記)OS10.5でも使える内容でした
スクリプトメニューや、時計、Spaces、入力メニュー など、メニューバー右側に表示されるステータスメニューを (fn+) control+F8 で操作対象にできるようになりました。
(fn+) control+F8 を押すと一番左のステータスメニューが選択された状態になります。
そこから、カーソルキーでメニューを表示したり、となりのステータスメニューに移動したりできます。

アプリケーションなどで表示されているものは、操作対象になりません。
どうでもいいことだけど、メニューバー右側に表示されるものについて、アプリケーションで表示されているものが「ステータスメニュー」、システム環境設定ペインで表示されているものが「Menu Extra」と言い分けてるのかと思ってたけど・・・。
システム環境設定 > キーボード > キーボードショートカット > キーボードと文字入力
に「ステータスメニュー」と書いてある。
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
【 control+F8 でステータスメニューが操作可能に 】
以上の2つはLeopardからあります。
あちゃ~。Leopardでもありましたか。
> SusieY さん、こんばんは。
カラム表示・リスト表示のときのフォルダアイコンが開いてますね。これは気付きませんでした。
trackback URL