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GrandPerspective : ハードディスク・フォルダの使用状況を視覚的に表示する
OS10.3以上(UB)
フリーウェア、日本語対応
ハードディスク・フォルダの使用状況を視覚的に表示する「GrandPerspective」の紹介です。
起動してまず、使用状況を確かめたい対象のフォルダをOpenダイアログで選択します。すると、そのフォルダをスキャンして(それなりの容量だとけっこう時間が掛かる)、ディスクの使用状況を視覚的に表示します。
起動ディスクを選択してみたところ、こんな感じになります。

(上の例では、グレーの大枠は「アプリケーション」フォルダを表していて、その1つをクリックして選択してみるとMail.appで268MBの容量であることが分かります。
[下のステータスバーに表示])
この1つ1つの四角が1つのファイルを表し、ファイルサイズが大きいもの程その面積が大きくなります。
例えば、ディスクの整理をするときなど、大きい四角のものを探せば効率的に作業できます。
ツールバーの「フォーカス」をONにして各四角にマウスポインタを持って行く(or クリックして選択する)と、下のステータスバーにそのファイルのパスが表示されます。
OFFの場合はディレクトリ名が表示されます。
またドロワーの「フォーカス」タブでも、そのパスを表示することができます。

(なんだか綺麗に四角が並んでるなと思ったらスワップファイルだった・・・)
GrandPerspective の中では、ファイルはディレクトリ(フォルダ)ごとにまとまって表示されていて、1つのファイルを選択するとその親フォルダがグレーの枠で表示されるようになっています。
上のように
/private/var/vm/swapfile5
を選択した状態で、ツールバーの「+」ボタンで拡大すると
「private」ディレクトリのみを表示します。

同じように拡大して「ver」ディレクトリのみ、「vm」ディレクトリのみ、「swapfile5」のみといった風にディレクトリごとに拡大表示することができます。
ツールバーで選択したファイルを操作することもできます。

「開く」は、そのファイルをデフォルトアプリケーションで開きます。
「表示」は、Finderでそのファイルを表示します。
「削除」は、そのファイルを削除します。
(削除については、環境設定で設定しておかなければ、機能しません)
ドロワーの「情報」タブでは、スキャンしたフォルダの詳細が表示されます。

ドロワーの「表示」タブでは、色の付け方やパレットについて設定します。

「色付き」のリストでは GrandPerspective の各四角の色を付けるパターンを設定します。

- フォルダ(同じフォルダごとに色分け)
- トップディレクトリ(第1階層のフォルダごと色分け)
- レベル(フォルダの階層レベルごとに色分け)
- ファイルタイプ(おおまかなファイルタイプごとに色分け)
- 名前(ファイル名ごとにランダムに色分け)
- なし(色分けしない)
- 拡張子(おおまかに拡張子ごとに色分け)
例えば「レベル」で色分けすると下のように色分け表示されます。

「マスク」の「使用可能にする」にチェックを入れて、フィルタリングすることもできます。
ここの編集ボタンでマスク設定ウインドウが開きます。

「使用可能なルール」を選択して、「<」ボタンでフィルターに適用できます。
例えば、「巨大ファイル(100MBサイズ以上のファイル)」の項目を入れて「適用」ボタンをクリックします。
すると GrandPerspective のウインドウでは、100MB以上のファイルのみが表示されるようになります。

ルールは「新規」ボタンで、自分で追加・編集することもできます。

また「ボリューム全体を表示」「パッケージの内容を表示」させることもできます。


色の付いていない部分が、そのディスクの「空き」部分になります。
パッケージ内部は、アプリケーションなどの内部のファイルまで細かく表示するようになります。
この記事では GrandPerspective 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : GrandPerspective
Download page : GrandPerspective
GrandPerspective-1_0-local.dmg (English, Japanese, Spanish, French, Dutch) が日本語リソースを含んでいます。
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