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Transcriptions : 動画などから文章に書きおこす為のプレイヤ兼テキストエディタ
OS10.5以上(UB)
ドネーションウェア
動画や音声をゆっくり再生して、テキストに書きおこしやすくするオーデォオ・ビデオプレイヤー兼テキストエディタの「Transcriptions」の紹介です。

同一のウインドウ内で、動画や音声ファイルを再生しながら、リッチテキスト形式の文章を作成できます。
まず、テキストに書きおこしたい動画ファイルなどを、ドラッグ&ドロップするか、右上のアイコンをクリックしてファイルを指定、ストリーミングのURLの指定します。

「▶」ボタンで再生/一時停止します。
テキストをタイピングしながら操作するので、当然メディアをコントロールするショートカットキーも用意されています。

- Replay control+1
設定した秒数分巻き戻して再生します - Pause control+2
- Controls control+3
「Media Controls」ウインドウを開きます。下記にて説明。 - Goto Beginning control+4
- Goto End control+5
これらの設定は環境設定( command+, )で自分の使いやすいものを設定することもできます。

control+3 もしくは「Controls」ボタンをクリックすると、
「Media Controls」ウインドウが開きます。

「Replay」はリプレイを実行した際に、戻る秒数を設定します。
「Rate」は、再生スピードの調整です。遅くした方が聞きやすいけど、最低レベルにすると間延びして何言ってるかよくわからなくなります。
こんな感じで再生するメディアを調整して、ウインドウの左側でテキストを入力していきます。

リッチテキストが扱えるので、テキストのフォントを変更したり、色を付けたり、テキストエディットなんかと同じように操作できます。

Transcriptions では returnキー で改行すると、行末にタイムスタンプを自動入力します(設定による)。

ここのタイムスタンプの上にマウスカーソルを持っていくと、その時間が強調表示され、クリックすると、動画などのメディアでその時間へと移動します。

作成したテキストファイルを、テキストエディット.app などほかのアプリケーションで開いた場合は、当然ながらこの機能は使えません。
Transcriptions のみで、タイムスタンプの位置への移動が可能です。
日本語入力する場合は、Media メニューの「Auto Timestamp」をチェックを外しておきます。(漢字に変換するときに returnキー を押すと改行してタイムスタンプを挿入してしまうため)
タイムスタンプは control+T か、時計マークのアイコンをクリックして手動で加えます。

他にもテキスト入力を素早くできるよう工夫されています。
慣用句を登録しておくと、「@xxx」と入力し Spaceキー で「XXX」と自動で補完入力されます。
ウインドウ右下の「+」ボタンで、新規登録し、例えば「Apple」という単語に対して「a」と登録します。

これで「@a」と入力します(半角英数で)。

Spaceキー を押すと「Apple」に変換されます。

この記事では Transcriptions 0.8.1 を使用しています。
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