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Libera Memory : 使用していないメモリ領域を解放する
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
Macを長時間使用しているとどんどん溜まっていく「使用していないメモリ領域」を解放する「Libera Memory」の紹介です。
Libera Memory を起動すると、現在のメインメモリの使用状況を表示します。

左下のリロードボタンをクリックすると、再度メモリの状況を読み込んで表示し直します。
『ReadMe(Libera Memory)』より
Mac OS X のメモリ情報
Free(空き)
データが存在しないのですぐに使える物理メモリ容量のこと。
Wired(固定)
ディスクへページアウトされないよう物理メモリ内に固定されているデータ量のこと。
Active(使用)
物理メモリ内の今現在使用しているデータ量のこと。
Inactive(不使用)
Active のデータは、使用後も消去されずに Inactive として保持されます。再度ディスクへのアクセスが発生すると、ディスク上のデータではなくメモリ内の Inactive のデータが使われ、処理が速くなります。アクセスがなければ古いデータから消えていきますが、実際はなかなか消えてくれません。
Page ins(ページイン)
「ディスクから物理メモリへ」と移動したデータ量のこと(システム起動してからの累積値)。ページインは必ず発生するので、物理メモリの空き不足を示すものではありません。
Page outs(ページアウト)
「物理メモリからディスクへ」と移動したデータ量のこと(システム起動してからの累積値)。ページアウトが発生するのは物理メモリの空き容量が不足した時です。空きを確保するため、システムが必要量を仮想メモリとしてディスクに移動します。少々のページアウトは常識の範囲内なので気にすることはありませんが、頻繁に発生する状態ではシステムのパフォーマンスがかなり低下します。物理メモリの搭載量を増やすと空き容量に余裕ができるので、ページアウトが発生しにくくなり、快適に長時間の操作ができるようになります。
「Release」をクリックすると、使用してない(Inactive)メモリ領域を解放します。
(状況によって異なると思いますが)10秒前後で完了します。

Free 826.65MB → 1.28GB へ増加
Inactive 1.17GB → 790.3MB へ減少
となりました。
メインメモリが足りなくなると、スワップファイルへページアウトされていきます。
スワップファイルが増えてくると、Macのパフォーマンスが著しく悪くなるので、ときどき Libera Memory でメモリを解放してやるといいでしょう。
ちなみに、Webブラウザなど大量のメモリを必要とするアプリケーションを再起動するだけでも、メモリの「空き」領域がかなり増加します。
この記事では Libera Memory version 1.2.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : ものかの
Read Me : ReadMe(Libera Memory)
Download page : ものかの >> download
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Release Memory2 --- メモリ領域を解放するAppleScript
Freemem Monitor & Freemem Keeper --- メモリを監視してメモリ領域を解放する
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