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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 09

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Snow Leopard のテキスト置換(スニペット)機能
以前の記事で、予め登録しておいた慣用句・スニペットなどを、省略語で入力して時間を節約できるテキスト入力補助ツール『TextExpander』というアプリケーションを紹介しました。

OSX Snow Leopard では、この「TextExpander」とよく似たスニペット機能が標準で搭載されています。
テキストエディット.app、Mail.app、Safari、iChat、iPhoto などのアプリケーションで使えます。

システム環境設定言語とテキストテキストタブ
を開きます。
100518sls1.gif

ここで左下のボタンで新規スニペットを作成して、
置換前(省略したキーワード)を置換語(本文)を入力・設定しておきます。登録したもののリストの左の「チェック」を入れておきます。

例えば
ari@」→「ありがとうございます。
と登録してみます。

これで、例として「テキストエディット.app」で試してみます。
「テキストエディット.app」を起動して、まずウインドウ上で control+クリック(右クリック)してコンテキストメニューから
自動置換テキストの置換
を選択・実行して、この項目に「」を入れます。
100518sls2.gif
(編集のプルダウンメニューからも設定できます。)


そして文章を入力していきます。
ari@」と入力してから、「半角スペース」を入力します(もしくは return で改行するなど・・・基本的には自動で置換されるけど)。
100518sls3_1.gif
・・・そうすると、本文が展開されます。
100518sls4.jpg


置換前の省略形のキーワードは、別に半角英数でなくとも全角の日本語表記でも機能します。

例えば、全角の「あり@」とか、こんな風に登録してもOKです。「あり@」日本語で入力・確定させた後に、半角のスペース(全角スペースは不可)を入力するなどして無事に本文を展開できます。
100518sls5.jpg
(例)「あり@」→「ありがとー。」

(日本語入力中に半角スペースを入力するときは shift+space



半角スペースや return でスニペットを展開できますが、これ以外にも、その行や段落を書き終えて改行したときなど、いろいろ展開する条件はあります。

基本的には「自動」で置換されますが、間違えないように半角スペースで1つずつスニペットを展開しておいた方が、確実かと思います。





こんな感じで、他にも「いつもお世話になっております。」とか「メール頂いた件ですが、」とかいろいろ慣用句を登録しておくと、とても心のこもった(棒)メールの文章が書けたりします。



このスニペット機能に対応しているアプリケーションでも、たしかほとんどの場合、デフォルト設定でこの機能が「OFF」になっていたと思います。
なので、各アプリケーションごとに コンテキストメニュー や 編集 メニュー から「自動置換」>「テキストの置き換え」の が入っているか確認した方がいいでしょう。
100518sls6.gif



サードパーティー制のテキスト入力することのあるアプリケーションでも、この機能に対応しているものがあるかもしれません。
僕が使っているものでは「MacNote3」なども対応しています。





ちなみに、システム環境設定の「言語とテキスト」パネルにある「スマート引用符」ってなんだろう?と思って試してみたら、
100518sls7.gif
'シングルクォート'"ダブルクォート" を入力すると、自動的にここのリストで選択した形に置換する機能です。


例えば、上の写真の設定だと・・・
100518sls8.gif

即座に変換されます。
100518sls9.gif

この機能もデフォルトでは OFF に設定されていると思うので、使用する場合には各アプリケーションごとにONに設定しておきます。

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Schedule/Text | CM:0 | TB:0

tag : Snippet  テキスト  Snow-Leopard  システム環境設定 

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