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Whale : OTPアルゴリズムを使用した暗号化ソフト
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
OTP(one time pad)アルゴリズムを使用した暗号化ソフト「Whale」の紹介です。

Whale を起動すると左のようなウインドウが表示されます。
ファイルを暗号化するときは「Encrypt」ボタンをクリックして、ダイアログで暗号化するファイルを選択します。
※「フォルダ」は暗号化できないので、ZIPアーカイブにするとかして暗号化します。
例えば、下のようなテキストファイルがあるとします。

これを Whale で暗号化してみます。
ファイルの暗号化に成功すると、それをお知らせします。

オリジナルのファイルと同じフォルダ内に、「○○○.encrypted.1」「○○○.encrypted.2」という2つのファイルが作成されます。

※オリジナルファイルは残ります。
これらの作成されたファイルを、またテキストエディットで開いてみても、ランダムな文字が並ぶだけで意味不明です。

暗号解読するときは、「Decrypt」ボタンをクリックし、ダイアログで「○○○.encrypted.1」「○○○.encrypted.2」のどちらかのファイルを選択します。
これで、そのフォルダ内にオリジナルのファイルが復元されます。
(※復元するときに、フォルダ内に同名のファイルが存在した場合、有無を言わさず上書きされるので注意が必要です。)
復元するときに「○○○.encrypted.1」「○○○.encrypted.2」のファイルが別々のフォルダに存在する場合は、復元できません(一応復元されるが、ファイルを開けなかったりします)。
パスワードロックで保護するという考えではないので、分割された2つのファイルを別々の場所に保存して保護するといった「割り札」的な使い方がいいでしょう。
この記事では Whale 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Julian Meinold's home page
Download page : 上に同じ
※「Whale」のパラグラフの「download it here (29 KB) 」のリンクから
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