1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-835.html

LaunchBar : コマンド入力ランチャ+多機能ユーティリティ
OS10.4以上(UB)
シェアウェア Single License €24, Family License €39, Update €9
『LaunchBar/Indexの設定(1)』のつづき
【 LaunchBar - Index - フォルダを登録する 】
LaunchBar ではホームフォルダなど主立ったフォルダは最初から、Indexに登録されています。
これら以外のフォルダを登録したい場合は、ツールバーのフォルダボタン、左下の「+」メニュー、もしくは左ペインの Index rules のところにフォルダをドラッグ&ドロップして登録します。

Index rules の項目も、Alias Name を付けることができます。

これで日本語名のフォルダでも気にせずに使えます。
「Options」タブでいろいろオプション設定ができます。

フォルダの中身を LaunchBar の普通の省略名検索で表示させたくない(下部階層へブラウズすれば表示できる)場合は、「Access Items via sub-search only」にチェックを入れておきます。
アイコン部分をクリックすると、メニューでパスをコピーしたり、それをFinderで表示できます。

「Select Folder...」ボタンで、登録しているフォルダを変更できます。
一度登録したものを別の場所に移動したりすると、Indexでは追跡できないので、これで別の場所に移動したものを選択するときなどに使います。
▶ Search Scope

これは、Index Rules に登録したフォルダ内にあるサブフォルダの内容をどこまで、スキャンするのかを選択します。
(※ sub-search only に設定していたら、この設定の意味はありません)
「Don't Search Subfolders」はサブフォルダ内のファイルをスキャンしなくなります。
これに設定していても、もちろん Space or → で下部階層へブラウズすることはできます。
「Search All Subfolders」(デフォルト設定)ですべての階層をスキャンします。
あとは1~7階層まで指定できます。

▶ Search for

ここでスキャンするアイテムの種類を絞り込むことができます。
(※ sub-search only に設定していたら、この設定の意味はありません)
例えば、このフォルダ内のフォルダのみをスキャンしたい場合には、「Folders」を選択します。

▶ Skip Subfolders

Index Rules に登録したフォルダ内のサブフォルダを除外して、スキャンしないようにします。
(※ sub-search only に設定していたら、この設定の意味はありません)
「Edit Rules...」ボタンをクリックすると、下のようなウインドウが開きます。

このウインドウに、除外したいサブフォルダをドラッグ&ドロップして登録します。
また、「+」ボタンでフォルダ名を指定することもできます。ワイルドカードが使えます。
「*」--- 任意の長さの任意の文字を意味する
「?」--- 任意の1文字を意味する
(例)「200701」「200702」「200703」・・・という具合のフォルダがあるとすれば、「2007*」と指定すれば、頭に「2007」が付くフォルダがすべて該当します。
▶ Exclude Items

Index Rules に登録したフォルダ内のアイテム(ファイル・フォルダ)を除外して、スキャンさせないようにします。
(※ sub-search only に設定していたら、この設定の意味はありません)
「Edit Rules...」ボタンでウインドウを開き、除外するアイテムをドラッグ&ドロップして登録するか、「+」ボタンで名前などを入力します。

これもワイルドカードが使えます。
例えば「JPG」ファイルを除外したければ「*.jpg」、GIFを除外したければ「*.gif」といった具合に登録しておきます。
(Finderで拡張子を表示する設定にしていないと機能しない)
この「Exclude Items」と上記の「Skip Subfolders」は機能的に似ていますが、「Exclude Items」の方は、フォルダを除外アイテムに登録しても、そのフォルダのみが除外されるだけでフォルダ内のアイテムはIndexにスキャンされます。
(「Search Scope」の読み取りフォルダ階層の設定にもよる)
▶ その他

「Exclude Aliases」にチェックすると、エイリアスファイルを除外します。
「Search file package contents」にチェッックすると、アプリケーションや添付ファイル付きリッチテキストなどのパッケージ内のファイル読み込みます。
【 LaunchBar - Index - Widgetsを登録 】
上記の「フォルダ」の登録を利用して、
/Users/登録アカウント名/Library/Widgets/
/Library/Widgets/
の「Widgets」フォルダを Index に登録しておくと、LaunchBar から目的のWidgetを簡単に起動できて便利です。

登録するには、今までと同じように Indexウインドウ を開き、「Widgets」フォルダを登録します。

これで Optionsタブの「Search for」のリストから、「Edit this List...」を実行します。
すると下のようなウインドウが表示されるので、「+」ボタンで「New Collection」を作成し、「Widgets」とか適当な名前に変更しておきます。

ここの右側のテキストフィールドに、フィルタリングの条件を入力します。
- ファイルの拡張子 (例)jpg, png, gif, app など
- ファイルタイプ (例)'TEXT', 'Moov' など
(ファイルタイプは ' ' 引用符で囲んで入力) - 下のリストから選択する (例)<document>, <folder> など
- 登録したい種類のファイルをドラッグ&ドロップする
一番簡単なのがドラッグ&ドロップする方法なので、ここでは適当なウィジェットファイルをドロップします。

ドロップすると「wdgt」の拡張子が登録されます。
これで「Done」ボタンでウインドウを閉じ、リストで登録した「Widgets」を選択します。

これで LaunchBar から簡単に、それぞれの Dashboard Widget を呼び出せるようになります。
LaunchBar はAppleScriptや、AutomatorのWorkflowも直接実行できるようになっているので、同じ要領で下記のフォルダなどをIndex登録しておくと便利です。
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts/
/Library/Scripts/
/Users/登録アカウント名/Library/Workflows/
「Search for」で AppleScript, Workflows に選択してフィルタリングします。
このエントリでのまとめ
[ フォルダをIndex登録してOptionsタブでの設定 ]
|
この記事では LaunchBar 5 beta 5 (632) を使用しています。
(※ '09/03/01まではベータ版がフリーで使用できます)
(ダウンロードリンク)
Site top page : Objective Development
Download page : LaunchBar 5 Beta
(関連記事)
LaunchBar/Indexの設定(1)
LaunchBar
(すべてのLaunchBar関連の記事のリンクは『LaunchBar』の記事にあります)
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
trackback URL