1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-831.html
Open•Saveダイアログを開いてファイルの場所などを指定するときに「/」を入力すると、「フォルダの場所を入力」のダイアログが開いてパスを入力できるようになります。

(ダイアログは「/」が入力された状態で開きます)
Finderと同じように shift+command+G のショートカットキーでも、このダイアログを出せますが、こちらの方がより簡単です。
UNIXパスでホームフォルダを表す省略記号の「~」を入力しても、同じように機能します。

(ダイアログは「~」が入力された状態で開きます)
LaunchBar のことをいろいろ調べているうちに、『appling with wordpress » LaunchBar Tips ファイル操作』を見て、Open•SaveダイアログでのこのTipsを知りました。
Open•Saveダイアログでは、Finderと同じようなショートカットが使えたり、いろいろTipsが存在するので、他の機能もまとめてみようと思いましたが、三階ラボさんの『三階ラボ | ダイアログのショートカット』のエントリで、素晴らしく綺麗にまとめられていたので、そちらをご覧下さい。
(↓画像をちょっと拝借)

(こんなに綺麗にまとめるには、ずいぶん時間かかっただろうな・・・)
ここのまとめにないものを採り上げると・・・
▶ 履歴の移動
ダイアログ内でブラウズしたフォルダの変遷履歴を
- command+[ 戻る
- command+] 進む
これはダイアログの「◀」「▶」ボタンのショートカットです。

さらに、フォルダ名が表示されるプルダウンメニューを開くと「最近使った場所」を選択することができます。

(ダイアログ内でブラウズした履歴ではありません)
▶ 項目名の頭のアルファベットを入力して選択する
例えば、下のようにダイアログを開いているとします。

この状態で「Components」フォルダを選択したければ、半角英数で「COM」とかキーボード入力します。
すると、「com」で始まる名前のところにフォーカスが移動します。

※ダイアログ内でのフォーカスの位置に注意して実行しないと、うまく機能しません。特に「カラム表示」の場合。
▶ フォルダの上下階層を移動する
- command+↑ 上の階層へ移動
- command+↓ 下の階層へ移動
例えば、下のようにホームフォルダを選択している状態だとします。

これで command+↑ を入力すると、「ユーザ」(Users)フォルダを表示します。

※カラム表示( command+3 )の場合は、フォルダを選択して ← → で選択します。
▶ tabキー でフォーカス移動して、Spaceキー で実行する
「キャンセル」「保存」「OK」ボタンなど、ダイアログで表示されるボタンや、チェックボックス、テキストフィールドなどの各要素は、キーボード操作でフォーカスを移動できます(一部設定による)。
フォーカス(ボタンなどの周囲が青くハイライトされている状態)は
- tab 次の要素へフォーカスを移動する
- shift+tab 前の要素へフォーカスを戻す
- Space ハイライトされている要素を実行する
こんな風にキーボードで操作できます。
例えば、tabキー でフォーカスを移動して「Cancel」ボタンに合わせます。

この状態で Spaceキー を押すと、キャンセルを実行します。
ちなみにデフォルトボタン(青いボタン。上の写真の例では「Save」ボタンがデフォルトボタンになります)を実行するには return or enter を押します。
この tabキー でのフォーカス移動は、別に「ダイアログ」に限った話ではなく、さまざまなアプリケーションの場面で使うことができます。
こんな風にボタンにもフォーカス移動できるようにするには、
システム環境設定 > キーボードとマウス > キーボードショートカット
にて、「フルキーボードアクセス」の「すべてのコントロール」にチェックします。

control+F7 でこの設定を変更できるようになっていますが、一度設定したら頻繁に変更することはないと思うので、ついでに、押し間違いによる誤動作を防ぐ為このショートカットキーを無効にしておくといいでしょう。

『tabとスペースキーで左クリックを代用できる (うむらうす)』でもこれを採り上げられています。
実はこれを読むまで Spaceキー で実行できるのを知りませんでした。
▶ ドラッグ&ドロップ でフォルダを選択する
Open•Saveダイアログに、Finderからフォルダをドラッグ&ドロップして、そのフォルダをダイアログ上に表示させることができます。
例えば、下のような場合に「アイコン」というフォルダに保存したいと思えば、それをダイアログ上にドラッグ&ドロップします。

すると、ダイアログで「アイコン」フォルダが表示された状態になります。

参考『ファイル保存、指定のオープンダイアログはFinderからフォルダをドロップすると便利 | Macの手書き説明書』
保存したいフォルダを既にFinderで表示していた場合などに、ドラッグ&ドロップすると便利です。
また、ダイアログで、不可視領域にあるアイテム、アプリケーションのパッケージ内のアイテムなどを選択したいときに、このドラッグ&ドロップする方法が役に立ちます。
(関連記事)
Open・Saveダイアログで不可視ファイルを表示する
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
trackback URL