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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 12

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Open· Saveダイアログ ではいろいろ操作できる
あらゆるアプリケーションで使うことの多い「Open•Saveダイアログ」においてのTipsです。

Open•Saveダイアログを開いてファイルの場所などを指定するときに「/」を入力すると、「フォルダの場所を入力」のダイアログが開いてパスを入力できるようになります。
090220osd1.gif
(ダイアログは「/」が入力された状態で開きます)

Finderと同じように shift+command+G のショートカットキーでも、このダイアログを出せますが、こちらの方がより簡単です。


UNIXパスでホームフォルダを表す省略記号の「~」を入力しても、同じように機能します。
090220osd2.gif
(ダイアログは「~」が入力された状態で開きます)


LaunchBar のことをいろいろ調べているうちに、『appling with wordpress » LaunchBar Tips ファイル操作』を見て、Open•SaveダイアログでのこのTipsを知りました。



Open•Saveダイアログでは、Finderと同じようなショートカットが使えたり、いろいろTipsが存在するので、他の機能もまとめてみようと思いましたが、三階ラボさんの『三階ラボ | ダイアログのショートカット』のエントリで、素晴らしく綺麗にまとめられていたので、そちらをご覧下さい。
(↓画像をちょっと拝借)
090220osd14.gif
(こんなに綺麗にまとめるには、ずいぶん時間かかっただろうな・・・)


ここのまとめにないものを採り上げると・・・



▶ 履歴の移動

ダイアログ内でブラウズしたフォルダの変遷履歴を
  • command+[ 戻る
  • command+] 進む
のショートカットキーで操作できます。(Finderと同じ)

これはダイアログの「◀」「▶」ボタンのショートカットです。
090220osd3.gif


さらに、フォルダ名が表示されるプルダウンメニューを開くと「最近使った場所」を選択することができます。
090220osd4.gif
(ダイアログ内でブラウズした履歴ではありません)





▶ 項目名の頭のアルファベットを入力して選択する

例えば、下のようにダイアログを開いているとします。
090220osd5.gif

この状態で「Components」フォルダを選択したければ、半角英数で「COM」とかキーボード入力します。

すると、「com」で始まる名前のところにフォーカスが移動します。
090220osd6.gif

※ダイアログ内でのフォーカスの位置に注意して実行しないと、うまく機能しません。特に「カラム表示」の場合。





▶ フォルダの上下階層を移動する

  • command+ 上の階層へ移動
  • command+ 下の階層へ移動
のショートカットキーが、Finderと同じように使えます。

例えば、下のようにホームフォルダを選択している状態だとします。
090220osd7.gif

これで command+ を入力すると、「ユーザ」(Users)フォルダを表示します。
090220osd8.gif

※カラム表示( command+3 )の場合は、フォルダを選択して で選択します。





tabキー でフォーカス移動して、Spaceキー で実行する

「キャンセル」「保存」「OK」ボタンなど、ダイアログで表示されるボタンや、チェックボックス、テキストフィールドなどの各要素は、キーボード操作でフォーカスを移動できます(一部設定による)。

フォーカス(ボタンなどの周囲が青くハイライトされている状態)は
  • tab 次の要素へフォーカスを移動する
  • shift+tab 前の要素へフォーカスを戻す

  • Space ハイライトされている要素を実行する

こんな風にキーボードで操作できます。

例えば、tabキー でフォーカスを移動して「Cancel」ボタンに合わせます。
090220osd9.jpg

この状態で Spaceキー を押すと、キャンセルを実行します。


ちなみにデフォルトボタン(青いボタン。上の写真の例では「Save」ボタンがデフォルトボタンになります)を実行するには return or enter を押します。




この tabキー でのフォーカス移動は、別に「ダイアログ」に限った話ではなく、さまざまなアプリケーションの場面で使うことができます。

こんな風にボタンにもフォーカス移動できるようにするには、
システム環境設定キーボードとマウスキーボードショートカット
にて、「フルキーボードアクセス」の「すべてのコントロール」にチェックします。
090220osd10.gif

control+F7 でこの設定を変更できるようになっていますが、一度設定したら頻繁に変更することはないと思うので、ついでに、押し間違いによる誤動作を防ぐ為このショートカットキーを無効にしておくといいでしょう。
090220osd11.gif



tabとスペースキーで左クリックを代用できる (うむらうす)』でもこれを採り上げられています。
実はこれを読むまで Spaceキー で実行できるのを知りませんでした。





▶ ドラッグ&ドロップ でフォルダを選択する

Open•Saveダイアログに、Finderからフォルダをドラッグ&ドロップして、そのフォルダをダイアログ上に表示させることができます。

例えば、下のような場合に「アイコン」というフォルダに保存したいと思えば、それをダイアログ上にドラッグ&ドロップします。
090220osd12.gif

すると、ダイアログで「アイコン」フォルダが表示された状態になります。
090220osd13.gif

参考『ファイル保存、指定のオープンダイアログはFinderからフォルダをドロップすると便利 | Macの手書き説明書

保存したいフォルダを既にFinderで表示していた場合などに、ドラッグ&ドロップすると便利です。

また、ダイアログで、不可視領域にあるアイテム、アプリケーションのパッケージ内のアイテムなどを選択したいときに、このドラッグ&ドロップする方法が役に立ちます




(関連記事)
Open・Saveダイアログで不可視ファイルを表示する

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