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SafariRefManage : Safariのリファラを管理・制御する
SIMBLプラグイン
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
Safariのリファラを管理・制御することができるSIMBLプラグイン「SafariRefManage」の紹介です。
【 リファラとは? 】 「リファラ(referrer)」というのは、リンク元のことで、よくアクセス解析などに使われています。 例えば「確認くん(VIA the UGTOP)」というサイトのリンクを貼ます。 このハイパーリンクからこのサイトへ移動すると「どこのURLから来たか」という項目は、「http://wakabamac.blog95.fc2.com/」などのウチのURLアドレスになっていると思います。 これがリファラです。 自分のdeliciousブックマークから、「確認くん」へと移動すると、下のようにリファラが表示されます。 ![]() |
【 SafariRefManage - 使い方 】
SafariRefManage はこのリファラを管理できるようにするプラグインです。
インストールすると、Safariメニューに「Manage Referrer」という項目が追加されます。

これを選択すると、下のようなウインドウが表示されてサイト登録、リファラの設定を行えます。
例えば「Add」ボタンで新規登録して、「URL Pattern」に確認くんのURL「http://www.ugtop.com/spill.shtml」を登録してみます。

「Referrer」の設定でリストから項目を選択します。
<Normal> の場合
普通にリファラを返します。
例えば、自分のdeliciousブックマークから、「確認くん」へと移動すると、下のようにリファラが表示されます。

<Block> の場合
リファラをブロックして返しません。
確認くんでリファラを見ても「(none)」と表示されます。

<Forge> の場合
アクセス先のルートドメインを、リファラとして返します。
確認くん「http://www.ugtop.com/spill.shtml」であれば、
「http://www.ugtop.com/」をリファラとします。

<Custom> の場合
リファラを自分で設定できます。
例えば下のように「http://www.hoge.com/」と設定します。

これで確認くんのリファラを見てみると、設定した「http://www.hoge.com/」がリファラとなります。

【 SafariRefManage - 使用例 】
リファラを制御して、いったいどういった場合に使うのかというと、例えばFC2ブログではアップロードした画像などは、サーバー負荷軽減の為なのかFC2以外からのリファラでの直接のリンクをブロックする仕様になっています。
Google Reader などで自分のブログを見ると、画像が「?」マークになって表示されないことがあります。

そこで SafariRefManage を使ってリファラをコントロールしてみます。
URL Pattern - http://blog-imgs-*.fc2.com/*
Referrer - <Custom> - http://*.blog*.fc2.com/
と設定します。

※ワイルドカードが使えます。「*」は任意の長さの任意の文字を表します。
(上の画像をアップロードしてから思ったけど、カスタムのリファラの設定はこれでいいのかな?とちょっと疑問・・・。ワイルドカードを使っていいものやら?でもGoogleReaderとかで画像読み込みできるので、あまり深く考えないようにします・・・。)
('09/03/18追記)
コメントで作者さんから指摘頂きました。
Referrer の <Custom> で設定するURLにワイルドカードは使えません。
従って上記のFC2に対してのリファラのURLではまずいのですが、「Google Reader にFC2ブログの画像ファイルを読み込む」という目的は達成されてしまいます。
僕はいいかげんなのでこのまま使ってるけど、気になる人は直した方がいいでしょう。
(追記おわり)
これで Google Reader を開いて見ると、FC2ブログの画像もちゃんと読み込めます。

livedoorReader などでもFC2ブログに対して同様の効果が得られます。
参考 : Safariでリファラを管理するためのSIMBLプラグイン『SafariRefManage』 | Macの手書き説明書
【 SafariRefManage - インストール 】
まず、SIMBL をインストールします。
そしてダウンロードした「SafariRefManage.bundle」ファイルを下記の場所に保存します。
(個別ユーザで使用する場合)
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/SIMBL/Plugins/
(すべてのユーザで使用する場合)
/Library/Application Support/SIMBL/Plugins/
Safariを起動中であれば、再起動後にプラグインが有効になります。
('09/02/21追記)
「SafariRefManage」を使用していると、Safariで動画を開いたりするときに、稀にクラッシュすることがあります。
「SafariRefManage が原因です」みたいなことがレポートで表示されます。
ですから自己責任において、使用して下さい。
書き忘れてました。
(追記おわり)
この記事では SafariRefManage 0.2.5 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : BONNOH FRACTION 13
Download page : SafariRefManage – Uzume Project – Trac
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それで、動画を見てる際に生じたクラッシュのログや、URLなどを教えて頂けるでしょうか?^^;
あと、関係ないとは思いますが、Referrer の Custom の設定にはワイルドカードは使えません。
詳しくは RefControl の Variables のところを参照してください。
http://www.stardrifter.org/refcontrol/variables.html
SafariRefManage を便利に使わさせて頂いております。
>それで、動画を見てる際に生じたクラッシュのログや、URLなどを教えて頂けるでしょうか?^^;
スミマセン・・・。
クラッシュログは、OnyX(メンテナンスソフト)で削除してしまいました。
URLは「はてなブックマーク」の人気記事を流し読みしていたときだったと思うので?、さっぱり覚えていません。
もし、またクラッシュしたら、そのときはログとURLをお送りします。
>関係ないとは思いますが、Referrer の Custom の設定にはワイルドカードは使えません。
ブログを書いているときに、なんかおかしくないかな?とは思ったのですが、「FC2ブログの画像をGoogle Readerで読み込む」目的は達成されたので、そのまま放置プレイでした。
また訂正しておきます。
どうも、ありがとうございます。
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