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LaunchBar : コマンド入力ランチャ+多機能ユーティリティ
OS10.4以上(UB)
シェアウェア Single License €24, Family License €39, Update €9
LaunchBar には任意の検索エンジンを使って検索できるように
「Search Templates」というものがあります。
例えば「GJ」とか入力して、Google Japan の Search Template を呼び出します。

これで Space を押して、検索語句を入力し return。
WebブラウザでGoogleでの検索結果のページを表示します。

同じ要領で「Wikipedia」などの検索エンジンも使えます。

Search Templates は 予めいくつかの検索エンジンが登録されており、それは Index( option+command+I(アイ) )に登録されています。

「Search Templates (UTF-8)」「Search Templates (ISO Latin 1)」という2つの Index Rule がデフォルトで登録されています。
Google Japan、Wikipedia Japan、YouTube、Apple Developer Connection などの検索エンジンがデフォルトで登録されています。
デフォルト設定では基本的に英語サイトが主なので、使わない検索エンジンのチェックを外しておいた方が使い易くなります。
【 LaunchBar - Search Templates - 新規検索エンジンの登録方法 】
(例1)Mac onlineware search の登録
例えば、うむらうすのharuさんが作った「Mac onlineware search」を登録してみます。
まずはその検索サイトのテキストエンコーディングを調べます。
調べ方の方法はいろいろありますが、Webブラウザでそのサイトの「ソース」を表示すると、たいてい
<head>
から </head>
の間に、charset=○○○
と表記されています。
ですから「Mac onlineware search」のテキストエンコーディングは、「UTF-8」ということが分かります。
次に LaunchBar の Index を開いて、検索クエリを入力します。
ここの「Search Templates (UTF-8)」を選択し、下の「Add...」ボタンで
「New Search Template」という項目が追加されます。

ここに「Mac onlineware search」の情報を入力していきます。
Name : Mac onlineware search(適当な名前でOK) Details : http://www.google.com/cse?cx=012261539793648953536:amxtz7vcqso&cof=FORID:0&q=* |
上記のように項目を入力して、左端のチェックされていることを確認します。

これで LaunchBar から「Mac onlineware search」での検索ができるようになります。

(例2)IT用語辞典 e-Words の登録
他にも「IT用語辞典 e-Words」を登録してみます。
「e-Words」のテキストエンコーディングは「shift JIS」なので、デフォルト登録のサーチテンプレートは使えないので、新たに追加します。
Indexウインドウの「+」ボタンで「Empty List of Search Templates」を選択して「Custom Search Templates」を追加します。

ここの右ペインの「Options」タブを開き、URL Text Encording を「Japanese (Shift JIS)」にします。

Custom Search Templates の名称も、分かり易いように「Search Templates (Shift JIS)」とかに変更しておいた方がいいです。
あとは「Index」タブにて、名前と検索クエリを入力します。
Name : e-Words(適当な名前でOK) Details : http://e-words.jp/?w=* |

これで「IT用語辞典 e-Words」の検索を LaunchBar からできるようになります。
検索用のURLの調べ方
サーチテンプレートを登録するときの検索用のURLは、一概には言えませんが、次の方法で見つけ出すことができます。
例えばウチのブログの検索で「*」というキーワードで検索すると、
検索結果のページのURLは
http://wakabamac.blog95.fc2.com/?q=* |
このURLアドレスをサーチテンプレートの検索用のURLとして登録します。
こんな風に、なにかキーワードを検索したときのURL+「*」とすればOKです。
(※すべての検索エンジンでこの方法ができる訳ではありません)
「*」は任意の長さの任意の文字を表すワイルドカードです。
「*」の代わりに「%s」を使ってもOKです。
(例3)delicious の登録
自分のdeliciousブックマークのタグ検索のサーチテンプレートを作る場合、
UTF-8で
Name : My delicious Tag(適当な名前でOK) Details : http://delicious.com/deliciousのUserName/* |
Choosy や日本語URLを扱えないWebブラウザを使用している人は、『LaunchBar で delicious タグ検索 (感じ通信)』のように検索用のURLを
http://del.icio.us/deliciousのUserName/?addtag=*&addtagSubmit=
として下さい。
自分のブックマーク内をキーワードで検索する(タイトルやノートを含めて検索する)場合は、下のようにUTF-8で登録します。
Name : My delicious Word(適当な名前でOK) Details : http://delicious.com/search?p=*&u=deliciousのUserName&chk=&context=userposts&fr=del_icio_us&lc=1 |
検索エンジンの仕様によっては、検索用のURLの頭に「post-」と付けて登録してもOKな場合もあります。
例えば、deliciousブックマーク全体から検索する場合のURLを
post-http://delicious.com/search?p=* |
上記URLの代わりに普通に
http://delicious.com/search?p=*&u=&chk=&context=all&fr=del_icio_us&lc=0 |
検索用のURLに「post-」と付ける場面は、少なそうです。
(例4)ヘルプビューア の登録
UTF-8 で下のように登録すれば、LaunchBar からヘルプビューアでの検索ができるようになります。
Name : Help Search(適当な名前でOK) Details : help:search=* |

【 LaunchBar - Search Templates - 検索エンジンの登録例 】
僕が登録した検索エンジンの例を採り上げてみます。
そのサイトの仕様変更によって、URLが変わることがあるので、そのときは修正して下さい。(以前にQuicksilver、Butler、SafariStandなどで使ったURLもサイトの仕様変更で使えなくなっているものも多い)
Macオンラインウェア検索 : UTF-8
http://www.google.com/cse?cx=012261539793648953536:amxtz7vcqso&cof=FORID:0&q=*
MacUpdate : UTF-8
http://www.macupdate.com/search.php?keywords=*
(※MacUpdateの仕様変更によってデフォルト設定の検索用URLは、現在のところ使えなくなっています。)
iusethis : UTF-8
http://osx.iusethis.com/search?q=*
IT用語辞典 e-Words : Shift JIS
http://e-words.jp/?w=*
Apple - サポート : UTF-8
http://support.apple.com/kb/index?page=search&src=support_site.home&locale=ja_JP&q=*
Google Map(日本語) : UTF-8
http://maps.google.co.jp/maps?q=*
Mapion - 住所検索 : EUC
http://www.mapion.co.jp/c/f?p=1&uc=7&mx=999&vp=20&grp=all&oi=admi3code&ob=1&find=*
Amazon.co.jp : Shift JIS
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=*&Go.x=0&Go.y=0&Go=Go
kakaku.com(価格.com) : Shift JIS
http://search.kakaku.com/ksearch/search.aspx?query=*&search.x=0&search.y=0
goo辞書 英和辞典 : EUC
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?kind=ej&kwassist=0&mode=0&MT=*
goo辞書 和英辞典 : EUC
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?kind=je&kwassist=0&mode=0&MT=*
goo辞書 国語辞典 : EUC
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?kind=jn&kwassist=0&mode=0&MT=*
excite 翻訳 日→英 : Shift JIS
http://www.excite.co.jp/world/english/?before=*&wb_lp=JAEN
excite 翻訳 英→日 : Shift JIS
http://www.excite.co.jp/world/english/?before=*&wb_lp=ENJA
Help Search(ヘルプビューアで検索): UTF-8
help:search=*
YubNub : UTF-8
http://yubnub.org/parser/parse?command=*
(YubNubを登録しても、なんだか2度手間・・・)
【 LaunchBar - Search Templates - キーワードを選んでから検索する 】
上記の説明では、LaunchBar で先に検索エンジンを選択してキーワードを入力するという順番でしたが、その逆のパターンも可能です。
Instant Send などで、アプリケーション上のキーワードを LaunchBar に送ります。

これで登録したサーチテンプレートを呼び出します。
例として excite 翻訳 を呼び出します。

これを実行すると、Webブラウザで excite翻訳の結果ページを表示します。

Instant Send を使わずに、tab で送ると、有効なサーチテンプレートの一覧が表示されて便利です。

このエントリでのまとめ
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この記事では LaunchBar 5 beta 5 (632) を使用しています。
(※ '09/03/01まではベータ版がフリーで使用できます)
(ダウンロードリンク)
Site top page : Objective Development
Download page : LaunchBar 5 Beta
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LaunchBar
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