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Folder Splitter : たくさんのファイルを指定容量の複数フォルダに振り分け
OS10.3以上(UB)
フリーウェア
たくさんのファイルを指定容量の複数フォルダに振り分けたり、複数のフォルダに存在するアイテムを1つのフォルダにまとめることができる「Folder Splitter」の紹介です。
CDやDVDに、貯め込んだたくさんのファイルを保存するときなどに便利に使えます。
まず最初にモードを選択します。
起動時のダイアログか、ツールバーで
・「Folder Splitter」複数のフォルダに振り分け
・「Folder Unsplitter」複数のフォルダ内のアイテムを1つのフォルダに統合
のどちらかを選択します。

【 Folder Splitter - 1つのフォルダから指定容量で複数フォルダへ振り分け 】
「Folder Splitter」モードでは、1つのフォルダに存在するアイテムを指定容量(指定数)で複数のフォルダへ振り分けることができます。

各項目にマウスオーバーすると、英語だけど「Help」に説明文が表示される親切な設計になっています。
まず、「Source Folder」(元のフォルダ)と「Destination Location」(小分けにしたフォルダを保存するフォルダ)を「Select...」ボタンか、フォルダをドラッグ&ドロップして設定します。

※なぜだか僕の環境では「Destination Location」に指定したフォルダ内に、なにかアイテムが存在すると実行できません。空のフォルダを選択します。
次に「Destination Folders:」でアイテムを小分けする際の条件を指定します。

「Maximum Size」は小分けしたフォルダの最大容量を MB で指定します。
「Maximum Number」は小分けしたフォルダに保存されるアイテムの最大数。容量だけ指定したいときはチェックを外しておきます。
「Split Mode」は各フォルダへ小分けするときに、アイテムを複製するか、移動するか、を選択します。

「Special Files」は「.DS_Store」「.icon」、他の不可視ファイル、エイリアスも対象に加えるかを選択します。

「Sorting」は各フォルダへアイテムを小分けするときのアイテムの順番を設定します。

「Keep Files Alphabetically Sorted」はアルファベット順にアイテムを小分けします。
「Minimize the Number of Destination Folders」はランダムに小分けして、小分けするフォルダの容量をできるだけ指定容量に近づけようとします。
「Log File」は実行した内容のログをテキストファイルとして保存します。
これらを設定して、「Start Splitting」をクリックするとプロセスを開始します。実行中はプログレスバーで進捗状況を確認できます。

実行前に「Preview」にチェックを入れていると、フォルダを小分けする前にどういう具合に振り分けるのかを確認できます。

終了すると、どのファイルを移動(複製)しなかったのかなどの実行内容を表示します。

Finderで小分けされた各フォルダを見てみると、こんな感じです。これを使えば貯め込んだファイルをCDやDVDに焼くのに便利です。

【 Folder Unsplitter - 複数のフォルダのアイテムを1つのフォルダへ統合 】
「Folder Unsplitter」モードでは、複数のフォルダにあるアイテム(ファイル・フォルダ)を1つのフォルダへ統合することができます。

使い方は「Folder Splitter」モードと大して変わりません。

「Source Folder」に元になる複数のフォルダを「Select...」かドラッグ&ドロップして設定します。
「Destination Folder」に保存先となるフォルダを設定します。
実行すると「Source Folder」の中にあるアイテム(ファイル・フォルダ)が、「Destination Folder」に複製(移動)されます。
「When Duplicates are found:」(重複ファイルが見つかったとき)というメニューもありますが、この機能はよくわかりません。

「Ask」に設定していても、重複する同名のファイルがあった場合でも、自動的に重複分のアイテム削除されています?。
(「Automatic File/Folder Rename:」を「none」にしている場合)
元のフォルダ群の中に同名の、例えば「フォルダA」が複数存在した場合、統合後は「フォルダA」が1つになり、それぞれ元の「フォルダA」に存在したアイテムが1カ所にまとめられています。
なぜだか、「.DS_Store」のみが重複することだけを警告されます。
「Automatic File/Folder Rename:」は重複アイテムが存在した場合にどういう具合にリネームするかを設定します。
「Set...」ボタンでダイアログを表示し、どれかを選択します。

例えば「SourceFolder Name」を選択すると、元の「folder_A」「folder_B」に「hoge.txt」という同名ファイルが存在したとき、統合後には「folder_A-hoge.txt」「folder_B-hoge.txt」という具合にリネームして2つのファイルを存在させるようにします。
2・3個のフォルダの内容を1つのフォルダへ統合するくらいのものであれば、Finder上でドラッグ&ドロップして移動すればいいことですが、何十個というフォルダから統合するときには「Folder Unsplitter」を使うと便利です。
この記事では Folder Splitter 0.9b9 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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Download page : Folder Splitter 0.9b9 - MacUpdate
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