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Choreographer : 画像ファイルを3Dの動きを付けたgifアニメーションに書き出す
OS10.4.11以上(UB)
フリーウェア
画像ファイルを3Dの動きを付けたgifアニメーションに書き出すソフト「Choreographer」の紹介です。
使い方はまず最初に、「controller」ウインドウで「正面」か「背面」タブを開いておいて、元になる画像ファイルをドラッグ&ドロップします。

ドラッグ&ドロップする前に、その画像ファイルの属性を「正面」「背面」タブで設定しておきます。
次に「調整」タブで画像の大きさを調整します。

「動き」タブでは、アニメーションの動きをプルダウンリストから選択できるようになっています。

「プレビュー」ボタンで実際の動きを確認できます。
「環境設定」でGIFアニメーションの作成に関わる設定を行います。
詳細は「ReadMe」に書いてあります。

最後に「作成」ボタンで、ファイル名・保存場所を指定して、GIFファイルを書き出します。

(動きを「ふわふわ」で作ったもの)
最初に画像ファイルをドラッグ&ドロップするときに、「正面」「背面」タブの補足説明をすると、作り出す「動き」には「回転」や「でんでん太鼓」など背面を表示するものがあり、背面用の別の画像を設定することができます。
例えば「正面」タブで「背面のイメージを鏡像で自動作成する」のチェックを外してからドラッグ&ドロップし、さらに「背面」タブで別の画像をドラッグ&ドロップします。

(上の例では左右反転させたものを使っていますが、反転させなくてもOK。させなくても同じものが作られるので意味がなかった。)
こんな設定で「動き」を「回転 (正面で一旦停止)」でGIFアニメーションを作ってみました。

マスク付きの画像を使う場合は、下のように左側に普通の画像、右側にマスク部分以外を黒で塗りつぶした1つの画像ファイルを用意します。
![]() |
これを「マスク付きの画像である」にチェックしてから、そのファイルをウインドウにドラッグ&ドロップします。

すると、マスクされた状態で画像が表示されるので、後は普通に設定するだけです。
Choreographer は、スクリプトを追加することによってアニメーションの「動き」を追加できます。
スクリプトは Choreographer のダウンロードページから、別途ダウンロードしてインストールします。
例えばフィギアスケートの動きを模した「figure」は、Finderで Choreographer 本体を右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択して開き、「97-figure.rbs」ファイルを
Choreographer.app/Contents/Resources/MotionScripts/
の場所に保存します。
これで Choreographer を起動すると「動き」に「フィギアスケート」という項目が追加されます。
作られたGIFアニメーションは、110フレームもあって複雑な動きをします。
サンプルを別ウインドウで開く
こんな風に、Choreographer は、GIFアニメーションのフレーム1コマ1コマずつの画像を用意しなくても、簡単にアニメーション画像が作れるおもしろいソフトです。
この記事では Choreographer 1.2.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Pencil Software
Download page : Choreographer
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