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Slimtool : UniversalBinaryアプリのPPC・Intel 使わないの方のリソースを削除
OS10.5以上(UB)
ドネーションウェア
soundscape outさんの『Slimtool - soundscape out』で知った、Universal Binary アプリケーションのPPC・Intel 使わないの方のリソースを削除してスリム化する「Slimtool」の紹介です。
起動すると、下のようなウインドウが表示されるので、ここに「Universal Binary」アプリケーションをドラッグ&ドロップします。

右下の「Intel」マークのところは、自分が使っているMacが、Intel Mac なのか、PowerPC なのかを判別して表示されます。
MacのCPUが Intel なら、Universal Binary の PPC 部分のリソースを削除、
MacのCPUが PowerPC なら、Universal Binary の Intel 部分のリソースを削除します。
試しに Universal Binary で容量が67.6MB のアプリ「Flickr Uploadr」の複製を作って、Slimtool にドラッグ&ドロップしてみます。

※この時点ではまだ「スリム化」されません。
これで、ツールバーの「Slim」ボタンをクリックすると、スリム化作業を開始します。
(この際にダイアログで管理者ユーザのパスワード入力が求められます)
Finderの「情報を見る」で元のものと比べてみると・・・

元が 67.6MB の容量であったのに対して、スリム化後は 36.3MB までサイズダウンしています。半分近くまでスリム化しました。
アプリケーションによって、この辺りの割合は違ってくると思います。
Universal Binary をスリム化すると不具合の出るアプリケーションも存在します。
ツールバーの「BlackList」ボタンをクリックすると、ブラックリストの一覧ウインドウが表示されます。

ここにリストされているものは、Slimtool でスリム化できないようになっています。自分でブラックリストを追加することもできます。
ただ、Leopardの環境に合わせて作られたリストで、ちょっと古い。
当然ながらブラックリストに載ってないアプリケーションでも不具合の出る可能性はあるので、自己責任において使用して下さい。
スリム化する前に、バックアップをとってからやるのがいいでしょう。
しかしやり過ぎると、スリム化+バックアップで返って容量を増やし兼ねない悪循環に至る可能性も・・・。
この記事では version 1.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Slimtool - the free Mac OS X Universal Binary slimmer
Download page : Slimtool - the free Mac OS X Universal Binary slimmer - Download
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