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SpotInside : Spotlightより細やかな条件検索ができ内容をプレビューできる
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
Spotlightより細やかな条件検索ができて、内容をプレビューしキーワードをハイライト表示できる検索ツール「SpotInside」の紹介です。

また、SpotInside は、(Spotlightコメントを利用した)「タグ」でファイルを検索したり、ファイルにタグを付けることもできます。
【 SpotInside で検索する 】
SpotInside で検索する前の準備として、よく検索するフォルダなんかを SpotInside の「Source」欄にドラッグ&ドロップして、登録しておきます。

Finderで作成したスマートフォルダも同様に、ドラッグ&ドロップして登録できます。
歯車メニューから「グループ」を作ったり、登録したものを削除したりできます。

グループを指定して検索すると、そのグループ内の複数のフォルダを検索範囲として、検索することができます。
ここで登録した各Sourceのフォルダ・グループ、もしくは「Computer」を指定し、検索対象の範囲を指定してから、テキストフィールドにキーワードを入力して検索します。

「AND」「OR」「NOT」(大文字で入力)で単語をつなぐと論理演算検索します。
上記の例では「Spotlight」と「mdimporter」というキーワードを両方とも含み、「thread」を含まないものを、検索します。
空白でキーワードを区切っても、AND検索にはなりません。
さらに「パス名で絞り込み」に入力すると、検索結果をそのパス名を含むものに限定しフィルタリングします。
上記では「data」とパス名フィルタリングしたので
~/Library/Application Support/MacNote3/Note Data/
~/Library/Caches/Metadata/com.scifihifi.Cocoalicious/
/Volumes/DATA/Leopard DATA/Downloads/
という具合に、パスに「data」というキーワードを含むものだけに限定されます。
検索結果はリストで表示され、それを選択すると下側にプレビュー表示されます。

command+G でハイライトされた検索キーワードの箇所へ次々とジャンプして行きます。
また、ウインドウ下に便利な各ボタンが用意されています。
「Google」はWebブラウザで、そのキーワードでGoogle検索します。
「Finder」は、選択しているファイルをFinderで表示します。
「開く」は、選択しているファイルをデフォルトアプリケーションで開きます。
左下の「Flow」ボタンで CoverFlowで表示します。
(FInderのCoverFlowと違って、CoverFlow内でのサムネイル表示はできないようです。)

Space を押すと、SpotInside のウインドウ上で、そのファイルをプレビューします。
環境設定( command+, )> 表示タブ
で、SpotInside のウインドウを「縦分割」に設定することもできます。

(設定変更後の新規ブラウザを開いたときから反映されます)
好みもあると思うけど、僕はこちらの縦分割の方が見易いです。
【 SpotInside - クエリ 】
クエリのフォーマットを編集することができます。
SpotInside のブラウザウインドウで「フォーマット」のところで編集することができます。「%@」が検索キーワードに置き換わり、クエリとなります。

(「クエリ」自体は編集不可)
「Source に追加」を実行すると、そのクエリが「Source」に保存され、次回に同じキーワード・クエリの設定で素早く検索できます。
デフォルトのクエリの型は、環境設定の「Source」タブで設定できます。

(まあ僕のスキルレベルでは、独自にクエリの型を設定することなんて、できないんだけど・・・)
【 SpotInside でタグ検索する、タグを付ける 】
TagBot や Punakea といった、Spotlightコメントを利用した「タグ」付けアプリケーションで、ファイルに付けたタグを検索することができます。
ブラウザウインドウ左下の「Tag」ボタンをクリックすると、「Tags」欄がスライドして開きます。

ここに、タグをキーボード入力して return で、テキストからタグボタンに変わります。
そのタグボタンを選択すると、リストにそのタグの付いたファイルを表示します。

リストの「TagBot」欄には、そのファイルに付いた「タグ」を表示します。
SpotInside で複数のタグを選択したときには、「OR」「AND」どちらかのボタンを選択します。
「OR」は、選択しているタグ(ボタン)がどれか1つでも含まれるファイルすべてをリストに表示します。
「AND」は、選択しているタグ(ボタン)がすべて含まれるファイルをリストに表示します。
また、SpotInside 上で「タグ」を付けることができます。
Finderや、SpotInside の検索結果リストから、ファイルを「Tags」欄にドラッグ&ドロップします。

すると下のようなダイアログが表示されるので、そのファイルに付けたいタグを選択(もしくはテキスト入力して新たに「タグ」を作る)して実行します。

「Additional Comments」にテキストを入力しておくと、タグ以外に普通のSpotlightコメントを残すことができます。
このファイルのSpotlightコメントを見てみると、下のようになっています。

この「タグ」のフォーマットは、環境設定の「タブ」で設定できるようになっています。

ここの設定を調整することで、Spotlightコメントを「タグ」として利用する、さまざまなアプリケーションに対応できると思います。
この記事では SpotInside 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Oneriver Software
Download page : SpotInside
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一つ質問なのですが、このタグ付けはOpenMetaを用いたタグ付けなのでしょうか?
SpotInside は、Spotlightコメントを「タグ」として利用しているので、OpenMetaは関係ないですね。
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