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TinkerTool : Macの隠し機能を利用できるようにカスタマイズする
OS10.3以上(UB)
フリーウェア、日本語対応
Macの様々な隠し機能を利用できるようにカスタマイズする「TinkerTool」の紹介です。
日本語にも対応していて、その点では安心して使えます。
ターミナルで「
defaults write ○○○
」とかを実行して行くよりも、GUIで簡単にカスタマイズできます。Finder
「Finder」タブでは、Finderに関する隠し機能を設定できます。

例えば、「Finder メニューに "終了" 項目を追加する」にチェックを入れて、Finderを再起動すると、メニューに終了項目が追加されます。

何かと便利だけど command + Q で不意に終了してしまうので注意。
Dock
「Dock」タブでは、Dockに関する隠し機能を設定できます。

例えば、Dockの配置を「終了点」に設定すると、Dockを下に表示している場合は右下に寄った形で表示されるようになります。

一般
「一般」タブでは、スクロールアローの位置などの設定ができます。

例えば、標準の ⇧ ⌘ 3 、⇧ ⌘ 4 で撮影できるスクリーンショットの保存ファイル形式や、保存場所をデスクトップから違う場所に指定することもできます。
アプリケーション
「アプリケーション」タブでは、特定のアプリの設定や、クラッシュしたときの行動などを設定することができます。

例えば、「光ディスクドライブ : メニューバーに取り出しボタンを追加する」にチェックしてSystemUIServer(メニューバー)を更新すると、Ejectボタンが追加され、DVDやCDなどを簡単に取り出せます。

また、「ターミナル : マウスカーソルで自動的に手前に表示する」にチェックすると、ターミナルで複数ウインドウを開いているときに、マウスポインタを持って行くだけで、そのウインドウがアクティブになります。

(後ろのウインドウにマウスポインタを持って行くと、そのウインドウがアクティブになるところ)
Leopard
「Leopard」タブではOS10.5から変更された機能などについての設定ができます。

例えば、「ヘルプビューア : ヘルプウインドウを背面へ移動できるようにする」にチェックすると、Leopardから常に最前面に表示されてかなり使い勝手の悪かった「ヘルプビューア」のウインドウが、背面にも表示できるようになります。

絶対こっちの方が使い易い。
フォント
「フォント」タブではシステムで使うフォントの種類・サイズを変更できるようになります。

滑らかな文字
このタブでは、システムで使われる文字の指定ポイント以下でのアンチエイリアス処理を禁止します。

システム環境設定の「アピアランス」パネルでも同様の設定がありますが、TinkerToolではもっと多くの種類のポイントサイズを選択できます。
ログイン項目
このタブではログイン項目を管理することができます。

Safari
このタブでは「Safari」に関する設定をできます。

Safariで「開発
('08/09/26追記)
コメントで誤りを指摘下さったので、ついでに「Debug」メニューの表示の仕方も書いておきます。
ターミナルで下記のコマンドを実行してSafariを再起動すれば有効になります。
(Safari2の場合)
defaults write com.apple.Safari IncludeDebugMenu -bool yes
(Safari3の場合)
defaults write com.apple.Safari IncludeInternalDebugMenu -bool yes
元に戻す場合は、最後の「
yse
」を「no
」にして実行します。『使えるdefaultsを書き込め - Safari』より
(追記おわり)
リセット
このタブでは TinkerTool で設定した事項をリセットして元に戻すことができます。

「TinkerTool を使用する前の状態」を選択すれば、言葉の通り TinkerTool で設定したことをリセットできます。ターミナルで「defaults write ○○」とか、他のカスタマイズソフトなどで設定した内容は残ります。
「標準」は元々の状態に戻ります。
この記事では TinkerTool 3.91 (Build 080917) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Marcel Bresink Software-Systeme
Project page : TinkerTool: Description
Download page : TinkerTool: Download
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念のため、Safari 3.1以降でDebug メニューを出すコマンドを書いておきます。
dafaults write com.apple.Safari IncludeInternalDebugMenu -bool true
おっしゃる通り、「Debug」メニューと「開発」メニューを混同していました。
失礼しました。
間違いを指摘してくれた人に対して失礼なのですが、Debugメニューを有効にするコマンドの最後は、「true」じゃなくて、「yes」ですね。
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