1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-595.html

CLIX : コマンドラインをまとめてファイルに保存して実行もできる
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
UNIXのコマンドラインをまとめてファイルに保存して、それの実行もできる
「CLIX」の紹介です。

CLIX をダウンロードすると、ディスクイメージの中にサンプルとして拡張子「.clix」のファイルがあります。
「CLIX Command Files」フォルダの中にTiger用とLeopard用があります。
例えば、この中の「echo.clix」ファイルをダブルクリックすると、CLIX でそのファイルを開きます。

この中の「Echo PATH」をダブルクリックすると、下のようなダイアログが開いて詳細が表示されています。

これで「Run」ボタンをクリックすると
echo $PATH
のコマンドラインを実行し、黒っぽいところにその結果が表示されます。(「
open -a Safari
」 などの場合は、それを実行するので、黒い部分には何も表示されません。)もちろん、自分でよく使うコマンドをまとめてclixファイルにして保存しておくこともできます。
command+N で新規ファイルを開き、command+S で適当なファイル名(拡張子「.clix」を付けて)で保存します。

Editメニュー > Add...( option+command+return )
で新規コマンドを作成します。
例えば、日/週/月ごとのメンテナンススクリプトをまとめて実行するコマンド
sudo periodic daily weekly monthly
を登録してみます。
タイトル・カテゴリ・説明文のところは、自分のわかりやすいように入力しておくといいでしょう。
これで「Save」ボタンをクリックして、コマンドを登録します。
コマンドを登録したら、command+S でclixファイルを上書き保存しておくといいでしょう。
このコマンドに関してはルート権限が必要なので、実行前に
Editメニュー > Sudo...( option+command+P )
を実行してパスワードを入力します。

1度ルートにしたら、CLIX を終了するまでそのままのようです。
※あまりよくわからない人は、むやみやたらにルートにして「
sudo
」の付いたコマンドなどは実行しない方がいいです。(そういう自分もよくわってないんだけど・・・)
他にも僕が登録したメンテナンス用のコマンドの例をいくつか・・・
▶ デイリーメンテナンススクリプトの実行
sudo periodic daily
▶ ウィークリーメンテナンススクリプトの実行
sudo periodic weekly
▶ マンスリーメンテナンススクリプトの実行
sudo periodic monthly
▶ メンテナンススクリプトの最後の実行日時を調べる
ls -al /var/log/*.out
▶ Dashboardのキャッシュを削除
rm -rf ~/Library/Caches/DashboardClient/*
(参考 : Release Memory2)この記事では CLIX 1.8 (1.8.1g) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Rixstep ― Software for IT Professionals
Download page : 'The #1 Power Tool for OS X' - iCreate Magazine
▽同じ「タグ」が付いた関連記事