1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-590.html

Senebier : アクティブなウインドウをホットキーでスイッチする
OS10.4.8以上(UB)
フリーウェア
アクティブなウインドウをホットキーでスイッチしたり、最近使ったアプリケーション・書類、最近訪れたサイトを表示する便利なソフト「Senebier」の紹介です。
同じようなソフトで「Witch」(シェアウェアになった)がありますが、Senebier は Witch よりも使い易いです。
使用する前にまず、システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックします。
(※これにチェックを入れないと Senebier は機能しません)

【 Senebier - Senebierリスト 】
option+tab(デフォルト設定)を押すと、画面中央にフローティングウインドウで、現在開いているアプリケーションのウインドウの一覧を表示します。

option を押したまま、
・↓ or tab フォーカスを下に移動
・↑ or shift+tab フォーカスを上に移動
・esc キャンセル
・マウスで選択
によって操作します。
選択しているウインドウは青いガイドラインで示されるので、後ろに隠れているウインドウも把握し易いです。

(Spaces の別のスペースのウインドウも表示される)
フォーカスを移動しウインドウを選択して option を離すとそのウインドウが最前面になります。

optionキー を押したまま、どれかのウインドウにフォーカスを当てて
・H 他のウインドウを含めてアプリケーションを隠す
・M そのウインドウをDockに収納する
・C そのウインドウを閉じる
といった操作もできます。
マウスで右クリック(control+クリック)し、コンテキストメニューからでも操作できます。

Senebier を終了するときは、このコンテキストメニューから行います。
Senebier はウインドウだけでなく、「最近使ったアプリケーション」「最近使った書類」「最近訪れたサイト」をも表示して、それを実行することができます。
optionキー を押して、リスト一覧を表示させたときに ← or → で、それらを巡回できます。
「最近訪れたサイト」

( optionキー を押したまま U を押しても表示される )
「最近使ったアプリケーション」

( optionキー を押したまま A を押しても表示される )
「最近使った書類」

( optionキー を押したまま D を押しても表示される )
この他にも optionキー を押したまま
・W を押してウインドウリスト
・P を押して環境設定パネル
を表示させることができます。
【 Senebier - アシストフレーム 】
command+shift+Space (デフォルト設定)を押すことによって、ウインドウをカーソルで移動できるようにするアシストフレームモードになります。
まず、command+shift+Space でアシストフレームモードにします。
最前面のウインドウ以外はスモークされたグリッドで表示されます。

これでカーソルキーでフレームを動かします。

フレームを移動するときに修飾キーを押すと下のようになります。
・command すばやく移動
・shift ゆっくり移動
・option 画面端までジャンプ
return で確定すると、その場所にウインドウが移動します。

【 Senebier - ガジェットランチャ 】
Senebier にはおもしろいランチャ機能も備わっています。
option+tab で Senebierリストを表示させた状態で、Space を押すと下のように、「アプリケーション」「ユーティリティ」フォルダ内にあるアイテムが、デスクトップ上に散りばめられます。

(Senebierリストからでなくとも option+shift+Space でもこの状態になる)
画面上のどこかをクリックすると、キャンセルできます。
これでテキストフィールドに文字入力すると、インクリメンタルサーチで、それに該当するアプリケーションにスポットを当てます。

return で、そのアプリケーションを起動します。
ガジェットランチャで表示されるアイテムは、デフォルト設定で「アプリケーション」「ユーティリティ」フォルダ内の第1階層のアイテムです。
環境設定パネルで表示したいアイテム群の親フォルダを変更できます。
アプリケーションだけでなく、フォルダであればFinderウインドウで表示したり、ファイルであればデフォルトアプリケーションで開いたりします。
【 Senebier - 環境設定 】
環境設定パネルを開くには、Senebierリストを表示しているときに P を押すか、コンテキストメニューから開きます。



Senebierリストの位置や色、各種ホットキー、ガジェットランチャで開くアイテムの親フォルダの指定などを行います。
関係ないことだけど、いつかのバージョンアップで知らない間にアイコンが変わっていました。この脱力系アイコンは和みます。


(旧アイコン) (新アイコン)
(参考動画)
YouTube - Senebier 20080709
この記事では Senebier 0.95 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : bicoid
Download page : Senebier
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
trackback URL