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Phun : 重力がはたらく絵を描ける
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
描いた絵に重力がはたらき、ピタゴラスイッチ的な絵が描ける「phun」の紹介です。
ちょっと前のバージョンのものだけど、phun の紹介動画です。
他にもたくさんの人が YouTube に「Phun」の動画をUPしています。
(すごいのがいっぱいある!)
『YouTube - Broadcast Yourself』
動画を見ているとずいぶん簡単に描いているように見えて、実際自分でやってみると案外難しいです。

まだまだ使いこなせていないけど、基本的な使い方を説明すると・・・
【 Sim control 】

左から順に
▶ Undo(control+Z)
▶ Redo(control+Y)
▶ 拡大縮小表示(マウスのスクロールホイールを回す)
▶ 再生 / 一時停止(スペースキー)
(再生中は重力が掛かり、動かすように設定したものは動く。描くときは一時停止にしておいた方がいいです。)
【 Toolbar 】
▶ Sketchツール(K)

様々な機能があります。(「K」を入力すると「Sketch」ツールになります)
・自由な形の物体を描きます(shiftキーを押しながらドラッグで直線)
・物体の中で小さな円を描くと「回転軸(ヒンジ)」になる
(ヒンジが既にあるなら物体になる)
・物体全体を囲うように描くと、それを選択します
・物体を移動するときは、一度選択してからドラッグする
▶ Brushツール(B)

Sketchツールとかぶる機能が多い。
・自由な形の物体を描きます。
shiftキーを押しながらドラッグすると直線になり、角のときは離す。
・物体全体を囲うように描くと、それを選択します
▶ Boxツール(X)

・長方形の物体を描きます
・shiftキーを押しながらドラッグすると正方形
▶ Circleツール(C)

・正円を描きます
・楕円にしたい場合は、正円を描いた後に「Scale」ツール(下記参照)で編集
▶ Planeツール(P)

・地平線を描きます
・shiftキーを押しながらドラッグすると15°単位でスナップします
▶ Chainツール(N)

・円をヒンジでつなげたチェーンを作ります
・shiftキーを押しながらドラッグすると、直線的に作ります
▶ Springツール(S)

・2つの物体をバネでつなぎます
▶ Fixateツール(F)

・物体を重力や加わる力に関係なく固定します
・また、2つの物体をくっつけることができます
・クリックすると「×」マークが付きます
▶ Hingeツール(H)

・物体にクリックすると、その場所に回転軸(ヒンジ)を作ります
・「物体と物体」「物体と空」をヒンジでつなげます
・右クリックのオプションメニューで物体の中央にヒンジを付けたり、回転運動するモーターにすることができます

モーターの回転速度、トルクなどを設定できます。
つなげている物体の重量を軽くしたり(オプションの「geometries...」から)、モーターのトルクなどで微妙な調整をします。
▶ Penツール(E)

動く(予定の)物体にクリックして、「ヨゴレ」みたいなものを付けておきます。再生して物体が動くと、その軌跡が残ります。
▶ Dragツール(D)

再生中(重力が掛かっている状態)に物体をドラッグして動かすことができます。どういう動きをするか、試してみるときに使う。
▶ Scaleツール(R)

・物体を拡大縮小します
楕円を作ったり、斜めの物体の角を合わせるときに便利
・頂点をshiftキーを押しながらドラッグすると、XY比率を保って拡大縮小
・controlキーを押しながらドラッグすると x1, x2, ... といった拡大縮小
【 その他の主な操作 】
▶ 表示範囲を移動

移動中は赤い十字のポインタになる
▶ 物体を回転する

shiftキーを押しながらすると、15°単位でスナップします。
▶ 物体を選択する

controlキーを押しながらクリックすると、追加選択できる。
すでに複数選択している場合は、shiftキーを押しながら物体をクリックすると、その物体のみ選択解除できます。
Fixate, Hinge, Pen ツール以外を選択しているときに有効。
(黄色枠部分のツールでは有効)
また、Sketch・Brushツールで物体を囲むように描いても選択できる。
▶ 物体を移動する

複数選択していれば、一緒に移動。
Chain, Spring, Drag ツール以外を選択しているときに有効。
(黄色枠部分のツールでは有効)
Sketchツールの場合は、一度物体を選択してからでないと移動できません。
▶ 物体を複製する

複数選択していれば、一緒に複製。
Chain, Spring, Drag ツール以外を選択しているときに有効。
(黄色枠部分のツールでは有効)
▶ 物体を消去する

(選択しているツールはどれでもOK)
また Box, Circle, Plane, Chain, Spring ツール以外を選択しているときに、その物体を線で横切るようにドラッグすると消去できます。
(黄色枠部分のツールでは有効)
▶ オプションメニュー

物体を右クリックすると「Options」メニューが表示されます。
ここで物体の色を変更したり、反転させたりします。
Geometries... > Liquify selected で物体を液体にできます。
Geometries... > Density(weight)で物体の重量を変更できます。
他にも選ぶ物体により、オプションが変わります。
ヒンジであればモーターにできたり、バネならば強さを調整したりいろいろ細かい設定ができます。
この記事では phun beta 4.11 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Phun Wiki: Phun
Download page : Phun Wiki: Download
この記事を書き終えてから気付いたけど、日本語解説サイトもありました。
(こんな詳しいのがあるんだったら、別に使い方の説明はいらなかった・・・)
『Phun.jp | Phun日本語解説サイト | ホーム』
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