1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-514.html

Quicksilver Plug-in/ Apple Mail Module
Mail.appをいろいろ操作できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
Apple Mail Module は Quicksilver でMail.appをいろいろ操作できるようにするプラグインです。
【 Apple Mail Module - 基本的な使い方 】
Quicksilver のウインドウで Objectに「Mail.app」を設定します。

この状態で「→」キーを押すと各メールボックスにアクセスできます。
(「/」を使うとフリーズすることがときどきある)

候補リストに「>」が表示されていないけど、「→」でメールボックス内にアクセスできます。(「←」で戻ります)
「Inbox」(受信ボックス)を選択すると、受信したメールを表示します。

(Mail.appを起動していないときは、この時点で立ち上がります。)
これで tabキー で2ndPaneに移り、「Open」Actionを選択します。

実行すると、新規ウインドウでそのメールが表示されます。

【 Apple Mail Module - Actions 】
Apple Mail Module をインストールすると以下のActionが追加されます。
open_new_mail
▶ Open New Mail
1stPaneに「Mail.app」に設定して実行します。

これを実行すると、受信ボックスの未読メールを、Mail.appの新規ウインドウで表示します。未読メールがない場合は何も起こりません。
get_new_mail
▶ Get New Mail
1stPaneに「Mail.app」に設定して実行します。

Mail.appで設定しているすべてのアカウントでメールを受信します。
open_mail
▶ Open
1stPaneに「Mail.app」の受信メール・送信済みメールなどを設定して実行します。

実行すると、1stPaneのメールを、Mail.appの新規ウインドウで表示します。
また、1stPaneで各メールボックスを指定して実行すると、Mail.appのウインドウでそのメールボックスを表示します。

delete_mail
▶ Delete
1stPaneに「Mail.app」の受信メール・送信済みメールなどを設定して実行します。

これを実行すると、1stPaneのメールを「ゴミ箱」に移動します。
move_to_mailbox
▶ Move to Mailbox...
これは僕の環境では機能しませんでした。
1stPaneに「Mail.app」の受信メール・送信済みメールなどを設定し、3rdPaneでメールボックスを指定して実行すると「メールボックス」間の移動ができるはずなんだけど・・・。

【 Mail に関する他の Action 】
Apple Mail Module をインストールせずとも、Mailに関するActionはいろいろ用意されています。
▶ Compose Email
1stPaneで入力・選択したEmailアドレスで、新規メールを作成します。
▶ Email To...(Compose)
1stPaneにテキスト、3rdPaneにアドレスを選択し、メールクライアントで新規メールを作成します。これを実行した時点ではメールは送信されていません。
1stPaneと3rdPaneが逆でも機能します。
▶ Email To...(Send)
上記の「Email To...(Compose)」Actionと機能は同じです。
違いは、これを実行するとデフォルトのメールクライアントで即座にメール送信します。
▶ Email To...(Send Directly)
上記の「Email To...(Compose)」Actionと機能は同じです。
メールクライアントを使わず、Quicksilver を使ってメール送信します。これを実行すると即座に送信します。
(このActionは僕の環境では使えませんでした。)
▶ Email Item...(Compose)
1stPaneにアドレス、3rdPaneにテキストか添付ファイルを選択して実行すると、デフォルトのメールクライアントで新規メールを作成します。
これを実行した時点ではメール送信されません。
▶ Email Item...(Send)
上記の「Email Item...(Compose)」Actionと機能は同じです。
これを実行すると、即座にデフォルトのメールクライアントを使ってメール送信します。
▶ Email Item...(Send Directly)
上記の「Email Item...(Compose)」Actionと機能は同じです。
これを実行すると、即座にQuicksilverを使ってメール送信します。デフォルトのメールクライアントを使いません。
(このActionは僕の環境では使えませんでした。)
▶ Open With...
1stPaneに添付ファイル、3rdPaneに「Mail.app」を選択して実行します。
(1stPaneと3rdPaneが逆でもOKです。)

これを実行すると、1stPaneのファイルを添付した状態で新規メッセージが開きます。

【 Apple Mail Module - Catalog と Trigger登録例 】
Apple Mail Module をインストールするとCatalogの「Modules」カテゴリに
「Recent Mail Addresses」という項目が追加されます。

これは最近受信したメールをCatalogに登録します。
(デフォルトではここのチェックは外されています。)

よくメールのやり取りをする方なら、左のようにTrigger登録すると便利だと思います。
・Object「Recent Mail Addresses (Catalog)」
・Action「Show Contents」
これをホットキーに登録して実行すると、下のように最近受信したメールが表示されます。

Actionのランク付けにも依りますが、「Compose Email」Actionが表示されるので、これを実行すると返信の新規メッセージが作成されます。
この記事では Quicksilver(3815)、Apple Mail Module FE を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Blacktree
Download page : Blacktree
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
trackback URL