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Quicksilver Plug-in/ Text Manipulation Actions
テキストファイルをQuicksilver上で扱えるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Text Manipulation Actions」はテキストファイル(.txt)をQuicksilver上で扱えるようにするプラグインです。
扱えるファイルは拡張子「.txt」のテキストファイルです。
【 Text Manipulation Actions - テキストファイルの扱いについて 】
Text Manipulation Actions を使えば、「ToDoリスト」や「メモ」、「カスタムクリップボード」的な使い方ができるようになります。
例えば下のようなテキストファイル「Blog_HTML.txt」があるとします。
これは僕がブログを書くときによく使うHTMLタグなどです。

このファイルを Quicksilver の1stPaneで表示します。

この状態で「/」or「→」を入力すると、そのテキストファイルに保存されている内容が1行ごとに候補リストに表示されます。

(参考ページ)Quicksilver で Text ファイルを操作2 (感じ通信)
Actionの設定で「Paste」Actionのランクを上げて、1stPaneでテキストを選択したときに「Paste」が表示されるようにしておけば、カスタムクリップボードのように使えます。
(改行を含む複数行の文章は無理だけど)

Triggerに登録する場合は、左のように
・Object「目的のテキストファイル」
・Action「Select in Command Window」
こんな風に登録するといいでしょう。
もっと手早く処理したいときは、Catalogにテキストファイルを登録してTriggerを使うと便利です。
まず目的のテキストファイルをCatalogに登録します。

これを選択した状態で右下の「i」マークをクリックしてドロワーの「Source Options」タブを開きます。
Include Contents: を「Text Lines」に選択します。

これでテキストファイルの各行のテキストが、Catalog登録されます。

これで左のようにTriggerに登録します。
・Object「目的のテキストファイル (Catalog)」
・Action「Show Contents」
これをホットキーなどに設定すると、Triggerを実行した時点で下のウインドウが開くようになります。

【 Text Manipulation Actions - Actions 】
Text Manipulation Actions をインストールすると、次のActionが追加されます。
append_to
▶ Append To...
1stPaneのテキストを、3rdPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最後の行に付け加えます。
[ テキスト(Append To...)ファイル ]

append_text
▶ Append Text...
1stPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最後の行に、3rdPaneのテキストを付け加えます。
[ ファイル(Append Text...)テキスト ]

また、1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力してファイル内容の各行(テキストライン)を表示した後に、3rdPaneのテキストを付け加えることもできます。
[ テキストライン(Append Text...)テキスト ]

prepend_to
▶ Prepend To...
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストを、3rdPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最初の行に付け加えます。
[ テキスト(Prepend To...)ファイル ]

prepend_text
▶ Prepend Text...
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最初の行に、3rdPaneのテキストを付け加えます。
[ ファイル(Prepend Text...)テキスト ]

また、1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力してファイル内容の各行(テキストライン)を表示した後に、3rdPaneのテキストを付け加えることもできます。
[ テキストライン(Prepend Text...)テキスト ]
change_to
▶ Change To...
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力して表示したファイル内容の各行(テキストライン)を、3rdPaneのテキストと置き換えます。
[ テキストライン(Change To...)テキスト ]

delete_line
▶ Delete Line (UNSTABLE)
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力して表示したファイル内容の各行(テキストライン)を消去します。
[ テキストライン( Delete Line (UNSTABLE) ) ]

その名の通り「不安定」なActionでうまく機能しないこともあります。
【 Text Manipulation Actions - ToDoリスト として使う 】
ToDoリスト のようにして使う例を採り上げます。
例えば「ToDo List.txt」というファイルをあらかじめ作っておいて、それをCatalogに登録しておきます。

そして左のようにTrigger登録します。
・Object「テキストファイル(ToDo List.txt)」
・Action「Append Text...」
・Argument「ブランク」
(command+X でカットして ブランク にできる)
これをホットキーなどに登録して実行すると、Quicksilver のウインドウが3rdPaneがテキストモードの状態で開いてすぐに、ToDo項目を書き加えられます。

この記事では Quicksilver(3815)、Text Manipulation Actions 32 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
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