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Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア
Proxy Objects の1つ、「Droplet Item」について説明したいと思います。

これを使えば、様々なドロップレットアプリケーションを作ることができます。
「Droplet Item」は常に「Save Command to File...」Actionとセットで使って行きます。
例として、ドロップされたファイル・フォルダをロックするドロップレットを作ってみます。
まず、下のように設定します。
・1stPane(Object)「Droplet Item」
・2ndPane(Action)「Lock File」

この状態で「control + return」で Command Object を作り、下のように設定します。
・1stPane(Object)「Droplet Item (Lock File) 」--- Command Object
・2ndPane(Action)「Save Command to File...」
・3rdPane(Argument)「保存先フォルダ」--- 任意の場所

これを実行すると、「Droplet Item (Lock File).app」という名前のドロップレットが作られます。

これにファイル・フォルダをドラッグ&ドロップすると、それが「ロック」されます。

「アンロック」するドロップレットも作って、Finderのツールバーなんかに登録しておくと便利です。
他にも「Droplet Item (Set Label) 任意の色.app」なども作っておくと便利かも。
マウスでドロップせずとも、Quicksilver 上で「Open With...」Actionを使えば同じことができます。

僕の使い方としては、いくつかのドロップレットアプリケーションを作り、1つのフォルダにまとめて保存し、Catalogに登録しています。
それで、1stPaneで目的のドロップレットを呼び出しておいて、ファイルなどをそれにドラッグ&ドロップで実行させます。

また「Droplet Item」とは関係ないけど、
Triggerに登録するほどでもないけど時々使うかなという程度の操作も、「Save Command to File...」Actionで「.qscommand」ファイルを作っておきます。
例えば、お気に入りの曲を再生するとか。

この「.qscommand」ファイルをCatalogに登録しておけば、呼び出し易くなるので、便利です。
この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。
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Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
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Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
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