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Time Machine : Apple純正のバックアップツール
OS X Leopard から採用された、何かと便利なバックアップツール
「Time Machine」についての話です。
僕が今使っているiMacを購入してから約5ヶ月間、この Time Machine には何度も助けられました。
・あるファイルを間違って削除してしまったので、Time Machine で復元する。
・あるアプリケーションの設定を以前設定したものに戻したいので、
~/Library/Preferences
内の該当する初期設定ファイルを Time Machine で復元する。
といったことに使え、かなり便利です。僕の場合は、特に後者のような使い方が多いです。Leopard を使ってるなら、Time Machine は是非使っておきたいバックアップツールです。
【 Time Machine の設定 】
Time Machine を使用するにはまず、システム環境設定で「入」にして、保存先のボリュームを選択します。

Time Machine は外付けのハードディスクがなくととも、内蔵ディスクでパーティションで区切った起動ディスク以外のボリュ-ムを指定することができます。
僕の場合は外付けのハードディスクも持っていますが、外付けHDは常時起動していると音がうるさくて仕方がないので、
内蔵ディスクに Time Machine、外付けHDには Carbon Copy Cloner でバックアップと使い分けています。
(別に外付けHDでも Time Machine を使えばいいのですが、Carbon Copy Cloner をちょっと試したかったので。)
「オプション...」設定で Time Machine のバックアップから除外するものを指定できます。

設定が完了すると、バックアップを開始します。
最初のときは時間が掛かります。

Time Machine でのバックアップは、1時間ごとに指定したボリュームにバックアップをとって行きます。
・過去24時間内の1時間ごとのバックアップ
・過去1ヶ月間での1日ごとのバックアップ
・上記以前の期間での1週間ごとのバックアップ
が残されます。Time Machine に設定しているボリュ-ムがいっぱいになると、古いものから削除されて行きます。
僕場合、昨年の11月から運用し、Time Machine 用のボリュームに70GB割り当てていますが、まだいっぱいにはなっていません。

1時間ごとのバックアップを実行しているときは、矢印がグルグル回ります。
メニューバーのアイコンもグルグルします。
【 Time Machine の使い方 】
Time Machine を使うにはDockやメニューバーから起動できます。
Dockアイコンを control+クリック(右クリック)すると、すぐにバックアップを作成したり、環境設定などにアクセスできます。
普通にクリックすると Time Machine が起動します。

表示させていれば、メニューバーからも「Time Machine に入る」で起動できます。

Time Machine を起動すると、こんな画面になります。
Finderで表示している最前面のウインドウが、時系列順に手前から並んで表示されます。

ここのFinderウインドウをクリックしたり、「↑」「↓」をクリック、画面右端の時間軸を選択して、過去の状態のフォルダに保存されていたファイルなどを探すことができます。
復元したいものを選択して、右下の「復元」をクリックすると、そのファイルがワープするように移動して、復元することができます。
もし、復元先に同名ファイルが存在すると、ダイアログでどう処理するか確認されます。

Time Machine 起動中には スペースキー or command+Y でQuickLookが使えますので、復元したいファイル・フォルダの中身を確認することができます。

command+I(アイ) でファイル・フォルダの情報を見ることもできます。
また Time Machine の最中にも、普通にFinderウインドウの操作ができるので、表示しているものとは別のファイルを復元したいときには、Finderウインドウでファイルブラウズします。
もちろん、Finderウインドウでの検索も可能です。
Finderウインドウでパスバーを表示させていると、そのバックアップファイルのディレクトリが一目瞭然です。
インストールDVDなどから起動させれば、システムごと復元することも可能なようです。(やったことないから、よく分からないけど・・・。)
【 Time Machine のバックアップを削除 】
何かと便利な Time Machine ですが、中には「こいつはバックアップしてもらうと困る」ファイルもあります。(・з・)エロイナ!
システム環境設定の段階で除外しておけばいいのですが、うかっりバックアップされてしまった場合の削除する方法です。
Finderで Time Machine に設定しているボリュームにアクセスできるので、削除するには「該当するファイルをゴミ箱に移動する」ものだと考えていました。
(最初にやりそうになりましたが・・・。)

↑「Backups.backupdb」フォルダからアクセスできる
しかし中身はハードリンクらしいので(参考ページ : 【特集】全解説 Mac OS X Leopard - 進化したAppleの新OSを探る (3) Time Machine | パソコン | マイコミジャーナル)、訳も判らないのに下手に触ると危険ということで、ちゃんと削除する方法が用意されていました。
Time Machine 起動中に、該当のファイルを選択してアクションメニューの
「すべての"○○"のバックアップを削除」
を実行すれば、そのファイルのすべての過去の時間のバックアップは削除されます。
(今現在のFinderに存在しているファイル本体は削除されません。)

(・з・)これで証拠隠滅!!
これを実行するには管理者アカウントのパスワードが必要です。
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