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Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
アプリケーションのメニュ-バー項目をQuicksilverで読み込む
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「User Interface Access」はアプリケーションのメニューバー項目をQuicksilverに読み込んで操作できるようにします。
尚、このプラグインは advanced features を「on」にしないと、ダウンロードできません。
また、このプラグインはシステム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。

【 User Interface Access - 基本的な使い方 】
例えば、Firefoxを起動中のとき、Quicksilver のウインドウで
1stPane(Object)「Firefox」
2ndPane(Action)「Menu Bar...」
と選択したとします。
tabキー で3rdPaneに移動し、「↓」を押すと、Firefoxのメニューバーの項目が表示されるようになります。

この状態で「/」or「→」を押すと「Firefox」メニューの項目が表示されます。

これで returnキー を押して実行すると、その項目を実行できます。
メニュー項目をブラウズするときに、名前の頭の文字(含む文字)を入力すると、それを候補として表示します。
日本語でメニュー表示されているものは、この方法でブラウズすることはできません。
【 User Interface Access - Actions 】
User Interface Access をインストールすると、Actionが追加されます。
それについての説明です。
menu_bar
▶ Menu Bar...
1stPaneは起動中のアプリケーションを選択して、3rdPaneにそのアプリケーションのメニュー項目を表示します。

menu_bar_items
▶ Menu Bar Items...
これは上記の「Menu Bar...」Actionと同じように、1stPaneは起動中のアプリケーションを選択して、3rdPaneにそのアプリケーションのメニュー項目をフラットメニュー表示するらしいですが、僕の環境でこのActionを使うと Quicksilver の調子がおかしくなり、メニュー項目も表示されません。
show_menu_items
▶ Show Menu Items
1stPaneに起動中のアプリケーションを選択して実行すると、新しく Quicksilver のウインドウが開き直して、そこの1stPaneでメニュー項目をブラウズできるものらしいです。
ただ、僕の環境ではこのActionは使えませんでした。

press
▷ Press
よくわからない?
perform_action
▷ Perform Action...
よくわからない?
get_ui_element
▶ Get UI Element
よくわかりません。

とりあえずSafariで実行してみたら、Quicksilver のウインドウが開き直して下のように表示され、Safariで開いているウインドウタイトルを取得します。

これで「/」or「→」を押すと、Safariで開いているすべてのウインドウのタイトルが表示されていたけど、そこからどう扱うかが分かりません。
select
▷ Select
よくわからない?
【 User Interface Access - Triggerの設定例 】
僕の場合、下のように設定しています。

・Object「Current Application」
・Action「Menu Bar...」
・Argument「ブランク」
Objectの「Current Application」は最前面のアプリケーションを代用する「Proxy Object」です。
これでホットキーに「control+↓」を設定しています。
ホットキーを押すと下のように3rdPaneにフォーカスがある状態で開き、「↓」「↑」、「/」or「→」でメニューを選択して実行できます。

まあ別にこれぐらいの操作なら、 control + F2 のショートカットを使った方が早いかも・・・。
(参考 : キーボードでMacを操作する)
もしくは『DejaMenu』を使った方が多分使い易い・・・。
('08/02/02追記)
「User Interface Access」を利用したものをTriggerに登録すると、Triggerの設定ファイル「Triggers.plist」が壊れてしまうことがあるので、注意が必要です。
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Quicksilver/Triggers.plist
例えば
・Safari(Menu Bar...)前へ戻る
なんかを「Abracadabra Triggers」のジェスチャ登録しても、登録はできますが「Triggers.plist」ファイルには保存されず、Quicksilver を再起動すると、そのジェスチャは保存されません。
僕の環境だけかもしれませんが、何度も試しているうちに「Triggers.plist」ファイルが壊れてしまいました。
(追記おわり)
この記事では Quicksilver(3815) 、User Interface Access 87 を使用しています。
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。
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