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Quicksilver Plug-in/ Spotlight Module
Spotlightを利用して検索できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Spotlight Module」はSpotlightを利用して、Quicksilverで検索できるようにするプラグインです。
Spotlight Module はLeopard上では、あまり機能しないようです。ここで記載していることは、僕の環境でどの機能が使えるのか、使えないのか調べた結果です。
qs_spl_actions
【 Spotlight Module - Actions 】
Spotlight Module をインストールするとActionが追加されます。
それらのActionについての説明です。
OS10.5では使えないActionが多いので、チェックを外して不使用にしておいた方がいいと思います。
(使えるActionもちょっと不安定?)
※テキストモードにするには「. (ピリオド)」を押します。
spl_in_finder
▶ Spotlight in Finder
1stPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。

すると、Finderウインドウでスマートフォルダのように検索しますが、僕の環境ではうまく動作しません。
spl_contents
▶ Spotlight Contents...
1stPaneに検索したいフォルダ、3rdPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。

すると、ウインドウを開き直して該当候補のファイル・フォルダを1stPaneに表示します。

しかし、僕の環境ではこの検索結果が、普通にSpotlightで検索した結果と違い、正確に表示されません。
spl_contents_in_finder
▶ Spotlight Contents in Finder...
1stPaneに検索したいフォルダ、3rdPaneにテキストモードで検索したい内容の検索語句を入力して実行します。
例えば「wa」という内容で検索します。

すると、Finderウインドウでスマートフォルダのように「wa」の内容を含むものを表示します。

これはちゃんと機能してくれました。
ちなみにここのスマートフォルダ(○○.savedSearch)はテンポラリファイルとして保存されるようです。だから再起動すると、消去されます。
spl_in_window
▶ Spotlight in Window
1stPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。

実行すると、Finderウインドウで検索結果を表示します。

これはちゃんと機能しました。ただ、普通にFinderで command+F のショートカットを入力して、検索する方が使い易いです。
spl_in_command
▶ Spotlight in Command
1stPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。

実行すると、Quicksilverのウインドウを開き直して、1stPaneで検索結果を候補表示します。

ちゃんと機能するけど、検索がちょっと遅い。
spl_filenames_of_contents
▶ Spotlight Filenames of Contents...
1stPaneに検索したいフォルダ、3rdPaneにテキストモードで検索したいファイル名(フォルダ名)を入力して実行します。

すると、ウインドウを開き直して該当候補のファイル・フォルダを1stPaneに表示します。

しかし、僕の環境ではこの検索結果が、普通にSpotlightで検索した結果と違い、正確に表示されません。
run_search_with_spl
▶ Run Search with Spotlight
1stPaneにスマートフォルダを選択したときに「Run Search with Spotlight」Actionが表示されます。

それ以上のことはよくわかりません?
('08/02/28追記)
サービスメニューに「Spotlight」と言うものがあります。これは以前はバグかなにかで使えない状態でした。
OS10.5.2にアップデートされてから、どうやら復活したようです。
従って Services Menu Module を使用すると「SEARCH_WITH_SPOTLIGHT」Actionが使えます。

これは上記の「Spotlight in Window」Actionと同じ働きをします。
(追記おわり)
qs_spl_catalog
【 Spotlight Module - Catalog 】
Spotlight Module をインストールすると、Catalogの「+」ボタンで追加する項目に「QSSpotlightObjectSource」が追加されます。

これを選択して追加すると、「Custom」カテゴリに「QSSpotlightObjectSource」項目が追加されます。

この項目を選択しておいて、右下の「i」マークをクリックしてドロワーの「SourceOptions」タブを開いて設定します。

ここの「Query(検索語句)」を入力します。
例として画像ファイルで「nuko」を含むものを設定します。これで再スキャンして「Contents」タブで内容を確認すると、該当ファイルがCatalogに登録されます。

クエリの条件検索はSpotlightのヘルプに記載されていますので、そちらを参考に。
qs_spl_trigger
【 Spotlight Module - Triggerの設定例 】
僕の場合、下のようにTriggerに設定しています。
▶ 選択したフォルダで検索語句を入力して検索

・Object「Finder Selection」
・Action「Spotlight Contents in Finder...」
・Argument「ブランク」
(command+X でカットして ブランク にできる)
という風に設定します。
ドロワーの「Scope」タブでFinder以外では操作できないようにしておいた方がいいです。
これで僕の場合はホットキーを「control+かな」に設定しています。
ホットキーを押すと3rdPaneがテキストモードの状態で開くので、続けざまに「かな」キーを押して日本語入力できるので便利です。

Finderでフォルダ選択 → ホットキー → 検索語句を入力
→ returnキー で実行
という流れで任意フォルダ内の検索ができます。
▶ 選択したテキストをQuicksilverでSpotlight検索

・Object「Finder Selection」
・Action「Spotlight in Command」
・Argument「ブランク」
という風に設定します。
Cocoaアプリケーション上でテキストを選択して、ホットキーを押すと Quicksilver で検索結果を表示します。

この記事では Quicksilver(3815) 、Spotlight Module E4 を使用しています。
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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
Spotlight Module は使えるものでも不安定ですね。
代わりにOS10.5.2になってから、サービスメニューの「Spotlight」が復活したようなので、
Services Menu Module を使って「SEARCH_WITH_SPOTLIGHT」Actionが使えるようになりましたね。
これは便利かも。
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