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Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
ファイル・テキストなど一時的に保存しておく
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Shelf Module」はファイル・テキストなど一時的に保存しておくものです。前の記事『Clipboard Module』とよく似ていてます。
これらは一緒に使った方が、何かと便利です。
【 Shelf Module - 基本的な使い方 】
使い方は Quicksilver のウインドウを呼び出した(invoke)後、
⌥ option + ⌘ command + S
を入力します。
もしくは、下のように実行します。
・Object「Shelf」
・Action「Show」

(1stPaneで「Shelf」を選択しておいて、「/」or「→」で Shelf に登録してある内容をQSの候補ウインドウで確認できます。)
すると、「Shelf」ウインドウが表示されます。

ここには、テキスト・ファイル・フォルダ・アプリケーションなどを登録することができます。
登録したものは下の場所に保存されます。
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Quicksilver/Shelves/General.qsshelf
Macの電源を落としても、内容は保持されています。
登録したものをダブルクリックすることにとって、次のことなどができます。
・ファイル --- デフォルトアプリケーションで開く
・フォルダ --- Finderウインドウで開く
・アプリケーション --- 起動する
・URL --- そのアドレスのページをWebブラウザで開く
・テキスト --- QSのActionを使っていろんなことができる
よく使うテキストを登録しておいて、ダブルクリックでペーストできるようにするには、「Paste」Actionのランクを上げてやるとできます。
ランクを上げるには、「Preferences」パネルの「Actions」カテゴリで、「Paste」をドラッグして上位ランクのところまで移動します。

人によって違うとは思いますが、テキストを扱うActionでは「Large Type」のランクが一番高くなっているので、それより上位ランクにします。
この辺りは他のActionも含めて総合的に、自分の使い易いようにランクを付けておくといいと思います。
これで、ダブルクリックでテキストをペーストできるようになります。僕の場合はよく使うテキストの「カスタムクリップボード」として使っています。
「Shelf」ウインドウでは control+クリック(右クリック)でメニューが表示され、ここから クリップボードにコピーしたり、Quicksilver のActionを実行することができます。

また Clipboard Module と同じように「Shelf」ウインドウを画面の端(左・右・下)にドラッグして移動すると、その位置に収納されます。収納した位置にマウスポインタを持って行くとスライドしてまた表示されます。

僕の環境だけかもしれないけど、「Shelf」ウインドウを画面の端に収納しておくと、マウスポインタを持って行っても出てこないことがよくあります。
【 Shelf Module - Shelf に登録する方法 】
Shelf に登録する方法はファイルやテキストをドラッグ&ドロップで登録できます。画面の端に収納しているときはドラッグ&ドロップできないことが多いです。
または Quicksilver のウインドウから登録します。
・Object「Shelf に登録したいもの」
・Ation「Put on Shelf」

(「Put on Shelf」Actionはデフォルトでは「off」に設定されています。Preferences>Actions でチェックすると使えるようになります。)
これで登録できます。
登録できる制限数は決まっていません。
登録解除するときは Shelfウインドウ で項目を選択して、deleteキー で登録解除できます。
【 Shelf Module - Triggerの設定例 】
僕の場合は下のようにTriggerに登録しています。

・Object「Shelf」
・Action「Show Contents」
このTriggerに
shift+command+B
のホットキーを設定しています。
これは Shelf に登録してある内容を Quicksilver のウインドウに表示するものです。実行するとこんな感じでウインドウが開きます。

僕の場合は「Shelf」を「カスタムペーストボード」の代わりとして使用しているので、「Paste」Actionを「Show Contents」Actionよりランクを上げています。
そうすると、「Paste」Actionが優先されるので、1stPaneで項目を選択して returnキー で実行するだけでペーストできます。
この記事では Quicksilver(3815)、Shelf Module 5B を使用しています。
※僕の場合、Shelf Module の調子が悪かったので、一度「Shelf Module」プラグインをゴミ箱に捨てて、再インストールすれば治りました。
「Shelf Module」プラグインは
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Quicksilver/PlugIns/Shelf Module.qsplugin
の場所にあります。
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
う~ん、原因がよくわかりませんね。
QSはベータ版で、僕の場合でも不安定な点はたくさんあります。
Shelf(Show)、Clipboard History(Show)、Show Clipboard(Run)
など「Shelf Module」「Clipboard Module」に関連んするものをTrigger登録しているなら、QSを終了しておいて
~/Library/Application Support/Quicksilver/Triggers.plist
をデスクトップなどに避難してQSを起動してみて、症状がどうなるか試されてみてはいかがでしょうか?
(特に変わらないようなら、元の場所に戻す。元の場所に新たにできた「Triggers.plist」は捨てる。)
これでだめなら、同じように
~/Library/Application Support/Quicksilver/PlugIns/Clipboard Module.qsplugin
~/Library/Application Support/Quicksilver/PlugIns/Shelf Module.qsplugin
~/Library/Application Support/Quicksilver/Shelves
~/Library/Application Support/Quicksilver/PlugIns.plist
これらを一旦デスクトップなどに避難させて、QSを起動し「Shelf Module」「Clipboard Module」を再インストールして様子を見る。
(特に変わらないようなら、元の場所に戻す。)
同じようにだめなら
~/Library/Preferences/com.blacktree.Quicksilver.plist
これを一旦デスクトップなどに避難させて、QSを起動して様子を見る。
(特に変わらないようなら、元の場所に戻す。)
~/Library/Caches/Quicksilver(フォルダ)
~/Library/Caches/com.blacktree.Quicksilver(フォルダ)
これらを一旦デスクトップなどに避難させて、QSを起動して様子を見る。
(特に変わらないようなら、元の場所に戻す。)
こんな風にして、上記のファイルが壊れてないか調べてみてはいかかでしょうか?
これでも状況が変わらないなら僕の知識ではお手上げです。
気掛かりな原因だけを追求しいくことができますね。
詳しく回答していただきありがとうございました。
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