1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-449.html

Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
サービスメニュー項目をQuicksilverのActionとして使う
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Services Menu Module」はサービスメニューの項目を読み込み、Quicksilver の「Action」として使えるようにするプラグインです。
これをインストールして Preferencesパネルの「Actions」カテゴリを見ると、サービスメニュー項目が追加されたことが判ります。

ここでの項目は英語表記です。
例:辞書で調べる → Look Up in Dictionary
コマンド入力でActionを検索するとき、候補が多過ぎて使いづらくならないように、使わないものはここでチェックを外しておいた方がいいでしょう。
それ以前に『Service Scrubber』を使って、使わないサービスメニューを表示させないようにしておいた方がいいです。
Service Scrubber はサービスメニュー項目の名前の変更もできます。
英語対応になっていないものは、アルファベットを加えて名称変更しておくと、Quicksilver で使うときに便利です。
【 Services Menu Module - 使い方 】
例を出して説明して行きます。
▶ 英単語を辞書で調べたいとき
プレビューで英語のPDF書類を見ていて、分からない英単語があったらそれをダブルクリックで選択して、command+esc を使って Quicksilver でピックアップします。

tabキー で2ndPaneに移動して「Look Up in Dictionary」を選択します。
これはサービスメニューの「辞書で調べる」のことです。
returnキー で実行してしばらくすると 辞書.app が起動してその単語の意味を表示します。

control+command+D や、サービスメニュー「辞書で調べる」自体にショートカットを設定して使った方が早いというのは公然の秘密です。
(参考 : ショートカットで「辞書」を見る)
▶ スティッキーズにメモを残す
スティッキーズのサービスメニューはショートカットが割り当てられているので、メモしたいテキストなどを選択して、shift+command+Y を入力すればメモできます。
自分でメモを書きたいときは Quicksilver のウインドウを呼び出して「. (ピリオド)」を押してテキストモードにし、書き込みます。

これで tabキー で2ndPaneに移り、Actionを「Make Sticky」を選択します。
これはサービスメニュー「スティッキーズメモを作成」に当たるものです。

returnキー で実行するとスティッキーズにメモされます。

▶ Web検索
Safariが提供しているサービスメニュー「Google で検索(⇧⌘L)」を使います。
これは Quicksilver では「Search With Google」というActionになります。

SafariがメインのWebブラウザで、検索はGoogleしか使わないって方は『Web Search Module』を使わずとも、これで十分でしょう。
また『nYukie』を使っていろいろな検索エンジンをサービスメニューに登録している人は『Web Search Module』と似たようなことができます。
nYukie には エキサイト翻訳 も登録されているので、下のようにTrigger登録すれば、選択しているテキストをホットキー1つで翻訳することができます。

・Object「Current Selection」
・Action「Excite翻訳」
※Actionの「Excite翻訳」は nYukie で追加したサービスメニュー。
※これにホットキーのTriggerを設定するだけなら、別に Quicksilver を使わずとも設定することはできます。
(下記参照)
※『nYukie』をダウンロードしても、現在のところOS10.5ではディスクイメージを開くことができません。警告を無視して開くと痛い目にあいます。
OS10.5以外で解凍したものをインストールすれば、Leopardでも使えます。
▶ ちょっと豆知識
これは全然関係ないことだけど、下のようにリンクされていないURLアドレスがあったとします。
http://www.apple.com/jp/
これをトリプルクリックして選択し、command+esc などを使って Quicksilver でピックアップします。

すると、URLとして認識し、2ndPaneも「Open URL」Actionになっています。
このまま returnキー で実行すればWebブラウザでそのページを開いてくれます。
サービスメニューの「URLを開く」を使わずとも(Services Menu Module を使わずとも)、リンクなしのURLを開けます。
▶ Spotlight で検索する
Spotlight が提供しているサービスメニュー「Spotlight」というものがあります。
これは Quicksilver では「SEARCH_WITH_SPOTLIGHT」というActionになります。

サービスメニュー「Spotlight」自体がちゃんと機能していません。Appleのアップデートで修正されれば、Quicksilver でも機能すると思います。
('08/02/28追記)
OS10.5.2にアップデートされてから、サービスメニューの「Spotlight」は、どうやら復活したようです。従って、「SEARCH_WITH_SPOTLIGHT」Actionも使えるようになりました。
(追記おわり)
【 Services Menu Module - Triggerは? 】
Services Menu Module をインストールして、サービスメニュー項目をActionに読み込んでしまえば、当然Triggerとして登録して、ホットキーを割り当てることもできます。
しかし、それ以前に『Service Scrubber』や
システム環境設定>キーボードとマウスパネル>キーボードショートカットタブ
で設定すれば、ショートカットを割り当てることができます。
(参考記事)
『ショートカットで「辞書」を見る』
『SafariStand/ Bookmark Self にショートカット割当』
ホットキー以外で実行するなら、必要に応じてTrigger登録しておいた方がいいでしょう。
この記事では Quicksilver(3815) 、Services Menu Module B8 を使用しています。
(関連記事)
サービスメニュー
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。
▽同じ「タグ」が付いた関連記事
trackback URL