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SmallImage2 : JPGファイルのProfile削除、リサイズなどを行う
OS10.3.9以上(UB)
ドネーションウェア
JPGファイルのProfile削除、アイコンデータの削除、画質の変更、リサイズなどを簡単にできる「SmallImage2」の紹介です。
Web上にJPG画像をアップロードするときや、JPG画像をたくさんストックしている人は、SmallImage2 を使ってファイルサイズを小さくしておくと便利です。
【 SmallImage2 - Profile削除 】
SmallImage2 はJPG画像に含まれるプロファイル(プロフィールと読んだ方がいいの?)データを削除できます。
このプロファイルとは画像そのもの以外のデータのことです。例えばデジカメで撮影して取り込んだJPGファイルには、撮影したカメラの機種・メーカ名、レンズのズーム倍率、など様々な情報を持っています。
デジカメで撮った画像などをホームページにUPするときなどは、このプロファイルデータを削除してファイルサイズを小さくしておくと、サーバースペースの無駄をなくせるし、表示するのも早くなります。
例として下の猫画像のプロファイルを削除してみます。

SmallImage2 を起動して、ツールバーの「Add File」か、ウインドウに対象JPGファイルをドラッグ&ドロップしてJPGファイルをリストに表示させます。

とりあえず、JPG画像の質を劣化させないように「Recompress at quality」のチェックを外して、それ以外はデフォルト設定のまま、ツールバーの「Process Files」をクリックします。
すると、対象ファイルと同じフォルダ内に、「○○○-small.jpg」というプロファイルを削除されたものが作られます。

この2つファイルの情報を見てみると、下のようになります。
(左が変換前、右が変換後。)

ファイルサイズが
188KB → 152KB (36KB減少)
になりました。画質を劣化させないで36KB減少しています。
「詳細情報」の項目もずいぶん減ります。
JPGファイルの入ったフォルダごと、リストに表示させることもできます。
(フォルダにJPGファイル以外のものがあっても、それらはリストされません。)

これで、プロファイル削除、画質75%にしてみると、このフォルダのサイズが2.9MBから2.1MBまで、減少しました。
画質を落としてるからけっこう減っているんだけど、画質にこだわらない程度のものならハードディスクの使用容量を減らすのに効果はあります。
【 SmallImage2 - 使い方 】
主な操作はツールバーで行います。

▶ Add File
ここをクリックしてファイル・フォルダをリストさせます。
ファイル(フォルダ)をウインドウにドラッグしても、リストに載せられます。
▶ Remove File
リストで選択したものを取り除きます。
▶ Remove All
リストされているものすべてを、取り除きます。
▶ Prefs
環境設定ウインドウを開きます。

「Manage presets」はプリセットした設定の管理を行います。
▶ Process Files
リストに表示されているJPGファイルすべてを、下段で設定した内容に沿って変換します。
▶ infos
リストで選択したものの情報をドロワーで表示します。
画像サイズ、質、プロファイル情報などが表示されます。
虫眼鏡アイコンをクリックすると、画像がプレビューされます。
環境設定で「Always show the image preview」にチェックしていると、選択しただけでプレビューされます。
下段の設定で、画像変換するときの設定を行います。

▶ Remove profiles
画像に含まれるプロファイルデータを削除します。
・ICC
・IPTC
・EXIF
・Others --- その他のJPGに含まれるランダムなメタデータ
・Remove Comment field --- Spotlightコメントなど
それぞれにチェックしたものが削除されます。
▶ Icon
「Keep」でそのファイルに貼付けたカスタムアイコンや、サムネイルアイコンが保持されます。
「Remove」で削除されます。
「Add」で、そのJPGファイルのサムネイルをアイコンとして貼付けます。
▶ Recompress at quality
チェックすると、変換後のJPG画像の質を調整できます。一応書いとくけど、低いものから高いものへの変換は無理です。
▶ Scaling
画像のリサイズを行います。リサイズツールとしても十分な機能を持っています。
「None」はリサイズなし。
「Relative」は拡大縮小倍率の%を入力して、リサイズします。
「Fixd」は入力したピクセル数でリサイズします。
三角のところで「Width」「Height」「Smallest」「Largest」「Max Width」「Max Height」が選択できます。
▶ Add Suffix
チェックすると、変換後のファイル名の最後に入力した文字列が加えられます。
チェックを外すと、上書き保存されます。(パスが同じフォルダの場合)
▶ Path
変換後のファイルの保存先を指定します。
デフォルト設定ではチェックが外れていて、今のファイルと同じフォルダに保存されます。
▶ Preset
上記の各設定を名前をつけて保存しておくことができます。
(プルダウンの「Save...」から)
「プロファイル削除」「80%縮小リサイズ」「サムネイルアイコン貼付け」など、いろいろなパターンを保存しておくと便利です。
環境設定の「Manage presets」で保存した各設定の管理を行います。
この記事では SmallImage2 version2.0.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : La Page de Fabien
Download page : SmallImage
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