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結果は、浦和がPK戦の末、見事決勝進出を決めました。
(スポーツナビ|浦和、日本勢初の決勝へ=PK戦で城南下す-アジアCLサッカー)
もちろん浦和を応援していたので、浦和側から見ると、サッカーの内容はとても誉められたものじゃありませんでした。
しかし、その試合はとてもスリリングでヒヤヒヤドキドキの面白い試合。
(赤サポの人はかなりヒヤヒヤドキドキの連続だったと思う。)
テレビで見ていてもわかるぐらいに、Jリーグの疲れからか足は動いてないし、大きなミスがけっこう多かったです。
試合の主導権は殆どの時間帯で相手に握られ、中盤(MF)はほとんど支配されていました。逆に言えば、勝つしかない相手が、捨て身で前のめりに攻め上がって来てたからある程度は仕方ないし、これは相手の攻める姿勢が見事だった。
(アウェイの第一戦で2-2のドロー。この試合もドローであれば、アウェイゴール方式により 1-1 or 0-0 のスコアであれば浦和の勝ち上がり決定)
浦和優位な状況で、ディフェンシブになってしまうのは仕方ないと思うが、バックラインはもう少し勇気を持って上げてもらいたかった。
試合を振り返ってみると・・・
前半21分。
待望の先制点はワシントンの個人技によるゴール。
絶妙なトラップでシュートまで持って行き、角度の無いところで思い切り振り抜き、無回転のドライブシュート。
この人は相変わらずエリア内での落ち着きと、ボールタッチの柔らかさがすごい。
後半11分、24分に立て続けに失点。逆転を許す。
1点は仕方ないとしても、2点はダメでしょ。
誰とは言わないが、日本代表にも名を連ねるディフェンダーTさん、
あんなにきれいに抜かれちゃ・・・。
しかし、失点直後の後半28分。
綺麗な折り返しのボールを長谷部がきっちりと決めて同点。
今日の長谷部は中盤でいいディフェンスしてたし、ナイスゴール。
後半終盤の相手の足が止まった時間帯。
「ここで攻め切らなきゃ勝てないぞ」って雰囲気のときでも、浦和も相手に合わせるかのように、足が動かず。押上が足りない。
ビッグチャンスでも鈴木啓太のシュートが無情にもバーの遥か上空を。
90分終了。延長突入。
両軍とも疲労困憊。
ここでも相手に主導権を握られ、攻め込まれる。
浦和は防戦一方で、チャンスらしいチャンスが無く、なんとかしのぎ切ってPK戦へ。
相手チームもよくあれだけ走れるなあ、と感心。
ホームのゴール側でのPK戦突入。
ここでの主役は赤サポの人だった。
浦和キッカーのときは、集中出来るように素晴らしい静寂を作り出し、
相手側のときには、凄まじいブーイングとタオル回し&旗振り。
相変わらず、赤サポの人の応援はすごい・・・。
もし僕があの場で相手側の立場でPKを蹴ったとしたら、確実にバーの遥か上空を飛んで行くでしょう。
本物の12番目のプレイヤーだった。
結果は5-3で、浦和の勝ち。
相手側も最後まで攻める気持ちを失わず、果敢に攻めて行ったし、浦和もなんとかしのぎ切って勝ちをおさめた面白い試合だったと思う。
(浦和が勝ったから言えるんだけど・・・)
いい試合だったけど、残念なプレーも有った。
城南一和の選手による怪我につながるような悪質なファウルだ。
僕がテレビで見てる限り、2回有った。
1つはトゥーリオに対する、三沢もビックリのジャンピングエルボー。
明らかに意図的であったし、あれはイエローカードだ。
もう1つは、もっと悪質だった。
前半にセンターライン付近で平川だったかな?足に向かって、足裏見せの正面スライディングタックルを受けた。
幸い怪我無く済んだようでしたが、重大な怪我につながる、ものすごく危険なやってはいけないプレー。
怪我するとか、しないに関わらず、一発レッドで十分だ。
(まあ、そうなっちゃうと試合が壊れてしまうんだけど・・・)
試合の重要性を考えると、プレーが激しくなり、ファウルも多くなるのは仕方ないが、怪我をさせるような意図的かつ悪質なファウルは許せない。
せっかくのいい試合に水を差すものでした。
何はともあれ、見る者を熱くさせるいい試合だったし、浦和には次の決勝もなんとか勝ち上げってクラブワールドカップに進んでほしい。
(実はもうほとんど決まってる?)
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