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FolderGlance : コンテキストメニューの機能拡張
PreferencePane、コンテキストメニュープラグイン
OS10.3以上(UB)
ドネーションウェア、日本語対応
コンテキストメニューの機能を大幅に拡張するプラグイン「FolderGlance」の紹介です。
機能的には『FinderPop』や『QuickAccessCM』とよく似ています。
インストールすると、選択したファイル・フォルダがコンテキストメニューの一番下(デフォルト設定)に表示されます。

フォルダをコンテキストメニューで表示したときは、その下の階層のフォルダ、ファイルへとアクセスできるようになり、ファイルブラウズできます。
FolderGlance の機能じゃないけれど、ファイルブラウズするときに半角英数入力でファイル・フォルダ名の頭文字などをタイプすると、Finderウインドウと同じように、該当ファイル(フォルダ)を選択できます。
覚えておいたらちょっと便利です。
【 FolderGlance - ファイル・フォルダを移動・複製・エイリアスを作る 】
FolderGlance では登録しておいたフォルダに、選択したファイルを移動・複製・エイリアスを作ることができます。
まず、目的のフォルダを登録します。
システム環境設定>FolderGlanceパネル>カスタムフォルダタブ
を開きます。

「フォルダを追加」もしくは登録したいフォルダをウインドウにドラッグ&ドロップすれば、登録できます。
登録されたフォルダはコンテキストメニューに表示されるようになります。

ここからそのフォルダや下の階層のフォルダ・ファイルにアクセスできるので、よく使うフォルダを登録しておくと便利です。
選択したファイル(フォルダ)をこの登録フォルダに移動したいときは、サブメニューの「Move selection here」を選択すると、そのファイルが移動します。

登録フォルダの下の階層のフォルダもサブメニューの一番上に「Move selection here」が表示されるので、移動できます。
(複製・エイリアスを作る場合も同様)
選択したファイル(フォルダ)をこの登録フォルダに複製を作りたいときは、optionキーを押してサブメニューの「Copy selection here」を選択すると、そのファイルが複製が作られます。

選択したファイル(フォルダ)をこの登録フォルダにエイリアスを作りたいときは、shiftキーを押してサブメニューの「Make an alias of selection here」を選択すると、そのファイルのエイリアスが作られます。

【 FolderGlance - ドラッグ&ドロップで移動・複製・エイリアスを作る 】
FolderGlance のコンテキストメニューを開き、ファイルやフォルダを
commnad+クリック します。

そうすると、コンテキストメニューが閉じて、そのファイル(フォルダ)がドラッグされた状態になります。
(数秒後に虹色グルグルが表示されるようになるが気にしない)

これで、このファイル(フォルダ)をデスクトップや開いているFinderウインドウにドロップして移動することができます。

ドロップするときに optionキー を押しながらクリックすると複製が作られます。
ドロップするときに command+optionキー を押しながらクリックするとエイリアスが作られます。
【 FolderGlance - ファイルを指定したアプリケーションで開く 】
デフォルト設定では、ファイルを選択してコンテキストメニューを開いたとき、「アプリケーション」フォルダにあるアプリケーションから選択して、そのファイルを開くことができます。

このままの設定では、OS標準の「このアプリケーションで開く」の方が便利です。
システム環境設定>FolderGlanceパネル>カスタムフォルダタブ
「このアプリケーションで開く」フォルダを設定
をクリックして任意のフォルダを設定します。

適当なフォルダによく使うアプリケーションのエイリアスを保存しておいて、そのフォルダを設定するといいでしょう。

ただ僕の場合、AmOpenUsingCMXに「IconExporter」を登録して、アプリケーションのアイコンを画像に変換する作業をやっていたのですが、FolderGlance では同じことはできません。
アプリケーションなどのファイルタイプでは、別のアプリケーションに渡すことはできないようです。
ファイルをコンテキストメニューで表示させても、「▶」が表示されず、アプリケーションで開くことができないときは、shiftキー を押せば、
オッケ ━━━━━━ (ゝ○_○) ━━━━━━ イ !!!!! です。
【 FolderGlance - ファイル・フォルダをゴミ箱へ移動する】
FolderGlance のコンテキストメニューでファイルやフォルダを選択して、
command+delete or command+T
を押すと、ゴミ箱へ移動されます。

ゴミ箱へ移動したファイル(フォルダ)名は、少し分かりづらいけど、黒っぽい文字で表示され、コンテキストメニューを閉じたときに移動します。
【 FolderGlance - プレビュー表示 】
FolderGlance で登録したフォルダの中のファイルを選択して optionキー を押すとプレビュー表示されます。

テキストファイルもプレビューされますが、日本語の場合は文字化けが激しいです。
【 FolderGlance - パーッケージ内にアクセス 】
アプリケーションなどのパッケージバンドルの場合は、shiftキー で内部のファイル・フォルダにアクセスできます。

【 FolderGlance - 環境設定 】
メニュー>システム環境設定>FolderGlanceパネル>環境設定タブ
でいろいろ設定できます。

「Control-free popups:」のプルダウンリストで「In the Finder」か「Everywhere」を選択すれば、長押しクリックでコンテキストメニューが開くようになります。

マウスを動かさずに長押しクリックすると、マウスカーソルにコンテキストメニューのマークが表示されます。(Finderのみ)

この状態でマウスのボタンを離すと、コンテキストメニューが開きます。

「Off」にすることもできます。
この記事では FolderGlance 2.1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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Download page : FolderGlance
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