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Renamer4Mac : ファイルやフォルダ名を様々なパターンでリネームする
OS10.3.9以上(UB)
OS10.2 - v2.5.2 、OS10.3.8 - v2.6.1
ドネーションウェア、日本語対応
ファイルやフォルダ名を様々なパターンでリネームする「Renamer4Mac」の紹介です。
【 Renamer4Mac - 基本的な使い方 】
Renamer4Mac を起動すると、下のようなウインドウが開きます。

▶(1)名称変更したいファイル・フォルダをリスト表示
「+」(追加)ボタンで名称変更したいファイル・フォルダを選択して、リネーム対象としてリスト表示させます。ウインドウにファイルなどをドラッグ&ドロップしても、リスト表示されます。
「-」(削除)ボタンで選択したものを、リストから排除します。
ファイルメニュー>追加(commnad +)or 削除(command -)
からも操作出来ます。
登録時にフォルダを選択すると、確認ダイアログが表示されます。

「フォルダだけ」
選択したフォルダのみ、リネーム対象としてリスト表示します。
「フォルダの内容」
選択したフォルダの中のファイル・フォルダ(第一階層のみ)を、リネーム対象としてリスト表示します。
「フォルダ内のすべてのファイル」
選択したフォルダの中のファイル・フォルダ(第一階層以降のものを含めてすべて)を、リネーム対象としてリスト表示します。
▶(2)リネーム対象のリストをクリア
ほうきのアイコンをクリックすると、リネーム対象としてリスト表示されているものを、すべてクリアします。
ファイルメニュー>リストを消去(command+N)
でもクリア出来ます。
▶(3)環境設定ウインドウを開く
これをクリックすると、環境設定が開きます。
Renamer4Macメニュー>環境設定(command+,(コンマ))
でも開きます。
▶(4)リネームのパターンを選択する
ここのプルダウンリストで、リネームのパターンを選択します。

・検索&置換
・挿入/上書き
・文字を削除
・数字
・大文字/小文字
の5種類のパターンがあり、それぞれに詳細な設定をして、リネームします。それぞれで設定して行くと、リストに「変更後の名前」が表示されて確認出来ます。(この時点ではまだリネームされてません。)
▶(5)リネームの設定をプリセット保存/呼び出し
(4)で設定したリネームの詳細な設定を、プリセット保存/呼び出し が出来ます。(※Renamer4Mac を終了すると、次回起動したときには、プリセットは保存されていません。)

プリセットを保存して行くと、プルダウンリストに表示されます。
リネームのパターンの設定をしておいて、「プリセットを保存」を選択すると名前を入力するダイアログが表示されます。

名前を決めて「完了」をクリックでプリセット保存出来ます。
▶(6)拡張子の扱いを決定
ここで、拡張子の扱いについて決定します。

「名前のみ」
(4)で設定するリネームの設定がファイル名のみに作用して、拡張子は保護されます。
「名前と拡張子」
(4)で設定するリネームの設定が拡張子を含めたファイル名全体に作用して、拡張子は保護されません。
「拡張子のみ」
(4)で設定するリネームの設定が拡張子のみに作用します。
▶(7)名前を変更
ここをクリックすると、リストに表示されているものを最終的に名前変更します。
環境設定の「一般」タブの「ファイルの名前を変更する前に確認する」にチェックしていると、確認ダイアログで最終確認出来るので、チェックしておいた方がいいです。

【 Renamer4Mac - コンテキストメニューから操作 】
上記の操作は、コンテキストメニュー(control+クリック or 右クリック)からも操作出来ます。

「名前を編集」はオリジナルのファイル名を変更します。
「Finderで表示」はそのファイルを、Finderウインドウで表示します。
「開く」はそのファイルをデフォルトのアプリケーションで開きます。
ここからは、リネームのそれぞれのパターンの設定について。
【 Renamer4Mac - リネーム - 検索&置換 】

現状ファイル名が「検索パターン」に入力した文字と合致する部分を、「次に置換」に入力した文字に置き換えて、リネームします。
(例)
検索パターン「N25」、次に置換「nuko」の設定の場合
N25cat_11.jpg → nukocat_11.jpg
「大文字/小文字を区別する」にチェックしていると、検索パターンの入力したものを大文字か小文字かを区別してリネームします。
リネーム後の名前がリストの「変更後の名前」に青く表示されます(この時点ではまだだリネームされていません。)。変更出来ないものはグレー表示されます。
「正規表現」にチェックすると、検索パターンに 正規表現 が使えます。
この辺りはさっぱり解りません。ヘルプ(command+?)に書かれているので、そこを参考にすればいいでしょう。(日本語訳されてます)

上の写真の場合で言うと、
((^[0-9])|nuko)
先頭が0~9の数字、または「nuko」を含むもの
詳しくはヘルプに書かれています。
【 Renamer4Mac - リネーム - 挿入/上書き 】

「文字列」に入力した文字を、左(右)から○番目に挿入/上書きして、リネームします。
プルダウンリストで、「挿入」か「上書き」を選択します。

【 Renamer4Mac - リネーム - 文字を削除 】

○番目の文字から、○番目の文字までといった具合に、文字を削除してリネームします。
【 Renamer4Mac - リネーム - 数字 】

数字やアルファベットによる連番ファイルにリネームします。連番の場合、リストの上から順に番号を振って行くので、黄色枠のところで「名前」「変更日」「作成日」「サイズ」「パス」でソートし直すことが出来ます。
右端のアイコンをクリックで、表示するものを選べます。

「数字の書式」で数字の桁数や、アルファベットなどを選択し、「開始」の所に開始番号(アルファベット)を入力して設定します。
「数字の書式」は次の中から、選べます。

ただし、最後の
「A1, B1, ... , H1, A2, B2, ... 」
「A1, A2, ... , A12, B1, B2, ...」
は逆になっているようです。
「文字の書式」を選択して、「文字」のところに入力すると、その文字がファイル名に加えられます。
「文字の書式」は次の中から選べます。

【 Renamer4Mac - リネーム - 大文字/小文字 】

アルファベットが含まれるファイル名の大文字/小文字を変換します。
変換するパターンは次の3つです。

「大文字」は アルファベットすべてを大文字に変換します。
「小文字」は アルファベットすべてを小文字に変換します。
「キャピタライズ」は単語の先頭だけ大文字に変換します。
【 Renamer4Mac - コンテキストメニュープラグイン 】
環境設定の「Finderプラグイン」タブで、インストールをクリックすると、コンテキストメニュープラグインがインストールされます。


「Renamer4MacCM.plugin」が
(個人ユーザのみ)
/Users/登録アカウント名/Library/Contextual Menu Items/
(すべてのユーザ)
/Library/Contextual Menu Items/
の場所のどちらかにインストールされます。
Finder を再起動後にコンテキストメニューに
「Renamer4Mac で名前を変更...」
とういう項目が追加されます。

Renamer4Mac を起動していない状態でも、Finder上でファイルやフォルダを選択して、コンテキストメニューから「Renamer4Mac で名前を変更...」を選択すると、Renamer4Mac が起動してリストに表示され、素早くリネームすることが出来ます。
尚、このソフトの日本語リソース制作者は おなじみの E-WAさん です。
ありがたいことにヘルプも日本語に訳してあります。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Welcome to Power4Mac!
Download page : Renamer4Mac - Download
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