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Butler(3)の続き
Butler(4) ページ内 INDEX (ページ内の各項目にジャンプします) 【 Butler - iTunes の操作 】 【 Butler - ペーストボード機能 】 【 Butler - キーストローク機能 】 【 Butler - システムの終了/再起動/ログアウト/スリープ/スクリーンセーバ 】 【 Butler - ファイル・フォルダの移動 / 複製 】 |
b_itunes
【 Butler - iTunes の操作 】
Butler からiTunesの操作が出来ます。

iTunes を使って常に音楽を聞きながら使っている人はメニューバーに、再生/一時停止、送り、戻しボタンを表示させておけば便利です。

iTunes を起動していない時でも再生ボタンをクリックすれば、起動します。
レート付け機能もしっかり押さえてあります。

Butler の環境設定ウインドウの「外観」カテゴリで「再生中の曲が変わると自動的に表示する」にチェックしていると、曲の変わり目にフローティングウインドウで曲情報を表示します。


このウインドウはマウスドラッグで位置を動かすことが出来ます。
環境設定>外観カテゴリ>ステータスウインドウ
「レイアウトを編集」でこのウインドウの見え方を変更することも出来ます。

Butler の「再生中の曲」を選択しても、上の曲情報ウインドウで表示されます。

b_pasteboard
【 Butler - ペーストボード機能 】
コピー(command+C)、カット(command+X)操作でメモリ内に取り込まれた文字やイメージなどを記憶して、その中から任意のものをペースト(command+V)出来ます。

「ペーストして順番を変更」「ペーストして順番はそのまま」はポップアップメニューで表示されます。ここで選択すればペーストされます。
「最近使ったペーストボードを管理」はフローティングウインドウで表示されます。

項目をダブルクリックする、右端の数字を入力する、もしくはカーソルキーで選択して「return」キーでペースト出来ます。「option+return」で標準テキスト(フォントの種類や大きさなどを無視して)でペーストします。
下の歯車アイコンのメニューでも操作出来ます。
「esc」キーでウインドウが消えます。
「カスタムペーストボード」のスマートアイテムが使えます。

この「カスタムペーストボード」スマートアイテム1個につき、1個の文章や、画像イメージを保存出来ます。
メニュー構成ウインドウのインスペクタで登録します。

登録方法は、まず登録したい言葉などをコピー(command+C)してクリップボードに記憶させておくなどして、歯車アイコンで「現在のペーストボードを使用」を選択します。
「最近使ったペースボードを使用」は Butler のペーストボードから登録するものを選択出来ます。
「標準テキストに変換」はフォントの種類や大きさなどを削除します。
カスタムペーストボードはカテゴリごとに「コンテナ」に入れておくと使い勝手がいいです。

ホットキーやホットコーナーなどの「トリガー」を設定しておくと、いつでもどこでも呼び出せて便利です。

また、「テキスト」スマートアイテムというものが有ります。

「テキスト」スマートアイテムは、「カスタムペーストボード」スマートアイテムと機能はほぼ同じで、任意の言葉などを登録しておき、それをいつでもペースト出来る機能です。当然ながら画像イメージは登録出来ません。
違いは「テキスト」スマートアイテムの方は Butler のインスペクタに直接、登録するキーワードを記入出来ます。

Butler の環境設定ウインドウの「ペーストボード」カテゴリで、ペーストボード機能について様々な設定が出来ます。

b_keystroke
【 Butler - キーストローク機能 】
Butler には「キーストローク」という機能があります。
サンプルがデフォルトで入っているので、インスペクタで見てみると、このようになっています。

この「キーストローク」機能は command や shift などの修飾キーを含む文字を、登録した順番通りに入力して行く機能です。
このサンプルをテキストエディットなどで(英数入力モードで)試してみると、
「Butler is Crap 」・・・「Ooops」・・・(途中まで消去)
「Butler is great」
と表示されるはずです。
修飾キーも設定出来るので、アイディア次第でいろいろ使えると思います。例として、あまりいいアイディアが浮かばなかったのですが、Webブラウザで現在見ているページを新規タブに複製する「キーストローク」を作ってみます。
まず、新規スマートアイテムで「キーストローク」を追加します。

インスペクタの「キー」タブでこのように入力します。

編集は下のアイコンから出来ます。
「+▼」でタイムラグの挿入
「⌫」でバックスペース

入力した内容を説明すると、
・command+L でアドレバーに移動(選択)
・command+C でURLをコピー
・command+T で新規タブ作成
・command+L で新規タブでのアドレスバーに移動
・command+V でコピーしたURLをペースト
・return で完了
Safari でこの「キーストローク」を試してみると・・・

新規タブに複製出来ました。

このキーストロークはSfari、Firefox、Camino、Opera、Shiira などのTabブラウザで使用出来ます。ただし、新規タブが作られたときに、そのタブがアクティブになるように設定しておかないと、動作しません。
他にもアイディア次第でいろいろ使える機能だと思います。
b_login_logout
【 Butler - システムの終了/再起動/ログアウト/スリープ/スクリーンセーバ 】
Butler のスマートアイテムの「システム」には
・スクリーンセーバの起動
・スリープ
・再起動
・システム終了
・ログインウインドウ/ログアウト
の機能が用意されています。

「○○○...」という風に最後に「...」が付いているものは、それを選択しても確認ダイアログなどが表示されて、直ちに実行しないとう言う意味です。
これはMacのすべてに共通する事項です。

これらを Butler に登録しておけば、いつでもスクリーンセーバが起動出来たり、ログインウインドウに切り換えられたりします。
muta's mac scribblingさんの「Ciao」の記事でなるほどと思ったことですが、ちょっと席を立つときなどに、このログインウインドウにしておくと、パスワードを入力しないと復帰出来ないのでロック機能として使えます。
別にログアウトするわけではないので、気軽なロック機能として使えます。
b_move_copy
【 Butler - ファイル・フォルダの移動 / 複製 】
メニューバーにフォルダを登録している場合、そのフォルダにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすることによって、移動、複製を作ることが出来ます。
例えば、「下書きフォルダ」というフォルダをメニューバーに登録しておいて、

これでメニューバーの「下書きフォルダ」にファイルをドラッグ&ドロップします。

そうすると、「下書きフォルダ」のプルダウンリストに「"下書きフォルダ"にコピー」「"下書きフォルダ"に移動」と表示されます。

これらを選択すれば、ファイルの移動/複製が出来ます。
Butler(5)へ続く
(ダウンロードリンク)
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(関連記事)
Butler(1)--- 概要、メニュー構成のカスタマイズについて
Butler(2)--- 検索、ブックマーク機能について。
Butler(3)--- ユーザ、ボリューム、アプリケーション、システム環境設定など
Butler(4)--- iTunes、ペーストボード、キーストローク機能など
Butler(5)--- Plug-ins、Helperなどについて
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