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Butler(2)の続き
Butler(3) ページ内 INDEX (ページ内の各項目にジャンプします) 【 Butler - ユーザ切り替え機能 】 【 Butler - ボリュームアクセス機能 】 【 Butler - アプリケーション・AppleScript の起動 】 【 Butler - システム環境設定へのアクセス 】 【 Butler - ファイル・フォルダへのアクセス 】 |
b_user
【 Butler - ユーザ切り替え機能 】
1台のMacを複数ユーザで使っている場合、ファーストユーザスイッチを「on」にしていなくても、Butler の「ユーザを切り替え」から、簡単にログインすることが出来ます。

(参考記事)ユーザアカウントの追加
b_volume
【 Butler - ボリュームアクセス機能 】
ボリュームコンテナからハードディスクなどのボリューム内のファイルやフォルダにアクセス出来ます。

ここの説明文にも有るように、メニュー構成ウインドウで「ボリューム」スマートアイテムをメニュー構成の第一階層に置くと、アイコンがそのボリュームを表してくれます。

※「コンテナ」と「スマートアイテム」を間違えないように。

Butler のメニュー構成ウインドウのインスペクタの「メニューフィルタ」タブで、「ボリューム」スマートアイテムのフィルタリングが出来ます。

同じく「オプション」タブの「Finder に表示 : コンテクストメニューに内容を表示」にチェックすると、サブメニュー表示されずに、アイコンをクリックするとFinderウインドウで表示します。

control+クリック(右クリック)でそのボリュームの内容をサブメニュー表示します。

b_app
【 Butler - アプリケーション・AppleScript の起動 】
Butler(1)で説明したように、Butler の「アプリケーション」コンテナは現在アクティブなアプリケーションアイコンで表示されて便利です。

このアイコンをクリックして、動作中のアプリケーションのスイッチ、登録しておいたアプリケーションの起動などが出来ます。

新規コンテナ内にアプリケーションを登録しておいて、構成メニューウインドウのインスペクタ「オプション」タブで、「メニューからグループで開くことを可能にする」にチェックします。

そうすると、そのコンテナのサブメニューに「グループを開く」とういう項目が表示されるので、選択すると、そのコンテナ内に登録したアプリケーションを一度に開くことが出来ます。

以前紹介した「Lall」と同じ働きをします。
スマートアイテムには「デスクトップを表示」など便利な機能が用意されています。トリガーでホットコーナーやホットキーを組み合わせて使うと便利です。

また、Butler上でAppleScriptを起動させることが出来ます。

スクリプトメニューを表示させなくて済むので、メニューバーが一杯な人にとってはありがたいです。
「AppleScript」スマートアイテムを追加すると・・・

インスペクタの「ソースコード」タブでAppleScriptを Butler 上で書いたり、コピペすることが出来ます。

メニューバーやDockletにアプリケーションをたくさん登録しておかなくても、control+Space(デフォルト設定)で省略名を入力のウインドウを呼び出して、起動出来るので便利です。

Butler でアプリケーションがちゃんとキャッシュされていない場合は「環境設定」ウインドウで「アプリケーション」フォルダの Butler での読み込む階層などを設定します。

Developer Tools をインストールしている人でそんなには使わない場合は、ここの項目を削除しておけば、少し Butler 起動時のキャッシュする時間が短くなります。
b_s_pref
【 Butler - システム環境設定へのアクセス 】
システム環境設定の各項目に一気にアクセス出来るようになります。

b_file
【 Butler - ファイル・フォルダへのアクセス 】
Butler のデフォルト設定では「書類」コンテナには「書類(Documents)フォルダ」が登録されています。

メニュー構成ウインドウのインスペクタの「メニューフィルタ」タブで表示される内容をフィルタリング出来ます。

フォルダの階層をどこまでサブメニュー表示するか、設定出来るので、ファイルの多いフォルダなどをフィルタリングすれば Butler の表示で長い時間待たされることはありません。

読み込む階層を浅くしてやると、少し Butler 起動時のキャッシュする時間が短くなります。
よく使うフォルダを登録しておいてトリガーで呼び出すと便利です。

Butler(4)へ続く
(ダウンロードリンク)
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Download page : Many Tricks ・ Butler
(関連記事)
Butler(1)--- 概要、メニュー構成のカスタマイズについて
Butler(2)--- 検索、ブックマーク機能について。
Butler(3)--- ユーザ、ボリューム、アプリケーション、システム環境設定など
Butler(4)--- iTunes、ペーストボード、キーストローク機能など
Butler(5)--- Plug-ins、Helperなどについて
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私はQuickSilverを使っているので、機能的にかぶるButlerは、興味はありつつも様子見している状況でした。今回の一連のエントリーでかなり内容もわかってきましたので、ちょっと使ってみようかと思います。
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