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FinderPop : コンテキストメニューの強化、ランチャにもなる
OS10.3以上(UB)、PreferencePane
ビール代カンパウェア(ドネーションウェア)、日本語対応
FinderPop (1) ページ内 INDEX (ページ内の各項目にジャンプします) 【FinderPop とは?】 【FinderPop項目 のエイリアス登録方法】 【FinderPop の基本的な使い方】 ├(1)ファイルを登録アプリケーションで開く ├(2)ファイルの移動、複製、エイリアス ├(3)ファイルのプレビュー、情報表示 └(4)ファイルをゴミ箱に捨てる、アプリケーションの終了 |
OSX以前からの利用者の方には、おなじみのソフト「FinderPop」の紹介です。
FinderPop はコンテキストメニューを強化し、長押しクリックでコンテキストメニューを表示したり、選択したファイルを「FinderPop項目」フォルダに登録したアプリケーションで開くなど、簡易ランチャとしての機能も持っています。

「FinderPop項目」フォルダは FinderPop を一度起動すると
/Users/あなたの登録アカウント名/Library/FinderPop項目
の場所に作られます。
(英語バージョンの場合は「FinderPop Items」というフォルダ名)
このフォルダの中に FinderPop で呼び出したいアプリケーションのエイリアスや、よく使うフォルダなどのエイリアスを入れておきます。

ファイル(フォルダ)名の最初に
「番号)」と入れると、その順番で表示されます。
※半角入力、2桁の番号
最初は後からでも追加し易いように10,20,30という具合に番号を付けた方がいいです。
ファイル(フォルダ)名の最後に
「-***」と入れると、セパレートラインになります。

ファイル(フォルダ)名の最後に
「mbar!!!!」と入れたものは、メニューバーの空いているところをクリックしたときにのみ、表示されます。

フォルダ名の最後に
「-!!X」と入れると、そのフォルダの下位階層がサブメニュー表示されなくなります。


(1)ファイルを登録アプリケーションで開く
FinderPop の基本的な使い方と言うと、ファイルをコンテキストメニューで「FinderPop項目」に登録しているアプリケーションで開くことです。
ファイルを開きたいアプリケーションアイコンにドラッグ&ドロップして開くのと同じです。
アーカイバなどのドロップレットアプリケーションや、よく使うアプリケーションを登録しておくと便利です。
僕の場合でいうと、以前に紹介した「others」を登録しています。
(登録アプリケーションが多すぎると使いづらいので)

事前に others を起動していると、FinderPop で選択したファイルを others で読み込んで、開くアプリケーションを選べるので便利です。

もちろんファイルを選択していなくとも、アプリケーションを単独で起動させることも出来ます。
(2)ファイルの移動、複製、エイリアス
FinderPop は選択したファイル(フォルダ)を任意のフォルダへ移動、複製、エイリアスを作ることが出来ます。
例としてファイルをデスクトップの「画像フォルダ」に移動してみます。

そうすると、確認のダイアログが出るので、「移動」をクリックするとファイルが移動します。

このときに commandキーを押しながらクリックすると、移動先のフォルダをFinderウインドウで表示します。
僕の場合でいうと、ファイルの出し入れが多いフォルダを「FinderPop項目」に登録しています。

FinderPop の設定で「デスクトップサブメニュー」を表示させるようにしていると、ハードディスクも表示されて全ファイル、フォルダにアクセス出来るのですが、階層が深すぎて使い物にならないので、自分がよくファイルの出し入れするフォルダだけを登録しておくと便利です。
サブメニューでも順番やセパレートラインを付けることが出来ます。

(3)ファイルのプレビュー、情報表示
コンテキストメニュー上で画像ファイルなどにマウスポインタを合わせてるとき、「P」もしくは command+shift+option を入力するとポップアッププレビュー表示します。

PDFファイルでもプレビュー表示出来ます。

写真では撮れてませんが、マウスポインタが四角のiマークのポインタになります。
「i(アイ)」もしくは command+option を入力すると、インフォメーションをポップアップ表示します。

写真では撮れてませんが、丸のiマークのマウスポインタになります。
プレビュー、情報のポップアップ表示中に、コンテキストメニュー上でそのファイルをクリックするか、returnキーを押すと「情報を見る(command+I(アイ))」のウインドウが表示されます。
tabキーでインフォメーションウインドウを表示します。
(OS10.4以上。作者さんのサイトから写真を拝借してます。)

またコンテキストメニュー上で、commandキーを押しながら(マウスポインタが虫眼鏡のポインタに変わる)クリックすると、選択したものをFinderウインドウに表示します。
FinderPop上で「R」を入力すると、同様の動作をします。
Dockのアイコンをcommand+クリックした状態と同じです。
(4)ファイルをゴミ箱に捨てる、アプリケーションの終了
コンテキストメニュー上で該当ファイルのとこにマウスポインタを合わせて、deleteキーもしくは、control+command+optionキーを同時に押すと、ポインタがゴミ箱マークに変わります。

写真では撮れてませんが、ゴミ箱マークのマウスポインタになります。
ここでクリックするか、returnキーを押すと、確認ダイアログが表示されます。

そのファイルをゴミ箱にすてるなら、「はい」を選択します。
また、「プロセス」で終了させたいアプリケーションを選択して、deleteキーもしくは、control+command+optionキーを同時に押すと、ポインタが「x」マークに変わります。
そこでクリックするか、returnキーを押すと、そのアプリケーションは終了します。
FinderPop(2)へ続く
(ダウンロードリンク)
Site top page : FinderPop
Download page : 上に同じ
日本語リソース付きをダウンロードするときは、
「Japanese by Osamu Satoh (575K zip.) Also available at Osamu's website.」の「Japanese」のリンクからダウンロード出来ます。
日本語リソース作者さんのサイト
Osamu Satoh's Web Page
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FinderPop(2) --- この記事の続き。設定方法についての説明
コンテキストメニュー --- コンテキストメニューの基本的な説明
エイリアス --- エイリアスの基本的な説明
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