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今更ながら、Lion をいろいろ触ってみての自分なりの感想をまとめようと思います。なかなか弄る時間がなくて世間一般の情報よりかなり遅れていると思いますがマイペースでやっていこうと思います。

まず30分ほどかけてインストール。オープニングムービーがなかったのは残念。
(Lion のインストール条件 → アップル - OS X Lion - 技術仕様)
【 Recovery HD について 】
OS X Lion はDVDとかのメディアからインストールする訳ではないので、OSや起動ディスクのなんらかの不具合が発生した場合は、別パーティションにリカバリー用のシステムが用意されています。
(↓optionキー を押しながら起動して起動ディスク選択のところ)

(このパーティションは Disk Utility.app では見れないようになっている)
command+R のキーを押しながら再起動すると、リカバリーディスクのシステムが起動して「Mac OS X ユーティリティ」が起動します。

もしクリーンインストールするなら、こんな手順で再インストールするんだろうと思います。インターネット接続が必要になってくる。
参考『OS X Lion:Lion Recovery について』
ちなみに各所で伝えられた方法で、Lion インストーラーのパッケージ内の『InstallESD.dmg』を DVD-R に焼いたけど、やり方が悪いのか「起動ディスク」としては機能しませんでした。延々と読み込む音がするだけでシステムが立ち上がらない。(optionキー を押しながらでの起動では一応起動ディスクとは認識したけど)
('11/07/30追記)
コメントで教えて頂きましたが、DVD-R でも「起動ディスク」にはなるようです、起動するのにかんり時間がかかるようですが。
どうらやらMacの機種の性能によるのか?、僕の場合は1時間たっても何も起こらなかったです。
(追記おわり)
中身を見たら「Mac OS X Lion インストール.app」があったので、「起動ディスク」にはできなくとも OS のインストールはできそうです。

【 スクロール方向 につ*/いて 】
まず最初に上下のスクロール方向がiOS風になって、今までと逆なってるので戸惑います。
これに慣れようかとしばらくやっていたけど、無理でした。
システム環境設定 > マウス
を開いて「スクロールまたは移動するときに、コンテンツを指を動かした方向に移動させる」のチェックを外すと今までのスクロール方向に戻ります。

僕はマウスとマジックトラックパッドを併用しているのですが、これを設定するとマジックトラックパッドのスクロール方向も変わりました。
【 Finder について 】
Snow Leopard から環境設定などの内容は引き継がれるんだけど、Finderウインドウの「パスバー」と「ステータスバー」が表示されてなかったので、「表示」メニューから「パスバーを表示」「ステータスバーを表示」を実行する。
それと FInderウインドウ のサイドバーの色がモノクロっぽくなって視認性が悪くなった。あとサイドバーに登録したアイテムの「カスタムアイコン」が表示されなくなってしまったので、これも使いづらくなった。

「マイファイル」はファイルを「イメージ」や「ムービー」といったジャンルに分けて下のように表示します(アイコン表示の場合)。CoverFlowのように横スクロールでブラウズできます。

「マイファイル」には新しく保存したファイルがどんどん登録されていくらしいです。ただし、ホームフォルダ内に保存したファイルしか認識しないようです?
【 不可視になった「ライブラリ」フォルダを見えるようにする 】
ホームフォルダ内の「ライブラリ」フォルダが不可視になったけど、前からFinderウインドウのサイドバーに登録していて何も気付きませんでした。
「可視」にするなら、ターミナル等で
chflags nohidden ~/Library
のコマンドを実行すると見えるようになります。元通り「不可視」に戻すなら
chflags hidden ~/Library
【 QuickLook について 】
見た目がずいぶん変わって、FInder 以外のアプリケーションが最前面になっても QuickLook のウインドウを維持するようになりました。

またウインドウ右上で、それをアプリケーションで開くボタンが追加されました。
ボタンを右クリックすると開くアプリケーションを選択できます。
【 Mission Control について 】
Spaces と Exposé を総合的に管理する「Mission Control」が加わりました。

(fn+)F9 や Dock のアイコンをクリックするなどして Mission Control を立ち上げます。

現在の操作スペースで開いているアプリごとに分かりやすくウインドウを表示します。従来のSpacesと同じように、ポインタをウインドウ上において spaceキー を押すとそれをQuickLookのように拡大表示します。
隣の操作スペースに移動するには control+← か control+→ で移動します(Mission Control の操作画面のとき、通常の画面のときでも両方とも)。
Dashboard とデスクトップ1, 2 ,3 と、今までの Spaces で横1列の3つのスペースの隣に Dashboard がくっついたようなものです。
画面の右上にポインタを持って行くと「+」ボタンが表示されて、それで新規の操作スペースを追加できます。

減らす時は各操作スペース左上の「×」ボタンから。

デフォルト設定の操作スペース移動のショートカットキー control+左右カーソルキーをそのまま使うなら、Mission Control を呼び出すキーは control+↓ が使いやすいかと思います(キーボードで横1列に並んでいるため)。
(※システム環境設定の「Mission Control」パネルでの設定ではなく)
システム環境設定 > キーボード > キーボードショートカット
で Mission Control にそれを割り当てることができます。

また、それぞれのデスクトップを表示させてから、システム環境設定にてデスクトップピクチャを設定すると、デスクトップ1, 2, 3 で違うものに設定できます。

逆に今までの Spaces のようにメニューバーにスペース番号が表示されないので、デスクトップピクチャを変更しておかないと分かりづらいかもしれません。
(気長に「その2」へとつづく)
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Essentials : ホットキーでポインタの位置にウインドウ表示する登録型ランチャ
OS10.6以上(Intel)
シェアウェア \600
ホットキーでポインタの位置にウインドウ表示する登録型ランチャ「Essentials」の紹介です。

呼び出すためのデフォルトのホットキーは control+space で、日本語環境では Spotlight とかぶるので、別のホットキーに変更した方がいいです。
メニューバーの右側にアイコンが表示されるので、そこのメニューの「Preferences」を開きます。

ここでホットキーを変更できます。

またウインドウだけでなく、メニューバーからファイルやアプリケーションを開くこともできます。

Essentials は、アプリケーションやファイルを登録して使うタイプのランチャで、まず左サイドバーにある「グループ」を登録し、そぞぞれのグループにアプリケーションやファイル、URLなどを登録します。
グループの追加登録はサイドバー上で右クリックして表示される、コンテキストメニューからできます。

アイテムはFinderから直接ファイルなどをドラッグ&ドロップするか、コンテキストメニューで追加します。

URLならWebブラウザのアドレスバーのファビコンをドラッグ&ドロップして登録できます。

Essentials にURLを登録するとそのサイトのロケーションファイルがアイコンとなります。
のっぺらぼうなアイコンだと視認性が良くなく味気ないので、setWeblocThumb を使って、
/Users/アカウント名/Library/Application Support/Essentials/Cache
に保存されるロケーションファイルにサムネイルを自動的に貼付けるようにしてやると良くなります。

ちょっと変わり種の機能として、「色」を Essentials に登録しておくこともできます。

コンテキストメニューでクリップボードにカラーコードをコピーできます。

UNIXコマンドを登録しておいて、コマンドを直接実行する、ターミナル上で実行したりできます。

(参考 : Terminal commands help ‹ habitatus)
僕は、以前にアメリカの独立記念日にタダ配りしてたので、AppStoreから入手しました。Overflow ってランチャアプリケーションとそっくりなんだけど、Essentials の方が機能が多そうのでしばらくこっちを使ってみようと思います。
(関係ないけどやっとLionのダウンロード完了した。(`・ω・´) シャキーン )
この記事では Essentials 1.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : habitatus
Project page : Essentials ‹ habitatus
Mac App Store : Essentials on the Mac App Store
(↑Mac AppStore で開きます)
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DopeLup : カラフルなスクリーンセーバ
OS10.?以上(UB)※少なくともOS10.6では動いた
ドネーションウェア
カラフルなスクリーンセーバ「DopeLup」の紹介です。

画面上にカラフルな◯、△、☆ などを表示していきます。


また、任意のテキストを表示させることもできます。

オプション設定で表示するテキストや、形、早さを設定できます。

この記事では DopeLup 1.3.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Donate DopeLup
Download page : 上に同じ
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OrderOfLaunch : メニューバーの右側のアイコンの並び順をカスタマイズ
Growl対応
OS10.6以上(Intel)
フリーウェア
アプリケーションによって表示されるメニューバーの右側のアイコンの並び順をカスタマイズできる「OrderOfLaunch」の紹介です。

メニューバーの右側にアプリケーションなどによって、アイコンやメニューが表示されるものがあります。ログイン項目に登録したこれらが多くなってくると、ログインする度に順番が変わってしまうことがあります。
いつもの場所にないとポインタを動かす癖で、ほんの少し使いづらかったりします。

OrderOfLaunch は「いつもと同じ場所に、メニューバーアプリケーションを。」というコンセプトのもとに作られています。
ログイン時に順番に起動させたいアプリケーションを OrderOfLaunch に登録して使います。
「追加」ボタンか、Finderからドラッグ&ドロップして登録し、表示させたい順番に上から各アプリのリストをドラッグ&ドロップして調整します。
ヘルパーやデーモンなどは、アプリケーションなどのパッケージの内容を表示し、Finderでドラッグアンドドロップで登録します。

よくわからない場合は、システム環境設定のログイン項目のデーモンなどを右クリックして「Finder に表示」を実行して、それを OrderOfLaunch に登録するといいでしょう。

尚、OrderOfLaunch で扱えるのはアプリケーション形式のみです。
システム環境設定の各ペインによってメニューバー右側に表示されるもの(Spaces や AirMac、Time Machine など)の起動する順番はカスタマイズできません。
OrderOfLaunch に登録したら、ウインドウ左下の「ログイン時に自動起動」に ✓ を入れておきます。(OrderOfLaunchHelper がログイン項目に登録される)
それと OrderOfLaunch に登録したものと、システム環境設定のログイン項目がかぶらないように、ログイン項目からアプリを削除しておきます。

これで次にシステムを再起動、再ログインしたときに、OrderOfLaunch に登録した順番通りにメニューバーアプリケーションが起動します。
起動しおえると Growl で完了表示します。

OrderOfLaunch を使う上で注意しなければならないのが、メニューバーアプリケーションそのものに、一度起動すると自動的にログイン項目に登録されるものがときどきあるので、それらは OrderOfLaunch に登録しない方がいいです。
それと OrderOfLaunch.app 本体を「アプリケーション」フォルダ以外の場所に保存していると、うまく機能しません。
/Applications/hoge_folder/OrderOfLaunch.app とか、こんな風にしてても駄目です(経験者は語る)。
この記事では OrderOfLaunch 1.0.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : macTips
Download page : OrderOfLaunch - macTips
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めがね : 落ちてくる眼鏡をキャッチするゲーム
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
落ちてくる眼鏡をキャッチするゲーム「めがね」の紹介です。

← → で移動。
Z でジャンプ。
上から落ちてくる「ねがね」をいかに綺麗にキャッチするかで得点が決まります。綺麗に眼鏡がはまったら10点、ジャンプしながらとると+1点。
次に進むには移動させて画面の外に出る必要があります。
これを3回やって合計の得点を出します。

お姫様らしい人がやる気のない応援をしてくれます。
この記事では めがね 1.0.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : 大泣きWWW
Download page : 大泣きWWW » Software
Mac App Store : めがねは Mac App Store でご利用いただけます。
合計得点が30点を超えたら「おまけ」があります。
以降おまけネタバレ注意
(といっても Mac App Store にもスクリーンショットがでてるけど・・・)
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Launcher : アプリ名などを入力して起動させる多機能な入力式ランチャ
OS10.5以上(Intel)
シェアウェア $9.99、日本語対応
アプリ名などを入力して起動させたり、Web検索したり、辞書で調べたり、登録しておいたコマンドを実行させたりと、いろいろできる多機能ランチャ「Launcher」の紹介です。
option+space を押すと Launcher のテキストフィールドが表示されるので(デフォルト設定)、そこに文字を入力して行きます。
その文字を含む名前のアプリ候補が表示され、つづけて文字を入力して行くと候補が絞り込まれて行きます。

候補のどれかを選択してreturnキー を押すと、そのアプリケーションを起動します。
計算機機能もあります。
Launcher を呼び出して数式を入力していくと計算されます。

URLを入力して、そのページをデフォルトのWebブラウザで開くこともできます。

辞書を「Launcher」のウインドウ上で表示することもできます。

「コマンド」機能を使ってWeb検索をできます。
「g 検索キーワード」という風に「g」と空白のあとにキーワードを入力して、Googleで検索することができます。

他にも自分で「コマンド」を設定することができます。
メニューバーのメニューから環境設定ウインドウを開きます。

ここの「+」ボタンで新規コマンドを追加して各設定を行います。編集する場合はリストのコマンドをダブルクリック。

Googleのイメージ検索のコマンドを追加したい場合は、リストの種類のところを「検索」を設定、地域を日本にして任意のコマンドを設定します。

よく使うアプリケーションをもっと手早く Launcher で起動したいときはコマンドを設定しておくと便利です。
リストの種類を「アプリケーション」にしてアプリケーションを選択して設定します。

コマンドのリストの種類から「システム」を選択すると、iTunesの操作やスクリーンセーバの起動、システムの再起動とかのコマンドを設定・実行できるようになります。

Unixコマンドを登録して実行することもできます。
リストの種類を「スクリプト」を選択、シェルコマンドを入力します(コマンドのパスを指定しないとうまくいかない?ようです)。

「$」を指定すると、Launcher上で入力できる引き数となります。
上のように設定すると、例えば Launcher で「kill」の後に続けて「Dock」とか入力してコマンドを実行できるようになります。

このようにいろいろ多機能な「Launcher」が、期間限定?か恒久的なのかよくわからないけど、今なら無料でダウンロードできるみたいです。
関係ないけどアプリ名の「Launcher」って、あまりにも一般的すぎてややこしいと思う・・・。
この記事では Launcher 1.2.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Nulana
Project page : Launcher
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1110.html

DoublePane : メニューバーやホットキーでウインドウを画面左右半分に整列させる
OS10.6以上(Intel)
シェアウェア $2.99
(今日だけ無料でダウンロードできる)
メニューバーやホットキーでウインドウを画面の左右半分、もしくは画面いっぱいに大きさを合わせて整列させる「DoublePane」の紹介です。
DoublePane を起動するとメニューバーの右側にアイコンが表示されるので、そこから操作します。

例えばデスクトップがこのような状態で「AppStore.app」が最前面にあるときに control+option+← のショートカットキー(デフォルト設定)を押してみます。

すると、ウインドウが画面の半分の大きさになって(ウインドウの最小サイズがそれより大きい場合は「半分」にはならない)、画面の左側の位置に移動します。

これで control+option+↓ のショートカットキー(デフォルト設定)を押すと、DoublePane でウインドウを整理する前の位置・大きさに戻ります。
「Preferrences...」からホットキーを変更できます。

ウインドウをたくさん開いて分かりづらくなる前に DoublePane で整理整頓しておくと便利そうです。
$2.99 のシェアウェアですが、今日だけ(日本時間の何時までかはよくわからないけど)無料でダウンロードできます。
この記事では DoublePane 1.6.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : 5am Code
Download page : DoublePane
(↑ Mac AppStore で開きます)
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Globvler : 最前面のアプリごとにシステム音量を調整する
OS10.6以上(Intel)
フリーウェア
最前面のアプリごとにシステム音量を大きさを記憶して調整する「Globvler」の紹介です。
WebブラウザやiTunesが最前面にあるときは音量を大きく、テキストエディタやグラフィックアプリが最前面にあるときは集中しやすいよう音量を小さく、といった使い方ができます。
起動すると、メニューバーの右側にアイコンが表示されるので、ここから機能の一時停止/再開や Globvler を終了させられます。

Globvler が有効なときはメニューバーのアイコンが濃く、無効なときは淡いグレーで表示されます。Feed in/out は音量が変更されるときに徐々に変更させるかどうかの設定。
例えば iTunes が最前面のときに、Globvler を有効にしておいて( fn+ )F12キー を押すなどしてMacの音量を大きくしてみます。

これで他のアプリケーションを最前面にすると、自動的にMacの音量が元の設定の大きさまで下がります。

(※Globvler による音量変更ではベゼル表示はなされません)
こんな風に Globvler は( fn+)F11 や ( fn+)F12 などでMacの音量を調整したとき、そのときの最前面のアプリケーションと音量の情報を保持しておき、またそのアプリケーションが最前面になったときに自動的に音量を変更します。
この記事では Globvler 1.0.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Deep Informational Technologies
Project page : Deep Informational Technologies
Download page : Globvler on the Mac App Store
(↑Mac AppStore で開きます)