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2010/05/20 (Thu)

ipaPNGviewer : iPhoneアプリのipa形式に含まれるPNG画像を閲覧するビューア
OS10.x以上(UB)
フリーウェア
iPhoneアプリのipa形式に含まれるPNG画像を閲覧するビューア「ipaPNGviewer」の紹介です。

Macの iTunes で iPhoneアプリケーションをダウンロードする、もしくはバックアップを取ったりすると、
/Users/登録アカウント名/Music/iTunes/Mobile Applications/
の場所に「○○○.ipa」というファイル形式で保存されます。

このファイルの中にある画像などのデータは、(Macの普通のアプリケーションとは違って)コンテキストメニューの「パッケージの内容を表示」などの操作が使えず、拡張子をごにょごにょ・・・とかの操作をしないと中身を見ることができません。
ipaPNGviewer を使ってみると、ipa形式ファイルに含まれるPNG画像が見られるようになります。
他の人がどんな風にUIのパーツを描いたりしているのか、参考にするのに役立ったり、そのアプリケーションのアイコンを取り出すときなどに使えます。
リストをドラッグ&ドロップしてPNG画像ファイルとして保存したり、command+C で画像をクリップボードにコピーしたりできます。
FIle メニュー > Export All...
を実行すると、開いているipaファイルのすべての画像を取り出すことができます。

※取り出したファイルには十中八九、著作権があると思われるので、取り扱いに注意した方がいいでしょう。

そのアプリケーションのでっかいアイコン画像(512×512px, AppStore で使われているもの)を取り出すときは、「iTunesArtwork」の項目をクリップボードにコピーして、プレビュー.app でクリップボードから新規ファイル作成するなどすれば、取り出すことができます。

iTunesArtwork の画像は「Export All…」で取り出すとJPG画像として取り出されます。
(透明の部分は黒で塗り潰される)
このアイコン画像は、iPhone で見られるような角丸になっていなかったり、テカリ具合の処理はされていないものもあります。
ipaPNGviewer のパッケージ内の画像(下記のもの)を「マスク」として使って、画像編集アプリでiPhoneのアイコンっぽく加工します。
ipaPNGviewer.app/Contents/Resources/IconBackMsk128.bmp
ipaPNGviewer.app/Contents/Resources/ShinIcon.bmp

これでiPhoneっぽいアイコン画像を取り出すことができます。
だいたい似たような感じにするだけなら、TillyTilla で拙作カスタムフレームの「iPhoneIcon」を使えばできます。
(大まかに似ている程度)
この記事では ipaPNGviewer 1.2.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Micono Utilities
Download page : ipaPNGviewer
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