http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1002.html

Instinctiv : 美しいインターフェイスでシンプルなミュージックプレイヤ
OS10.6以上(Intel)
フリーウェア
美しいインターフェイスでシンプルなミュージックプレイヤ「Instinctiv」の紹介です。

起動すると iTunes のライブラリを読み込んで、Instinctiv のブラウザウインドウに表示します。これで曲を再生することができます。
Instinctiv はまだ開発中のアプリケーションで、使えない機能もあったりバギーなところもありますが、とにかくUIが綺麗で、且つ「ミュージックプレイヤ」としてのシンプルな作りがとても良かったので採り上げました。

最初の起動時にもこんなダイアログが表示されます。
左ペインのリストで「LIBRARY」を選択して曲をブラウズすることができます。

command+N で現在再生中の曲が表示されます。

Twitter にも対応していて、環境設定( command+, )でアカウント情報を入力・設定しておけば、右下のTwitterアイコンをクリックして再生中の曲をツイートできます。
おそらく、このアプリケーションの目玉機能であろう「SHUFFLE」機能は、まだ「Random Shuffle」しか使えません。

この辺りは、今後のバージョンアップに期待大です。
('10/04/30追記)
さっそく version 0.9 にアップデートしています。
このバージョンでは、(学習することによって)聞きたい曲を判別してシャッフルする「Instinctiv shuffle」機能が使えるようになっています。
それと昨日は作者さんのサイトの表示では「対応OS10.6」となっていましたが、今日見たら「10.5+」となっています。試してないので10.5で使えるかどうかはわかりません。でも Intel 専用なので PPC Mac では使えないです。
(追記おわり)
この記事では Instinctiv 0.8.9.7 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Instinctiv - A Better Music Player for Mac OS X
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-617.html

TextExpander : 慣用句などを省略語で簡単入力するテキスト入力補助ツール
OS10.6(Intel)、OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
シェアウェア $34.95
予め登録しておいた慣用句・スニペットなどを、省略語で入力して時間を節約できるテキスト入力補助ツール「TextExpander」の紹介です。

TextExpander を使う前の準備として、システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックしておきます。

【 TextExpander - スニペット入力 】
TextExpander は、テキスト入力を効率的に行うための補助アプリケーションです。
省略語を入力することによって、登録されているよく使う慣用句・語句などを一発入力する便利ものです。
例えば、デフォルトでスニペット登録されているものを試してみると・・・
テキストエディット.appなど「ddate」と入力してみます。

すると泡がはじけるような効果音とともに、今日の日付に入れ変わり入力されます。
「ぽわんっ」

日本語入力中であっても省略を入力すると、登録されたものに変換・展開されます。
(この日本語入力中であっても展開できるのが何気に重要)

「ddate」=「っだて」。これも今日の日付に変換されます。

TextExpander は省略語を入力するときに、登録したキーストロークを順番通りに打ち込まないと、ちゃんと変換されません。
逆に考えれば、もし TextExpander 有効中に「ddate」という省略語を普通の語句として入力したい場合は、d ← → d a t e というようなカーソルキーを含めた打ち込み方をすると「日付」に変換・展開されません。
スニペットはメニューバーのドロップダウンメニューからでも入力することができます。

また検索も可能です。

「Suggest」機能については「Group」の説明のところで。

【 TextExpander - スニペットを登録・設定する 】
次にスニペットを登録してみます。
メニューから、新規スニペットの作成する項目がいろいろ用意されています。

「Edit Last Expanded Snippet...」は、最後に使ったものをちょっと修正したいときに便利。
もちろん TextExpander を開いて、メインウインドウから設定することもできます。

いくつかのスニペットの設定例を挙げながら、機能を説明していきたいと思います。
メールアドレスを登録
とりあえず定番のメールアドレスを設定してみます。
新規グループ、新規スニペットを作成します。
ツールバーや左下の「+」メニューなどから作成します。

(「グループ」ごとに機能設定することもあるので、各スニペットは用途別などに分類しておいた方がいいです。)
左のリストから新規作成したスニペットを選択して、右ペインで、そのスニペットの内容・省略形を設定していきます。

- Content(内容)に目的の語句、この例の場合ではメールアドレスを入力しておきます。
- Abbreviation(省略語)を設定します。この欄には半角英数で入力します。日本語ではちゃんと機能しません。
- Label はこのスニペットの名称になります。設定しなければ「文字内容」が適用されるので、設定してもしなくても、どちらでもOKです。
Content のリストは
- プレーンテキスト
- スタイル付きのテキストと画像
- AppleScript
- Shell Script

この例の場合では、テキストデータのみでいいので「プレーンテキスト」を選択します。
Abbreviation のリストは次から選択します。
- 大文字と小文字を区別 (aB, Ab, AB は違う)
(例)t s → test snippet , T S → × , t s → × - 大文字と小文字を区別しない (aB, Ab, AB は同じ)
(例)t s → test snippet , T S → test snippet ,
T s → test snippet - 省略形の大文字と小文字と同様
(例)t s → test snippet , T S → TEST SNIPPET ,
T s → Test snippet , t S → test snippet

この例では3番目以外の、好きな方を設定するといいでしょう。
誤動作を減らす意味でも「大文字と小文字を区別」を選択するといいかと思います。
これらの設定が完了すると、「wakaba@」と入力するとメールアドレス全体が入力できるようになります。
タイプミスを訂正するスニペット
僕は「Safari」と入力するときに、タイプミスして「Sfari」と入力してしまうことが多々あります。
何回かやっていてもつい間違えてしまう癖のようなものです。
そこでスニペットの省略語に間違ったスペルを登録して、Contentに正しいスペルを登録します。

こうしておくと、間違っても自動的に訂正されるので何かと便利です。
また、こんな訂正用のスニペットをグループにまとめて、その Group の設定で効果音を「Sosumi」や「Basso」に設定しておくと「間違えた」ことに気付くのでいいかと思います。
HTMLタグを登録
TextExpander でよく使うHTMLタグをスニペット登録しておくと、素早くブログの記事やホームページのソースが書けるようになって便利になります。
例えば <strong> タグを下のように登録します。

<strong> と </strong> の間に文字入力したいので、Contentでキャレットをそこに移動してから、メニューの「Position cursor here」を選択します。

Content に「%|」が追加されます。
これで省略語を入力したときに、タグが入力されてキャレットの位置もすぐに入力できるように、タグの間に位置するようになります。

今日の日付を登録
「今日の日付」のスニペットはデフォルトでも存在するけど、もうちょっと使いやすいように、新たに登録してみます。
「100426」(2010年4月26日)とか入力するには、下のように登録します。

これらはキャレットメニューから3回選択すれば簡単です。

これだけでは芸がないので、「平成22年4月26日」とか入力するようにしてみます。
新規スニペットを作成して、まず「平成○年」は置いといて、とりあえず設定します。

(月日はそれぞれキャレットのメニューから選択する)
「平成○年」を取得するために、また新規のスニペットを作成。 AppleSciprtを使います。

スクリプトの内容はこんな風にします。
省略語を適当に「??heisei」とか、不意にも打ち込まないようなものに設定しておきます。
(普段は使わないようなスニペットなので)
先程の「平成○年」のスニペットに戻って

これで省略語を適当に「kyou@」とかの省略語に設定して、それを入力すれば、
平成22年4月26日
とか簡単に入力できます。
せっかくAppleScriptを使うなら1つのスニペットで済ませられそうですが、そうなると難しくなるし、面倒なので2つのスニペットを使ってみました。
Safariで表示中のページのリンクタグを作成する
これも AppleScript を使ったスニペットで、今現在 Safari で開いているページのリンクタグを作成して展開するものを作ってみます。
スクリプトの内容は
『Safari用MakeLink代替AppleScriptをいじってみた (うむらうす)』
から

これで登録すると、Safari で開いているページのリンクタグを TextExpander で展開できます。

Safari のページで文字列を選択していると、リンクタイトルがその文字列になります。
定型文の一部を穴埋め入力するようなテンプレートを作る
僕のブログの内容のほとんどはMacのアプリケーションの紹介であって、記事を書くときには冒頭や文末では下のように形を統一しています。
アプリ名 : そのアプリの概要 OS10.x以上(UB) ドネーションウェア そのアプリの概要・・・・「<strong>アプリ名</strong>」の紹介です。 ・ ・ ・ この記事では アプリ名 ver を使用しています。 (ダウンロードリンク) Site top page : Download page : |
こんな感じでテンプレートみたいになっています。
今まではこれをコピペしたりして、不要な部分を削除して書き直したりしていましたが、TextExpander を使うと効率的にテキストフィールドを穴埋めするようなテンプレートを作ることができます。
新規スニペットを作成して、上の赤の部分にキャレットメニューから「Fill-in」を挿入します。

Contentには「%fill:name%」と表示されます。
「Fill-in」(テキストフィールド)の箇所が複数あり、同じ内容にしたいときには、この「%fill:name%」の「name」の部分を適当に変えて同じように設定します。

これで1つのテキストフィールドに入力した内容が、他の同じ名前のところにも自動で入力されます。
省略語を設定して、TextExpander でこのスニペットを展開してみると、こんな感じです。

各テキストフィールドの移動は tab or shift+tab でできます。
これで当ブログの新しい記事を書くときには、テンプレートを TextExpander で呼び出し、簡単に書き始められるようになりました。
【 TextExpander - Group を設定する 】
TextExpander でスニペットを登録するときには、どれかの「Group」に所属させるようになります。
メインウインドウでこの「Group」を選択すると、それに対して有効なアプリケーションや省略語から展開するときの効果音、「Suggest」機能を使うかどうかなどを設定できます。
有効なアプリケーションを設定する
例えば「Expand in」のリストでは、そのグループの適用アプリケーションを設定することができます。

「Expand after」の設定
「Expand after」のリストで、省略語を入力する前に文章入力している状況での、スニペットを展開する条件を設定します。

- Whitespace
省略語を入力する前が「空白」でないと、スニペットを展開しないようになります。ただし、キャレットをカーソルやマウスで移動したりした場合には当てはまりません。(ちょっと分かりにくいけど・・・)
(例)ABCts → ABCts [× スニペットを展開しない]
ABC ts → ABC test snippet
これがデフォルトの設定。
スニペットを展開する気がなくて普通に文章を入力しているときに、不意に省略語を展開されることはないので、誤動作を防げます。 - All but letters & numbers
省略語を入力する前が「文字」や「数字」の場合はスニペットを展開せず、括弧などの記号などでは展開する。
(例)ABCts → ABCts [× スニペットを展開しない]
123ts → 123ts [× スニペットを展開しない]
(ts → (test snippet
文章を打ち込んでいて、その流れで省略語を展開したいときには、これを設定しておきます。 - Any character
どんな状態であっても、省略語を入力したときにスニペットを展開する。
(例)ABCts → ABCtest snippet
123ts → 123test snippet
このようなスニペットを展開するための条件を設定できます。
Suggest機能を使う
グループの設定で「Suggest abbreviations」のチェック項目があります。これに「✓」していると、そのグループは Suggest機能 ? 候補を提案する機能が使えるようになります。

そして TextExpander の環境設定ウインドウの「Hotkeys」タブを開きます。

ここの「Suggest Matching Abbreviations」に任意のホットキーを設定します。
これで準備完了。文章を入力しているときに省略語がうろ覚えの状態であっても、省略語の頭の文字を入力してから先程のホットキーを押します。
すると、それにあった候補が表示されるので選択できるようになります。

これは便利なので利用した方がいいです。
Suggest機能を使う前提で、グループ分け、また同じグループの各スニペットはすべて同じ文字記号で始めるとか工夫しておくと使いやすいです。
僕の場合、ブログで使うHTMLタグのグループのスニペットの省略語の頭は、すべて「<」で始めるように設定しています。こうすれば省略語を忘れても「<」を入力してSuggestさせれば探し出せるので助かってます。
Group をURLから読み込む
メインのウインドウ左下の「+」メニューで新規のグループをURLから読み込むこともできます。

例えば作者さんが参考例としているURL
http://www.smileonmymac.com/te/example.textexpander
を設定してみると・・・

「example」というグループをインポートできます。

このURLから読み込んだグループはアップデートできるようになっているので、サーバー上に「.textexpander」ファイルをアップロード・更新していけば、仲間内でスニペットを共有なんんてこともできそうです。
環境設定の「Sync」タブにおいても Dropbox, MobileMe など使って共有できるようです。iPhone用アプリも導入していればそれらとも。

ちなみに TextExpander のシングルライセンスでは、
1人で複数のMacを使ってる場合のみ、1台以上のMacにTextExpanderをインストールすることは可能なようです。
2人以上で複数のMacを使っている場合には、ファミリーライセンスが必要です。

話がそれたけど、予め定義されているグループも読み込むことができます。

CSS や HTML のコード、シンボルマークなどが用意されています。
【 TextExpander - 省略語から自動で展開しないようにする 】
有効/無効をトグルする
メニューバーの「Disable Expansion/Enable Expansion」を実行して、TextExpander の有効/無効をトグルできます。

無効のときはメニューバーのアイコンが薄い色に変わります。

環境設定の「Hotkeys」タブで、これのホットキーを設定できます。
自動的に省略語から展開しないようにする
TextExpander は、省略語を入力するとすぐにスニペットを展開するように、デフォルトで設定されていますが、これを Space や tabキー などを押して展開するようにも設定できます。
環境設定の「Expansion」タブを開き、「Expand abbreviations」のリストから選択します。

- immediately when typed
省略語を入力すると直後に展開します(デフォルト設定) - at delimiter (keep delimiter)
省略語を入力してから Space や tabキー などを押して展開します。
デリミタとなるキーを押しっ放しにするので、スニペットが連続で入力され続けます。escキー などを押すまで止まりません。
なぜこんな設定があるのだろう?バグ? - at delimiter (abandon delimiter)
省略語を入力してから Space や tabキー などを押して展開します。
これを上記の (keep delimiter) のように連続でスニペットが入力され続けるようなことはありません。
日本語入力する場合の spaceキー で候補を表示、returnキー で確定とデリミタのキーがかぶらないように「Set delimiters...」ボタンから設定しないと使い物になりません。
上記の下2つのデリミタとなるキーは「Set delimiters...」ボタンを押して、ダイアログでキーを追加・編集します。

デフォルトのキーは space, tab, return が設定されています。ドラッグ&ドロップで追加できます。
デフォルト設定の「immediately when typed」が一番使いやすいです。
(TextExpander の参考リンク)
- TextExpander Help: Index
- TextExpander: Mac Typing Shortcut Utility Saves You Time! - VIDEO TUTORIAL
- TextExpander « SmileOnMyMac Blog
- Use TextExpander with Dropbox 2.0 « SmileOnMyMac Blog
- シゴタノ! ? 寿命ものびるかも? タイピング速度を劇的に向上させる TextExpander を使い込む幸せ
- TextExpander - 感じ通信
- OS運用記録4月3 : TextExpander
この記事では TextExpander 3.0.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : SmileOnMyMac: Mac Software for PDF Editing, CD Labels, Text Expansion and Faxing
Download page : TextExpander: Mac Typing Shortcut Utility Saves You Time!
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-323.html

Telling Folders : フォルダの上に画像やアイコンを足したカスタムアイコンを作成
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
フォルダアイコンの上に画像や他のアイコンを足したカスタムアイコンを作成する「Telling Folders」の紹介です。
使い方は Telling Folders を起動して、画像やアイコンをウインドウにドラッグ&ドロップします。

これで、ウインドウにその画像などが適用されたフォルダが表示されます。
(「Image Borders」のチェックを外すと、画像の場合の白枠無しになります。)
そこに、そのカスタムアイコンを適用させたいフォルダを またドラッグ&ドロップします。

これでそのフォルダにアイコンが適用されました。


もちろん画像でなくとも、アプリケーションなどのアイコンをカスタムアイコンに設定することもできます。

この記事では Telling Folders 1.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : omz:software
Download page : omz:software
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-247.html

iZoom : JPG画像を予め設定しておいたサイズで簡単に切り抜く
OS10.2以上(PPC)
ドネーションウェア
JPG画像を予め設定しておいたサイズで、簡単に素早く切り抜いて書き出せる「iZoom」の紹介です。

ホームページなどに決まったサイズの画像を使うときなどに便利で、
決まった画像サイズがまずありきで 切り抜きをしたいときに、威力を発揮するアプリケーションです。
使い方はまず iZoom を起動して、JPG画像をドラッグ&ドロップするなどして開きます。
(※サポートしているのはJPG画像のみ)
そして左のリストから定型サイズを選択します。

リスト項目は登録した名前になっていて、実際のサイズはその下に表示されます。

ここで指定したサイズがウインドウ右ペインで、枠で表示されます。
画像をドラッグ&ドロップして移動し、枠に収まるように見栄えよくします。

元画像のリサイズが左下のスライダで実行できます。

切り抜きしたい部分を確定したら、command+S で保存して完了です。
(JPG形式のみに書き出せます)
定型サイズの設定は環境設定にて、新たに追加設定・編集できます。

※ iZoom は、ちょっと古く、PowerPC用アプリケーションなので、Intel Mac だとRosetta環境がないと動作しないと思います。
この記事では iZoom 1.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : iZoom
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-428.html

AutoPairs : 括弧「(」などの最初の片方を入力すると自動的に「)」を入力する
PreferencesPane
OS10.4以上(UB)、10.3 各対応
フリーウェア
テキスト入力するときに括弧「(」などの最初の片方を入力すると、自動的に「)」を入力して、さらにキャレットを移動して、括弧内からすぐに入力できるようにする「AutoPairs」の紹介です。
(muta's mac scribblingさん経由で知りました)
AutoPairs をインストールして有効にしていると、
(), {}, <>, «», [], ""
上記のような括弧などのペアが、最初の片方の入力だけで済ませられます。

ただし、日本語入力の場合は機能しません。
例えば全角の「(」を入力しても、相棒の「)」は自動入力されません。
やっかいなことに日本語入力でもキャレットの移動だけは有効になってしまうので、ちょっと慣れないうちは使いにくいかと思います。

例えば「と入力すると、」は入力されずに、キャレットだけが移動して1文字分左に移動して、上の状態のようになります。
なので「入力後に return で確定してから、」を入力するようにすればいいかと思います。
僕なんかは「」を連続して入力する癖がついてしまっているので、気付いたらこんなになってます。

AutoPairs はシステム環境設定ペインで、
システム環境設定 > AutoPairs パネル
を開いて設定します。

ここのリストのチェックボックスで、AutoPairsが有効な文字ペアを設定します。
各アプリケーションごとに異なる設定をすることもできます。

①「Add Application...」でアプリケーションを選択して、②のリストでそのアプリケーションを選択し、そこでそのアプリ独自の設定ができます。
全体での設定は「Most Applications」での設定です。
テキストエディタなどのアプリケーションだけで有効にしようと思えば、「Most Applications」のチェックを全部外して、特定アプリを追加・設定するといいでしょう。
この記事では AutoPairs 3.0.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Home(←なぜだか開けない?)
Download page : AutoPairs
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-117.html

TillyTilla : だれでも簡単に綺麗なアイコンを作成できる高機能なアイコン作成ツール
OS10.3.9以上(UB)
フリーウェア
手持ちの写真画像を簡易編集して、用意されたテンプレート画像やフレームとを合成する、
ドキュメントアイコンなどシステムデフォルトのアイコンと画像を合成する、
単純に用意した画像からICNSファイルを作成する、
などなど・・・、だれでも簡単に綺麗なアイコンを作成できる高機能ツール「TillyTilla」の紹介です。

この「TillyTilla」1つでアイコン作成に関する様々なことができます。
【 単純に画像からアイコンを作成する 】
単純に用意した画像からアイコンを作成する方法から。
まず、アイコンに使用する画像を用意します。
Leopard以上ではアイコンは最大512pxの大きさまで表示できるので、大きく表示しても綺麗に見せたい場合は512px四方の画像を用意します。(それ以前は128px)
用意する画像は正方形のものを用意します。そうでないと引き延ばされたりして縦横比が変わってしまいます。フォーマットはアルファチャンネルが使える PNG, TIFF 形式などがいいかと思います。
(たぶん Photoshop のPSDファイルそのままでもOKだと思う?)
それらの用意した画像を「TillyTilla」のウインドウの各サイズの箇所へドラッグ&ドロップしていきます。

OSXのアイコンは表示する大きさによって画像を変えることができるので、アイコンに変化を付けたいなら、それぞれのサイズに違う画像を適用させるといいでしょう。
「256 x 256 を表示」「512 x 512 を表示」をクリックすると、そのサイズ独立したウインドウが表示されるので、そこへドラッグ&ドロップします。
下のリストに使用するサイズにチェックを入れます。

1つのアイコンですべての表示サイズで同じ画像を使用するなら、大きいサイズ(例えば512px)1カ所に画像を設定しておくだけでも一応?大丈夫です。
「Open/Drop States を追加」にチェックすると、Finderでドロップを受け付けると変化するフォルダのアイコンを作る事が出来ます。
ただし、この機能で作成した、閉じたり開いたりするようなアイコンは、Mac OS X 10.2からMac OS X 10.4 のみでしか使用できません。
最後に「アイコンを保存」で保存します。
(「アイコンをコピー」なら、アイコンデータをクリップボードにコピーします)
保存するときに「ICNS」「フォルダ」「空のファイル」その他画像ファイルなど、形式を指定できます。

ウインドウ左下の「▶」をクリックするとドロワーが開きます。
ここの下の部分にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすると、ドロップしたものに対して設定中のアイコンをセットします。

このドロワーでは他にも、「クイック保存( control+shift+S )」の保存先やフォーマットを設定したりできます。
【 フレームとスタンプと手持ち画像を組み合わせてアイコンを作成する 】
TillyTilla は「フレーム」と「スタンプ」、さらには手持ちの画像を組み合わせて、だれでも簡単に綺麗なアイコンを作れるようになっています。
- フレーム --- 一番下の画像。システムアイコンや予め用意された Aqua orb など、自分でアイコンや画像を指定することもできます。
- スタンプ --- 一番上に来る画像。フレームと同じ要領でアイコンや画像を選択できます。スタンプではさらに文字入力することも可能です。
- 画像 --- 手持ちの画像をドラッグ&ドロップしてアイコンの一部とします。「フレーム」と「スタンプ」の間に入ります。
例として、下のようなアイコンを作ってみたいと思います。

まず「フレーム」のリストで「システムアイコン」を選択、その下のリストで「Folder」を選択します。

ちなみに、ここの「システムアイコン」の内容は、環境設定( command+, )の「システムアイコン」タブで増やしたり編集できます。

「一覧から追加」で、デフォルト設定ではないものも追加することができます。
次に画像をドラッグ&ドロップします。

アイコンサイズによって画像を変化させたいときは、さらに別の画像をドラッグ&ドロップして、メニューからどうするか選択します。

ウインドウ左側の「編集」にチェックを入れて、リストから「画像」を選択して各種編集機能を使って、画像をアイコンにフィットするように調整します。

画像の位置を調整する「整列」機能が便利。

また編集にチェックを入れていると、「画像」「フレーム」「スタンプ」のどれか選択しているものを、直接ドラッグしたりして位置を調整したりもできます。

command+ドラッグ で回転、shifti+ドラッグ で拡大縮小 といったこともできます。
カーソルキーも使えます。
最後に スタンプ で「文字入力」を選択します。

文字入力ウインドウが表示されるので、ここでアイコンに表示したいものを書いていきます。フォントの種類や色も選択します。

アイコン上での文字の位置などを調整して完成です。

【 複数画像フレームを使う 】
複数画像フレームを使えば、フレーム画像のくり抜いてある部分に、手持ち画像を表示させたり、いろいろな種類のアイコンを作れます。
(制作例)

デフォルトで用意されているものは「Document」「CD」「Aqua Orb」の3種類です。

これ以外にも作者さんが用意された追加のフレームがあるので、インストールしておくと様々な種類のアイコンを簡単に作れるようになります。
[ 追加複数画像フレーム ]
『Prosper. Aquila. Shy. Zoo - TillyTilla Additions.』
インストールは、ダウンロードしたフレームのフォルダ(画像ファイルとplistファイルが入ってるフォルダ)を下記の場所に保存します。
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/TillyTilla/Frames/
これで TillyTilla を再起動すると、そのフレームを使用できるようになります。
また、複数画像フレームは自分で作ることもできます。
『Prosper. Aquila. Shy. Zoo. - 複数画像フレームの作り方』
このページを参考に自分でも2つフレームを作ってみました。
iPhoneの角丸でテカリが入った感じにする「iPhoneIcon」

(見た目で似せただけなのでiPhoneでのアイコンの形と同じ訳ではありません)
OS10.5以降でのフォルダ「FolderIcon」

(システムアイコンにも「Folder」はあるけど、これはフォルダの色を自分で選べて、画像のフォルダの外にはみ出した部分は隠されます。)
欲しい人がいたら下のリンクからどうぞ。
『TillyTilla_ Frames.zip』
【 プラグインを追加して画像を編集する 】
TillyTilla にはフレームやスタンプ、画像を編集するためのプラグインが下記のページに用意されています。
[ プラグイン ]
『Prosper. Aquila. Shy. Zoo. - TillyTilla Plug-Ins.』
ここからダウンロードした「○○○.bundle」を
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/TillyTilla/Plug-Ins
に保存して、TillyTilla を再起動すると使用できるようになります。
プラグイン メニューから、それぞれのプラグインを使用できます。

例えば「ぼかし」機能はこんな感じ。

これらのプラグインをつかうと、よりいろんな編集ができるようになります。
この記事では TillyTilla 0.6.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Prosper. Aquila. Shy. Zoo.
Download page : Prosper. Aquila. Shy. Zoo - TillyTilla.
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-430.html

Icon Composer : Apple純正のアイコン(ICNS)ファイル作成ツール
Apple純正のアイコン(ICNS)ファイル作成ツール「Icon Composer」の紹介です。
Icon Composer は Developer Tools をインストールすると、
/Developer/Applications/Utilities/Icon Composer.app
の場所にインストールされます。
この「Icon Composer」は自作のカスタムアイコンを作成したいときに使うアプリケーションです。
アイコンを作るために、まず画像を用意します。
Leopard以上ではアイコンは最大512pxの大きさまで表示できるので、大きく表示しても綺麗に見せたい場合は 512x512px(以上)の正方形の画像を用意します。
(Tiger以下では 128x128px がアイコンの最大サイズです)
例として、下の画像を使ってアイコンを作ってみようと思います。

用意する画像は必ず正方形のものを用意します。そうでないと引き延ばされたりして縦横比が変わってしまいます。フォーマットはアルファチャンネルが使える PNG, TIFF 形式などがいいかと思います。
(たぶん Photoshop のPSDファイルそのままでもOKだと思う?)
Icon Composer を起動して「Images」タブにて、各サイズに画像をドラッグ&ドロップして設定していきます。

画像サイズがいろいろ存在するのは、FInderで表示されるアイコンの大きさによって絵柄を変えられるからです。
例えば 16px はリスト表示のときのアイコン、256px はQuickLookで表示されるときのアイコン、512px はCoverFlowで最大表示のときのアイコンといった具合です。
アイコンに変化を付けたいときは、それぞれのサイズに異なる画像をドラッグ&ドロップしてセッティングします。

別にアイコンに変化を付けないときは、一番大きなところに1つ画像を設定するだけでもOK?なようです。下の例の場合 512px の箇所だけに画像をセッティングしていますが、実際アイコンにして Finder で小さく表示してもちゃんと縮小表示してくれます。

アイコンの各サイズでの表示具合を確かめたいときは、「Preview」タブでスライダを動かして各サイズでの表示確認ができます。

リストで背景色を変更できます。
後は command+S で保存します。

アイコンファイル(拡張子「.icns」)として保存します。
今の Icon Composer では保存したファイルにそのアイコンが設定される仕様になっています。なので後はこれをコピーして、貼付けたいファイル・フォルダで「情報を見る」ウインドウなどでコピー&ペーストするなどして使用します。
古いバージョンの Icon Composer だと、ICNSファイルにアイコンが貼付けられていない状態なので、IconDropletなどのアプリケーションを使ったりしてコピー&ペーストできる状態にして、使用します。
(あまり使うことはない機能だと思うけど、)Icon Composer 上でマスク画像を設定することによって、アイコンの形を設定することができます。
例えば下のような写真画像をアイコンとして使うとします。

次に「Masks」タブを開いて、マスク用の画像を各サイズにドラッグ&ドロップします。黒い部分が表示される箇所になります。ここでは「りんごマーク」の形にマスクしてみます。

これで、アイコン画像が「りんごマーク」の形になります。

またさらに今のバージョン(ver 2.1)の Icon Composer は 、Windowsのアイコン形式の ICO形式 のファイルを作成することもできるようになっています。
shift+command+N でICO形式作成用のウインドウが表示されるので、後の操作は同じです。

File メニュー > Convert to ICO( command+T )
でMacのICNS形式から、ICO形式にコンバートすることもできます。
この記事では Icon Composer ver 2.1 (127) を使用しています。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-633.html
F8キー を押すなどして、Spaces の各スペース一覧を表示したときに、ウインドウをドラッグ&ドロップして、そのウインドウを別の作業スペースに移動させることができます。
下の例では、Safariのウインドウを右のスペースに移動しようとしています。

1つのウインドウをドラッグ&ドロップしても、他のウインドウはスペース移動しません。
例ではSafariには「ダウンロード」ウインドウも開いていたけど、それは元のスペースに残ったままになります。

こんな風に、同じスペース上に存在する そのアプリケーションの他のウインドウをまとめて移動したいときは、command+ドラッグ すると、まとめてスペース移動することができます。

('10/04/17追記)
コメントで教えてもらったのですが、この複数ウインドウをまとめてスペース移動するのに
shift+ドラッグ もまた同じように操作できます。
('10/04/19追記)
これもコメントで教えてもらったのですが、この複数ウインドウをまとめてスペース移動するのに
control+ドラッグ もまた同じように操作できます。
なんだ、commandキー, shiftキー, controlキー どれでも一緒?でした。
他にも、Spaces を起動してスペース一覧を表示しているときに
- command+カーソルキー でフォーカスを移動すると、そのスペースにある全部のウインドウをまとめてスペース移動する
- option+カーソルキー でフォーカスを移動すると、現在のスペースと移動後のスペースのウインドウを入れ替える
ちょっと試しただけなので、もし間違ってたらすみません。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-415.html

Micon : ドラッグ&ドロップでカスタムアイコンを貼付ける
OS10.3.9以上(UB)
フリーウェア
ドラッグ&ドロップで簡単にカスタムアイコンを貼付けられる「Micon」の紹介です。

通常 Finder でカスタムアイコンをファイル・フォルダに貼付ける場合、
command+I(アイ) などで「情報を見る」ウインドウを開いて、貼付けたいアイコンや画像をドラッグ&ドロップもしくはコピー&ペーストします。

この例では、「名称未設定フォルダ」にカスタムアイコンをドラッグ&ドロップして貼付けました。

(※ ドラッグ&ドロップでアイコン変更できるのは OS10.5 以降『ドラッグ&ドロップでアイコン変更』)
別にこの方法でも構わないのですが、数種類のアイコンを貼付けたいときなど数が多いときには不便だったりします。「インスペクタ」( command+option+I(アイ) )を使っても、頻繁に表示が変わって頭がこんがらがってしまうこともあります。
そんなときに「Micon」を使うと便利です。

Micon ではウインドウの左側にカスタムアイコン、右側に貼付けたい対象のファイル・フォルダを、それぞれドラッグ&ドロップし、最後に「Set」ボタンで、カスタムアイコンを貼付けます。
アイコンを貼付けると対象のファイル・フォルダにそのカスタムアイコンが貼付けられます。

「Remove」ボタンで、貼付けたカスタムアイコンを外せます。
また、履歴も残ます。リストから過去のセッティングの組み合わせを呼び出すことができます。

Micon のウインドウに表示された左右それぞれのアイコンをダブルクリックすると、そのファイルをデフォルトアプリケーションで開く、フォルダであればFinderでそれを表示するので便利です。
FInderでの操作と大して手間は変わらないけど、数が多いときに便利だと思います。
また、OS10.5以下でもドラッグ&ドロップで操作したいとき、マウスで直感的に操作したいという場合には、Finderよりも「Micon」を使った方がいいと思います。
この記事では Micon 1.1.3U を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : FileWell - Software for Mac OS X
Download page : Micon - a freeware icon tool from filewell.com