- [2009/04/30] セーフモードで起動する
- [2009/04/30] Print Window
- [2009/04/29] Slammer
- [2009/04/27] SizzlingKeys
- [2009/04/27] システム起動時に「起動ボリューム」を選択する
- [2009/04/25] GIFfun
- [2009/04/25] Drip
- [2009/04/22] Blitz
- [2009/04/22] LaunchBar/ Instant Open 機能について
- [2009/04/21] Firefox PDF Plugin for Mac OS X
- [2009/04/21] TaggingService
- [2009/04/20] wowlab_figure
- [2009/04/18] QuickFileType
- [2009/04/18] NuFile
- [2009/04/16] CreateBooklet
- [2009/04/16] メニュー項目名をキーボード入力で選択・実行
- [2009/04/15] ImageUp
- [2009/04/14] wowlab_circle
- [2009/04/13] FontDoc
- [2009/04/13] Font Book
- [2009/04/10] DTB 2009年版
- [2009/04/07] みかちゃんフォント
- [2009/04/06] スクリプトメニューをランチャとして使う
- [2009/04/04] Picturesque
- [2009/04/04] Acorn
- [2009/04/04] 背面のままウインドウを移動する
- [2009/04/02] CM Plugin アイコンが適切に表示されない不具合
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-911.html

僕のMacの起動ディスクを「Disk Utility」を使って
「ディスクの検証」を行うと、よく問題が発生します。

※起動ディスクの「ディスクの検証」を行う場合は、実行中はほとんど操作できません。
下のようなログで「ファイルとフォルダの数がおかしい」と表示されて、
「ディスクの修復」が必要と表示されます。
ボリューム“Leopard”を検証中 ライブ検証を実行中です。 ジャーナリングが有効な HFS Plus ボリュームを確認中です。 エクステントオーバーフロー・ファイルを確認中です。 カタログファイルを確認中です。 マルチリンクファイルを確認中です。 カタログ階層を確認中です。 拡張属性ファイルを確認中です。 ボリュームビットマップを確認中です。 ボリューム情報を確認中です。 ボリュームのファイルカウントが正しくありません (正しい値 949182、不正な値(現状)949183) ボリュームのディレクトリカウントが正しくありません (正しい値 224055、不正な値(現状)224054) ボリューム“Leopard”には、修復が必要です。 エラー:ファイルシステムの検証または修復に失敗しました。 |
なぜだか知らないけど、このエラーはよく起こり、その度に外付けハードディスクに保存してあるバックアップのOSから起動し直して、「Disk Utility」で
「ディスクの修復」を実行していました。
(起動ディスク自身の「修復」はできない為)
でも別のボリュームから起動しなくても、セーフモードで起動すれば、この「ディスクの修復」と同じようなことができることを知りました。
『Safe Boot、Safe Mode とは? (Mac OS X)』より
セーフブートとは、トラブルシューティングを行うときに Mac OS X 10.2 以降で利用できる特別な起動方法です。セーフモードは、セーフブートした後の Mac OS X の状態を指します。
セーフモードで起動すると、起動とコンピュータの操作を単純にするために、5 つの項目が実行されます。
- 起動ボリュームのディレクトリチェックが強制的に実行されます。
- 必要なカーネル機能拡張のみが読み込まれます (一部の項目は、「/システム/ライブラリ/Extensions」にあります)。
- Mac OS X 10.3.9 以前:アップルによってインストールされている起動項目 (/ライブラリ/StartupItems または /システム/ライブラリ/StartupItems 内の項目など。ユーザが選択したアカウントのログイン項目とは異なります) のみが実行されます。
- Mac OS X 10.4 Tiger のみ:システム/ライブラリ/Fonts 以外のフォントはすべて無効になります。
- Mac OS X 10.4 Tiger のみ:通常は「/ライブラリ/Caches/com.apple.ATS/(uid)/」に格納されているフォントキャッシュがすべてゴミ箱に移動されます。(uid) は、501 などのユーザ ID 番号です。
- Mac OS X 10.4 Tiger のみ:すべての起動項目とログイン項目が無効になります。
- Mac OS X 10.5.6 以降:(/var/db/dyld/) に格納されているダイナミックローダの共有キャッシュが削除されます。キャッシュは、コンピュータを再起動すると、再び作成されます。キャッシュに問題がある場合は、起動時 (特にソフトウェアアップデート後)、青い画面が表示されます。
これらの変更が行われることで、起動ボリューム上のソフトウェアやディレクトリの損傷が原因で起こる問題を回避できます。
『Mac OS X: Safe Boot(セーフブート)は通常の起動より時間がかかります』より
時間がかかるのは、Safe Boot では正常な動作であり、Safe Boot 中に発生する次の二つのことによって起こります:
- Safe Boot は、ハードディスクのディレクトリチェックを強制的に行ないます。これは、「ディスクユーティリティ (Disk Utility) 」の「ディスクを修復」や、
fsck -fy
ターミナルコマンドを使って行なうのと同じ作業です。- 速く起動するために使用される、カーネル機能拡張のキャッシュが無視されます。(キャッシュファイルは“/システム/ライブラリ/Extensions.kextcache”です)。
セーフモードで起動すると、ディレクトリチェックを強制的に行うことで、修復されるようです。
今までやったことがなかったので、一度「セーフモード」で起動してみました。
やり方はシステムの起動時に shift を押しながら起動します。
グレーの りんごマークの画面になってから、かなり時間が掛かります。
(このときは もう shiftキー を離しても大丈夫)
次にブルーバックの画面に変わり、またしばらくしてから、やっとログインウインドウが表示されます。
ログインウインドウには「セーフブート」と表示されます。

これで「セーフモード」でログインしてから、再度普通にシステムの再起動を行います。
そしてもう一度「Disk Utility」でディスクの検証を行うと、ちゃんと修復されていました。

セーフモードで起動するのと、別ボリュームから起動して修復するのと、作業時間的には大して変わりありませんが、外付けハードディスクやインストールDVDなどから起動する手間が省け、ただ単に shiftキー を押しながら起動するだけなので楽です。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-632.html

Print Window : フォルダ内のファイルをリスト化してプリントアウトする
コンテキストメニュープラグイン付き
OS10.3.9以上(UB)
シェアウェア $20(フリー版では機能制限有り)
フォルダ内のファイルをリスト化してプリントアウトする、ファイルを整理するときなどに便利なソフト「Print Window」の紹介です。

Print Window を使うときには、いろいろな方法があります。
- Print Window アイコンにフォルダをドラッグ&ドロップする
- Finderウインドウでフォルダを表示して command+P のホットキー
- Finderウインドウでフォルダを表示してDockの Print Window を右クリックしてメニューから「Print File Listing...」を実行
- 該当のフォルダをFinderで選択して、コンテキストメニュー「Print File Listing...」を実行(要CMプラグインのインストール)
Print Window を起動してから、例えば、Finderウインドウで「ホームフォルダ」を開いているとします。
このとき command+P のホットキーで、Print Window が起動して下のようなウインドウが開きます(設定による)。
このウインドウで、そのフォルダ内のアイテムのリストを、プリントアウトする際の各種設定を行います。

▶ 「Layout」タブ
「Style」では、
・ファイル名・種類・ファイルサイズ・変更日を表示する「Full List」
・ファイル名のみを表示する「Names Only」
どちらかを選択します。
「Folder Expansion」では、下部階層のフォルダを、プリントアウトしたときに展開してリストにするかを選択します。

▶ 「Sorting」タブ
「Sort by ○○○」にチェックして、リストからどうのように「ソート」(順番)するかを選択します。
下部階層を展開する場合には、そのフォルダ階層内でのソート順になります。

▶ 「Headers & Icons」タブ
「Include Header and Footer」にチェックすると、プリントアウトしたときの各ページにヘッダーとフッターを表示します。
フッターに印刷日時と、プリントするフォルダのパス(HFS形式)を表示するかを選択できます。
「Include Icons」にチェックすると、各アイテムのリスト項目にアイコンが表示されます。
見易くなるので、このチェックはしておいた方がいいと思います。
各種設定を終えて、また次回に同じような設定を使う場合は「Use as Defaults」にチェックして、現在の設定をデフォルト設定にできます。
これで「Print」ボタンをクリックするとプリントダイアログが表示されて、プリントアウトできます。

印刷に入る前に、ファイルをリスト化する作業に掛かります。
たくさんのアイテムを含むフォルダのリストを作る場合には、時間が掛かります。

下は試しにPDFに出力したものです。

CD・DVDにファイルをバックアップするときなどに、Print Window でインデックスリストを作る場合など、便利に使えると思います。
環境設定( command+, )の「Activation」タブで「Install Contextual Menu Plugin...」を実行すると、コンテキストメニュープラグインをインストールできます。

Finderを再起動するか、再ログインすると、Finderのコンテキストメニューに「Print File Listing...」という項目が追加され、選択しているフォルダ・Finderウインドウで表示しているフォルダを Print Window に送ることができます。

また、環境設定の「Print」タブでは、リストに使うフォントの設定などが行えます。

シェアウェア版の「Advanced」にアップグレードすると、CD・DVDケースのインデックス風にレイアウトできたり(『Print Window: Multitalented』参照)、Excelファイルに出力できたり、マニュアル操作で下部階層フォルダの展開を指定したり、いろいろ機能があります。
(30日間の試用期間が有ります)
僕の環境では、リストを出力後にクラッシュしたり(出力後なので問題はない)、ちょっと不安定なところもあるけど、フリー版の機能制限有りの「Print Window」でもかなり使えると思います。
この記事では Print Window 4.0.2 (フリー版) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Searchware Solutions: Print Window
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-912.html

Slammer : グリッド・ルーラーを表示する
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
レイアウトを考えるときなどに、画面上にグリッド・ルーラーを表示してレイアウト作成を手助けしてくれる「Slammer」の紹介です。

Slammer を起動すると、画面上に「グリッド」を表示します。
ルーラーを表示できない画像編集ソフトや、ホームページのレイアウトを考えるときなどに役立つと思います。

このグリッドは Slammer がアクティブなときに command+G のホットキーでON/OFFを切り替えできます。
shift+command+K でグリッドを常に最前面で表示するようにします。
(もう一度ホットキーを実行すると通常表示に戻る)
最前面に表示していても、Slammer を command+H などで隠せば、グリッドも隠れます。
control+command+R でグリッド周囲の「ルーラー」の表示/非表示の切り替え。
control+command+C でマウスポインタをクロスラインにし、座標を表示します。

(グリッド上にポインタがあるときのみ)
Windowメニュー > Slammer Inspector( shift+command+I(アイ) )
で、下の「Slammer Inspector」が開き、グリッドの大きさ・間隔や色などを設定できます。

グリッドは下の「+」ボタンから追加できます。
「0」を入力すると1方向だけのグリッドになり、「Bar」はグリッドの線の太さです。
各種設定したグリッドの内容をプリセット保存できます。
上部の「new」ボタンから、新しいプリセットを作ることができます。

場面に合わせて「Preset」のリストから、保存しておいたグリッドを呼び出して使い分けることができます。
Windowメニュー > Ruler Inspector( shift+command+R )
で、「Ruler Inspector」が開き、ルーラー・クロスへアラインのポインタの設定ができます。

それぞれ「Show」のところにチェックすると表示され、色の設定ができます。
「Axes Direction」のルーラーがプレビューされているところに、マウスポインタを持って行くと、下のように矢印が表示されて、目盛りの方向を設定できます。

この記事では Slammer 0.4 beta を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Ringce : Home
Download page : Slammer
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-404.html

SizzlingKeys : ホットキーでiTunesをいろいろ操作する
PreferencePane
OS10.4以上(UB)、iTunes8.1.x以上
フリーウェア(Pro edition はシェアウェア $4.95)
ホットキーでiTunesをいろいろ操作できるようにするシステム環境設定ペインの「SizzlingKeys」の紹介です。
インストール後に、まず最初に「Start」ボタンをクリックして、SizzlingKeys を起動します。

ここの「Basic Controls」タブで各ホットキーの設定を行います。
「✓」を入れた項目が有効になり、それぞれのボタンをクリックしてホットキーを設定します。


「Show Playlists」は、フローティングウインドウを開いて、プレイリストの一覧を表示します。
カーソルで項目を選択するか、検索ボックスに入力してプレイリストを選択し、returnキー でそのプレイリストを再生します。
「SizzlingKeys」というプレイリストも新たに作られます。
「Search」は、フローティングウインドウで、曲名やアーティスト名などで検索できます。

「Rating」タブでは、再生中の曲のレート付けをホットキーでできるようにします。

「Enable rating hot keys」のチェックすると、使用可能になります。
SizzlingKeys では曲の変わり目などで、その曲情報やアートワークを「Floater」で表示します。

(このフローターはドラッグして表示する場所を移動できます)
「Floater」タブで、その表示設定をできます。

「Extras」タブでは、このシステム環境設定の「SizzlingKeys」パネルをホットキーで呼び出したりできるようにします。

他にもMacをスリープさせたり、ロック(ログインウインドウを表示して、ユーザアカウントのパスワードを入力すれば復帰する)させたり、スクリーンセーバを起動したりと、iTunesの操作以外のこともホットキーでできるようになります。
この記事では SizzlingKeys 3.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Yellow Mug Software - Quality Shareware and Freeware Exclusively for Mac OS X
Download page : SizzlingKeys for Mac OS X - Control iTunes with keyboard hot keys using this iTunes Controller
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-909.html
システムを起動(再起動)するときに
optionキー を押しながら起動すると、
システムが立ち上がる前に、下のように Startup Manager が起動します。

「起動ディスク」となり得るボリューム一覧を表示し、それらから起動ボリュームを選択して起動できます。
外付けハードディスク、インストールDVD、内蔵ハードディスクなどが表示され、複数のシステムをインストールしている場合に簡単に起動ボリュームを選択できて便利です。
他にも起動時のキーコンビネーションがいろいろあるので、忘れないようにメモしおくと・・・
▶ 起動中に Xキー を押す --- Mac OS X を強制的に起動する
▶ 起動時に shift+option+command+delete を押す --- 通常の起動ボリュームをバイパスし、 別の起動ボリューム (CD や外付けディスクなど) を探す
▶ 起動中に Cキー を押す --- システムフォルダを含む CD・DVD から起動する
▶ 起動中に Nキー を押す --- 互換性のあるネットワークサーバから起動する (NetBoot)
▶ 起動中に Tキー を押す --- FireWire ターゲットディスクモードで起動する
▶ 起動中に shift を押す --- セーフブートモードで起動し、ログインアイテムおよび必須ではないカーネル拡張ファイルを一時的に無効にする(Mac OS X 10.2 以降)
▶ 起動中に command+V を押す --- Verbose モードで起動する
▶ 起動中に command+S を押す --- シングルユーザモードで起動する
以上『Mac OS X のキーボードショートカット』より
▶ ビープ音が 2 度鳴るまで option+command+P+R を押し続ける
--- PRAM および NVRAM をリセットする
『Mac の PRAM および NVRAM をリセットする』より
さらに Intel Mac の場合、上記以外にも・・・
▶ 起動時に Dキー を押す --- インストール DVD 1 がコンピュータに挿入されている場合は、Apple Hardware Test (AHT) から起動します
▶ ⏏ or F12 を押すか、あるいはマウス (トラックパッド) のボタンを押し続ける
--- 光学式ディスクなどのリムーバブルメディアをすべて取り出します
▶ 起動時に option+N を押す --- デフォルトの起動イメージを使って NetBoot サーバから起動します
『Intel-based Mac で利用できる起動時のキーコンビネーション』より
という具合に、いろいろ起動時のキーコンビネーションが使えます。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-391.html

GIFfun : GIFアニメーション作成ツール
OS10.2以上(UB)
フリーウェア、日本語対応
ぱーむらいふさん の『Gifアニメを作る__GIFfun』で知った(ずいぶん前だけど)、GIFアニメーション作成ツールの「GIFfun」の紹介です。

操作は簡単で、GIFアニメーションにしたい画像ファイル用意して、それをウインドウにドラッグ&ドロップして行きます。

ドラッグ&ドロップする画像ファイルの形式は、JPG, PNG, TIFF, GIF, PDF など、いろいろなものに対応しています。
それぞれの「コマ」で表示時間を設定します。
単位は1/100秒です。

リストから選択するか、数字の部分をダブルクリックして入力します。
あとは「繰り返し回数」を設定し、オプション設定(あまりよく分からない)などを設定して、「Gifを作成」or command+G を実行すると、そのGIFアニメーションをWebブラウザで開きます。

出来上がりを見て、どれかの「コマ」を削除したい場合は、その画像を GIFfun で選択して command+X で削除できます。
保存するときは、command+S で保存するか、GIFfun のウインドウに表示されている GIFのドキュメントアイコンをクリックすると、テンポラリファイル(一時的なファイル)がFinderに表示されるので、それを保存したいフォルダにドラッグ&ドロップして保存します。
(↓試しに作ったGIFアニメーション)

shift+command+S で、GIFfun での設定を保存することができます。

拡張子「.gifAnim」のファイルで保存され、再度 GIFfun での設定を編集することができます。
この記事では GIFfun 4.2 ( March 13 2008 [build 133] ) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Stone Design / Big Stone Phone - iPhone and Mac OS X software for the rest of us!
Project page : ((( Stone Design ))) -> GIFfun -> About
GIFfun Help
Download page : Download Stone Software -> NewDownload
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-901.html

Drip : 描いた行程を動画に出力できるドローイングソフト
OS10.4以上?(UB)
フリーウェア
レイヤが使えて、描いた行程を動画に出力できる機能を持つドローイングソフト「Drip」の紹介です。

起動するときに、キャンバスサイズ、背景の色などを設定して新規書類を作ります。

「Tools」パネルで「B」でブラシ、「E」で消しゴムかを選択して、キャンバスに描き込んで行きます。スライダでブラシの太さ、ぼかし具合を調整します。
一番上の色の部分をクリックしてカラーパネルを開いて、色を選択できます。

レイヤが使えるので、パーツごとにレイヤを使うといいでしょう。
そのレイヤの表示モードも選択できます。
「+」「-」でレイヤの追加・削除、右側のアイコンはレイヤを統合します。
「Advanced」を展開すると、「ブラシ」「消しゴム」について、1つ1つの描く(消す)ものに対して、詳細な設定をすることができます。

「Spacing」は点線のような効果
「Resaturation」はインク補充量?背後の色と混ぜあ合わせたような効果
「Opacity」は透明度
「Pressure Effect」はたぶんペンタブレットの筆圧によるものだと思います。
(持ってないから分からないけど・・・。)
「Blend Mode」は、描画モード
なかなかの機能が揃っています。
command+Z Undo
shift+command+Z Redo
も使えて、やり直しがききます。
「Tools」メニューから、描いた行程を動画で見ることができます。

「Play Back」を実行すると、その動画を見れます。
(1分ぐらいに要約されます)
「Export Movie」で QuickTime形式(.mov)の動画ファイルとして出力します。
試しに迷画伯による落書きをYouTubeにアップしてみました。
消しゴムで消したところが、なぜだか黒い点みたいに処理されたけど、細かいことは気にしてはいけない。
command+S で保存すると、拡張子「.drip」のファイルとして保存されます。
Fileメニュー > Export Image( command+E )
で「JPG」「PNG」に書き出せます。

「Drip」は、まだちょっと不安定なところもあるけど、多機能かつシンプルで使い易いドローイングソフトだと思います。
この記事では Drip 0.1 (13) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : drop-osx - Google Code
Download page : Downloads - drop-osx - Google Code
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-907.html

Blitz : 指定したアプリ以外のプロセスを停止して1つのアプリに集中する
Growl対応
OS10.5以上(UB)
シェアウェア $17
他のアプリケーションに邪魔されずに、1つのアプリケーションに集中したいときに便利なソフト「Blitz」の紹介です。
MacHeist の謎解きミッションで手に入れたソフトで、同様に手に入れた方も多いんじゃないかと思います。
Blitz を起動すると、メニューバーの右側に「チューリップ」のアイコンが表示されます。

ここには、起動中のアプリケーションが表示され(バックグラウンドで起動しているものは除く)、今現在の最前面のアプリケーションは「Focus on ○○○」と表示されます。
例えばデスクトップが下のように、いろんなアプリのウインドウをゴチャゴチャと開いている状態だとします。

ここで Blitz の「Focus on ○○○」を実行すると、最前面のアプリケーション以外のウインドウをスリガラスで覆ったようにぼかします。

これで、まわりのアプリケーションを気にせず、1つのアプリケーションに集中して作業が行えます。
Growl にも対応していて、最前面のアプリケーションに「フォーカス」するときに、Growl表示します。

「フォーカス」を解除するときは、最前面のアプリのウインドウ以外をクリックするか、メニューバーから「Defocus」を選択します。

ここまでの機能なら、似たようなアプリケーションもあるし、$17 はちょっと高いなあ、どうせタダで貰ったものだけど・・・と思ってたのですが、開発者のサイトの説明を読んでみると、この「Blitz」はフォーカスされていないアプリケーションのプロセスを停止する機能を持っていました。
Activity Monitor で「動作中のプロセス」を表示して、「Blitz」を使用・不使用での状態を比べてみると・・・
(普通の状態)

Safari、LaunchBar、Finder、辞書.app などが動作中のプロセスにリストされています。
(Blitz で Activity Monitor にフォーカスして他のプロセスを停止した状態)

システムやバックグラウンドアプリケーション※のプロセスばかりになります。
少しCPUの「ユーザ」プロセスの使用率も下がったようにも感じます。
※「バックグラウンド アプリケーション」起動してもDockにアイコンが表示されない、メニューバーにメニュー項目が表示されないアプリケーションのこと。
Blitz はバックグラウンドアプリのプロセスは停止しません。
例えば、Acorn などの画像編集ソフトで CoreImageフィルターを使うとき、ものすごくCPUパワーを使います。
4・5個くらいフィルターを重ねると、すごいです。
そんなときに「Blitz」を使って他のプロセスを停止すると、その辺りの処理も少しばかり早くなったりします(違いが感じられるほど顕著なものではないけど・・・)。
また Blitz は個別のアプリのプロセスを停止することもできます。
例えば、メニューから「Safari」を選択します。

プロセスを停止したアプリ名の頭には「▐▐」マークが付きます。
これでSafariのウインドウを最前面にしても、メニューは「Safari」以外のアプリケーションのメニューが表示されるし、Safariのウインドウ上にマウスポインタを持って行っても虹色グルグルマークになって操作できなくなります。
Activity Monitor で見てみると、フリーズしているのと同じ状態になっています。

Blitz のメニューで、もう一度「Safari」を選択すると、この「フリーズ」状態を解除して、普通の状態に戻ります。
(※ 注意 ※) 気を付けなければならないのが、Blitz で「フリーズ」させたアプリケーションを、また Blitz でフォーカスする対象として実行できてしまうところです。 ![]() 上のように Safari を「フリーズ」させているにも関わらず、「Focus on Safari」と表示されています。 これを実行すると、Blitz 自身がフリーズしてしまい、他のアプリケーションも Blitz によってフリーズさせるので、何も操作できなくなってしまいます。 もし、この操作をやってしまった場合、ターミナルを起動して killall Blitz のコマンドを実行するか、Activity Monitor で Blitz のプロセスを終了します。そして再度 Blitz を起動して、どれか「フリーズ」していないアプリを対象として「Focus on ○○○」「Defocus」を実行すると、「フリーズ」していたアプリケーションも元に戻ります? |
Blitz の環境設定(Preferences)で、最前面アプリをフォーカスするホットキーを設定できます。

他にも個別にアプリをフリーズさせたときに、シャッター音を鳴らしたり、画面をフラッシュして知らせるようにもできます。
この記事では Blitz 1.0.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Blitz - Your Life on the Mac, Now Faster.
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-816.html

LaunchBar : コマンド入力ランチャ+多機能ユーティリティ
OS10.4以上(UB)
シェアウェア Single License €24, Family License €39, Update €9
LaunchBar でアプリケーションやファイルをを呼び出して起動させるときに、return や enter を押さなくても、キー長押しで実行できる「Instant Open」機能があります。
例えば LaunchBar で「S」と入力して、一番最初に表示されるものが Safari であるとします。

(LaunchBar では自分がよく使うものほど、入力した文字に対してより上位に表示されるように学習していきます。)
このとき Sキー を長押しすると Safari が起動します。
他にも例えば、LaunchBar を呼び出して
W J(「J」のみ長押し)
するとWikipedia検索で、すぐに文字入力できる状態になります。

これらのキーを長押しして、それが実行されるまでの時間は
システム環境設定 > キーボードとマウス > キーボード
を開き、「リピート入力認識までの時間」で調整することができます。

※この設定はもちろん、LaunchBar以外にも影響します。
LaunchBar はキャッシュを蓄積して行くことにより学習し、使えば使うほど、省略名検索が自分の使い方にマッチしてくるようになっています。
また、省略名を自分で定義することもできます。
例えば、Index Rule の「Actions」に定義してみます。

この状態で option+command+A で、「Assign Abbreviation」と表示され、ここに省略名を入力して設定します。

(任意の文字を入力。複数の文字でもOK)
これ以降、LaunchBar で、「Z」を入力すると、Actions が表示されるようになり、Zキー 長押し では「Actions」の下部階層を表示できます。

「Sub-Search」でもキー長押しでコマンドの実行をできるので、
上の状態で、さらに E J(「J」のみ長押し)とタイプします。

これで、そのまま「Eject All Ejectable Volumes」を実行します。
他にも Instant Send の場合でも、キー長押しで実行することができます。
LaunchBar を呼び出すホットキーが command+Space(デフォルト設定)の場合、
Finderでファイルを選択して、command+Space 長押し で、そのファイルを Instant Send で送ります。

この状態で A P P長押し とタイプして、「Drag to “Applications”」を実行します。

(上記画像は一瞬しか表示されず、キー長押しでは実際に見ることはないです)
実行すると、移動・複製・エイリアスなどを選択できます(設定による)。

このエントリでのまとめ
【 Instant Open 】
|
LaunchBar には「Butler」や「Quicksilver」のように、「Trigger (トリガー)」というような各種項目をホットキーで実行できるようにするキーバインド機能がないので、キー長押しの「Instant Open」が重要になって来ると思います。
(でも LaunchBar+Spark で「Trigger」機能を補うべきか・・・、それをやるんだったら最初から Quicksilver を使った方が早いような・・・現在迷走中)
この記事では LaunchBar 5 beta 7 (635) を使用しています。
(※ '09/05/01まではベータ版がフリーで使用できます)
(ダウンロードリンク)
Site top page : Objective Development
Download page : LaunchBar 5 Beta
(関連記事)
LaunchBar
(すべてのLaunchBar関連の記事のリンクは『LaunchBar』の記事にあります)
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-672.html

Firefox PDF Plugin : Firefox上でPDFファイルを表示できるようにするアドオン
Firefoxアドオン、Firefox 3、OS10.4以上
フリーウェア
Firefox上でPDFファイルを表示できるようにするアドオン
「Firefox PDF Plugin for Mac OS X」の紹介です。
通常Firefoxで、PDF直リンクをクリックすると、プレビュー.appなどで表示するようなダイアログが表示されますが、「Firefox PDF Plugin for Mac OS X」をインストールしていると、Firefox上でそのままPDFファイルを表示できるようになります。

また、control+クリック(右クリック)でコンテキストメニューを表示し、PDFファイルを保存したり、プレビュー.appで開いたり、表示サイズを変更したりできます。

この記事では Firefox PDF Plugin for Mac OS X 1.0.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : firefox-mac-pdf - Google Code
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-904.html

TaggingService : HTMLタグを入力するときに便利なサービス
OS10.0以上(PPC)
フリーウェア
テキストエディタなどでHTMLタグを入力するときに、所定の書式で書いたものを選択して実行すると、それにHTMLタグを補完してくれるサービスメニューアプリケーションの「TaggingService」の紹介です。
【 TaggingService - 使い方 】
例えば Smultron を使って次のように、「strong:文字列」と入力し、これを選択します。

サービスメニューから「Tag Text」を実行するか、
command+|(Pipe) のホットキーを入力します※。

すると、選択していた箇所が <strong>文字列</strong> のタグに変換されます。

※command+|(Pipe) = shift+command+\
半角英数入力でないと、このホットキーは機能しません。
他にも、下記のような「タグ:文字列」という風に、文字列をHTMLタグに変換します。
img:http://imgs.com.image.jpg
↓
<img alt="" src="http://imgs.com.image.jpg"/>
a:リンクタイトル
↓
<a href="">リンクタイトル</a>
url:http://hoge.com
↓
<a href="http://hoge.com"></a>
HTMLのタグは、慣用句としてクリップボードユーティリティなどで登録して使うとか、「ことえり」辞書に登録したりすると、スムーズに入力できると思いますが、
この TaggingService の場合は、「タグ:文字列」という風にタグの部分を後から追加して、選択、変換といった場面で便利に使えると思います。
サービスメニューなので、原則Cocoaアプリケーションで文字入力できるアプリケーションでしか、「TaggingService」は機能しません。
【 TaggingService - インストール 】
ダウンロードした「TaggingService.service」ファイルを
(個別ユーザで使う場合)
/Users/登録アカウント名/Library/Services/
(すべてのユーザで使う場合)
/Library/Services/
どちらかのフォルダに保存して、再ログイン後に「TaggingService」が使用できるようになります。
※「Services」フォルダが存在しないときは、新たにこの名前で作成します。
この記事では TaggingService 1.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : MonkeyFood
Download page : Tagging Service
(関連記事)
サービスメニュー --- サービスメニューの基本的な使用例
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-884.html

wowlab_figure : 3D空間にアートワークが踊るiTunesビジュアライザ
OS10.5以上
フリーウェア
QuartzComposer製の、3D空間にアートワークとタイトルが踊るiTunesビジュアライザ「wowlab_figure」の紹介です。
ビジュアライザを起動すると、アートワークや、タイトル名などが3D空間に整列して浮かんでいるように、かっこよく表示されます。

視点がランダムに変化して行きます。

アートワークによって?背景の色も微妙に変化します。

何も再生していないときは、黒い背景になります。
この記事では wowlab_figure 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : wowlab
Download page : wowlab
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-887.html

QuickFileType : ファイルのクリエータコードとタイプコードを簡単に表示・編集
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
ファイルのクリエータコードとタイプコード(ファイルタイプ)を簡単に表示・編集する「QuickFileType」の紹介です。

OSX は、そのファイルを開くアプリケーションをどうやって決定しているのか?
QuickFileType の説明の前に、「OSX は、そのファイルを開くアプリケーションをどうやって決定しているのか?」の仕組みを知らないと、この「QuickFileType」の機能をフルに使いこなすことができないので、説明したいと思います。
(と言っても、作者の栗田さんのホームページ「Script factory」の引用・・・というよりは、自分なりの解釈・自分の言葉にして書き写しただけなんだけど・・・)
creator_code
▶「クリエータコード」(クリエータともいう)
そのファイルを作成した(開く)アプリケーションを表すデータのこと。
4文字で表され、プレビュー.app なら 'prvw'、CotEditorで作成したファイルなら 'cEd1' という風になります。
例えば、「hoge1.txt」「hoge2.txt」という、2つの標準テキストファイルがあるとします。

そのファイルにクリエータコードを設定していないときは、たいていの場合「テキストエディット.app」で標準テキストファイルを開くと思いますが、「hoge2.txt」には 'cEd1' のクリエータコードを設定しているので、Finderでダブルクリックすると、CotEditor で「hoge2.txt」を開きます。
また CotEditor のように、そのドキュメントに専用のアイコンが付加されることがあるので、見た目でどのアプリケーションで開くファイルなのかを確認することもできます。
type_code
▶「タイプコード」(ファイルタイプともいう)
そのファイルの中身の種類を表すデータのこと。
4文字で表され、標準テキストなら 'TEXT'、JPG画像ファイルなら 'JPEG'、
PNG画像ファイルなら 'PNGf' という風になります。
Macはこの「タイプコード」のおかげで、拡張子なしでもそのファイルを正常に扱うことができます。
(今では「拡張子なし」のファイルを扱うことは滅多に無いけど・・・)
例えば、下のように「テスト1.png」「テスト」という2つのPNG形式の画像ファイルがあります。

「テスト2」の方は拡張子がありませんが 'PNGf' のタイプコードを設定しているので、アイコンに書かれているように「PNG」ファイルであることをがわかります。
(Finderの環境設定で拡張子を隠している訳ではない。)
これらの「クリエータコード」と「タイプコード」は、Mac独自のファイル属性で、ファイルに付いてる「おまけ情報」みたいなものです。
OSXでは、ファイルに「クリエータコード」と「タイプコード」が設定されてないことも多いです。
extension
▶「拡張子」
ご存知の通り、ファイル名の一番最後に「.」で区切られた3~4文字のことです。
「.jpg」や「.txt」などで、OSXでは、そのファイルの中身の種類として解釈されます。
タイプコードと意味がかぶり、ファイルに拡張子とタイプコード両方がある場合には拡張子が優先されます。
つまり、タイプコードは拡張子なしのときしか意味がありません。
ちなみにファイルがクリエータコードを持っている場合は、クリエータコードのアプリケーションがデフォルトアプリケーションに優先して使用されます。
(クリエータコードがあっても無視される場合がある)
知らない人も多いと思うけど、旧MacOSでは「クリエータコード」と「タイプコード」でファイルとアプリケーションの関連付けをやっていたので、「拡張子なし」のファイルは当たり前で、Windowsユーザとファイルのやり取りがある場合には、わざわざ自分で拡張子をファイル名に加えていました。
(栗田さんの解説を見て思い出したけど、OS9にあった「FileExchange」って、別のプラットフォームで作られたファイルを取り込むときに拡張子から判断して「クリエータコード」と「タイプコード」を割り振ってたんですよね。まあ当時はあまり意味が分からなかったけど・・・)
uniform_type_indentifier
▶「UTI」(Uniform Type Indentifier)
OS10.4から採用された、ファイルの中のデータの種類・型を識別する文字列のことで、JPEG画像なら "public.jpeg" 、HTMLデータなら "public.html" といった感じで、定義されています。
拡張子には「.html」と「.htm」、「.jpg」と「.jpeg」、「.tiff」と「.tif」とか、同じものにも複数のバリエーションがあったりします。
だから拡張子にデフォルトアプリケーションを直接関連付けるのはスマートなやり方ではないので、拡張子やタイプコードでファイルを UTI に関連付け、その UTI に対してデフォルトアプリケーションを関連づけています。
拡張子・タイプコード → UTI の関連付けは、一般的なものはシステムで、アプリケーション固有の拡張子を持つものなどは、そのアプリケーションバンドル内で定義されています。
UTI に対するデフォルトアプリケーションの関連付けを変更するには、Finder の情報ウインドウで「このアプリケーションで開く」でアプリケーションを設定し、
「すべてを変更」を実行します。

これらの UTI に対するデフォルトアプリケーションの関連付けの設定情報は
~/Library/Preferences/com.apple.LaunchServices.plist
に保存されています。
「com.apple.LaunchServices.plist」を Property List Editor で開いて見ると、下のようにUTI「public.html」に対して Safari(Bundle identifier "com.apple.safari")が設定されています。

ファイルがクリエータコードを持っている場合、たいてい、そのクリエータのアプリが、UTIに関連付けされているデフォルトアプリケーションより優先してファイルを開きます。
しかしクリエータコードを持っているファイルでも、それを無視してデフォルトアプリケーションで開いてしまうケースもあります。
例えば、CotEditor である標準テキストファイル「hoge1.txt」を作成したとします。
CotEditor で作成したファイルは、クリエータコード 'cEd1' を持っています。
このクリエータコードを持つ「hoge1.txt」ファイルをFinderのインフォメーションウインドウで、「テキストエディット.app」で開くように変更し、「すべてを変更...」を実行します。

当然ながら、この「hoge1.txt」は、テキストエディットで開くようになります。
しかし、また CotEditor で「hoge2.txt」という(クリエータコードを持っている)ファイルを作成したとします。これをFinderでダブルクリックして開くと「テキストエディット.app」で開かれます。
このようにクリエータコードを持っているファイルに対して、Finderのインフォメーションウインドウで、「このアプリケーションで開く」を変更して、「すべてを変更...」を行うと、その UTI に関してクリエータコードを無視するという設定がシステムに登録されます。
「com.apple.LaunchServices.plist」を Property List Editor で開いて見ると、下のように「LSHandlerIgnoreCreator」にチェックされています。

詳しいことは知らないけど、英単語から読み解くと「クリエータを無視する」設定だとわかります。
ここの項目を削除して上書き保存し、再起動する(再ログインではダメ)と、「クリエータコードを無視する」設定が無くなりました。
QuickFileType ではこんな面倒なことをしなくても、簡単にクリエータコードを再度有効に設定できます。
UTI についての詳細
『Uniform Type Identifiers Overview: Introduction to Uniform Type Identifiers Overview』
『Uniform Type Identifierの概要』
usro_resource
▶ usro リソース
OSX では、まださらにファイルとアプリケーションの関連付けに「usro リソース」というものが関与しています。
これは、Finderのインフォメーションウインドウにて、「このアプリケーションで開く」のリストでアプリを設定したときに(ただし「すべてを変更」は実行しない)、そのファイルのリソースフォークに usro リソース としてアプリケーションのファイルパスが書き込まれます。

僕は今まで usro リソースのことは知らず、Finderでのファイルとアプリケーションの関連付けはクリエータコードを設定している訳でもなく、どうやっているんだろうと思っていましたが、アプリケーションのパスで関連付けを行っているとは、なんとも頼りない設定でガックリきました。
何が問題なのかと言うと、そのアプリケーションの保存場所や、アプリケーション名、上位フォルダの名前などを変更してしまうと、関連付けは無効になってしまいます。
usro リソース で設定したアプリケーションは、Finderでファイルをダブルクリックして開くときに、UTI や クリエータコード よりも優先されます。
この usro リソース を削除するには、Finderでそのファイルのインフォメーションウインドウを開いて「すべてを変更」を実行するしかありませんが、QuickFileType で usro リソース を削除することができます。
▶ Mac OSX でファイルを開くアプリケーションが決定される仕組み
Mac OSX でファイルを開くアプリケーションが決定される仕組みは、上記の各要素を踏まえて複雑に決定されます。
栗田さんのサイトからフローチャートをお借りして説明すると、下記のようになります。

こうして見ると、かなり複雑です。
栗田さんも書いてるけど、Finderのインフォメーションウインドウで「このアプリケーションで開く」の設定のときは、usro リソース を使わず、クリエータコードの方がユーザにとって分かり易いんじゃないかと思います。
上記説明は栗田さんのサイト「Script factory」の『2009.01』から引用させて頂いております。
【 QuickFileType - 使い方 】
前置きが長くなったけど、QuickFileType の使い方の説明です。
Finderでファイルを選択した状態で、QuickFileType をDockなどのランチャから起動すると、そのファイルを対象としてウインドウを開きます。
ファイルを QuickFileType のアイコン上にドラッグ&ドロップしてもOKです。
Finderで何も選択していない状態で、QuickFileType を起動すると、Openダイアログでファイルを選択します。

基本的には「クリエータコード」「タイプコード」に適用させたいものを入力して「OK」ボタンをクリックすると、そのファイルにそれが設定されます。
既にクリエータコード・タイプコードが設定されているものなら、「取り除く」ボタンで入力欄を空白にして設定して、クリエータとタイプを「なし」にすることもできます。
「ファイルから選ぶ...」で、他のファイルを選択して、それと同じようにクリエータコード・タイプコードを設定することもできます。
i ボタンでドロワーが開き、そのファイル情報を表示します。
上部は、タイプコードとクリエータコードに新しく入力した内容を適用した場合に予想される情報です。
下部は、現在のファイルの情報です。
「よく使うクリエータとタイプ」のリストには、予めよく使う設定を登録しておいて、そのリスト項目をダブルクリックすることによって、そのファイルに簡単にクリエータコード・タイプコードを設定することができます。
(※ダブルクリックすると、ファイルにそのクリエータコード・タイプコードを設定してウインドウを閉じる or 終了します。ただ単にこのリストの項目を選択して「OK」ボタンをクリックしても、その設定は適用されません。)
ここへの登録は、参考ファイルをリスト上にドラッグ&ドロップするだけで簡単に登録できます。


「+」ボタンから、ダイアログで入力して登録することもできます。

そのクリエータコードに対応するドキュメントアイコンが用意されているなら、「更新」ボタンでそのアイコンを読み込むこともできます。
usroリソース の削除
QuickFileType は usroリソース を削除することができます。
上記でも説明したけど、もう一度 usro リソース についておさらいすると、
例えば、「Test.mov」というQuickTime形式の動画ファイルがあるとします。

このファイルを QuickFileType の情報ドロワーで見てみると、クリエータコードは QuickTime Player を指す 'TVOD' となっており、QuickTime Player がデフォルトアプリケーションになっています。

これをFinderのインフォメーションウインドウ( command+I(アイ))で、
「このアプリケーションで開く」で NicePlayer を設定します。
(ただし「すべてを変更」は実行しない)

これでFinder上で「Test.mov」を見てみると、ドキュメントアイコンも NicePlayer のものに変わります。

QuickFileType の情報ドロワーで改めて確認してみると、クリエータコードが 'TVOD'(QuickTime Player のもの)にも関わらず、デフォルトアプリケーションは NicePlayer になっています。

これは usroリソース が、このファイルに設定されているからです。
ちなみに、僕は
/Applications/NicePlayer folder/NicePlayer.app
の場所に NicePlayer を保存しています。
ここで、上位フォルダの名前を「NicePlayer_folder」と変更してみます。
これでFinderで「Test.mov」をダブルクリックしてみると、QuickTime Player で開きます。
このように usroリソース はパスによって、ファイルとアプリケーションの関連付けを行っているので、これしきのことで簡単に関連付けが壊れてしまいます。
しかもやっかいなことに、ドキュメントアイコンをカスタムアイコンとして貼付けてしまうので、新たにFinderのインフォメーションウインドウで「QuickTime Player」で開くように設定し直しても、ドキュメントアイコンは NicePlayer のままです。

アイコンがこれなので、紛らわしいこと、この上ないです。
そこで、QuickFileType で「Test.mov」ファイルを開き、
クリエータコード 'TVOD'、タイプコード 'MooV'
と設定し直して「OK」ボタンをクリックすると、下のようなダイアログが表示されます。

また「OK」すると、「Test.mov」ファイルに貼付けられたカスタムアイコンも元に戻り、usroリソース を削除します。

ちなみに NicePlayer のクリエータコードは 'nIcE' なので、これを QuickFileType で、タイプコード 'MooV' と共に設定すると、Finderでダブルクリックして開くアプリケーションは NicePlayer になります。
「クリエータコードを無視する」設定を無効にする
Finderのインフォメーションウインドウで、ファイルとアプリケーションの関連付けを行っていると、ときどき「クリエータコードを無視する」設定が行われてしまうことがあります。
クリエータコードを持っているファイルに対して、Finderのインフォメーションウインドウで、「このアプリケーションで開く」を変更して、「すべてを変更...」を行うと、その UTI に関してクリエータコードを無視するという設定がシステムに登録されます。
QuickFileType は、その無視する設定を無効にして、UTIよりクリエータコードを優先する設定に戻してくれます。
例えば「hoge1.txt」という、クリエータコード 'cEd1'(CotEditorのクリエータ)を持つファイルがあるとします。

この「hoge1.txt」ファイルをFinderのインフォメーションウインドウで、「テキストエディット.app」で開くように変更し、「すべてを変更...」を実行します。

設定するときには、下ように警告ダイアログも表示されます。

当然ながら、「hoge1.txt」はFinder上でダブルクリックすると、テキストエディット.appで開くようになります。
QuickFileType の情報ドロワーで見ると、クリエータは 'cEd1' になっていても、それを無視する設定になっています。

しかし、また CotEditor で拡張子「.txt」を持つ新たなテキストファイルを作成しても、そのファイルを開くデフォルトアプリケーションは「テキストエディット.app」になります。
この「クリエータコードを無視する」設定を元に戻したいとき、そのテキストファイルを QuickFileType で開き、
クリエータコード 'cEd1'、タイプコード 'TEXT'
を設定して「OK」をクリックします。
そのときに「クリエータコードを有効にするかどうか」のダイアログが表示されるので、「OK」をクリックします。

これでこれ以降に CotEditor で作成した「.txt」ファイルは、CotEditor で開くようになります。
複数のファイルを一度に設定する
QuickFileType は複数のファイルを一度に、クリエータコード・タイプコードの設定をすることができます。
Finderで複数ファイルを選択した状態で QuickFileType を起動する、もしくはドラッグ&ドロップすることによって、複数ファイルを対象にします。

「よく使うクリエータとタイプ」で設定したものリストから選択して、「OK」ボタンをクリックすれば、すべての対象ファイルにその内容が設定されます。
リストをダブルクリックしても設定されます。
また、このウインドウでも、対象ファイルをのところをダブルクリックすると、個別のウインドウを開いて各種設定できます。
【 クリエータコード の調べ方 】
クリエータコードを調べるには、実際にそのアプリケーションでファイルを作成・保存してみて、そのファイルを QuickFileType などで調べて、クリエータコードを調べる方法が確実だと思います。
ただ、作成したファイルにクリエータコードを設定しない場合が多いので、クリエータが分からないことがあります。
そう言う場合は、そのアプリケーションのパッケージを開いて「Info.plist」ファイルを見ると分かります(こういう方法が正しいのか、よく分からんけど・・・)。
例えば Smultron のクリエータコードを調べるとします。
Smultron.app/Contents/Info.plist
を「Property List Editor」(要Developer Tools)で開きます。

ここの「Bundle creator OS Type code」の「SMUL」が Smultron のクリエータコードになります。
長い説明になったけど、QuickFileType は単にクリエータコード・タイプコードを変更するだけでなく、usroリソース の削除、「クリエータコードを無視する」設定を無効にする、といった機能を持っている気の利いたアプリケーションです。
AmOpenUsingCMX で「QuickFileType」を登録すれば、Finderのコンテキストメニューから実行できて便利です。
ファイルとアプリケーションの関連付けに関して、全体的には RCDefaultApp、個別のファイルごとには この QuickFileType を使うといいと思います。
version 3.1.1 では、一部バグがあったのですが、フィードバックのメールを作者さんに送ると、わずか2日で直して頂きました。
お忙しい中ありがとうございました。
ちなみに「QuickFileType」のアイコンは僕が作ったものを採用して頂きました。
アプリケーションのアイコンなんて、普段でっかく見ることはないだろうから、でっかく載せておきます。

QuickFileType の機能を理解できたなら、アイコンの絵柄の意味が解るはず・・・
この記事では QuickFileType 3.1.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Script factory
Download page : QuickFileType
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-809.html

NuFile : コンテキストメニューで各種テンプレートから新規ファイルを作成して開く
コンテキストメニュープラグイン、PreferencePane
OS10.4以上(UB)、OS10.3 各対応
ドネーションウェア
Finderのコンテキストメニューから、登録しておいた各種テンプレートファイルから、新規ファイルを作成するコンテキストメニュープラグイン「NuFile」の紹介です。
インストール後に、Finderで任意のフォルダを選択して(or FInderウインドウで)、そこで control+クリック(右クリック)すると「New File」という項目が追加されています。

サブメニューに各テンプレートファイルが表示されます。
例えば「New Text File」を選択・実行すると、そのフォルダ内に「NewTextDocument.txt」というファイルが作られ、テキストエディット.appなどで それを開きます。


こんな風に、FInderから簡単にテンプレートに沿った新規ファイルを作成して開くことができます。
各種テンプレートの登録・解除・新規登録をなど、システム環境設定の「NuFile」パネルから設定できます。

左側の「Show」欄のチェックで、コンテキストメニューにそのテンプレートを表示/非表示するかを選択できます。
右側の「Open」欄のチェックは、テンプレートから新規ファイルを作成した後に、そのファイルを開くかどうかを選択します。
「Edit」ボタンで、現状のテンプレートファイルを開き編集・保存することができます。
新規テンプレートを登録するときは、「+」ボタンか、リスト上にテンプレートとなるファイルをドラッグ&ドロップします。

あとは自分好み表示に関する設定を行います。
「Display Text」コンテキストメニューで表示されるテンプレート名
「Prefix」新規ファイルの名前

※テンプレートに登録した元となるファイルを削除したりすると、機能しなくなります。また、元となるファイルを移動するなどしてパスを変えるなら、ここのパスも変更しないと、機能しません。
ここのリストの順番が、コンテキストメニューでの順番になるので、よく使うものを上の方へ持って行くと使い易いでしょう。
この記事では NuFile 2.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Created By Tee
Download page : Created By Tee
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-882.html

CreateBooklet : 印刷したときに製本できるようにページレイアウトを変更する
PDF Services プラグイン
OS10.4.4以上(UB)
フリーウェア
複数ページから成るPDFファイルなどを、プリントアウトして製本できるように、ページの順番・レイアウトを変更するプラグイン「CreateBooklet」の紹介です。
フォトブックレットを作成したり、PDFファイルから作成して、ハンドメイドの製本資料を作成するのに便利です。
【 CreateBooklet - 使い方 】
例として『BecomeAnXcoder | CocoaLab』のPDF書類(日本語訳は Spread Your Wings の seknさん)を製本にしてみようと思います。

まず、対象となる書類を開いておいて、command+P のショートカットキーで
プリントダイアログを開きます。

このときに左下の「PDF ▼」メニューから「Create Booklet」を実行します。
すると、プレビュー.appが起動して、プリントアウトしたときに製本できるように、2ページ分を1つのページにまとめるような形でページレイアウトをし直したものを表示します。

あとは、これをプリントアウトします。
command+P でプリントダイアログを開き、「用紙処理」でプリントするページを「奇数ページのみ」に設定します。
(この辺りの設定はプリンタドライバによって違うかも?)

あとはお好みで各種印刷設定を行い、紙にプリントアウトします。
そして次に、紙の裏側に「偶数ページのみ」でプリントアウトします。
※裏面印刷するときは、紙の方向・順番に気を付けないと失敗します。
(
('09/04/18追記)
両面印刷は紙の天地が入れ替わってしまうらしいので、注意した方がいいです。
(追記おわり)
あとは真ん中で折り曲げて、ホッチキスや輪ゴムで止めたりして「本」の形にすれば、出来上がりです。

プリントアウトされたものは、当然、文字が小さくなるけど、普通にプリントするより紙も少なく済みます。
この「BecomAnXcoder」のPDF書類の場合、86ページあったものが、
CreateBooklet で製本・両面印刷することによってA4用紙22枚で済みました。
【 CreateBooklet - インストール 】
CreateBooklet はインストーラパッケージから、ダイアログの指示に従って
インストールします。
完了すると、
/Library/PDF Services/PDF create Booklet.workflow
/Library/Automator/PDF Booklet.action
のAutomator用のアクションとワークフローがインストールされます。
これで各種アプリケーションでプリントアウトするときのダイアログから、「CreateBooklet」のワークフローを実行できるようになり、製本レイアウトのPDFを作成することができます。
この記事では CreateBooklet 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : About Me
Download page :
My Program News
(関連記事)
CocoaBooklet --- 製本レイアウトを作成するアプリケーション
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-896.html
control+F2(+fn )
のショートカットキーで、メニューバーのAppleメニューのところにフォーカスされます。

- → or tab でフォーカスを右側に移動
- ← or shift+tab でフォーカスを左側に移動
- ↑ ↓ ← → サブメニューも含めてフォーカスの移動
- return or Space で選択項目の実行
これは以前の記事『キーボードでMacを操作する』で、紹介しました。
メニュー項目を選択するのに別にカーソルキーや tabキー を使わずとも、例えば「File」メニューを選択したいのならば、「FI」という風にキーボードで入力します(半角英数で)。
そうすると、Fileメニューのところにフォーカスが移動します。
あとは ↓ で、そのメニュー項目を表示します。

さらに例えば、「Print...」を選択したいのならば、キーボードで「PR」とか入力すると、それが選択されます。

あとは return or Space でその項目を実行できます。
こんな風に項目名の頭の文字をキーボード入力することによって、その項目を選択することができます。
(※日本語の項目名は選択できません)
control+F3(+fn )
のショートカットキーで「Dock」を表示させたときにも、この方法は使えます。
ショートカットキー入力後にはDockの一番左のものが選択されています。

これで「MA」とか入力すると、Mail.app が選択された状態になります。

こんな風に Mac OSX では、いろいろな場面で、その項目名の頭の文字をキーボード入力することによって、それを選択することができます。
Finderのファイル選択でもできるし、いつの間にか Mail.app (ver3.5) でも件名選択もできるようになっていました。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-897.html

ImageUp : 現在のIMの入力ソースの状態を視覚的に分かり易くする
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
三階ラボさんの『三階ラボ | 入力モード視認アプリ ImageUp』で知った、現在の入力ソースの状態(「英数」or「かな」)をDockアイコン、メニューバー、マウスポインタなどで視覚的に表示してわかりやすくする「ImageUp」の紹介です。
もともと『三階ラボ | 入力モードの視認性』のぼやき?から始まって、その要望をかなえる形でcockscombさんが作られたアプリケーションです。
起動して、しばらくするとDockの「ImageUp」アイコンが、下のように「英数」「かな」入力ソースの状態によって変化します。


(「カタカナ」や「半角カタカナ」「全角英字」だと変化しません)
環境設定( command+, )の「General」タブでDockにアイコンを表示するかどうかの設定ができます。

「Appearance」タブで、カラーテーマ(デフォルトでは「Chrome」)と、Dock以外に表示のON/OFFの設定ができます。

Theme は「Chrome(白黒)」「Color(青赤)」「Color Extra(Color とカーソル表示がちょっと違う)」の3種類があり、プルダウンリストから選択します。
次に下の項目の「Show parts:」で表示させるものにチェックして行きます。
▶ An icon in the menu bar
メニューバーの右側にアイコンを表示します。
クリックするとメニューが表示されるので、Dockアイコンを表示しない場合はここのチェックを入れておいた方がいいでしょう。
(「Chrome」テーマの場合)


(「Color」テーマの場合)


▶ Color bars in the screen
メニューバーのすぐ下と画面の最下部にラインを表示します。
(「Color」テーマの場合)


▶ Change color of the menu bar
メニューバーの色を入力ソースの状態によって変化させます。
(「Color」テーマの場合)


▶ A marker at the cursor
マウスポインタの右下にマークを表示して、入力ソースの状態を知らせます。
これをONにしていると、かなり分かり易いです。
(「Color Extra」テーマの場合)


僕なんかはブラインドタッチができないので、キーボードの方を見ながら文章を打ち込むのですが、画面を見てみるとアルファベットで入力されていたことがよくあります。
この「ImageUp」を使えば、そういうことが少なくなりそうです。
※現在対応している IM は「ことえり」のみだそうです。
この記事では ImageUp 0.6 (7) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Home › cockscomb.info
Download page : ImageUp
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-885.html

wowlab_circle : 円形状ににタイトルなどを表示するiTunesビジュアライザ
OS10.5以上
フリーウェア
QuartzComposer製の、円形状に曲タイトル・アーティスト名、アルバムなどを綺麗に表示するiTunesビジュアライザ「wowlab_circle」の紹介です。
円形状にタイトル・アーティスト名・ジャンルなどが表示されます。

曲調に合わせて円の中央の色が変わります。また目盛りのようなものがイコライザのようにアニメーションします。

見える角度がランダムに変化して行きます。

この記事では wowlab_circle 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : wowlab
Download page : wowlab
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-894.html

FontDoc : インストール済みフォントのサンプル一覧を表示する
OS10.2以上(UB)
ドネーションウェア
『FontDoc (フォントを一覧表示) » New! Mac Trouble Hunter ~Macのトラブル解決』で知った、インストール済みフォントのサンプル一覧を表示する「FontDoc」の紹介です。
前の記事、Apple純正のフォントユーティリティ『Font Book』でも、フォントのプレビューはできますが、「他のフォントと見比べる」といった点でいまひとつな使い勝手です。
FontDoc を使えば、インストール済みフォントの一覧を表示してくれるので、ある文字・文章をどのフォントを使おうか迷っているときに便利に使えます。
起動すると、文章またはフォント名をサンプルとして、各フォントを使って自身のウインドウに一覧を表示します。

「Custom text」には表示させたい文章を入力してプレビューできます。
( option+return で改行できます)
「Font Name」を選択すると、フォント名をそのフォントでプレビューします。

「Show All typefaces within fonts」にチェックしていると、フォントファミリーに含まれる Bold, Italic 書体などすべてのものを表示するようになります。
フォントサイズも変更できます。
プルダウンリストから、フォントを保存しているフォルダを選択したり、Font Book などで設定した「コレクション」を選ぶこともできます。

FontDoc でプレビューしている内容を shift+command+S でリッチテキスト書類(.rtf)に書き出したり、command+P でプリントアウトもしくはPDFに書き出したりしておけば、フォントをよく扱う人にとっては便利かも。

また、FontDoc にプレビューされているものを選択できるので、リッチテキストを扱えるアプリケーションにコピー&ペーストして使うのもいいでしょう。

この記事では FontDoc 1.2.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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Download page : FontDoc
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-592.html

Font Book : Apple純正のフォント管理ユーティリティ
OSX にバンドルされている純正フォント管理ユーティリティ「Font Book」の紹介です。
Font Book を使ってフォントをプレビューしたり、インストール・アンインストール・フォントの使用停止などいろいろ管理することができます。
【 Font Book - フォントのプレビュー 】
Font Book を起動すると、インストールされているフォントの一覧がリストで表示され、それぞれのフォントをプレビューできます。
プレビューにもモードが3種類あり、メニューかショートカットキーで切り替えができます。
▶ サンプル( command+1 )

▶ レパートリー( command+2 )

▶ カスタム( command+3 )

「カスタム」の場合には自分で文字入力できるので、見たいフォントをプレビューできます。
command+I(アイ) でプレビューの代わりにそのフォントの情報が表示されます。

リストのフォントをダブルクリックまたは、コンテキストメニューの「プレビュー」を実行すると、別ウインドウが開いてプレビューされます。

【 Font Book - フォントの管理・インストール 】
ライブラリの追加
Font Book に表示されるフォントは、基本的に
① /Users/登録アカウント名/Library/Fonts (ユーザ)
② /Library/Fonts (コンピュータ)
の場所に保存されているものです。

Font Book のライブラリの「ユーザ」「コンピュータ」を選択すれば、そのフォルダにあるフォントを見れます。
これら以外の場所にあるフォントを使いたいときは、歯車メニューから
「新規ライブラリ」を実行すると「ライブラリ -0」というライブラリが作られます。
そして「フォント」欄下の +⃣ ボタンでフォントが保存してあるフォルダを選択すると、そのフォントをOSX上で使えるようになります。
(サーバ上にあるフォントを読み込み、サーバ接続中の間そのフォントを使用することもできます)
例えば、Microsoft Office のテストドライブがインストールされているなら、
/Applications/Office 2004 for Mac Test Drive/Office/Fonts
の「Fonts」フォルダを指定します。

これでライブラリ名を「MSOffice_Fonts」とか、適当に分かり易い名前にしておくといいでしょう。
コレクションの追加
「新規コレクション」を作成して自分のよく使うフォントを整理しておくとができます。
歯車メニューか、コレクション欄の +⃣ ボタンで新規コレクションを作成できます。
例えば、自分のブログなどで使用しているフォントだけをまとめておきたいときは、新規コレクションを作成して「MyBlog_Fonts」とか適当な名前を付けておきます。
このコレクションを選択しておいて、フォント欄の +⃣ ボタンでフォントを選択するか、他のライブラリ・コレクションからドラッグ&ドロップすれば、その「MyBlog_Fonts」コレクションにそのフォントを登録できます。

この「コレクション」は 各種Cocoaアプリケーション で表示される「フォントパネル」のコレクションと連動しています。

( command+T のホットキーで表示される)
フォントパネルの方でも各コレクションを新規作成・編集・削除することができます。
自分のホームページを持っている人は、MacOSXにデフォルトでインストールされているフォントを「コレクション」としてまとめて整理しておくと、どのフォントを使うのか目安になっていいと思います。
Font Book でいう「コンピュータ」(/Library/Fonts)にいろいろと、フォントをインストールしてしまって、デフォルトバンドルのフォントが分からない場合、Appleのサイトにリストがあるので、それを参考にするといいでしょう。
『Mac OS X 10.5: Fonts list』
『Mac OS X 10.4: フォントリスト』
『Mac OS X 10.3: フォントリスト』
サービスメニューからライブラリ・コレクションを追加
また、他のアプリケーションを使用しているときに、テキスト書類などに使われているフォントを選択して、サービスメニュー経由でライブラリ・コレクションを追加することができます。
例えば、Safariでホームページを見ているときに、このサイトはどんなフォントを使っているのだろう?と調べる場合、command+A で全選択してから
Safariメニュー > サービス > Font Book > テキストからコレクションを作成
を実行します。

すると Font Book が起動して新規コレクションが作成され、選択していたテキストで使用されていたフォントファミリーを、そのコレクションに登録します。

あとはコレクションに名前を付けるだけです。
フォントのインストール
フォントをインストールする場合、FInder で下のようなアイコンのフォントファイルをダブルクリックします。


すると Font Book のプレビューウインドウが表示されるので、
ここの「フォントをインストール」ボタンをクリックします。

これで、そのフォントは
/Users/登録アカウント名/Library/Fonts
の場所にインストールされます(デフォルト設定の場合)。
インストールされる保存場所(フォルダ)は、Font Book の環境設定( command+, )で設定できます。

「ユーザ」を選択した場合、
/Users/登録アカウント名/Library/Fonts にインストールされ、
自分のアカウントのみ、そのフォントが使用できます。
「コンピュータ」を選択した場合
/Library/Fonts にインストールされ、
そのMacのすべてのユーザで、そのフォントが使用できます。
この2つ以外にも、ライブラリで指定したフォルダを、フォントのインストール場所として指定することもできます。
Font Book 上からも、フォント欄下の +⃣ ボタンからインストールできますが、Finderからやった方が簡単です。
フォントの管理
Font Book では、各種「Fonts」フォルダに同じフォントが複数存在する場合、そのフォントの右端に「•」が付いて、重複することを知らせてくれます。

こういった場合、「ユーザ」「コンピュータ」や自分で追加したライブラリのどれか、優先したいライブラリを選択してから、そのフォントを選択します(複数選択もOK)。
次に 編集メニュー > 重複を解決 を実行します。

これで、選択しているライブラリ以外の重複フォントは「使用停止」となります。
また、個別にフォントを選択して control+クリック(右クリック)でコンテキストメニューから「使用停止」にすることもできます。

コンテキストメニューから「ライブラリ」「コレクション」をまとめて使用停止にすることもできます。
「取り除く」を実行すると、そのフォントをアンインストールできます。
Finder・QuickLook でプレビュー
Font Book とは関係ないことだけど、OS10.5ならば、Finderでのアイコンプレビューでフォントファイルにサムネイルが付いてかなり分かり易いです。

また QuickLook表示すると、簡単にプレビューできるので、インストール前に確認できます。

この記事では Font Book 2.1(123) を使用しています。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-895.html

DTB : プロ野球速報を表示
OS10.4.11以上(UB)
社会貢献・ドネーションウェア※(ダウンロードは期間限定)
デスクトップ上に小さなウインドウで、プロ野球速報を表示する「DTB (DeskTop proBaseball)」の2009年版の紹介です。
DTB はプロ野球各試合の試合状況(得点、打者・投手名、走者、アウト・ボールカウントなど)をリアルタイムでコンパクトなウィンドウに表示するソフトです。

今年は広島とヤクルトが強そう。
横浜は相変わらず・・・(暗黒時代の阪神はもっと弱かった)
使い方は以前のものとほぼ同じなので、以前の記事『DTB』を参考に。
DTBは小さいウインドウで表示されますが、その中にたくさんの機能が含まれています。
選手名や、球種、打撃結果などのところにマウスポインタを持って行くと、ツールチップで詳細な情報が表示されます。
それと、ここ2年阪神のシーズンロゴのアイコンを作っていたのだけど、今年はすかっり忘れて、作者さんにアイコンを送るのを忘れていました。

「DTB.app」をFinderで選択して control+クリック(右クリック)で「パッケージの内容を表示」を実行します。
DTB.app/Contents/Resources
にある「Team5.icns」ファイルと入れ替えます。
('09/04/12追記)
version2.6.5 にバージョンアップして、上記の2009年版の阪神のシーズンロゴアイコンが採用されました。
今のものは、別途にアイコンファイルを入れ替えなくても大丈夫です。
作者の sekn さん、旅行中にわざわざすみません。
ありがとうございました。
(追記おわり)
毎年DTBを使用している方なら、気がついたかもしれないけど、去年の後半のバージョンから巨人のアイコンが変わっています。
一見普通に見えるけど、これはとある阪神ファンが制作したものなので、普通であるはずがなく「毒」が入ってるので、注意した方がいいでしょう。
※作者さんのサイトより引用
このソフトは「社会貢献ウェア」とさせていただきます。
このソフトを使用するには各種慈善団体への寄付をしてください。これは「お願い」ではなくご使用いただくための「条件」です。フリーウェアではありません。限られた時間を削って開発を続けているソフトであるという事をご理解ください(しかも今年は私自身はほとんど使いません)。詳しくは同梱の「はじめに」を参照下さい。
(作者より)作者の方にも寄付をもらえると非常に助かります。今エクアドルにいるのですが、旅行をしながら限られたネット環境でアップデートを頻繁に繰り返すのはかなりきついです(しかも時差があって自分では使わないしデバッグもしづらいし)。
この記事では DTB version2.6.4 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Spread Your Wings
Download page : MacSoft-ForOSX-
※期間限定ダウンロード
(関連記事)
DTB
DTB 2008年版
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-893.html

みかちゃんフォント : 味のある手書き風フォント
フリーウェア
味のある手書き風フォント「みかちゃんフォント」の紹介です。

漢字を含む手書き風フォントです。
等幅フォント・プロポーショナルフォントなど、4種類用意されています。

こういう漢字を含むものまで作るのは、大変だっただろうなと感じつつ、作者さんに感謝です。
個人使用・商用使用にもフリーで使えます。
著作権まで放棄している訳ではないので注意。
この記事では みかちゃんフォント(OpenTypeFont) version 9.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : オリジナルフォント【みかちゃん】
Download page : Mikachan-Font
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-804.html
AppleScriptを実行するための Menu Extra の「スクリプトメニュー」についてです。
まず、これを表示させる為には、
/Applications/AppleScript/AppleScript Utility.app

を起動して「メニューバーにスクリプトメニューを表示」
にチェックすると表示されるようになります。(OS10.4以降の場合)

これで、このメニューから
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts
/Library/Scripts
に保存されている各AppleScriptがメニューに表示され、それぞれ実行できるようになります。

別に上記のフォルダにAppleScript本体を保存していなくとも、スクリプトやそれを保存しているフォルダのエイリアスを
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts
などに保存していれば、そのスクリプトを実行することができます。
この「スクリプトメニュー」からは、AppleScript以外にもファイルを開いたり、アプリケーションの起動、フォルダをFinderで開くなど、エイリアスを「Scripts」フォルダに保存しておくと、それらが可能になります。
よく使うアプリケーションのエイリアスを入れておいて、スクリプトメニューから起動するとか、ランチャのように使えます。

「Scripts」フォルダに入れているエイリアスが
「アプリケーション」なら、それを起動します。
「ファイル」ならデフォルトアプリケーションで、それを開きます。
「フォルダ」なら、下部階層までサブメニューで表示し、それからファイルを開いてもいいし、フォルダ自体を選択すると Finder でそれを開きます。
さらに
/Scripts/Applications/アプリ名
の場所にエイリアスを入れておくと、スクリプト同様にそのアプリが最前面のときだけ表示されるので、関連するファイル・フォルダなどのエイリアスを入れておくといいでしょう。
例えば、
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts/Applications/Finder
に「スマートフォルダ」のエイリアスなどを入れておくと、Finderが最前面のときのみ、それが表示されます。

他にも使用例を挙げると、
/System/Library/PreferencePanes
/Library/PreferencePanes
/Users/登録アカウント名/Library/PreferencePanes
にある各システム環境設定ペインのエイリアスを作って「Scripts」フォルダに入れておくと、それぞれのパネルを直接開くことができるので便利です。

ただ、起動ディスクや、たくさんのアイテムがあるフォルダのエイリアスを入れておくと、虹色グルグルマーク(正式名称は知らない)が出てしまうので、入れ過ぎには注意した方がいいでしょう。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-892.html

Picturesque : 画像の角を丸めたり、設定に従って簡単に加工する
OS10.5以上(UB)
シェウェア $34.95(act2 では \4,200)、日本語対応
画像の角を丸める、角度を付ける、反射したようにする、ドロップシャドウ、枠を加える、といった加工処理を簡単に施すことができる画像編集ソフト「Picturesque」の紹介です。
これは MacHeist3 Bundle で購入したソフトです。
使い方はまず加工したい画像ファイルや、画像ファイルの入ったフォルダを、Picturesque のウインドウにドラッグ&ドロップします。

そして、その画像に対してウインドウ下側の各アイコンをクリックして、各種加工の設定をして行きます。

ドラッグ&ドロップした画像は、ウインドウ上部にサムネイルでリストされ、選択しているものがメインのウインドウに大きく表示されます。
加工できる種別は「奥行き」「反射」「影」「カーブ」「枠」の5種類あり、各アイコンをクリックしてそれぞれ設定して行きます。
(黒い「影」を付けるときは背景を白などに変更した方がいいです)
文字の部分をクリックして、その加工の有効/無効を切り替えできます。

上の写真にはないけど、画像の「切り抜き」加工もできます。
ここで設定したもの(「切り抜き」を除く)は、Picturesque で開いているすべての画像(サムネイルでリストされているもの)に適用されます。
加工した画像を1個ずつ保存することもできるし、まとめて保存することもできます。
Picturesque で加工したものをアップしてみると、こんな感じです。
(「反射」「影」「カーブ」「枠」を適用したもの)

本当に簡単に加工できて、見栄えよくできるので便利だと思います。
各種設定したことを、別の機会に画像に設定したいときに便利な「プリセット」機能もあります。
各加工の設定を終えた後に、「プリセット」ボタンをクリックしてサイドカラムを開きます。ここで「+」ボタンで名前を付ければ、その設定が保存されます。

ここのカラムの各プリセットを選択すれば、現在開いている画像をに対して簡単にその加工を施すことができます。
この記事では Picturesque 2.1.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Acqualia Software
Download page : Picturesque - Make Images Gorgeous
ピクチャエスク [ Picturesque ] - アクト・ツー
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-890.html

Acorn : 多機能ドローイング・画像編集ソフト
OS10.4.9以上(UB)
シェアウェア $49.95
MacHeist3 Bundleで購入した、レイヤも使える多機能ドローイング・画像編集ソフト「Acorn」の紹介です。

最初によく使う操作方法を説明しておくと、
- option+スクロールホイール 拡大縮小表示
- command++(プラスキー) 拡大表示
- command+-(マイナスキー) 縮小表示
- command+1 画像の等倍(100%)表示
- command+0 画像をウインドウサイズに合わせて拡大縮小表示
- Space+ドラッグ ウインドウでの表示範囲の移動
- スクロールホイール 表示範囲の上下移動
- shift+スクロールホイール 表示範囲の左右移動
- command+Z Undo
- shift+command+Z Redo
- option+クリック "スポイト"ツールで画像中の色をピックアップ
※ Draw, Flood Fill(塗りつぶし), Gradient(グラデーション) ツールのとき - F フルスクリーンのON/OFF切り替え
よく使うのはこんなところです。
JPGやPNG画像を「Acorn」で開いて編集し、保存するときは別名保存(shift+command+S)した方がいいでしょう。
保存できる形式は下記のようになります。
「Acorn Image」「PNG」「TIFF」「GIF」「JPEG」「JPEG 2000」「BMP」
レイヤなどを残して後で編集できるようにするには「Acorn Image」(拡張子「.acorn」)で保存します。
各ツールの選択・設定とレイヤの管理は「Tools」ウインドウで行います。

ちょっと変わったUIで、この「Tools」のリストから、各ツールを選択して行きます。「View」メニューからも同じように操作でき、ここに各ホットキーが表示されるので、慣れてホットキーを使うようになれば使い易くなるでしょう。

Acorn を使ってどんなことができるのか、冒頭のような画像を作ってみたいと思います。
まず、これ↓が元の画像です。

▶ Layer
Acorn でこの画像を開いて、この画像のあるレイヤを複製します。

右クリックしてコンテキストメニューの「Duplicate selected layer」を実行するとレイヤを複製できます。
「レイヤ」がよくわからない人は、「透明のシート」みたいに考えると分かり易いでしょう。
「Layer blend」は、そのレイヤの表示方法。
「Overlay」「Screen」とかで、光の陰影とかを表現するときなどに使います。
「Opacity」は、そのレイヤの透明度を調整します。
他の操作は「Layer」メニューからいろいろ操作できます。
▶ Filter
その複製したレイヤに「フィルタ」効果をかけます。
Filter > Distortion Effect > Circle Splash Distortion...
を実行します。

すると、フィルタ用のウインドウが開いて、各フィルタの詳細な設定ができます。「◀」ボタンでプレビュー表示のON/OFF切り替えが可能です。

プレビュー画像の方で効果の中心点などをドラッグしたりして設定できます。
また、メインのウインドウでもプレビューされ、こちらの方は他のレイヤも合わせた全体の見え方の表示になります。
複数のフィルタをかけたいときは、「+」ボタンで効果を追加できます。(各効果の右上の「×」でその効果を削除できる)
このときのダイアログが秀逸で、選択した効果のプレビューをアニメーション付きで表示するので、どのような効果なのかが一目瞭然です。

このダイアログでフィルタ効果を選択する方が分かり易いので、とりあえず適当にフィルタ効果を選択してから、このダイアログで選択するといった使い方の方がいいと思います。
▶ Select
次に Selectツールの「Freehand」を使って、ねこの回りを適当に選択します。


これで Selectメニュー > Feather... で選択範囲の境界を15~20pxぐらい(元画像の大きさにもよる)ぼかします。

レイヤで、フィルタをかけたレイヤにがアクティブなのかを確認して deleteキー で選択範囲を削除します。
それでこのレイヤの透明度を少し変えたりして、フィルタ効果を施したレイヤとオリジナル画像のレイヤが自然に表示されるように、調整します。
▶ Draw
また新たにレイヤを新規作成して、そこに吹き出しを描きます。
ここでは「Pencil」を使います。「ペン先」の直径と透明度を設定できます。

shiftキー を押さえながら頂点をクリックして行くと、直線が描けます。

ここでは使っていないけど Acorn は「Brush」ツールが充実しています。
「ペン先」の形状もいろいろ選択できます。

Windowメニュー > Brush Designer
もしくは Toolsウインドウ の「Make a New Brush...」から編集することもできます。

▶ Flood Fill
吹き出しの枠が描けたら、内側を「Flood Fill」で塗りつぶします。

ここで色を選択して、塗りつぶしたい箇所にポインタ(ペンキ缶になる)を持って行って、クリックして塗りつぶします。

▶ Shape
「Shape」ツールで少しばかり、四角、円、直線のベクタ形式の図形を描くことができます。

「Fill」は描画色で図形内部を塗りつぶし
「Stroke」は背景色で枠線を描く
「Corner radius」は四角の角を丸める
ここでは「Oval」(円)を使って吹き出しを描きます。

マウスでドラッグして描いてもいいし、ウインドウのどこかをクリックして数値入力で図形を配置することもできます。
「Shape」ツールで図形を描くときには、新たに「Shape Layer」というレイヤが作られます(設定による)。
ベクタ形式の図形なので、「Select」ツールで選択して移動・変形したり、線の太さを変更したり、色を変更したりすることがきます。

また「Tools」ウインドウで「s」ボタンをクリックすると、ドロップシャドウ(影)の設定もできるようになっています。

▶ Text
「Text」ツールでテキストを入力します。

ここでフォントや大きさなどを設定します。もちろんフォントパレット( command+T )でも設定可能です。
フォントも「s」ボタンでドロップシャドウを付け加えることができます。
希望する場所でクリックして、キーボードで文字を入力します。

さあ、これで出来上がりです。

▶ Web Export
描き終わったら保存します。
Acorn には描いたものをホームページなどにアップする場合に便利な、
「Web Export...」( option+shift+command+S )という機能があります。
これはWeb上でよく使われる PNG, JPEG, JPEG2000, GIF の形式で、メタデータを少なくしてファイルを書き出し保存します。

このウインドウでプレビュー表示(オリジナルも表示可能)され、左下に保存後のファイルサイズが表示されるので、どのフォーマットがいいのか、どれくらいの質にするか、が分かり易く保存できます。
JPEG の「Progressive」は画像を表示するときに、全体を粗く表示してから次第に細かく綺麗に表示して行くようにします。
軽い画像では使う必要はないと思うけど、容量が大きいものなどで使うと、ホームページで表示するときに最初にどんな画像かを確認できたりします。
PNG, GIF ではインターレースで保存できません。
Acorn には他にも shift+command+6 のホットキーでスクリーンショットを撮影し、そのまま Acorn で編集できる機能があったり、

(Acorn が最前面アプリでなくとも、起動していればホットキーは有効)
また、iSight で撮影してそのまま編集できたり
Imageメニュー > New Image from iSight...(or New Layer from iSight...)
ここでは紹介しきれない機能がたくさん有ります。
このエントリでは、画像編集の機能を説明していますが、僕の使ってみた感想では Acorn は画像編集の機能はちょっと弱く、ドローイング機能が強いと思います。
画像編集機能では、去年の MacHeist Bundle で購入した「Pixelmator」の方がいろいろ使えると思います。
(でもPixelmatorのUIは見づらくて使いづらい・・・結局 Gimp を使っちゃうんだよなあ・・・)
Acorn は筆圧にも対応しているようなので、ペンタブレットがあれば、かなりいい感じで使えると思います。それに画像の簡単な編集であれば「Web Export」機能があるので、ホームページにアップする画像を作るのにいいと思います。
この記事では Acorn 1.5.2 (2789) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Flying Meat Software
Download page : Acorn, the image editor for humans.
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-871.html
commandキー を押しながらウインドウをドラッグして移動すると、そのウインドウが前面になることなく、背面のまま移動することができます。
例えば、Finderで下のように2つのウインドウを開いているとします。
これで後ろのウインドウを command+ドラッグ して移動します。

すると、そのウインドウは背面のまま、移動します。

大したことないけど、デスクトップ上のファイルと、現在のFinderウインドウとファイルのやり取りをするときなど、少し便利かも。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-891.html
(アイコン表示がおかしいだけで、プラグインとしてちゃんと機能はする)

普通だと、コンテキストメニュープラグインのアイコンは、下のようなアイコンで表示されます(icnsファイルを含まない場合)。

ファイルとアプリケーションの関係性が壊れてしまっているのかと思い、Onyx で「Launch Seavices」の再構築をやってみました。

しかし、結果は変わらず「のっぺらぼう」のままでした。
そこで『Resetting Launch Services』を参考に、Launch Seavices のリセット をやってみました。
やり方は、まず起動しているアプリケーションをすべて終了させます。
そして Leopard の場合(OSのバージョンによってファイル名が違う)
/Library/Caches/com.apple.LaunchServices-0230.csstore
/Library/Caches/com.apple.LaunchServices-023nnn.csstore
(nnn はユーザアカウントのID番号を表しています。最初に作ったアカウントなら「501」、2番目なら「502」という具合になります。ユーザアカウントが1つしかないなら「501」となるでしょう。)
の2つのファイルを「ゴミ箱」かデスクトップなど別のフォルダへ移動し(管理者ユーザのパスワードが必要)、システムを再起動します。
これをやると、とりあえずコンテキストメニュープラグインのアイコンは正常に?表示されるようになりました。

しかし、今度は添付ファイル付きリッチテキストファイル(.rtfd)が、ダブルクリックすると「テキストエディット.app」で開くのにも関わらず、Bean のドキュメントアイコンのように表示されてしまう不具合が起きました。

なので、今度は
/Users/登録アカウント名/Library/Preferences/com.apple.LaunchServices.plist
と上記の
「com.apple.LaunchServices-0230.csstore」
「com.apple.LaunchServices-023nnn」
を別フォルダに移動して、システムを再起動してみました。
※「com.apple.LaunchServices.plist」を削除する(別のフォルダに移動する)と、Finderのインフォメーションウインドウで「このアプリケーションで開く」+「すべてを変更」で設定したファイルとアプリケーションの関連付けのデータが無くなるので、注意。
今度はリッチテキストファイルのアイコンは正常に戻ったけど、結局コンテキストメニュープラグインのアイコンは「のっぺらぼう」に戻ってしまいしました。
原因が何だかわからず、たまたまCMプラグイン右クリックしたら、デフォルトアプリケーションが「VitaminSEE」(←最近久々にインストールした)になっていました。

なので、一度 VitaminSEE をアンインストールして Finderを再起動すると、ちゃんとアイコンの表示が正しくされるようになりました。
(ちなみに VitaminSEE は version 0.7.1.2 を使っています。最新版の v0.7.2 では僕の環境ではほぼ動作しない)
まあ、これで一応解決したのだけど、これでは解決とは言い難いので、もうちょっといろいろとやってみました。
VitaminSEE.app のアプリ本体をFinderのコンテキストメニューで
「パッケージの内容を表示」を実行して
VitaminSEE.app/Contents/Info.plist
を「Property List Editor」(要Developer Toolsのインストール)で開きます。

(一応「Info.plist」をバックアップしておいた方がいい)
これの Information Property List > Document types > Item 19 (Folder) > Document Content Type UTIs > Item 1 のところを見ると、
「public.directory」
となっています。

このUTIを「public.folder」として書き直し、上書き保存します。

これで、再度 Onyx で「Launch Seavices」の再構築を実行します。
すると、バッチリコンテキストメニュープラグインのアイコンが元のように表示されるようになりました。

VitaminSEE も「フォルダ」をドラッグ&ドロップしても、ちゃんとその内部の画像を表示できます。やったぜ、兄ちゃん。
(もしかしたら不具合があるかもしれない?ので、試す人は自己責任で)
なんだかんだやったけど、結局のところ VitaminSEE が原因だったのだけど、自分が忘れないように、いろいろとやった手順も記しておきます。