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DEVO : Quicksilverライクにキーボード入力でFirefoxを操作できる
Firefoxアドオン
フリーウェア
Quicksilverライクにキーボード入力でFirefoxを操作できるFirefoxアドオン「DEVO」の紹介です。
DEVO をインストール後、shift + X で入力インターフェイスを呼び出します。(この呼び出しのショートカットは変更できます。)

こんな風にキャレットが点滅して、入力待ち状態になっています。
例えば、「g」と入力すると、Google検索のアクション「google」が表示されます。

このとき、下に「g」を含む他のアクションも表示されるので「↓」キーを押して、それを選択することができます。
ここでは「g.lucky」(Feeling Lucky検索のこと)が候補として表示されています。「↓」キー以外でも「g」に続けて「.lucky」と入力して行くと、それを選択できます。
tabキー で、Quicksilverでいう隣のペインに移動します。(spaceキーでも可)
Google検索のアクションでは、ここに検索キーワードを入力します(※日本語は文字化けして使えません)。

例えば「firefox」と入力して、returnキー で実行します。
すると、新しいタブでGoogleの検索結果のページを表示します。
escキー でキャンセルできます。
「help」と入力して実行すると、新規タブでヘルプページが開きます。

アクションの編集・追加、呼び出しのホットキーの変更なども、このページのリンクページから設定できます。

「CHANGE SHORTCUT KEY」をクリックすると、呼び出しのホットキー(デフォルトは shift+X)を変更できます。

「ACTION MANAGER」では、登録されているアクションの編集・削除ができます。
リストで一覧が表示されます。

「ADD NEW ACTION」で新規のアクションを追加できます。
登録するには、「Keyword」「Parameters」「Descriptions」「code」を設定します。

Mac onlineware search の検索を、例として新規登録してみます。

・Keyword : mac.onlineware.search(適当でOK、空白は使えない) ・Param : Input keyword(適当でOK) ・Description : Search for Mac Onlineware Search(適当でOK) ・code : devo_newTab("http://www.google.com/cse?cx=012261539793648953536:amxtz7vcqso&cof=FORID:0&q=" + devo_param) |
これで保存すると、このアクションが使えるようになります。

詳しくは『Writing Devo Actions « chimney』で、アクションの作り方について説明があります。
この記事では DEVO 1.0.1, Firefox 3.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : chimney
Download page : Devo « chimney
Devo :: Firefox Add-ons
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CharConvX : サービスメニューに文字変換メニューを追加する
OS10.1以上(PPC)、OS10.4以上(UB)
フリーウェア
サービスメニューに文字変換メニューを追加する「CharConvX」の紹介です。
【 CharConvX - 概要 】
CharConvX を「アプリケーション」フォルダに保存して再ログイン後に、テキストエディットやMail.appなどのCocoaアプリケーションのサービスメニューで「CharConvX」メニューが追加されます。

CharConvX は文字入力できるアプリケーションで、該当の文字を選択して次のような文字変換を可能にします。
・小文字を大文字に変換
・大文字を小文字に変換
・英単語のキャピタライズ
・カタカナをひらがなに変換
・ひらがなをカタカナに変換
・全角の英数字・記号を半角に変換
・半角の英数字・記号を全角に変換
・ユーザが設定した任意の変換
・再解釈 (エンコーディング相違による文字化けを解消)
例えば、テキストエディットで 下のように「character」という小文字の文字を選択して、サービスメニューの「キャピタライズ」を実行します。

そうすると「Character」という文字に変換します。

また、サービスメニューにアクセスしづらいならば、CharConvX をアプリケーションとして普通に起動して、ウインドウに変改したい文字をコピー&ペーストすると使い易くなります。
例えば、下のような文字を CharConvX のウインドウにコピー&ペーストして選択します。

これで変換メニューの「全角を半角に変換」を実行します。
(command+; のショートカットでもOK)

そうすると、このウインドウ内で、その変換を実行します。

後はこの文字を、使いたいアプリケーションでコピー&ペーストするなどして使います。
【 CharConvX - ユーザ定義の文字変換 】
ユーザ定義の文字変換メニューを作ることもできます。
CharConvX を起動して、メニューの
CharConvX > 環境設定(command+,(コンマ))
を選択し、環境設定ウインドウを開きます。

あらかじめ作者さんが作られた「ユーザ定義変換」が8個用意されています。
サービスメニューや、CharConvXの「変換」メニューに表示されるものは、ここのリストの上4つです。
使いたいものをドラッグして、上の4つ以内のところに移動すれば使えるようになります。
オリジナルの変換定義を作るときは、「+」ボタンで新規作成します。

例えば、JISキーボードの「かな」配列で入力された「かな」文字を、英数に直すようなこともできます。
名前は適当に設定して、「検索文字:」のところに、変換する前の文字を入力。
この例では
ぬふあうえおやゆよわほへたていすかんなにらせちとしはきくまのりれけむつさそひこみもねるめろ |
「置換文字:」のところに
1234567890-^qwertyuiopasdfghjkl;:]zxcvbnm,./_ |
これで設定完了です。
(例)「よめない」→「9/ue」
こんな感じで、何かのパスワードを考えるときに、ペットの名前なんかをこれで変換したりすれば便利かも?
【 CharConvX - サービスメニューにショートカットを設定 】
サービスメニューは
アプリケーションメニュー > サービス > CharConvX > ○○○
とたどって行く階層が深いので、非常に使いづらいものがあります。
この普通の状態からは、せっかくの機能も台無しなので、CharConvXが提供する各サービスにショートカットを割り振ります。
システム環境設定 > キーボードとマウス > キーボードショートカット
を開き、「全アプリケーション」を選択して「+」ボタンをクリックして、新規ショートカットを設定します。

ダイアログウインドウが表示されるので、メニュータイトルにサービス名を正確に入力、任意のショートカットを設定して「追加」をクリックすれば、登録完了です。

こんな感じで必要なものを登録して、しばらくするとサービスメニューにそのショートカットが反映されます。

変換したい文字を選択 → ショートカットキー → 文字変換
という具合に操作できるようになります。
ちなみに「かなに変換」「カタカナに変換」は control+shift+R、shift+option+Z(Zを2回押し)、JISキーボードなら「かな」キー2回押し なんかで確定した文字を再変換すれば、なんとかなります。
『「英数・かな」キーでラクラク変換』
『「かな」キーで 打ちまつがい を克服』
『ことえり/変換中のショートカット』参照
なので CharConvX では、「かなに変換」「カタカナに変換」を、特にショートカット設定する必要はないと思います。
この記事では version 2.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Miko さんちのホームページ
Download page : CharConvX
(関連記事)
サービスメニュー --- サービスメニューの基本的な使用例
「英数・かな」キーでラクラク変換
「かな」キーで 打ちまつがい を克服
ことえり/変換中のショートカット
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QTAmateur : 書き出しもできる簡易QuickTimeプレイヤ
OS10.3.9以上(UB)、QuickTime7
フリーウェア
名前がおもしろい簡易QuickTimeプレイヤ「QTAmateur」の紹介です。
Apple純正の「QuickTimePlayer」で再生できるものは、この QTAmateur でも再生できて、さらに別のフォーマットへの書き出しも可能です。
Perian や、Flip4Mac などをインストールして使うと、さらに便利です。
インターフェースはこんな感じです。

command+0 で半分のサイズ
command+1 で実際のサイズ
command+2 で2倍のサイズ
command+3 でMaxサイズ
shift+command+F でフルスクリーン、esc で復帰
QuickTimePlayerと同じように、ウインドウ上でマウスのスクロールホイールを回すと「コマ送り(戻し)」ができます。
また shiftキー を押しながら、ウインドウの右下をドラッグして拡大縮小すると、アスペクト比を無視してウインドウの大きさを変えられます。
QTAmateur で再生できるものは他のフォーマットへの書き出しが可能です。
メニューの
File > Export(shift+command+E)
で現在開いている動画をSaveダイアログで書き出します。

ここの「Format:」のプルダウンリストで書き出すファイルの形式を設定します。
書き出せるフォーマットは「3G」「QuickTime Movie」「AVI」「MPEG-4」「iPod」などたくさんあります。

フォーマットを選択して、「Settings...」をクリックすると、詳細を設定できます(詳細設定できないフォーマットもあります)

これらを設定して最後に「Export」をクリックすれば、開いている動画がその形式のファイルに書き出されます。
この記事では QTAmateur version 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : mikeash.com
Download page : mikeash.com: QTAmateur for MacOS X
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MailFX : Mail.appで新着メールをアニメーションでお知らせする
Apple Mail プラグイン
OS10.5以上(UB)
ドネーションウェア
Apple純正のメールクライアントMail.appで、新着メールをアニメーションと音で着信をお知らせするプラグイン「MailFX」の紹介です。
これをインストールすると、新着メールがあったときには、QuartzComposerのアニメーションを画面の隅か中央に表示して、設定した音と共にお知らせしてくれます。




設定はMail.appの環境設定(command+,(コンマ))の「MailFX」パネルで行います。

「Enabled」にしておかないと、MailFX は機能しません。
「Notifier」のリストから表示するアニメーションを選択します。
「Associated sound」のリストでアニメーションと同時に流す音を選択します。「無し」にもできます。
この記事では MailFX version 1.2.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : ENG
Download page : 上に同じ
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Quicksilver Plug-in/ Command Line Tool (qs)
コマンドラインで Quicksilver を操作できるように「
qs
」コマンドを提供するインストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Command Line Tool (qs)」をインストールすると、コマンドラインで Quicksilver が操作できるようになります。
この Command Line Tool (qs) プラグインをインストールすると、Preferencesパネルに「Command Line Tool」カテゴリが追加されます。

ここが「Not installed」だと、まだインストールされていないので「Install」をクリックします。
インストールされていると「Installed」と表示されます。
/usr/bin/ に「qs」バイナリファイルがインストールされます。
ターミナルを起動して
qs --help |

(これだけでは、あまりよく分からないけど・・・)
ターミナルで
qs ~/Desktop |

関係ないけど「~」(チルダ)を長押しすると、Quicksilver上で簡単に「デスクトップ」フォルダを呼び出せる。
他には
qs -s ~/Desktop |
-s
」のオプションを付けると、「Shelf」にデスクトップフォルダを登録できます。
(『Quicksilver Plug-in/ Shelf Module』参照)
echo 'Hello World' | qs |

この記事では QuicksilverB54(3815)、Command Line Tool (qs) 0.6 を使用しています。
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-524.html

Quicksilver Plug-in/ Terminal Module
QS上から直接ターミナルを操作したり、コマンドを実行する
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Terminal Module」は、Quicksilver上から直接ターミナルを操作したり、シェルスクリプト、コマンドを実行できるようにするプラグインです。
【 Terminal Module - Actions 】
Terminal Module をインストールすると、以下のActionが使用できます。
(Terminal Module をインストールしていなくても使えるものもあります。)
Preferencesパネルの「Actions」カテゴリで、そのActionのチェックが外されていると利用できないので、使うActionにチェックを入れてランクを調整しておくことをオススメします。
run_
▶ Run [...]
1stPaneのObjectの シェルスクリプト を実行する。
例えば、プラグインの「Extra Scripts」に含まれるシェルスクリプト「top 10」なんかを実行できます。

この「top 10」を returnキー を押して実行しても、見た目には何も起こりません。再度Quicksilverを呼び出して、「. (ピリオド)」を押してテキストモードにすると、その結果が表示されます。

Run [...] と後ろに [...] が付いているのは、3rdPaneでオプションの引数をテキストモードで入力できるはずなんですが、僕の場合うまくできません。
と言うよりはActonで Run [...] が選択できません。
run_in_terminal_
▶ Run in Terminal [...]
1stPaneのObjectの シェルスクリプト を、ターミナルの新規ウインドウ上で実行し、結果を表示します。3rdPaneで「オプション」をテキストモードで入力できます。

これを実行すると、ターミナルで結果が表示されます。

run_command_in_shell
▶ Run Command in Shell
1stPaneにテキストモードでコマンドを入力して、それをQuicksilver上で直接実行します。
例えば「
uptime
」と入力して実行します。
すると、ウインドウを開き直して結果をQuicksilverで表示します。
(「. (ピリオド)」を押すとテキスト全体が見えるようになる)

run_a_text_command_in_terminal
▶ Run a Text command in Terminal
1stPaneにテキストモードでコマンドを入力して、それをターミナル上で実行します。
例えば「
jman ls
」と入力して実行します。(要 jman)
すると、ターミナルでそれを実行し、結果を表示します。

(番外編)
「
ls
」を実行するつもりが、間違って「sl
」と打ち込んでしまった場合
これを実行すると「SL(汽車)」がデスクトップ上を走りますw

(※「sl」コマンドのインストールが必要です。)
(参考ページ)
ザリガニが見ていた...。
『ターミナルでslと打つと煙を上げながら画面をSLが駆け抜けるslコマンド』
『究極の冗談コマンド『sl』 | Macの手書き説明書』
(「sl」コマンドのインストール)
こういものはインストールのやり方さえ分からないので、ザリガニが見ていた...。さん の通りやると「sl」コマンドをインストールすることができました。
(これで合ってるのか分からないけど・・・)
せっかくなので、Quicksilver でインストール法を説明してみると、
まず、『sl(1) Mac OS X version』さんのサイトから「slMacOSX.tar.gz(version 1.0.4)」のソースをダウンロードします。解凍すると「slMacOSX」フォルダができます。
この「slMacOSX」フォルダを選択して、⌘ command + ⎋ esc でQuicksilverにピックアップし、「Go To Directory in Terminal」Actionで実行します。
これを実行するとターミナルが起動して、ウインドウが開きます(「
cd
」が実行された状態)。次にターミナル上で「
make
」と入力して returnキー で実行します。すると、「slMacOSX」フォルダ内に「sl」というバイナリファイルが作られます。

次に /usr/local/bin をFinderで開きます。
/usr/local/bin
(↑これを選択して ⌘ command + ⎋ esc、次に returnキー でフォルダを開く)
Finderで「sl」ファイルを「bin」フォルダへ移動。
「認証」を選択してパスワードを入力。
以上でインストール完了。
go_to_directory_in_terminal
▶ Go To Directory in Terminal
1stPane(Object)にフォルダ(ディレクトリ)を選択して、実行します。
UNIXコマンドの「
cd
」をターミナルで実行します。例えば「デスクトップ」フォルダを選択して、実行してみます。
(テキストモードでディレクトリのUNIXパスを入力してもOK)

すると「
cd /Users/登録アカウント名/Desktop
」が実行されます。
show_man_page
▶ Show Man Page
1stPaneにコマンドのバイナリファイルを選択して実行します。
(テキストモードでコマンドを入力したときは、この「Show Man Page」Actionは選択できない。)

これで実行すると、ターミナルで「
man
○○○」の結果を表示します。
このActionを使うならば、
/usr/bin
をCatalogに登録しておいた方がいいでしょう。
/usr/bin は不過視フォルダなので、登録するにはちょっとしたコツが必要です。
不過視のものを見るには、いろいろ方法がありますが、Quicksilver でやろうとすると、まず「/」長押しでルートフォルダ(たいていは「Macintosh HD」)を表示します。
そして、option+/ or option+→ で下部階層を表示すると、不過視のものもQuicksilver上で見えるので、「usr」を選択して Open でフォルダを開きます。
それをCatalogの「Custom」カテゴリのウインドウにドラッグ&ドロップします。

あとはドロワーを開いて、詳細を設定します。
(『Quicksilver/ Catalogの設定』参照)
これで各コマンドのバイナリファイルに、Quicksilverから簡単にアクセスできるようになります。
(別の方法で「man」ページを開く)
Web Search Module を使って、そのコマンドの「man」ページを開くことが可能です。
下のような検索リストを追加します。
Name : man(←適当な名前でOK) URL : x-man-page://*** Encoding : Unicode (UTF-8) |
(※詳しい設定方法は『Quicksilver Plug-in/ Web Search Module』参照)
これでリスキャンして、「Search For...」や「Find With...」Actionを使って、調べたいコマンドをテキストモードで入力します。

これを実行すると、ターミナルでそのコマンドの「man」ページを開くことができます。
上記の方法でもいいのですが、どうせなら日本語で「man」ページを読みたいので、「FreeBSD 日本語マニュアル検索」を利用させてもらいます。
Web Search Module で下のような検索エンジンを追加します。
Name : jman FreeBSD日本語マニュアル検索(←適当な名前でOK) URL : qss-http://www.jp.freebsd.org/cgi/mroff.cgi?subdir=man&lc=1&cmd=&man=***&dir=jpman-5.4.0%2Fman§=0 Encoding : Japanese (ISO 2022-JP) |
リスキャン後に、下のように調べたいコマンドをテキストモードで入力して、検索します。

これを実行すると、デフォルトのWebブラウザで「man」ページを日本語で読めます。
【 Terminal Module - Catalog 】
Terminal Module をインストールすると、Catalogの「Modules」カテゴリに
「Bash Command History」が追加されます。

これにチェックを入れると、不過視ファイルの「.bash_history」を読み込んで、コマンドの履歴をQuicksilver上で表示できるはずなんですが・・・、
いつの頃からか分からないけど、僕の環境では読み込めなくなってしまいました。
まあ、これが使えなくともターミナルで「↑」キーを押せば、コマンドの履歴を参照できます。(「↓」で戻る)
【 Terminal Module - Triggerの設定例 】
コマンドラインツールを使いこなしている人ならば、いろいろなコマンドを入力しておいて「Run Command in Shell」「Run a Text command in Terminal」などのActionで、Triggerに登録しておくといろいろ便利だと思います。
僕の場合はCLIの知識はほぼゼロなので、下のように1つだけ登録しています。

・Object(テキストモードでコマンド入力)
「screencapture -ioW [エスケープしたUNIXパス]」
・Action「Run Command in Shell」
これをショートカットキーでTrigger登録して、ウインドウ単位のショットを撮っています。
これを実行すると、マウスポインタがカメラのアイコンに変わり、ウインドウ単位でスクリーンショットの撮影ができます。
(⇧⌘4 + space と同じ状況です)
(コマンド「
screencaputure
」について)これはスクリーンショットを撮るコマンドです。
オプションで「
-ioW
」としています。「
i
」は領域選択撮影モード(スペースキーを押すとウインドウ単位の撮影)。要するに ⇧⌘4 と同じ。
「
W
」はウインドウ撮影モードでスタートする。「
o
」はウインドウを撮影したときに、影を付けない。オプションの後にエスケープしたUNIXパスを入力して保存ファイルの場所、ファイル名を指定します。
例えば「ピクチャ」フォルダに「ScreenShot.png」というファイル名でスクリーンショットを撮る場合のコマンドは・・・
screencapture -ioW ~/Pictures/ScreenShot.png |
(パスに空白が含まれるときは、半角の「\」を付けてエスケープさせます。「AmCopyPathCMX」を使うと便利。)
この記事では QuicksilverB54(3815)、Terminal Module 11A を使用しています。
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-614.html

Word Clock : 言葉で現在時刻を表示するスクリーンセーバ
OS10.?以上(UB)[OS10.5.4でテスト]
フリーウェア
『UsingMac - Unique Clock Screensavers for Mac』で知ったスクリーンセーバ
「Word Clock」の紹介です。
この Word Clock は名前の通り、言葉で現在時刻を表示するスクリーンセーバです。

システム環境設定のオプション設定から、表示をいろいろ変更できます。
多言語に対応しているので、「Word」タブでたくさんの言語から選択できます。ランダムを選択することもできます。
また、文字の色をこのタブで変更できます。

タイ語を選択してみたら、全く分からない・・・。

オプションの「Layout」タブで、表示する範囲のレイアウトを設定できます。


「Background」タブで背景の設定、「Typography」タブで フォント の設定などができます。


ただ、僕の環境ではシステム環境設定での設定で、「Word Clock」スクリーンセーバが選択されていないのに、プレビューで表示されるという、ちょっと変な不具合があります。
この記事では version 0.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Simon Heys
Download page : Simon Heys » Word Clock
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Semulov : メニューバーに接続されたボリュームを表示して簡単にイジェクトできる
Growl対応
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
メニューバーに接続されたボリュームを表示して簡単にイジェクトできる「Semulov」の紹介です。

Semulov を起動すると、メニューバーの右側に「⏏」マークが表示され、その横にマウントされているボリューム・ネットワークの数が表示されます(設定による)。
表示されるものは、起動ディスク、内蔵ハードディスク、外付けハードディスク、仮想ボリュ-ム、CD・DVD、iPod、ネットワークなどです。
このメニュー内でボリュームを選択すると、それがアンマウント(イジェクト)されます。
「Eject All」で(可能なものは)すべてのボリュ-ムを一度にアンマウント(イジェクト)します。
仮想ボリューム内のファイルを開いていて、普通ではアンマウントできない状態でも、Semulov を使ってイジェクトすれば、アンマウントできたりします。ただ、失敗することもあるけど。
メニューの Semulov ▶ Preferences... で各種設定をします。

また、Semulov は Growl に対応しており、マウント・アンマウント時にGrowlでお知らせします。


この記事では version 1.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Kainjow
Download page : Kainjow
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ABCLaunch : 名前を入力してインクリメンタルサーチで検索・起動するランチャ
OS10.3以上(UB)
ドネーションウェア
名前を入力してインクリメンタルサーチで検索・起動するランチャ「ABCLaunch」の紹介です。
command+F11(デフォルト設定、環境によっては「fn」キーを押さないとダメかも)のホットキーでメインのウインドウが表示されます。
ここのテキストフィールドに文字を入力して行くと、その文字で始まる(含む)アプリケーションがリストに表示されます。
続けて文字を入力して行くと、リストの候補が絞り込まれて行きます。
例えば「Q」と入力すると、下のようにリスト表示されます。

この状態で「return」キーを押すと、リストの一番上のものが起動します。上の場合だと「Quicksilver」が起動します。
command+1~9 で、それぞれのアプリケーションを起動できます。またカーソルキーでフォーカスを移動して「return」キーでもOKです。
マウスでダブルクリックでも起動します。
command+R で、そのファイルをFinderで表示することができます。
日本語で入力しても検索できます。

ここのリストに表示されるアプリケーションは「アプリケーション」フォルダ内にあるものが検索対象になります。Preferencesパネルで、対象のフォルダを増やしたり変更したりすることができます。
起動中はメニューバーの右側に「ABC」と表示されるので、ここからウインドウを呼び出したりすることができます。

(メニューバーに表示させないようにも、Preferencesパネルで設定できます。)
また、ウインドウ内の「ABC ▼」のメニューからも操作できます。

Preferencesパネルでいろいろ設定ができます。
ここでホットキーの設定を変更したり、リストに表示されるものをアプリケーションだけでなく、ファイル、フォルダを表示されるようにもできます。

「Add」ボタンをクリックして、フォルダを追加すると「アプリケーション」フォルダ以外の、そのフォルダからも検索できるようになります。
「Remove」で解除。
「Ignore」タブで、フォルダ・ファイルを登録すると、それが検索対象から外れます。

Quicksilverを使ってる方で「ランチャ」として使うのみならば、こちらの「ABCLaunch」を使った方が使い易いと思います。
個人的には「Namely」よりも使い易いと思います。
この記事では ABCLaunch version 0.6.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : ソフトウェア
Download page : ABCLaunch