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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2008 / 02

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-503.html

Quicksilver/ Droplet Item について
icn_Quicksilver
Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア


Proxy Objects の1つ、「Droplet Item」について説明したいと思います。

icn_QSDropletItemこの「Droplet Item」というものは、マウスでドロップされたファイル(フォルダ)を代用するObjectです。
これを使えば、様々なドロップレットアプリケーションを作ることができます。


「Droplet Item」は常に「Save Command to File...」Actionとセットで使って行きます。



例として、ドロップされたファイル・フォルダをロックするドロップレットを作ってみます。

まず、下のように設定します。
・1stPane(Object)「Droplet Item
・2ndPane(Action)「Lock File
071023qs422

この状態で「control + return」で Command Object を作り、下のように設定します。

・1stPane(Object)「Droplet Item (Lock File) 」--- Command Object
・2ndPane(Action)「Save Command to File...
・3rdPane(Argument)「保存先フォルダ」--- 任意の場所
071023qs423

これを実行すると、「Droplet Item (Lock File).app」という名前のドロップレットが作られます。
071023qs424

これにファイル・フォルダをドラッグ&ドロップすると、それが「ロック」されます。
071023qs425

「アンロック」するドロップレットも作って、Finderのツールバーなんかに登録しておくと便利です。
他にも「Droplet Item (Set Label) 任意の色.app」なども作っておくと便利かも。


マウスでドロップせずとも、Quicksilver 上で「Open With...」Actionを使えば同じことができます。
071023qs426





僕の使い方としては、いくつかのドロップレットアプリケーションを作り、1つのフォルダにまとめて保存し、Catalogに登録しています。

それで、1stPaneで目的のドロップレットを呼び出しておいて、ファイルなどをそれにドラッグ&ドロップで実行させます。
071023qs427




また「Droplet Item」とは関係ないけど、
Triggerに登録するほどでもないけど時々使うかなという程度の操作も、「Save Command to File...」Actionで「.qscommand」ファイルを作っておきます。

例えば、お気に入りの曲を再生するとか。
071023qs428

この「.qscommand」ファイルをCatalogに登録しておけば、呼び出し易くなるので、便利です。




この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。


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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
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Quicksilver | CM:0 | TB:0

tag : Quicksilver 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-513.html

Quicksilver Plug-in/ File Attribute Actions
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ File Attribute Actions
ファイル・フォルダのアイコン・ロック・ラベルなどを設定する
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


File Attribute Actions」はファイル・フォルダのアイコン、Spotlightコメント、ラベル、ロック・アンロック、可視・不過視を Quicksilver 上で設定できるプラグインです。

File Attribute Actions をインストールすると、以下のActionが追加されます。


set_icon
▶ Set Icon...
1stPaneのファイル・フォルダに対して、3rdPaneのファイルに設定されているアイコンをセットします。
071023qs414


set_comment
▶ Set Comment...
1stPaneのファイル・フォルダのSpotlightコメントを、3rdPaneのテキストに設定します。
071023qs415

既に設定してあるSpotlightコメントは、あらかじめ3rdPaneで表示されます。
File Tagging Module」のように、頭に「@」が付くことはありません。

Spotlightコメントを「タグ」としてではなく、「コメント」としてメモするときなどに使います。


set_label
▶ Set Label...
1stPaneのファイル・フォルダに、3rdPaneで指定したカラーラベルを設定します。
071023qs416

3rdPaneではコマンド入力もしくは、「↓」「↑」キーで色を選択できます。


lock_file
▶ Lock File
1stPaneのファイル・フォルダを「ロック」します。
071023qs417


unlock_file
▶ Unlock File
1stPaneのファイル・フォルダを「アンロック」します。
071023qs418


make_invisible
▶ Make Invisible (hide)
1stPaneのファイル・フォルダを「不過視」にします。
071023qs419

このファイルを開きたいときは、上位フォルダを1stPaneで選択して
option + /」or「option + 」を押します。
すると、不過視ファイルも表示できます。
071023qs420


make_visible
▶ Make Visible (Show)...
1stPaneのファイル・フォルダを「過視」にします。
071023qs421

「.DS_Store」などの元から不可視なファイルは、「Make Visible (Show)...」Actionを実行しても効果がありません。





この記事では Quicksilver(3815) 、File Attribute Actions 0.5.0 を使用しています。


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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-486.html

アプリケーション・ウインドウのスイッチ
「そんなの知ってるよ」シリーズの小ネタです。

複数のアプリケーションを起動しているとき、そのアプリをスイッチするには
⌘ command (+ shift ) + tab
でフローティングウインドウが開き、commandキーを押しながら、tabキー を押してアイコンを選択して行く事によって、アクティブにするアプリケーションを選択できます。
080130aws1

shiftキーを加えて押すと左側のアイコンを選択して行きます。


('08/02/26追記)
コメントでJ.S. Mach の k_kさん から、教えてもらったことですが、
command+tab を押してアプリスイッチのウインドウを表示させて、
そのまま commandキー を押しながら「Q」で、そのアプリを終了。
H」でそのアプリを隠す ことができます。

ついでに、Exposéで「すべてのウインドウ(F9)」を表示させているとき、command+tabでアプリケーションを選択すると、Exposéの「アプリケーションウインドウ(F10)」の状態に切り替わります。

(追記おわり)



toggle_window
またOS10.5では(10.4では試してないので分からない)、最前面のアプリケーションで複数ウインドウを開いているとき、
⌘ command (+ fn) + F1
のショートカットで最前面ウインドウをトグルできます。
(デフォルト設定の場合)

例えば、Safariで下のように A,B,C のウインドウを開いていたとします。
080130aws2
ウインドウの順番は前から「A」→「B」→「C

上の写真では「A」のウインドウが最前面になっていますが、command+F1 を入力すると・・・
080130aws3
B」のウインドウが最前面になり、「A」が最背面になります。

ウインドウの順番は前から「B」→「C」→「A

も一度 command+F1 を押すと
ウインドウの順番は前から「C」→「A」→「B
となります。


USキーボードなら、command+`(or ~) でアクティブなウインドウをトグルできるかも?(持っていないから分かりません。)


ちなみに command(+fn)+F5 で喋ります。(VoiceOver 機能)
もう一度押すと元に戻ります。

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Macの基本操作 | CM:5 | TB:0

tag : Switcher 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-515.html

RSSリスティング/ RSSを自分のホームページ貼付ける
サイトのご紹介です。
「RSSをホームページに貼付ける」ブログパーツを提供している
RSSリスティング - 最新ニュース(RSS)をホームページ貼り付ける
というサイトです。
080223rsl1

これを使えば、いろいろなホームページで配信しているRSSフィードを自分のホームページに表示させることができます。

やり方は簡単で、まず『RSSリスティング - HTMLソース取得』のページを開いて、貼付けたいRSSフィードのURLをコピペして、表示数・エンコードなどを設定して行きます。
080223rsl2

設定できたら「HTMLコードを発行する」ボタンをクリックします。
そうすると、HTMLが発行されるので、それをコピーして自分のホームページに貼付けるだけです。
080223rsl3

さらに進んでスタイルシートの設定用のコードも発行してくれます。試しにウチのRSSフィードを使ってみると、こんな感じです。
(ちゃんと表示されないこともある)
Powered by RSSリスティング

有料版にすると、広告無しでの表示もできるみたいです。
また、Podcastに対応した
Podcastリスティング - ポッドキャスト作成とホームページ貼り付けブログパーツ
もあるようです。




del.icio.usのRSSも表示できます。自分のもので試してみます。

【 wakaba556's bookmarks on del.icio.us 】
Powered by RSSリスティング

これを使えば、いろんな人のソーシャルブックマークの寄せ集めページみたいなものも作れそうです。(RSSを配信しているものに限られるけど・・・)

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サイトのご紹介 | CM:0 | TB:0

tag : RSS 

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Quicksilver Plug-in/ File Tagging Module
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ File Tagging Module
ファイル・フォルダのSpotlightコメントを付けたりする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


File Tagging Module」はファイル・フォルダのSpotlightコメントを付けたり、タグからファイル検索を可能にするプラグインです。
Spotlightコメントを付ける、すなわちタグを付けると言うことは、SpotlightやFinderで検索が容易になり、とても使い易くなります。

尚、このプラグインadvanced features を「on」にしないと、ダウンロード・インストールできません。
また「FileVault」を使用していると、このプラグインを使用するのは問題があるようです。




【 File Tagging Module - 基本的な使い方 】


例えば、あるファイルにタグを付けようと思えば、下のように Quicksilver を設定します。
・1stPane(Object)「タグを付けたいファイル・フォルダ」
・2ndpane(Action)「Add Tags...」
・3rdPane(Argument)「タグとなるテキスト」
071023qs398

これを実行した後に、そのファイルを command+I(アイ) で情報を見ると、「@Quicksilver」のSpotlightコメントが付いています。
071023qs399

タグの頭に「@」が付きます。
これはPreferencesパネルの「Tags」カテゴリで設定できます。
071023qs400





【 File Tagging Module - Actions 】


File Tagging Module をインストールすると、5つのActionが追加されます。

set_tags
▶ Set Tags...
1stPaneのファイル・フォルダのSpotlightコメントに、3rdPaneのテキストを設定します。
071023qs401

既に何かしらのSpotlightコメントが設定されていた場合は、それは消去されて、3rdPaneのテキストが設定されます。

3rdPaneのテキスト入力時に、空白を入れて複数のタグを設定することもできます。もちろん、1stPaneでも「,」や command+A で複数選択しておいて、一度にタグ付けすることもできます。


add_tags
▶ Add Tags...
1stPaneのファイル・フォルダのSpotlightコメントに、3rdPaneのテキストを追加します。
071023qs398

既に何かしらのSpotlightコメントが設定されていた場合は、それは消去されずに、3rdPaneのテキストが追加されます。

3rdPaneのテキスト入力時に、空白を入れて複数のタグを設定することもできます。もちろん、1stPaneでも「, (コンマ)」や command+A で複数選択しておいて、一度にタグ付けすることもできます。


remove_tags
▶ Remove Tags...
1stPaneのファイル・フォルダのSpotlightコメントで、3rdPaneのテキストのものを消去します。
071023qs404

1stPaneで「, (コンマ)」や command+A で複数選択しておいて、一度にタグを消去することもできます。


show_tags
▶ Show Tags...
そのファイル・フォルダに設定されているSpotlightコメントを参照できます。
1stPaneに参照したいものを設定して実行します。
071023qs402

実行すると、Quicksilver のウインドウを開き直して、そのファイルに設定されているタグを表示します。
071023qs403


show_files_matching_tag
▶ Show Files Matching Tag
1stPaneにタグを設定して実行すると、Finderウインドウでそのタグの付いたファイルなどを表示する機能だけど、OS10.5では機能しません

感じ通信さん の『Spotlight コメントの検索』でもこれが使えないと書かれているので、僕の環境だけ使えないという訳ではないようです。
071023qs405

実際これを試してみると、Finderが堕ちてしまったので注意。
今のところ、OS10.5ではこのActionのチェックを外して使用不可にしておいた方がいいみたいです。

Spotlight Module の「Spotlight in Window」「Spotlight in Command」Actionはまだなんとか使えるようなので(ちょっと不安定)、この「Show Files Matching Tag」Actionの代わりとして使えそうです。
071023qs407

でも、普通にSpotlightで検索した方が早いと思う。
071023qs406





【 File Tagging Module - Catalog 】


File Tagging Module をインストールすると、CatalogのModulesカテゴリに「File Tags」項目が追加されます。
071023qs408

ここには Quicksilver で設定したタグが読み込まれ、1stPaneのObjectとして呼び出せるようになります。





【 File Tagging Module - Triggerの設定例 】


Triggerの設定例を挙げておきます。


▶ Finderで選択しているものにタグ付け
071023qs409
左のようにTriggerを設定します。

・Object「Finder Selection
・Action「Add Tags...
・Argument「ブランク」

(command+X でカットして ブランク にできる)


これをホットキーに設定してTriggerを実行すると、Quicksilver のウインドウが開いて3rdPaneにタグを入力できる状態になります。
071023qs410

Finderで選択ホットキータグを入力
returnキー で実行・タグの登録完了

という流れでタグ付けできます。




▶ タグからファイル検索
071023qs411
左のようにTriggerを設定します。

・Object「File Tags (Catalog)」
・Action「Show Contents


これをホットキーに設定してTriggerを実行すると、1stPaneでCatalogに登録してあるタグが候補表示され、ブラウジングできます。
071023qs412

ここでの使い勝手を考えると、タグにはアルファベットを含む単語で登録しておいた方が便利です。

これで目的のタグを選択して、「/」or「→」でそのタグを含むファイル・フォルダが表示されます。けっこう便利です。
071023qs413



('08/11/07追記)
OSのバージョンアップに伴って、この記事の内容の機能がいろいろと使えないようになっていましたが、File Tagging Module v117(Intel専用)を使用すれば、使えるようになります。
(追記おわり)





この記事では Quicksilver(3815) 、File Tagging Module 73 を使用しています。


(ダウンロードリンク)
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(関連記事)
Quicksilver Plug-in/ File Tagging Module v117

Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-476.html

Quicksilver Plug-in/ Spotlight Module
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Spotlight Module
Spotlightを利用して検索できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Spotlight Module」はSpotlightを利用して、Quicksilverで検索できるようにするプラグインです。

Spotlight Module はLeopard上では、あまり機能しないようです。ここで記載していることは、僕の環境でどの機能が使えるのか、使えないのか調べた結果です。




qs_spl_actions

【 Spotlight Module - Actions 】


Spotlight Module をインストールするとActionが追加されます。
それらのActionについての説明です。
OS10.5では使えないActionが多いので、チェックを外して不使用にしておいた方がいいと思います。
(使えるActionもちょっと不安定?)

※テキストモードにするには「. (ピリオド)」を押します。

spl_in_finder
▶ Spotlight in Finder
1stPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。
071023qs269

すると、Finderウインドウでスマートフォルダのように検索しますが、僕の環境ではうまく動作しません。


spl_contents
▶ Spotlight Contents...
1stPaneに検索したいフォルダ、3rdPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。
071023qs267

すると、ウインドウを開き直して該当候補のファイル・フォルダを1stPaneに表示します。
071023qs268

しかし、僕の環境ではこの検索結果が、普通にSpotlightで検索した結果と違い、正確に表示されません。


spl_contents_in_finder
▶ Spotlight Contents in Finder...
1stPaneに検索したいフォルダ、3rdPaneにテキストモードで検索したい内容の検索語句を入力して実行します。
例えば「wa」という内容で検索します。
071023qs270

すると、Finderウインドウでスマートフォルダのように「wa」の内容を含むものを表示します。
071023qs271

これはちゃんと機能してくれました。
ちなみにここのスマートフォルダ(○○.savedSearch)はテンポラリファイルとして保存されるようです。だから再起動すると、消去されます。


spl_in_window
▶ Spotlight in Window
1stPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。
071023qs260

実行すると、Finderウインドウで検索結果を表示します。
071023qs262

これはちゃんと機能しました。ただ、普通にFinderで command+F のショートカットを入力して、検索する方が使い易いです。


spl_in_command
▶ Spotlight in Command
1stPaneにテキストモードで検索語句を入力して実行します。
071023qs265

実行すると、Quicksilverのウインドウを開き直して、1stPaneで検索結果を候補表示します。
071023qs266

ちゃんと機能するけど、検索がちょっと遅い。


spl_filenames_of_contents
▶ Spotlight Filenames of Contents...
1stPaneに検索したいフォルダ、3rdPaneにテキストモードで検索したいファイル名(フォルダ名)を入力して実行します。
071023qs263

すると、ウインドウを開き直して該当候補のファイル・フォルダを1stPaneに表示します。
071023qs264

しかし、僕の環境ではこの検索結果が、普通にSpotlightで検索した結果と違い、正確に表示されません。


run_search_with_spl
▶ Run Search with Spotlight
1stPaneにスマートフォルダを選択したときに「Run Search with Spotlight」Actionが表示されます。
071023qs272

それ以上のことはよくわかりません?



('08/02/28追記)
サービスメニューに「Spotlight」と言うものがあります。これは以前はバグかなにかで使えない状態でした。
OS10.5.2にアップデートされてから、どうやら復活したようです。

従って Services Menu Module を使用すると「SEARCH_WITH_SPOTLIGHT」Actionが使えます。
071023qs292

これは上記の「Spotlight in Window」Actionと同じ働きをします。
(追記おわり)




qs_spl_catalog

【 Spotlight Module - Catalog 】


Spotlight Module をインストールすると、Catalogの「+」ボタンで追加する項目に「QSSpotlightObjectSource」が追加されます。
071023qs384

これを選択して追加すると、「Custom」カテゴリに「QSSpotlightObjectSource」項目が追加されます。
071023qs385

この項目を選択しておいて、右下の「i」マークをクリックしてドロワーの「SourceOptions」タブを開いて設定します。
071023qs386

ここの「Query(検索語句)」を入力します。
例として画像ファイルで「nuko」を含むものを設定します。これで再スキャンして「Contents」タブで内容を確認すると、該当ファイルがCatalogに登録されます。
071023qs387

クエリの条件検索はSpotlightのヘルプに記載されていますので、そちらを参考に。






qs_spl_trigger

【 Spotlight Module - Triggerの設定例 】


僕の場合、下のようにTriggerに設定しています。

▶ 選択したフォルダで検索語句を入力して検索
071023qs273
・Object「Finder Selection
・Action「Spotlight Contents in Finder...
・Argument「ブランク」

(command+X でカットして ブランク にできる)

という風に設定します。

ドロワーの「Scope」タブでFinder以外では操作できないようにしておいた方がいいです。


これで僕の場合はホットキーを「control+かな」に設定しています。
ホットキーを押すと3rdPaneがテキストモードの状態で開くので、続けざまに「かな」キーを押して日本語入力できるので便利です。
071023qs274

Finderでフォルダ選択ホットキー検索語句を入力
returnキー で実行

という流れで任意フォルダ内の検索ができます。



▶ 選択したテキストをQuicksilverでSpotlight検索
071023qs275
・Object「Finder Selection
・Action「Spotlight in Command
・Argument「ブランク」


という風に設定します。


Cocoaアプリケーション上でテキストを選択して、ホットキーを押すと Quicksilver で検索結果を表示します。
071023qs276





この記事では Quicksilver(3815) 、Spotlight Module E4 を使用しています。


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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
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Quicksilver/ Actionについて(2)
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tag : Quicksilver  Spotlight  検索 

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Quicksilver Plug-in/ Disk Image Support
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Disk Image Support
フォルダのディスクイメージを作成する
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Disk Image Support」は Quicksilver でフォルダのディスクイメージの作成できるようにするプラグインです。



【 Disk Image Support - Actions 】


Disk Image Support をインストールすると次のActionが追加されます。


create_disk_image
▶ Create Disk Image
1stPaneにディスクイメージにしたいフォルダを選択して、実行します。
071023qs369

実行すると、オリジナルのファイルと同じ階層の場所に、ディスクイメージが作られます。
071023qs370




compress_disk_image
▶ Compress Disk Image
1stPaneにディスクイメージを選択して、実行します。
071023qs371

すると、オリジナルのファイルと同じ階層の場所に、「.c.dmg」という拡張子のディスクイメージが作られます。
071023qs372

このディスクイメージは、普通のものと同様にダブルクリックすると、「はんぺん」みたな仮想ボリュームが開きます。
普通のものとの違いが、よく判らないけど、若干ファイルサイズが小さくなるようです。



internet_enable_image
▶ Internet-Enable Image
1stPaneにディスクイメージを選択して、実行します。
071023qs373

実際に機能するのか、確かめてませんが、ダウンロードされたときに自己解凍するディスクイメージになるようです。





【 Disk Image Support - Catalog 】


Catalogの「Modules」カテゴリに「Disk Utility Images」というものが追加されます。
071023qs382

これは「Disk Utility.app」で作ったディスクイメージをCatalogに登録する為のものです。

もちろん、Quicksilver からそのディスクイメージを開くこともできます。
071023qs383






この記事では Quicksilver(3815) 、Disk Image Support 25 を使用しています。


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(関連記事)
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Quicksilver | CM:0 | TB:0

tag : Quicksilver  Archiver 

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Quicksilver Plug-in/ File Compression Module
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ File Compression Module
ファイル・フォルダをZipアーカイブなどに圧縮する
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


File Compression Module」は Quicksilver でファイル・フォルダをZipアーカイブなどに圧縮できるようにするプラグインです。




【 File Compression Module - Actions 】


File Compression Module をインストールすると次のActionが追加されます。


compress_create_archive
▶ Compress (Create Archive)
1stPaneのファイル・フォルダのZipアーカイブを同じ階層に作ります。
(デフォルト設定の場合)
071023qs366

これを実行後に、作られたアーカイブを1stPaneに選択して、再度 Quicksilver のウインドウが開きます。
071023qs367

このActionは「, (コンマ)」で複数アイテムを選択している場合は、圧縮できません。Beep音が鳴ります。



compress_using
▶ Compress Using...
1stPaneのファイル・フォルダの3rdPaneの圧縮形式でのアーカイブを同じ階層に作ります。
071023qs368

圧縮形式は「cpgz」「tbz」「cpio」「zip」「tgz」から選択します。
これも実行後に、作られたアーカイブを1stPaneに選択して、再度 Quicksilver のウインドウが開きます。

このActionは「, (コンマ)」で複数アイテムを選択している場合は、圧縮できません。Beep音が鳴ります。




decompress
▶ Decompress
1stPaneのアーカイブファイルを解凍するはずなんだけど、僕の環境ではこのActionがなぜか選択できない状態です。

別にこれが使えなくても「Open」Actionで実行すると解凍できます。
071023qs367





【 File Compression Module - Preferences 】


Preferencesパネルに「Compression」カテゴリが追加されます。
ここでは上記の「Compress (Create Archive)」Actionの設定ができます。
071023qs374

▶ 「Compress to temporary file」
ここにチェックすると、作られたアーカイブファイルの保存先が変わります。
/private/var/folders/
内に一時的に作られます。再起動したりすると、ここのファイルは削除されます。

不過視フォルダ内に作られるので、アーカイブを1stPaneに選択して再度 Quicksilver のウインドウが開いたときに「Email To...(Compose)」「Move To...」Actionなどで連続した操作をするときなどに使います。



▶ 「Create files in format:」
プルダウンリストでアーカイブファイルのフォーマートを選択できます。
圧縮形式は「cpgz」「tbz」「cpio」「zip」「tgz」から選択します。






この記事では Quicksilver(3815) 、File Compression Module A4 を使用しています。


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Quicksilver Plug-in/ Unit Conversion Module
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Unit Conversion Module
単位の換算をできるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Unit Conversion Module」は単位の換算をできるようにするプラグインです。


convert_to_units

【 Unit Conversion Module - 使い方 】


Unit Conversion Module をインストールすると「Convert to Units...」Actionが追加されます。

例えば「1inch」を「cm」の単位に変換するとします。
これを Quicksilver でやろうとすると・・・
071023qs256

・1stPane(Object)「1 inch」とテキストモードで入力
・2ndPane(Action)「Convert to Units...
・3rdPane(Argument)「cm」とテキストモードで入力

※「. (ピリオド)」でテキストモードになります。
数字と単位の間に必ず半角スペースを入れる必要があります


これで returnキー を押して実行すると、結果を新しいウインドウを開き直して表示します。
071023qs257





【 Google で単位換算をする 】


Unit Conversion Module を使わずとも、これもまたGoogleを使って単位換算することができます。

例えば、温度の摂氏(℃)を華氏(°F)に変換したいとき、下のように入力します。
071023qs258

これを実行すると、Webブラウザで結果を表示します。
071023qs259





この記事では Quicksilver(3815) 、Unit Conversion Module 5E を使用しています。


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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

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tag : Quicksilver  教育と学習 

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Quicksilver Plug-in/ Calculator Module
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Calculator Module
Quicksilverを計算機として使えるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Calculator Module」はQuicksilverを計算機として使えるようにするプラグインです。


calculator_calculate_action

【 Calculator Module - 使い方 】


使い方は簡単です。
まず Quicksilver のウインドウを呼び出します(invoke)。
=」を入力するとテキストモードに変わり、数字などを入力していくとActionが「CalculatorCalculateAction」になります。
(※「. (ピリオド)」を押してテキストモードにする必要はありません)
071023qs246

これで returnキー を押して実行すると、答えを表示します。
071023qs247




Calculator Module をインストールすると、Preferencesパネルに「Calculator」カテゴリが追加され、設定ができます。
071023qs248

ここの「Results Display:」のボタンで結果表示の方法を変更できます。

Default」は上記参照。

Large Type」は LargeType Action を使ってディスプレイに大きく表示します。
071023qs249

Notification」は Growl Notifier Plug-in などを使っている場合、Growlで結果表示します。
071023qs250





【 Calculator Module を使わずに計算する 】


Calculator Module を使わずとも、Quicksilver で計算することはできます。

▶ Google で計算する
Web Search Module などで登録した Google を使います。
071023qs251

上のように計算式を入力して実行します。
するとWebブラウザで結果を表示します。
071023qs252



▶ 「Run As AppleScript」Actionを使う
AppleScriptは簡単な計算式は認識できます。
1stPaneで「. (ピリオド)」を押してテキストモードにし、計算式を入力します。2ndPaneで「Run As AppleScript」Actionを選択します。
071023qs253

これを実行すると答えを表示します。



▶ サービスメニューを使う
スクリプトエディタが提供しているサービスメニュー「AppleScript の結果を取得(⌘*)」を使います。

Quicksilver のウインドウの1stPaneで「. (ピリオド)」を押してテキストモードにし、計算式を入力します。
その計算式を ⌘A で全選択します。
071023qs254

この状態で ⌘* を入力します。
すると、計算結果が表示されます。
071023qs255





この記事では Quicksilver(3815) 、Calculator Module 1.3 を使用しています。


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(関連記事)
サービスメニュー

Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
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tag : Quicksilver  計算機 

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Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(3)
icn_Quicksilver
Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア


Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)』のつづき


今回は「Mouse Trigger」「Abracadabra Trigger」に登録して使うと便利そうなものを採り上げます。
おさらいの意味も含めて、前に採り上げたAppleScriptも再度、採り上げます。

icn_ScriptEditor
これらのスクリプトは、スクリプトエディタを開いてコピペして、
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts/
などの場所に保存して下さい。


また 下記のAppleScriptのほとんどは、システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。
071105is4





【 DejaMenu を呼び出す AppleScript 】


正確に言えば、「DejaMenu を呼び出す為のホットキー」を入力するものです。

tell application "System Events"
keystroke "m" using {command down, shift down}
end tell
※ホットキーが「shift+command+M」の場合です。別のものに設定している場合は赤字のところ適当に変更して下さい。

Mouse Trigger でこのスクリプトを登録すると、マウスボタンで DejaMenu を呼び出すことができて便利です。
070716djm6





【 Webブラウザで 進む・戻る を実行する AppleScript 】


Safari、Firefox、Camino、Siira でページの 進む・戻る を実行するものです。Abracadabra Trigger でマウスジェスチャに登録しておくと便利です。

(次のページへ進む)
-- Go Forward
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
set web_browser to "Safari, Firefox, Camino, Shiira"
(* 他のブラウザを使う場合は↑ここのブラウザ名を変更 *)

if web_browser contains current_app then
tell application current_app to activate
tell application "System Events" to keystroke "]" using command down
else
beep
end if


(前のページへ戻る)
-- Go Back
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
set web_browser to "Safari, Firefox, Camino, Shiira"
(* 他のブラウザを使う場合は↑ここのブラウザ名を追加・変更 *)

if web_browser contains current_app then
tell application current_app to activate
tell application "System Events" to keystroke "[" using command down
else
beep
end if





【 FinderでQuickLookを実行する AppleScript 】


QuickLookを実行するものです。
Mouse Trigger で登録して、マウスボタンでQuickLook表示させるといったことができます。
-- Activate QuickLook
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app = "Finder" then
tell application "Finder" to activate
tell application "System Events" to keystroke "y" using command down
end if





【 すべてのFinderウインドウをDockにしまう AppleScript 】


option+command+M 、optionキーを押しながらFinderウインドウ左上の黄色ボタンを押すのと同じです。マウスジェスチャやホットコーナーなどに設定しておくと便利です。
-- Put All-Finder-Windows away in the Dock
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app = "Finder" then
tell application "Finder"
if (count of windows) > 0 then set collapsed of every Finder window to true
end tell
end if



ちなみに逆バージョンの「Dockに収納したすべてのFinderウインドウを表示する」ものは下のようになります。
(「true」と「false」が違うだけ)
-- Show All-Finder-Windows
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app = "Finder" then
tell application "Finder"
if (count of windows) > 0 then set collapsed of every Finder window to false
end tell
end if

※上記のスクリプトは、デフォルトで入ってるサンプルスクリプトをちょっと弄っただけのものです。




【 新規Finderウインドウを表示する AppleScript 】


Finderでの command+N のショートカットを実行するものです。
マウスジェスチャに登録しておくと便利です。
-- Open New Finder-Window
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app = "Finder" then
tell application "Finder" to activate
tell application "System Events" to keystroke "n" using command down
end if





【 最前面のFinderウインドウのクローンを開く AppleScript 】


Clone Windowとほぼ同じ働きをします。最前面のFinderウインドウと同じウインドウをちょっと右下にずらして開きます。
マウスジェスチャに登録しておくと便利。
というより、アプリケーションとして保存してFinderのツールバーに登録した方がいいかも。
--- Open Clone Finder-Window
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app = "Finder" then
tell application "Finder"
try
set theWindow to target of front window
set {a_x, a_y, b_x, b_y} to bounds of window 1
make new Finder window
set bounds of window 1 to {a_x + 40, a_y + 40, b_x + 40, b_y + 40}
set target of front window to theWindow
on error
display dialog "Finder-Window is NOT open." buttons "OK" default button 1 with icon caution
end try
end tell
end if
('08/03/17修正)

Clone Window を使っている人なら、
・Object「Clone Window」
・Action「Open」
としてTriggerに登録すれば、同じです。
071023qs347



もし、アプリケーションとして保存して、Finderのツールバーとかに登録しておくなら、最前面アプリを判定するところを削除しないと、うまく動作しないようです。
-- Open Clone Finder-Window (Application)
tell application "Finder"
try
set theWindow to target of front window
set {a_x, a_y, b_x, b_y} to bounds of window 1 of application "Finder"
make new Finder window
set bounds of window 1 to {a_x + 40, a_y + 40, b_x + 40, b_y + 40}
set target of front window to theWindow
on error
display dialog "Finder-Window is NOT open." buttons "OK" default button 1 with icon caution
end try
end tell
('08/03/17修正)
※初回起動時はかなり動作が遅いです。





【 Finderで選択しているものをゴミ箱に移動する AppleScript 】


Finderの最前面のウインドウで選択しているものをゴミ箱に移動するものです。

このスクリプトを実行すると、Finderの最前面のウインドウで選択しているファイル・フォルダをゴミ箱に移動してもいいかどうかの確認ダイアログが表示されます。
071023qs348

「OK」ボタンをクリックするか、returnキー で、ゴミ箱に移動します。Finderがアクティブなときしか機能しません。
また、実行したときに最前面のFinderウインドウで何も選択していない場合は、Beep音を鳴らします。
-- Move to Trash (Caution)
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app is "Finder" then

tell application "Finder"
set select_item to selection
set every_item to every item of select_item
set count_item to count items of every_item

if count_item > 0 then
set carriage_return to return as text
try
set messeage to (count_item as string) & " 個のアイテムを" & carriage_return & "ゴミ箱 に移動しようとしています。" & carriage_return & carriage_return & "本当によろしいですか?"
display dialog messeage with icon caution
delete every_item
end try
else
beep
end if
end tell

end if


マウスジェスチャに登録しておくと、以前に muta's mac scribblingさん で紹介されていた『ScrubDelete X』というソフトと同じようなことができます。

ただし、ジェスチャ開始のときにマウスボタンを押すように設定している場合は、Finderで選択しているものが解除されたりするので、非常にやりにくいです。

そういうときは Mouse Trigger でマウスボタンに設定すると使い易いです。
Triggerでマウスボタンに登録する項目が多いので、5ボタンマウスじゃちょっとつらくなってきた・・・。





【 iTunesのウインドウを拡大・縮小する AppleScript 】


iTunesのウインドウを拡大・縮小する AppleScript です。マウスジェスチャに登録しておくと便利です。
071023qs349

正確に言えば、control+command+Z のショートカットを入力するものです。iTunes が最前面のときしか機能しません。

-- iTunes-Window is expanded/reduced
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app is "iTunes" then
tell application "iTunes" to activate
tell application "System Events" to keystroke "z" using {control down, command down}
end if





【 iTunesのVisualizerを表示する AppleScript 】


iTunesのVisualizerを表示する AppleScript です。マウスジェスチャやホットキーに登録しておくと便利です。
071023qs350

iTunesが起動していないときは、このスクリプトを実行しても機能しません。また、iTunesが最前面のアプリケーションでなくとも機能します。

実行すると、フルスクリーンでVisualizerを表示します。
隠している状態などからでも、一気にフルスクリーンのVisualizerを表示します。
-- iTunes Show Visualizer
tell application "System Events"
set process_app to short name of every process
if process_app contains "iTunes" then
tell application "iTunes"
activate
set minimized of window 1 to false
set visuals enabled to true
set full screen to true
end tell
end if
end tell

ただ、普通にiTunesを最前面にして command+T を押した方が早いかも・・・。





上記のAppleScriptは、別に Quicksilver でなくとも、ButlerAmScriptsCMXSpark などを使えば、いろいろな方法で実行することができます。
もちろん、スクリプトメニューからも実行できます。

Quicksilver のTriggerに登録して使うと便利(かもしれない)という代物で、ただのAppleScriptです。





この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。


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(関連記事)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(1)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(3)

Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。

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Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)
icn_Quicksilver
Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア


Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(1)』のつづき


前の記事では、Spaceを移動して、そこのSpace番号をQuicksilverで表示させるAppleScriptの話でしたが、今回はGrowlでSpace番号を表示させるAppleScriptです。

こんな感じで表示されます。
071023qs344

071023qs343

使用条件、システム環境設定の設定や、「\」を「\(バックスラッシュ)」の半角に直すことは『Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(1)』と同じなので、そちらを参照して下さい。



【 Growl に登録する為の AppleScript 】


Spacesに関するスクリプトが複数あるので、まとめて管理できるように、まず Growl にそれらのスクリプトを登録する為の AppleScript を作ります。


icn_ScriptEditor
下のスクリプトをスクリプトエディタにコピペして、「Growl_Spaces.scpt」というファイル名で、「Scripts」フォルダなどに保存して下さい。


(参考 : AppleScript Support for Growl


これを1度だけ実行して、あとは保存しておくだけです。
実行すると、システム環境設定の「Growl」パネルが開きます。「アプリケーション」タブを開くと「Growl_Spaces」というものが保存されており、表示スタイルの設定などはここで行います。
071023qs345

ここの「Growl_Spaces」の中で、これから紹介する下記の各AppleScriptのGrowlの設定ができます。





【 Space を移動して番号をGrowl表示する AppleScript 】


Space を移動して、そこのSpace番号をGrowl表示するスクリプトです。4種類あります。
これらのスクリプトをスクリプトエディタにコピペして、「Scripts」フォルダなどに保存して下さい。
4つとも「\」を半角の「\」(半角英数入力モードで option+\ で入力できる)に直して下さい。

▶ 次のSpaceへ移動する(Go Next Space)



▶ 前のSpaceへ移動する(Go Previous Space)



▶ 上のSpaceへ移動する(Go Upper Space)



▶ 下のSpaceへ移動する(Go Lower Space)


全く関係ないことだけど、Safari3だとテキストエリアの右下の角をドラッグして、大きく表示することができます。これは便利。
(詳細 : 『Hys.LOG | Safari3から??』)




【 現在のSpace番号をGrowl表示する AppleScript 】


これは、実行すると現在のSpace番号をGrowl表示する単純なAppleScriptです。

▶ 現在のSpace番号を表示(Show SpaceNumber)






【 Spacesを起動し、選択後にSpace番号をGrowl表示する AppleScript 】


このスクリプトを実行すると、まず Spaces を起動します。
071103sp1

そこでSpaceを選択した後に、そのSpace番号をGrowl表示します。
071023qs346


▶ Spacesを起動、選択後にSpace番号を表示(Launch Spaces)








上記のすべてのスクリプトは、Quicksilver の機能を使っていません。
AppleScriptを実行する際に、Triggerを使って実行すると便利という代物です。

ここの記事のタイトルは『Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)』となっていますが、別に Quicksilver でなくとも、ButlerAmScriptsCMXSpark などを使えば、いろいろな方法でAppleScriptを実行することができます。
もちろん、スクリプトメニューからも実行できます。

実質初めて作ったようなAppleScriptなので、ときどきちゃんと動作しないこともあります。

また、Grwolの表示スタイルによっては、特に「Bezel」を選択していると、表示が遅れたりすることもあります。
オススメの表示スタイルは「Music Video」です。ちょっと表示が遅れることもあるけど。





Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(3)』につづく


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(関連記事)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(1)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)
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Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(1)
icn_Quicksilver
Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア


Quicksilver はAppleScriptをスクリプトメニューからでなくとも実行でき、
Triggerを使えば、それをホットキー・ホットコーナー・マウスジェスチャなどから実行することができます。

Mouse Trigger」「Abracadabra Triggers」の記事でも、簡単なAppleScriptを使いましたが、それ以外にも Quicksilver で使ったら便利そうなものを採り上げてみたいと思います。
AppleScript初心者なので、おかしな点があるかもしれません。

icn_ScriptEditor
下記のスクリプトは、スクリプトエディタを開いてコピペして、適当なファイル名で保存して下さい。
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts/
の場所あたりに保存しておくといいと思います。

一部「\」を「\(バックスラッシュ)」の半角に直す必要があります。




【 現在日時・時刻を表示する AppleScript 】


quicksilver:creations:scripts [docs]』に現在日時と時刻を表示させるAppleScriptが紹介されていたので、ちょっと弄ってみました。

(現在日時・時刻を表示する)
--Date
set the_date to the current date

set the_year to (year of the_date) as text
set the_month to (month of the_date) as integer as text
set the_day to (day of the_date) as text
set the_weekday to text from character 1 to character 3 of ((weekday of the_date) as text)
if length of the_month is 1 then set the_month to "0" & the_month
if length of the_day is 1 then set the_day to "0" & the_day

set the date_string to the_year & "/" & the_month & "/" & the_day & " (" & the_weekday & ")"

--Time
set the_time to time of the (current date)

set the_hours to (the_time div hours) as text
set the_minutes to ((the_time mod hours) div minutes) as text
set the_seconds to (the_time mod minutes) as text
if length of the_minutes is 1 then set the_minutes to "0" & the_minutes
if length of the_seconds is 1 then set the_seconds to "0" & the_seconds

set time_string to the_hours & ":" & the_minutes & ":" & the_seconds

--Show LargeType
set now_string to date_string & " - " & time_string
tell application "Quicksilver" to show large type now_string as text
(*
--おまけ
say ((weekday of the_date) as string)
say the_day
say (month of the_date) as string
delay 0.3
say the_hours & the_minutes
*)

これを実行すると、Quicksilver の「Large Type」で現在日時・時刻を表示します。
071023qs340





【 Spacesを移動する AppleScript 】


AppleScriptもさっぱりわからないなりに、下のようなスクリプトを作ってみました。

(次のSpaceへ移動)
(* Go Next Space *)

tell application "System Events"

-- Spaces の総数を調べる
tell expose preferences
tell spaces preferences
set sp_row to spaces rows
set sp_clm to spaces columns
set sp_all to sp_row * sp_clm
end tell
end tell


-- 現在の Space Number を調べる
tell process "SystemUIServer"
tell menu bar 1
set mb to count (every menu bar item)
repeat with i from 1 to mb
tell menu bar item i
if size = {34, 22} then
try
set sp_no_x to value as number
if sp_no_x < 17 then set sp_no to sp_no_x
end try
end if
end tell
set i to i + 1
end repeat
end tell
end tell


-- 次の Space へ移動
if sp_no < sp_all then
set sp_no to sp_no + 1
else
set sp_no to 1
end if

run script ("tell application \"System Events\" to keystroke \"" & sp_no & "\"using control down")
(* 上記の「\」を半角の「\」に直して下さい *)
end tell

-- LargeType で Space Number を表示
delay 0.2
tell application "Quicksilver" to show large type "Space " & sp_no as text

--おまけ
--say "Space " & sp_no



(前のSpaceへ移動)
(* Go Previous Space *)

tell application "System Events"

-- Spaces の総数を調べる
tell expose preferences
tell spaces preferences
set sp_row to spaces rows
set sp_clm to spaces columns
set sp_all to sp_row * sp_clm
end tell
end tell


-- 現在の Space Number を調べる
tell process "SystemUIServer"
tell menu bar 1
set mb to count (every menu bar item)
repeat with i from 1 to mb
tell menu bar item i
if size = {34, 22} then
try
set sp_no_x to value as number
if sp_no_x < 17 then set sp_no to sp_no_x
end try
end if
end tell
set i to i + 1
end repeat
end tell
end tell


-- 前の Space へ移動
if sp_no > 1 then
set sp_no to sp_no - 1
else
set sp_no to sp_all
end if

run script ("tell application \"System Events\" to keystroke \"" & sp_no & "\"using control down")
(* 上記の「\」を半角の「\」に直して下さい *)
end tell

-- LargeType で Space Number を表示
delay 0.3
tell application "Quicksilver" to show large type "Space " & sp_no as text

--おまけ
--say "Space " & sp_no


これはSpaces機能で、次(前)のSpaceに移動し、Space番号をLarge Typeで表示するものです。
これを「Abracadabra Triggers」を使ってマウスジェスチャに登録して使っています。

これを実行すると、下のように移動してSpace番号を表示します。
071023qs341

ちょっとウザイような気もするけど、「これでもか」と言わんばかりに表示されるので、どこのSpaceなのか分かり易く、思った以上に僕的にはいいです。

本当は「Mouse Trigger」で登録して、マウスポインタを画面の端に持って行ったら次(前)のSpaceへ移動させようと考えて作ったものでしたが、Mouse Trigger と Spaces の相性が悪く、使い物になりませんでした。



このスクリプトはメニューバーに表示される現在のSpace番号を読み取り、移動するときには「control+数字キー」のショートカットを利用してspaceを移動するものです。
ですから、下のような設定条件がいろいろとあります。

まず、スクリプトエディタにコピペして「\」を「\(バックスラッシュ)」の半角に直して保存して下さい
半角の「\(バックスラッシュ)」は英数入力モードで option+\ で入力できます。

それと、システム環境設定ExposéとSpacesパネル>Spacesタブ を開いて、下のように設定します。
071023qs342

・「メニューバーに操作スペースを表示」にチェックする
・行、列を設定してスペースの総数を9個以下に設定する
・Quicksilver を「すべての操作スペース」に設定する
・操作スペースの切り替えを control+数字キー に設定する

最後の「control+数字キー」はスクリプトの方の赤字の「control」を変更すれば、他の修飾キーでもOKです。

また、システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。
071105is4


MenuExtraをたくさん表示させている場合は、ちゃんと動作しないかも。
また、ちゃんと動作しないことも時々あります。

AppleScriptに詳しい人ならもっとうまく処理できるんだろうけど、僕にはこれで精一杯です。





ついでに、メニューバーに表示されるSpace番号は小さくて読みづらいので、こんなものもTriggerのショートカットに登録して使っています。

(Space番号を表示)
(* Show SpaceNumber *)

tell application "System Events"
-- 現在の Space Number を調べる
tell process "SystemUIServer"
tell menu bar 1
set mb to count (every menu bar item)
repeat with i from 1 to mb
tell menu bar item i
if size = {34, 22} then
try
set sp_no_x to value as number
if sp_no_x < 17 then set sp_no to sp_no_x
end try
end if
end tell
set i to i + 1
end repeat
end tell
end tell
end tell

-- LargeType で Space Number を表示
tell application "Quicksilver" to show large type "Space " & sp_no as text
--おまけ
say "Space " & sp_no

これはただ、Space番号をでっかく表示するだけのものです。おまけで喋ります。メニューバーに表示されている番号から読み取っているので、本末転倒なスクリプト。



それと需要があるか分からないけど、上下に移動するものも作ってみました。「行」が1行しかない場合は移動せず、Space番号を表示するのみになります。

(上のSpaceへ移動)
(* Go Upper Space *)

tell application "System Events"

-- Spaces の総数を調べる
tell expose preferences
tell spaces preferences
set sp_row to spaces rows -- 縦
set sp_clm to spaces columns -- 横
set sp_all to sp_row * sp_clm -- 総数
end tell
end tell


-- 現在の Space Number を調べる
tell process "SystemUIServer"
tell menu bar 1
set mb to count (every menu bar item)
repeat with i from 1 to mb
tell menu bar item i
if size = {34, 22} then
try
set sp_no_x to value as number
if sp_no_x < 17 then set sp_no to sp_no_x
end try
end if
end tell
set i to i + 1
end repeat
end tell
end tell


-- 上の Space へ移動
if sp_no > sp_clm then
set sp_no to sp_no - sp_clm
else
set sp_no to sp_no + (sp_clm * (sp_row - 1))
end if

run script ("tell application \"System Events\" to keystroke \"" & sp_no & "\"using control down")
(* 上記の「\」を半角の「\」に直して下さい *)
end tell

-- LargeType で Space Number を表示
delay 0.3
tell application "Quicksilver" to show large type "Space " & sp_no as text

--おまけ
--say "Space " & sp_no



(下のSpaceへ移動)
(* Go Lower Space *)

tell application "System Events"

-- Spaces の総数を調べる
tell expose preferences
tell spaces preferences
set sp_row to spaces rows -- 縦
set sp_clm to spaces columns -- 横
set sp_all to sp_row * sp_clm -- 総数
end tell
end tell


-- 現在の Space Number を調べる
tell process "SystemUIServer"
tell menu bar 1
set mb to count (every menu bar item)
repeat with i from 1 to mb
tell menu bar item i
if size = {34, 22} then
try
set sp_no_x to value as number
if sp_no_x < 17 then set sp_no to sp_no_x
end try
end if
end tell
set i to i + 1
end repeat
end tell
end tell


-- 下の Space へ移動
if sp_no <= (sp_all - sp_clm) then
set sp_no to sp_no + sp_clm
else
set sp_no to sp_no - (sp_clm * (sp_row - 1))
end if

run script ("tell application \"System Events\" to keystroke \"" & sp_no & "\"using control down")
(* 上記の「\」を半角の「\」に直して下さい *)
end tell

-- LargeType で Space Number を表示
delay 0.3
tell application "Quicksilver" to show large type "Space " & sp_no as text

--おまけ
--say "Space " & sp_no






Quicksilver用のスクリプトは下記のサイトでも公開されているので、いろいろ取り入れてみたら、Quicksilver の使い方が広がります。

How I use Quicksilver II: Scripts | jwdunn
quicksilver:creations:scripts [docs]
ウィンドウのサイズを変えたり位置を動かしたりするAppleScript を QuickSilverに登録すると快適 - hibomaのはてなダイアリー



別に Quicksilver でなくとも、ButlerAmScriptsCMXSpark などを使えば、いろいろな方法でAppleScriptを実行することができます。
上記のスクリプトは、LargeTypeで表示させる部分を削除して別の方法(「say」「Display Dialog」「Growl」など)で表示させれば、Quicksilver以外でも使えます。

次の記事では、上記スクリプトをGrowlで表示させるようにしてみます。




Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)』につづく


この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。


(ダウンロードリンク)
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(関連記事)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(1)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(2)
Quicksilver/ AppleScript でいろいろ操作(3)

Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。

edit

Quicksilver | CM:0 | TB:1

tag : Quicksilver  AppleScript  Spaces 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-456.html

SafariSource
icn_CMPlugin
SafariSource : Safariのソースをシンタックスカラーリング
SIMBLプラグイン
OS10.3以上(UB)、Safari1.3以上
ドネーションウェア


SafariのソースをシンタックスカラーリングするSIMBLプラグイン「SafariSource」の紹介です。



【 SafariSource - インストール 】


インストールは解凍した「SafariSource.bundle」ファイルを

(個別ユーザで使用する場合)
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/SIMBL/Plugins/

(すべてのユーザで使用する場合)
/Library/Application Support/SIMBL/Plugins/

どちらかの場所に保存します。
これでSafariを再起動すれば、機能するようになります。



SIMBL本体について)

SIMBL本体をインストールする際は、保存場所に注意。
OS10.5 では InputManagerプラグインはホームフォルダ内の「InputManagers」フォルダにインストールしても機能しません。

誤:/Users/登録アカウント名/Library/InputManagers/

上記の場所では機能しないので、注意。

正:/Library/InputManagers/

こちらの場所にインストールします。





【 SafariSource の機能 】


SafariSource をインストール前ではソースは下のように表示されます。
[ 表示メニュー>ソースを表示option+command+U)]
080106ss1


インストール後ではこんな風に表示されます。
080106ss2

カラーリングしてあると、見易さが全然違います。





この記事では SafariSource v1.7.2 を使用しています。
現在では v1.7.3 がダウンロードできます。この記事を書いてから、しばらく寝かせておいたらバージョンアップしていたので。

(ダウンロードリンク)
Site top page : TildeSoft
Download page : Software



(関連記事)
SIMBL --- Cocoaアプリケーションの機能拡張プラグイン

edit

Internet | CM:0 | TB:0

tag : Safari  HTML  SIMBL 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-512.html

Dashboard WIDGETS
サイトのご紹介です。
muta's mac scribblingさん で知ったサイト『DashboardWidgets - Showcase』です。

080212dsw1

有名なサイトみたいですが、僕がDashbordを使い始めたのがつい最近ということもあって、このサイトのことは全然知りませんでした。

ここには、Dashboardで使えるたくさんのウィジェットが公開されていて、ダウンロードすることができます。


ここのサイトですが、ハードウェアの故障によって一部のデータが消失してしまったらしいです。そしてデータの復旧には $10,950 が必要とのこと。
その費用をまかなう為に寄付を募っているところです。

詳細は muta's mac scribblingさんの
Dashboardwidgets.com/Showcaseのサイトがずっと落ちていたがその理由がやっと判った
に書かれています。

これに賛同される方は、ご支援の手を。
DashboardWidgets

edit

サイトのご紹介 | CM:0 | TB:0

tag : Widgets 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-484.html

Quicksilver/ ショートカットまとめ
icn_Quicksilver
Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア


Quicksilver で使うショートカットの「まとめ」です。


【 Quicksilver のウインドウを呼び出す 】


▶ ⌃ control + space (デフォルト)
071023qs4
普通に Quicksilver のウインドウを呼び出す
Spotlightのショートカットとかぶっているので、Spotlightの方を変更するか、Quicksilverの方を変更するか、します。
JISキーボードなら 修飾キー+英数(or かな)キー に設定可能です。


▶ ⌘ command + ⎋ esc
Quicksilver が提供するサービスメニューのホットキー。
原則Cocoaアプリケーションのみでしか、機能しません。
Front Row とかぶっているときは、
システム環境設定>キーボードとマウス>キーボードショートカット
で Front Row のショートカットを変更できます。


▶ その他
Trigger機能を使えば、違った形で Quicksilver のウインドウを呼び出すことができます。

・「Command Window in Text Mode
ウインドウを開いた時点で、既にテキストモードになっている。

・「Command Window with Selection
⌘ command + ⎋ esc と同様。違いはウインドウを開いた時点で2ndPaneにフォーカスされている。





【 Quicksilver のウインドウ内での操作 】


▶ 「. (ピリオド)」
071023qs13
テキストモードにする。テキストモードでの改行は option + return。


▶ 「, (コンマ)」
複数のアイテムを選択する。
071023qs12


▶ ⇥ tab / shift + ⇥ tab
ペイン間のフォーカス移動。
tab が右のペインに移動。shift+tab が左のペインに移動。


▶ ↑ / ↓ (上下のカーソルキー)
071023qs5
候補ウインドウでのフォーカスの移動。
候補ウインドウ内では、control+N(次候補)、control+P(前候補)、control+V(まとめて次候補へスクロール)も使えます。


▶ 「/ (スラッシュ)」or「→」
071023qs10
フォルダ、一部のアプリケーションなどを選択しているときに下部階層へ進む。候補表示のウインドウでは、右端に「>」と表示される。

ホームページのURLアドレスだと、そのページ内にリンクしているものたどることができます。


▶ 「⌥ option + / 」or「⌥ option + →」
フォルダの下部階層に進み、そのフォルダ内の不可視ファイルも候補ウインドウに表示します。
アプリケーションなどの場合、パッケージ内にアクセスできます。


▶ 「?」or「←」
フォルダなどを選択しているときに上部階層へ戻る。
「?」=「shift + / (スラッシュ)」


▶ ⎋ esc
キャンセル。ウインドウ表示中にQuicksilver のウインドウを呼び出すホットキーを再度、入力してもキャンセルできる。


▶ ⌫ delete
入力済みのコマンド入力をクリア。


▶ 「↩ return」 or 「⌤ enter」
ウインドウ内で設定した事項を実行する。


▶ ⌘ command + [
前のObjectを表示する。


▶ ⌘ command + ]
次のObjectを表示する。


▶ ⌘ command + A
候補ウインドウで表示しているものをすべてピックアップして「Combined Objects」にする。

例えば、下のように候補が表示されいるとき(全部で18アイテム)
071023qs360

これで command+A を入力すると、18アイテムすべてを選択して、「Combined Objects」にする。
071023qs361

テキストモードの場合は文字をすべて選択する。


▶ ⌘ command + G
Finderで選択しているものを1stPane(3rdPane)にピックアップする。


▶ ⌥ option + ⌘ command + G
Finderで選択しているものを1stPaneにピックアップして「Move To...」Actionに設定する。
3rdPaneは以前に1stPane選択していたフォルダが配置される。


▶ ⌘ command + ↩ return
Open」Actionのときに実行可能。1stPaneで選択したファイル・フォルダをFinderで表示する。


▶ ⌘ command + K
タスクビューアを表示する。そんなに使わない。


▶ ⌘ command + L
「Clipboard History」を表示する。(要 Clipboard Module


▶ ⌥ option + ⌘ command + S
「Shelf」を表示する。(要 Shelf Module


▶ 「 = (イコール)」
計算機になる。式を入力して return で答えを表示。
(要 Calculator Module


▶ ⌃ control + ↩ return
Quicksilver のウインドウで設定しているものを Command Object にする。


▶ 「/」長押し
1stPane、3rdPaneで「/」長押しすると、ルートフォルダを表示します。


▶ 「~ (チルダ)」
ホームフォルダを表示します。


▶ 「~ (チルダ)」長押し
1stPane、3rdPaneで「~ (チルダ)」長押しすると、デスクトップフォルダを表示します。


▶ その他
command+C(コピー), command+V(ペースト), command+H(隠す), command+Q(終了), command+W(ウインドウを閉じる) などの一般的なショートカットも使えます。





【 Quicksilver の各設定パネルを呼び出す 】


Quicksilver がアクティブな状態で入力すると、そのパネルが表示されます。

▶ ⌘ command + 「, (コンマ)」
Preferencesパネルを表示。

▶ ⌘ command + 「; (セミコロン)」
Catalogパネルを表示。

▶ ⌘ command + 「'」(command+shift+7)
Triggersパネルを表示。

▶ ⌘ command + 「"」(command+shift+2)
Plug-insパネルを表示。





【 Quicksilver - Trigger設定時のキー操作 】


Trigger設定時のキー操作は、Quicksilverのウインドウ内での場合とほぼ同じです。
071023qs221

「Type to search」を残してブランクにしたい場合は、command+X でカットするとできます。






('08/06/11追記)

【 Quicksilver - その他のキー操作 】


▶ ⌃ control + ⌘ command + Q
Quicksilver がアクティブなときに入力すると、Quicksilver を再起動し、起動後に「Preferences」パネルを表示します。
(追記おわり)






この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。

(ダウンロードリンク)
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(ちょっとひとりごと)
今までは最後に Quicksilver の全記事リンクを貼っていましたが、これ以降の Quicksilver に関する記事では、代わりに下の記事のリンクにします。

Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)のみにします。


Quicksilverは各所で採り上げられ、海外のサイトでは特に多いです。僕がQuicksilverを最初に使い始めたときに、それらのサイトを見ても分からないことが多く、結局使うのをやめてしまいました。

僕自身の経験から、初めて使う人は『Quicksilver/ Proxy Objects について』などの記事をいきなり読んでも多分意味が分からないかな、と思って(関連記事)として、すべてのQuicksilver記事のリンクを付けていました。

でも、上記の記事でQuicksilverの基本的ことは押さえられるんじゃなと思うので、これだけに絞ります。


もっと、詳しく知りたい方は
http://mysite.verizon.net/hmelman/Quicksilver.pdf
(↑PDFファイルでかなり重いです)を読めば、もっといろいろなことが説明されています。

感じ通信さん の『Quicksilverのマニュアル (感じ通信)』で紹介されていたので、このマニュアルを知ったのですが、かなり詳細に書かれています。

このマニュアルがあれば、ウチの記事は必要ないかもしれないけど、もうちょっと続けます。

edit

Quicksilver | CM:0 | TB:0

tag : Quicksilver 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-453.html

Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Abracadabra Triggers
Triggerをマウスでジェスチャを使って実行できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Quicksilver/ Triggers の説明(3)』のつづき


Abracadabra Triggers」はTriggerをマウスジェスチャを使って実行できるようにするプラグインです。



【 Abracadabra Triggers - Preferences の設定 】


Abracadabra Triggers をインストールすると、Preferencesパネルに「Abracadabra」カテゴリが追加されます。最初にここで設定をします。
071023qs315

▶ Modifier
プルダウンリストでジェスチャをする際の修飾キーを選択します。
「なし」「command」「option」「shift」「control」「fn」「caps lock」から選択します。

▶ Mouse Button
プルダウンリストでジェスチャをする際のマウスボタンを選択します。
第3ボタン以上から選択できます。

▶ Drawing
Abracadabra Triggers はジェスチャをする際にマウスポインタの動きに合わせて、星を表示します。
071023qs316

その星の色を選択します。Drawing はジェスチャをやっている最中の星の色です。

▶ Recognized Gesture
Triggerで設定したジェスチャを正しく行ったときには、星の色がここで選択した色になって弾けます。
その横のプルダウンリストで効果音を選択できます。音無しにもできます。

▶ Unknown Gesture
Triggerで設定した以外のジェスチャを行ったときには、星の色がここで選択した色になって弾けます。
その横のプルダウンリストで効果音を選択できます。音無しにもできます。





【 Abracadabra Triggers - Trigger の設定 】


Abracadabra Triggers インストールすると、新規Triggerを設定するときに「+」ボタンで「Gesture」という項目が追加されます。
071023qs317

これを選択して新規Triggerを作成すると、マウスジェスチャでそれを実行できるようになります。

既にあるTrigger項目のキーボードのアイコン(⌘ の縦の欄)のところをクリックして、ドロワーの設定ウインドウを変更することもできます。
071023qs318
(ドロワーは右下の「i」マークをクリックすると開きます。)

もちろん、一つのTriggerに対して、「HotKey」「Mouse」「Gesture」と、設定しておけば複数の方法でTriggerを実行できます。



例えば、Safariで ページを戻る をジェスチャに登録してみたいと思います。

その前に僕の失敗例を採り上げます。
071023qs319
User Interface Access」プラグイン「Menu Bar...」Actionを使って、このように登録します。

・Object「Safari」
・Action「Menu Bar...
・Argument「前へ戻る」



User Interface Access によってSafariの
履歴メニュー>前へ戻る
を読み込んでTriggerに登録しています。


これでジェスチャ登録すれば、「前へ戻る」がジェスチャで一時的に使えるようになりますが、Quicksilver を再起動するとこのTriggerは保存されておらず、使えなくなっています。

僕の場合だけかもしれないけど、何度も試しているうちにTriggerの初期設定ファイル「Triggers.plist」が壊れてしまいました

/Users/wakaba/Library/Application Support/Quicksilver/Triggers.plist
の場所にあります。

どうやら、User Interface Access で読み込んだ各アプリケーションのメニュー項目をTriggerに登録することは、現状では難しいようです。



このままでは悔しいので、AppleScriptを使って登録してみます。

スクリプトエディタを開いて、下のAppleScriptをコピペして「Go_Back.scpt」というファイル名(適当な名前でOK)で保存します。
-- Go Back
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
set web_browser to "Safari, Firefox, Camino, Shiira"
(* 他のブラウザを使う場合は↑ここのブラウザ名を追加・変更 *)

if web_browser contains current_app then
tell application current_app to activate
tell application "System Events" to keystroke "[" using command down
else
beep
end if

071023qs337
このスクリプトを左のようにTriggerに登録します。

なお、このスクリプトはシステム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。

Safari, Firefox, Camino, Shiira で機能します。これらのWebブラウザが最前面にあるときだけ実行し、最前面でない場合はBeep音を出します。



次にドロワーの「Settings」タブを開き、ジェスチャを登録します。
071023qs338

ジェスチャ登録するときは、マウスの左ボタンでドラッグして形を描きます。書き直すときは、一度ウインドウ内でクリックするとクリアできます。
ここで大きめに描いて登録するとジェスチャを認識し易い?ようです。

Show zooming trigger window」にチェックすると、Triggerが実行されるときにフローティングウインドウでTriggerのアイコンが表示されます。
この例の場合だと、AppleScriptのファイルのアイコンが表示されます。Triggerが実行されているかどうか確認し易くなるので、チェックを入れておいた方がいいでしょう。



登録ができたら、Safariでこのジェスチャをやってみるとこんな感じです。
071023qs339

マウスの軌跡に星が飛び散るので、綺麗です。「Abracadabra」という名前が付いている意味が分かります。


ちなみに「次に進む」用のAppleScriptは下のようになります。
-- Go Forward
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
set web_browser to "Safari, Firefox, Camino, Shiira"
(* 他のブラウザを使う場合は↑ここのブラウザ名を変更 *)

if web_browser contains current_app then
tell application current_app to activate
tell application "System Events" to keystroke "]" using command down
else
beep
end if



他にも『Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands』プラグインなどを使って、Exposé、Dashboard、Spaces などをジェスチャに登録しておくと便利です。





この記事では Quicksilver(3815)、Abracadabra Triggers 107 を使用しています。


(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。

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Quicksilver | CM:0 | TB:0

tag : Quicksilver  マウスジェスチャ 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-491.html

tabキー でファイルの選択を移動
「そんなの知ってるよ」シリーズの小ネタです。

Finderウインドウで、ファイル(フォルダ)名の頭の文字(含む文字)を半角英数で入力すると、それを選択します。

例えば僕の場合、「アプリケーション」フォルダで「CH」と入力すると、それに該当するものを選択します。
(下の写真では「Cha-Ching folder」を選択します。)
080119t1

これは以前の記事でも書きました。
(『Finderウインドウでの便利なショートカット』参照)


このとき、この他にも「CH」が含まれるものがある場合、
tabキー を押せば次の候補に選択が移動します。
080119t2

(「CheckNote folder」に選択が移ります。)

shift+tab で前の選択に戻ります。

リスト表示・カラム表示しているときは、ソートさせることができるから意味がないと思うけど、アイコン表示のときに名前順に並んでいないときは、ちょっと役立ちます。

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Macの基本操作 | CM:0 | TB:0

tag : Finder 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-501.html

AppleScript を素早く編集
AppleScript を実行するとき、普通の方法ではスクリプトメニューから実行します。
080206scm1

このときに、optionキー を押しながらスクリプトを選択すると、スクリプトエディタで、そのAppleScriptを開きます。
080206scm2

素早く編集したいときなどは、便利です。

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Tips | CM:0 | TB:0

tag : Tips  AppleScript 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-492.html

ドラッグ中のキャンセルの方法
Finderでファイルなどをドラッグして複製を作ろうとしているときなど、キャンセルするには、ドラッグしているファイルの元の位置まで戻せばキャンセルできます。

これではドラッグ移動した距離が長いときや、スプリングフォルダの階層の深いところまでドラッグしたときなどは、不便な方法です。

そんなときは、ドラッグしている最中に escキー を押すとキャンセルされます。
ドラッグしているファイルが元の位置まで戻ります。
080130can1



また、ドラッグしているものを メニューバー でドロップする とキャンセルされます。
080130can2
後者の方は、片手で事が済むので便利。( ・ิω・ิ)

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Macの基本操作 | CM:0 | TB:0

tag : Finder 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-487.html

スプリングフォルダ
「そんなの知ってるよ」シリーズの小ネタです。

Finderで、ファイルを移動・複製・エイリアスを作るために、ファイルをドラッグしてフォルダのところに持って行きます。
080127sf1

ドラッグしたまま、しばらくこの状態にしていると、このフォルダのウインドウが開きます。
080127sf3

すぐにウインドウを開きたいときは、スペースキー を押します。

階層の深いフォルダまで移動させたいときなどは、ドラッグしたままフォルダを辿って行くことができます。

この機能のことを「スプリングフォルダ」と言います。
これはFinderの環境設定(command+, (コンマ))で設定することができます。
080127sf2


Finderウインドウのサイドバーでも有効です。
スプリングウインドウの外へドラッグするか、escキー でキャンセルすることができます。

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Macの基本操作 | CM:4 | TB:0

tag : Finder 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-452.html

Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Mouse Triggers
Triggerをマウスでホットコーナーなどを使って実行できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Quicksilver/ Triggers の説明(2)』のつづき


Mouse Triggers」は Quicksilver のTriggerを実行するときに、キーボードショートカットだけでなく、マウスでホットコーナー・ホットエッジ(画面の端のこと---こういう言い方は正しいのだろうか?)を使えるようにするプラグインです。

Mouse Triggers をインストールすると、新規Triggerを設定するときに「+」ボタンで「Mouse」という項目が追加されます。
071023qs298

これを選択して新規Triggerを作成すると、ホットキーではなく、ホットコーナー・ホットエッジでそれを実行できるようになります。

既にあるTrigger項目のキーボードのアイコン(⌘ の縦の欄)のところをクリックして、ドロワーの設定ウインドウを変更することもできます。
071023qs299
(ドロワーは右下の「i」マークをクリックすると開きます。)

一つのTriggerに対して、「HotKey」「Mouse」と、どちらも設定しておけば複数の方法でTriggerを実行できます。





【 Mouse Triggers - 設定方法 】


例えば、画面左上のホットコーナーでマウスポインタを2秒間静止するとスクリーンセーバの起動するように設定してみます。(同じことをシステム環境設定からも設定できます。)

まず、Triggersパネルを開き(command+' or command+shift+7)、下にある「+」ボタンの「Mouse」を選択して新規Triggerを作成します。
071023qs300
内容は左のように設定します。

・Object「ScreenSaverEngine.app」※
・Action「Open


※「ScreenSaverEngine.app」は下の場所にあります。
/System/Library/Frameworks/ScreenSaver.framework/Versions/A/
Resources/ScreenSaverEngine.app

次に右下の「i」マークをクリックしてドロワーを開き、「Settings」タブを選択し、各項目を設定します。
071023qs301


▶「Type:
マウスクリックやいろいろパターンがありますが、ここでは「Mouse Entered」を選択します。(下記で補足説明)


▶「Delay:
Typeで選択した状態を何秒保つと実行するかを決定します。チェックを入れて有効にし、秒数を入力します。(数字だけでOK)


▶「Screen:
モニタディスプレイを2つ以上繋いでるときに設定します。僕の環境では1つのみなので「Main Display」のまま。

Spacesを使用しているときに、ホットコーナー・ホットエッジを使う場合、ここを「All Display」に設定していると、すべてのSpaceで使用できます。
ただ、あまり相性が良くないらしく、Spaceを移動していると使えなくなってしまう事が多いです。
Spaces のシステム環境設定で Quicksilver を「すべての操作スペース」にも設定していないと使えません。


▶「Corners & edges:
ホットコーナー・ホットエッジを選択します。ここでは左上のコーナーの四角をクリックします。選択すると、少し濃いグレーに変わります。
複数のコーナー・エッジを選択することも可能です。
上部のメニューバーのエッジ部分は使えません。

上記の「Type:」で「Mouse Button *」を選択した場合は「Anywhere」が選択できるようになります。


▶「Modifiers:
ホットコーナー・ホットエッジにチェックした修飾キーをプラスすることができます。



これらを設定してマウスポインタを画面左上に持って行くと、下のように強調表示されるようになります。
071023qs302

設定したように2秒間このままだと、スクリーンセーバが起動します。

また、ホットエッジを選択した場合は画面の端全体が青く表示されます。
071023qs303


このTriggerに「HotKey」の設定もすれば、ホットコーナー、ホットキーどちらを使ってもスクリーンセーバの起動が可能です。




qs_mt_type

【 Mouse Triggers - 設定 - Type の補足説明 】


Type はホットコーナー・ホットエッジでのマウス操作に関する種類を設定します。プダウンリストには下のようなものが用意されています。
071023qs304

僕の場合は5ボタンマウスを使ってるので、「Mouse Button 5」まで選択できます。


▶ Click
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行き、普通にクリック(左クリック)したときにTriggerを実行します。

クリックする前にマウスポインタを持って行くと、ポップアップでTriggerの内容が確認できます。
071023qs305
・▽  --- 左クリック
・▽* --- 右クリック
・▽³ --- 該当番号のマウスボタンをクリック
・▽×2 --- クリックの回数。例 : ×3 はトリプルクリック

また、「Click」「Right Click」「Mouse Button *」の場合はクリック数を設定できます。
071023qs306
シングルクリックからクインティプル(5回)クリックまで設定できます。



▶ Right Click
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行き、右クリックしたときにTriggerを実行します。
control+クリック では「右クリック」として認識されません。



▶ Mouse Button *
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行き、該当番号のマウスボタンをクリックしたときにTriggerを実行します。

これを選択すると、「Corners & edges:」の項目で「Anywhere」が選択できるようになります。
071023qs307

これを選択していると、第3ボタン以上のマウスボタンだけでTriggerの実行が可能です。



▶ Mouse Entered
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行ったときに、Triggerを実行します。



▶ Mouse Exited
ホットコーナー・ホットエッジからマウスポインタを移動した(離した)ときに、Triggerを実行します。


qs_mt_dragg_enterd
▶ Drag Entered
ホットコーナー・ホットエッジにファイルなどをドラッグして持って行ったときに、Triggerを実行します。

例を出して説明すると、下のようにTriggerを設定したとします。
これは画面右上にファイルなどをドラッグして持って行くと、それがゴミ箱へ移動するように設定されています。
071023qs308071023qs309

・Object「Mouse Trigger Dragged Object」※
・Action「Move to Trash

※「Mouse Trigger Dragged Object」は Mouse Trigger をインストールすると追加される Proxy Object です。
これはマウスでドラッグされたものを代用するObjectです。

こんな風に設定して、画面右上にドラッグすると、それがゴミ箱に移動するようになります。
071023qs310

デスクトップは新しいファイルを右上から配置して行くので、画面の右上か右端に設定してやるとゴミ箱にドラッグするが楽になります。
ただし、この場合だと command+Z でのUndoはできません。



▶ Drag Exited
ホットコーナー・ホットエッジからファイルなどをドラッグして移動した(離した)ときに、Triggerを実行します。

上記の「Drag Entered」と同じように、主に「Mouse Trigger Dragged Object」を使ってTrigger登録します。



▶ Drag and Drop
ホットコーナー・ホットエッジにファイルなどをドラッグ&ドロップしたときに、Triggerを実行します。

上記の「Drag Entered」と同じように、主に「Mouse Trigger Dragged Object」を使ってTrigger登録します。

使い勝手としては「Drag Entered」と違いはよくわかりません。
「Drag Entered」「Drag Exited」「Drag and Drop」のこの3つの中で一番使うのは、この「Drag and Drop」でしょう。





【 Mouse Triggers - 設定例 】


qs_mt_dejamenu
▶ マウスボタンでメニュー項目を表示する
例えばマウスの第5ボタンに、アプリケーションのメニューバーに表示される項目をコンテキストメニューのように表示させて、2番目のコンテキストメニューのようにして使うことができます。僕的にはかなりお気に入り。

これをする為に『DejaMenu』を使います。
DejaMenu は、ホットキーでコンテキストメニューのように、メニューを表示することのできるアプリケーションです。詳しくはリンク先を参照。
070716djm6

Quicksilver をこよなく愛する人は「ここは『User Interface Access』プラグインを使うべき」と思われるかもしれませんが、DejaMenu の方が確実に使い勝手はいいです。

DejaMenu はデフォルトで「command+shift+M」のホットキーで呼び出せるようになっています。

このホットキーをAppleScriptを使って Quicksilver の Mouse Trigger から実行し、マウス第5ボタンでメニューを表示させるようにします。

まず、下の枠内のスクリプトをスクリプトエディタにコピペして「ActvateDejaMenu.scpt」というファイル名で保存します。
(ファイル名は適当でOK)

tell application "System Events"
keystroke "m" using {command down, shift down}
end tell


※ホットキーが「shift+command+M」の場合です。別のものに設定している場合は赤字のところ適当に変更して下さい。

071023qs312

保存場所もどこでもOKですが、
/Users/wakaba/Library/Scripts/
あたりの場所がいいでしょう。


次に Quicksilver のTriggerを下のように設定します。
071023qs313071023qs314

これで、マウスの第5ボタンをクリックすると、最前面のアプリケーションのメニューが表示されるようになります。

別に第5ボタンでなくとも、第3ボタン以上であれば、Trigger設定で「Anywhere」が選択できるようになります。
3ボタンマウスを使っているなら、第3ボタンのダブルクリックなんかに設定しておけばいいと思います。

尚、これを利用するには システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。
071105is4




qs_mt_quicklook
▶ マウスボタンでQuickLookを表示する
上記と同じように下のAppleScriptを使って設定します。

tell application "Finder"
activate
end tell

tell application "System Events"
keystroke "y" using command down
end tell


枠内のスクリプトをスクリプトエディタにコピペして「ActvateQuickLook.scpt」というファイル名で保存します。
(ファイル名は適当でOK)


('08/02/08追記)
ドロワーの「Scope」タブでのアプリ制限が効かなくなってしまったので、上記のQuickLookを表示するスクリプトをちょっと、修正しました。
-- Actvate QuickLook
set current_app to short name of (info for (path to frontmost application))
if current_app = "Finder" then
tell application "Finder" to activate
tell application "System Events" to keystroke "y" using command down
end if
これだと、Finderがアクティブなときしか機能しません。
(追記おわり)



これを下のようにTrigger登録します。
071023qs332071023qs333

これで、Finderでファイルを選択して、第3ボタンをダブルクリックすると、QuickLookで表示します。
ただ、僕の環境では最近ドロワーの「Scope」タブでのアプリケーション制限が効かなくなってしまって、Finderのみでの有効という制限がかけられないので、使い勝手はイマイチ。

これもシステム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。



qs_mt_move_to
▶ ホットコーナーなどにファイルをドラッグして任意のフォルダに移動
上記の「Dragg Entered」の例のように、ホットコーナーなどにファイルをドラッグして、任意のフォルダへ移動する事などができます。

例えば、ドラッグ&ドロップしたファイルを「アプリケーション」フォルダに移動しようと思えば、下のように設定します。
071023qs334071023qs335


これで画面の右上にファイルをドラッグ&ドロップすると、それが「アプリケーション」フォルダに移動します。

ただ、最近僕の環境ではこれの調子が悪く、かなりの時間を要するようになってしまいました。




▶ その他
1stPane-Object2ndPane-Action
の順に書いています。


起動中のアプリケーションをホットコーナーなどで隠す
Visible Application※Hide
Visible Application は Proxy Object で設定しないと使えません。


起動中のアプリケーション以外をホットコーナーなどで隠す
Current Application※Hide Others
Current Application は Proxy Object で設定しないと使えません。



(iTunes の操作 : 要 iTunes Module
iTunesを再生・一時停止をホットコーナーで操作
Play / PauseRun


iTunesで再生中の曲のレートを変更
[レートを上げる] - option+左クリック
Increase RatingRun

[レートを下げる] - option+右クリック
Decrease RatingRun


iTunesで再生中の曲の情報を、ホットコーナーなどで表示
Show Playing TrackRun

などいろいろ。
操作を忘れてもポップアップを見れば分かります。
071023qs336





Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers』につづく

この記事では Quicksilver(3815)、Mouse Triggers 142 を使用しています。


(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。

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Quicksilver | CM:0 | TB:0

tag : Quicksilver  Mouse  HotCorner 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-495.html

Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
様々なスクリプトを追加してQuicksilverで使えるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


Extra Scripts」は様々なスクリプトを追加してQuicksilverで使えるようにするプラグインです。

インストールすると、Catalogに「Scripts (QS Extras)」が追加されます。
071023qs294

右下の「i」マークをクリックしてドロワーを開き、「Contents」タブで中身を確認すると、下のようになっています。
071023qs295

「Shut Down(終了)」「Restart(再起動)」などのスクリプトが含まれています。中には「Classic Shutdown.scpt」とか、環境によっては使わないものもありますので、そういうものはチェックを外しておくといいでしょう。


これらの追加されたスクリプトは Quicksilver のウインドウで1stPaneのObjectで設定して「Run」Actionなどで実行します。

例えば、システムを終了しようと思えば、「Shut Down」を実行します。
071023qs296



他にも下のようなスクリプトがあります。



【 Extra Scripts - System 】


es_sleep
▶ Sleep
スリープします。
これを使わずとも、システム標準のショートカット option+command+eject で代用できます。

es_restart
▶ Restart
再起動します。慎重に操作した方がいい。
システム標準のショートカット control+eject で終了ダイアログが表示されます。
(参考記事 : 2秒でMacをスリープさせる

es_force_restart
▶ Force Restart
強制的にシステムを再起動します。
システム標準のショートカット control+command+eject で代用できます。

es_shut_down
▶ Shut Down
システムを終了します。

es_force_shut_down
▶ Force Shut Down
強制的にシステムを終了します。
システム標準のショートカット control+option+command+eject で代用できます。

es_empty_trash
▶ Empty Trash
ゴミ箱を空にします。
Finderのショートカット (option+)shift+command+delete で代用できます。

es_eject
▶ Eject
CDなどを取り出します。

es_close_disk_tray
▶ Close Disk Tray
(トレイがないので試してないけど)ディスクトレイを閉じるでしょう。

es_toggle_audio_input
▶ Toggle Audio Input
試してないけど、サウンド入力装置を「内蔵マイク」と外部装置を切り替えるものだと思います。

es_toggle_audio_output
▶ Toggle Audio Output
試してないけど、サウンド出力装置を「内蔵スピーカ」と外部スピーカを切り替えるものだと思います。





【 Extra Scripts - Processes 】


es_hide_others
▶ Hide Others
最前面のアプリケーション以外のウインドウを隠します。
ほとんどのアプリケーションでは、option+command+H のショートカットで代用できます。

es_show_all
▶ Show All
起動しているアプリケーションすべてのウインドウを表示します。

es_quit_visible_app
▶ Quit Visible Apps
バックグラウンドで起動しているものを除いて、すべてのアプリケーションを終了します。


es_lockscreen
▶ LockScreen
実行すると、スクリーンセーバに切り替わり、復帰するときにパスワード入力が必要です。・・・のはずですが、僕の環境では機能しません。

システム環境設定セキュリティ一般
で「このコンピュータをスリープ状態またはスクリーンセーバから解除するときにパスワードを要求」にチェックすることで、同様のことができます。

es_logout
▶ Logout
ログアウトします。
システム標準のショートカット (option+)shift+command+Q で代用できます。

es_fast_logout
▶ Fast Logout
「ファーストユーザスイッチ」のようなものです。
(参考記事 : ユーザアカウントの追加

es_switch_to_root
▶ Switch To Root
よくわかりません?

es_classic_shutdown
▶ Classic Shutdown
これも試してないけど、Classic OS を終了します。

es_top10
▶ top 10
これを「Run」Action(ShellScript用のもの)を実行しても、見た目には何も変化がありません。
実行してもう一度、Quicksilver のウインドウを呼び出し、「. (ピリオド)」を押してテキストモードにすると、現在起動しているアプリケーションでCPUの使用率の高いものTOP10を表示します。

また、Actionに「Run in Terminal [...]」を設定して実行します。
するとターミナルのウインドウで、現在起動しているアプリケーションでCPUの使用率の高いものTOP10を表示します。

※「Run in Terminal [...]」Actionは「Terminal Module」プラグインをインストールしないと使えません。





【 Extra Scripts - Volume 】


es_mute_volume
▶ Mute Volume
音量ボリュ-ムを「0」に設定します。
単なる音無し・音有りを切り替える「ミュート」ではなく、ボリュ-ムが「0」になります。

es_min_volume
▶ Min Volume (20%)
音量ボリュームを「1」に設定します。

es_mid_volume
▶ Mid Volume (40%)
音量ボリュームを「4」に設定します。

es_max_volume
▶ Max Volume (60%)
音量ボリュームを「7」に設定します。





【 Extra Scripts - Netwoking 】


es_get_ip
▶ Get IP
「Run」Actionで実行すると、接続しているルータなどで割り当てられているIPアドレスを「Large Type」で表示します。

es_get_external_ip
▶ Get External IP
「Run」Actionで実行すると、インターネット接続で使われているIPアドレスを「Large Type」Actionで表示します。





【 Extra Scripts - Miscellaneous 】


es_show_character_palette
▶ Show Character Palette
文字パレット(『ショートカットキーの記号』参照)を表示します。・・・のはずなんだけど、僕の環境ではうまく機能しません。
標準のショートカット option+command+T で代用できます。

es_show_keyboard_viewer
▶ Show Keyboard Viewer
キーボードビューア(『りんごマークを入力しよう』参照)を表示します。・・・のはずなんだけど、これも僕の環境ではうまく機能しません。

es_sync_now
▶ Sync Now
iSync を起動して同期を実行します。(iSync は使ってないので試してません。)

es_type_clipborad
▶ Type Clipboard
最前面のアプリケーションで入力できる状態にあるとき、クリッブボードに保存されているテキストを入力します。

es_zoom_front_window
▶ Zoom Front Window
最前面のウインドウを最大化します。最大化しているときに実行すると、元の大きさに戻ります。
ウインドウ左上の緑の「+」ボタンと同じ働きをします。





◆◆◆ Extra Scripts - 使用例 ◆◆◆


「Extra Scripts」は他のショートカットを使うと代用できるものが多いですが、「Run after Delay...」Actionなどを使うとタイマーでログアウトなどの操作ができます。
071023qs311





この記事では Quicksilver(3815)、Extra Scripts 84 を使用しています。


(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
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Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
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Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。

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Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
icn_qsplugin
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Exposé・DashboardをQuicksilverから起動できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照


System HotKey Commands」はExposé・DashboardをQuicksilverから起動できるようにするプラグインです。


【 System HotKey Commands の概要 】


System HotKey Commands をインストールすると、Catalogに「Exposé Commands」というものが追加されます。
071023qs324

これに含まれる内容は下の通りです。
すべて1stPaneのObjectに設定して「Run」Actionで実行します。

expos_all_windows
▶ Expos All Windows
現在開いているすべてのアプリケーションのウインドウの一覧を表示します。
デフォルト設定では F9 (+fn) で起動します。
071023qs325

expos_application_windows
▶ Expos Application Windows
最前面のアプリケーションのウインドウの一覧を表示します。
デフォルト設定では F10 (+fn) で起動します。
071023qs326

expos_desktop
▶ Expos Desktop
すべてのアプリケーションのウインドウを隠してデスクトップを表示します。
デフォルト設定では F11 (+fn) で起動します。
071023qs327

show_dashboard
▶ Show Dashboard
Dashboardを起動します。
デフォルト設定では F12 (+fn) で起動します。
071023qs328





【 いろいろと Quicksilver で起動してみる 】


Spaces や、スクリーンセーバをQuicksilverから起動させる方法です。

qs_spaces_launch
▶ Quicksilver から Spaces を起動する
Spaces を起動する為に下の枠内のAppleScriptを使います。

try
tell application id "com.apple.spaceslauncher" to launch
end try

(引用 : AppleScript: Scriptable System Preferences

これをスクリプトエディタにコピペして「Spaces Launch.scpt」というファイル名で保存します。(名前はなんでもOK)

保存場所はQuicksilverから起動するならどこでもOKですが、
/Users/登録アカウント名/Library/Scripts/
に保存しておく方がいいでしょう。

このスクリプトをQuicksilverで実行します。
071023qs329

すると、Spacesが起動します。
071103sp1

デフォルト設定では F8 (+fn) で起動できます。


と、ここまで書いてから「アプリケーション」フォルダにある「Spaces.app」の存在を思い出しました。
別にAppleScriptを使わずとも、下のようにしてやればSpacesを起動できました。
071023qs331




qs_screensaver_launch
▶ Quicksilver から スクリーンセーバ を起動する
これは「ScreenSaverEngine.app」を「Open」Actionで開くだけです。
071023qs330

この場所に保存されています。
/System/Library/Frameworks/ScreenSaver.framework/Versions/A/Resources/ScreenSaverEngine.app

Triggerに登録すれば、ホットキーでスクリーンセーバが起動できます。


ちなみにAppleScriptでスクリーンセーバを起動する場合は、下のものを使います。

try
tell application id "com.apple.ScreenSaver.Engine" to launch
end try







この記事では Quicksilver(3815) 、System HotKey Commands 5A を使用しています。


(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
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Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
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Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
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Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
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