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2007/07/03 (Tue)
Disk Utility : アップル純正ソフト
Macのメンテナンスの基本中の基本、「Disk Utility」を使ったアクセス権の修復についての話です。
Macの調子がおかしいなと思ったとき、真っ先にやってみるのが、このアクセス権の修復です。
いろいろなソフトをインストールして使用していると、予期しないところでアクセス権が書き換えられてしまうことがあります。
Disk Utility はそれを正しいアクセス権に修復する機能を持っているユーティリティです。
【アクセス権とは】
そもそも、アクセス権とは何?という話から。
読んで字の如く、ハードディスクに保存されたファイルやフォルダを利用する為の権限のことです。アクセス許可のことをパーミッション(permission)とも言うらしいです。
Disk Utility ではパッケージファイルからソフトをインストールする度に作られるレシートファイルを元にアクセス権の検証を行っています。
レシートファイルは
/Library/Receipts
のフォルダ内に作られます。
拡張子は「.pkg」です。
この各レシートファイルの中には部品表(拡張子は「.bom」。コンテキストメニューの「パッケージの内容を表示」から確認出来ます。)が保存されています。
この「.bom」ファイルには当該パッケージによってインストールされたファイルのリストと、ファイルごとの適切なアクセス権が記述されています。
Disk Utility はこれと、各ファイルにリストされている実際のアクセス権を比較し、アクセス権に相違がある場合、その相違を修正します。
逆にレシートファイルが削除されていたり、レシートファイルがないものでは、Disk Utility はアクセス権の検証・修復が出来ません。
だから、ソフトをアンインストールするときなど、レシートファイルの取り扱いは慎重に行った方がいいです。そんなにディスク容量を圧迫するものでもないし、解らないときはそのまま残しておいた方がいいです。
いろいろと説明していますが、うろ覚えの知識を参考ページを参照しながら書いただけなので、あまり細かいことに突っ込まないで下さい(汗)。
(参考ページ)
IT用語辞典 : アクセス権とは
IT用語辞典 : パーミッションとは
Appleサポート :
ディスクユーティリティのディスクのアクセス権の修復機能について
【アクセス権の検証・修復】
Disk Utility を使ってアクセス権の検証・修復する方法です。
( /Applications/Utilities/Disk Utility の場所にあります。)
まず、Disk Utility を起動して左ペインでアクセス権を検証・修復するボリュ-ムを選択して、「First Aid」タブを開きます。
これで「ディスクのアクセス権の修復」ボタンをクリックすると、アクセス権を検証して修復します。「ディスクのアクセス権の検証」は検証のみ行います。
尚、起動ディスクから「ディスクの検証・修復」は出来ません。起動ディスクからは「アクセス権の検証・修復」のみ行えます。
「ディスクの検証・修復」をする場合は、システムを起動出来る別のハードディスクからOSを立ち上げるか、インストールDVDからOSを起動して行います。
ディスクの検証は少し時間が掛ります。
アクセス権を修復したファイルはウインドウに表示されて行きます。
完了すると「アクセス権の修復が完了しました」と表示されます。
Macの調子が悪いときや、定期的なメンテナンスには、まず Disk Utility を使ってアクセス権の修復をすることをオススメします。
(参考ページ)
Appleサポート :
Mac OS X のアクセス権に関する問題のトラブルシューティング
ディスクユーティリティが、チェック時にアクセス権“33261”を報告するメッセージは無視できます
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2007/07/03 (Tue)
LargeType : サービスメニュー操作で選択文字を拡大表示
OS10.3以上(PPC)
ドネーションウェア
以前にコンテキストメニュープラグインの「LargeTypeCMPlugin」を紹介しましたが、この「LargeType」も機能はほぼ同じです。
違いはサービスメニューから操作するということです。
拡大したい文字を選択して、サービスメニューの「LargeType」を選択します。
そうすると、フローティングウインドウでその文字が拡大表示されます。
どこかをクリックするか、キーを押すと消えます。
難しい漢字も大きく表示されて分かり易いです。
ただし、たくさんの文字を表示させると小さくなって、返って読みにくくなります。
僕の場合、コンテキストメニュープラグインの「LargeTypeCMPlugin」も便利でいいのですが、コンテキストメニューが混雑してきたので、こちらの「LargeType」に変えました。
インストール方法はダウンロードして解凍したファイルを「アプリケーション」フォルダに移動して、再ログインすれば、サービスメニューに追加されます。
もしくは、解凍したファイルを
/Users/あなたの登録アカウント名/Library/Services
のフォルダに移動して再ログインしても、OKです。
(Servicesフォルダがないときは新規に作ります)
(ダウンロードリンク)
Site top page : Cold Pizza Software
Download page : LargeType - A Service that displays large type
(関連記事)
サービスメニュー --- サービスメニューの基本的な説明
LargeTypeCMPlugin --- ほぼ同じ機能のコンテキストメニュープラグイン