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ExifRenamer : Exif情報から撮影日時情報を読み取って日付のファイル名にリネーム
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
デジタルカメラで撮影した写真画像ファイルのExif情報から、撮影日時のデータを読み取って様々なタイプの“日付のファイル名”にリネームする「ExifRenamer」の紹介です。

一般にデジタルカメラで撮影した写真画像ファイルには、そのカメラの機種名や撮影日時などの付加情報である「Exif」データというメタデータが含まれています。
ExifRenamer はこの Exifデータ から撮影日時を読み取って、それをファイル名としてリネームするアプリケーションです。
例 : 「IMG_3506.JPG」 → 「2010-04-24_22-34-42.jpg」
とこんな感じでリネームできて、いつ撮ったのか分かりやすい名前になります。
使い方は写真画像のファイル、もしくはファイルの入ったフォルダごと、「ExifRenamer」のアイコンにドラッグ&ドロップしてウインドウを開いて操作していきます。

新しい名前の候補に、上のような撮影日時のものが表示されます。
この名前で良かったら「Rename」ボタンをクリックして、そのファイルをリネームします。複数のファイルを同時に処理するときには「Rename All」ボタンをクリックして、ファイル全体に適用させます。
「Show File Preview」にチェックしていると、そのファイルをドロワーでプレビューできるので便利です。

「Enable Date/Time Correction」にチェックすると、下の部分が開きファイル名の日時の微調整ができます。

ボタンから今現在の日時、(Exif情報を元にした)撮影日時を適用することもできます。
リネームする新しい名前のスタイルは環境設定で指定しますが、メインのウインドウでも接頭語、接尾語を加えたりすることができます。「Pre/Suffix」のリストからその形式を選択できます。

例えば、「Prefix&Suffix - Text below」を選択すると、下の空欄に入力したものが接頭・接尾語としてファイル名に適用されます。

環境設定を開いて名前のスタイルなどを設定できます。
リストから名前のスタイルを選択できます。好みのスタイルがなければ「Edit Styles」ボタンから、自分でかなり細かいところまで設定できます。

「%Y-%M-%D」などという風にフォーマットを入力して、名前のスタイルを設定してきます。

左の膨大な記入例を参考に入力します。下側にリネームのサンプルがあるので、そこでどういう風にリネームされるか確認できるようになっています。
例えば「Pict-2010-04-24#001.JPG」とか、連番を含むような名前のスタイルを設定してみます。
結論からすると、フォーマットを「%PPict-%Y-%M-%D%S%C%F」こんな風に設定しています。

「%PPict-%Y-%M-%D%S%C%F」の「%P」と「%S」は、接頭語(Prefix)と接尾語(Suffix)を表していて、それぞれ設定されれば、その場所に語句が挿入されるようになります。
接頭・接尾語が何も設定されていなければ、関係ありません。
「%PPict-%Y-%M-%D%S%C%F」の「Pict」と「-(ハイフン)」はそのまま表記されるものです。
「%PPict-%Y-%M-%D%S%C%F」は、それぞれ年月日を表しています。ウインドウ左の記入例を参考に。
「%PPict-%Y-%M-%D%S%C%F」の「%C」はカウンターを表しています。
この場合は下の「Counter」タブで詳細を設定します。

「%PPict-%Y-%M-%D%S%C%F」最後の「%F」は拡張子を表しています。
(これを設定しないとリネーム後に拡張子なしになってしまって、Finderでそのファイルのタイプコードを認識できないこともあります。)
この場合も下の「File Type Suffix」で詳細を設定できます。

最後に「Done」ボタンをクリックして設定完了です。
ExifRenamer を使ってフォルダごと、設定したスタイルでリネームしてみます。
(元のファイル)

(ExifRenamer でリネーム後のファイル)

こんな風にできます。
この記事では ExifRenamer 2.1.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : qdev.de - Main Page
Project page : qdev.de - ExifRenamer
Download page : qdev.de - Downloads
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ShrinkIt : PDFファイルの余分なメタデータを削除してファイルサイズを小さくする
OS10.6以上(UB)
フリーウェア
PDFファイルの余分なメタデータを削除してファイルサイズを小さくするシンプルなアプリケーション「ShrinkIt」の紹介です。
Adobe の Illustrator などのアプリケーションでPDFファイルに書き出すと、そのPDFファイルには、ファイルデータそのもの以外に、Swatch、Pattern、プレビュー用のビットマップ画像など、様々なメタデータが含まれ、かなり大きなファイルサイズになってしまうことがあります。
それらを、この「ShrinkIt」を使って取り除き、ファイルサイズを小さくすることができます。
僕はイラストレータを持っていないので、代わりに VectorDesigner というアプリケーションで書き出したPDFファイルでテストしてみます。
使い方は簡単で、ShrinkIt のウインドウにPDFファイルをドラッグ&ドロップするだけです。

すると、ドロップしたファイルと同じフォルダに、変換後のファイルとオリジナルのファイル(名前は「_org_○○○」となる)が作られます。

これらのファイルサイズを調べてみると・・・
(左が変換前37KB → 右が変換後12KB)

約1/3までファイルサイズを小さくできました。
(※まだそのPDFをアプリケーションで編集したりしている途中の段階であれば、ShrinkIt をまだ使わない方がいいかと思います。)
ファイルサイズを小さくしてハードディスクのリソースを有効に活用する、ホームページにPDFをアップロードするためにファイルサイズを小さくするなどの場合に「ShrinkIt」は大いに活躍すると思います。
また合わせて「ImageOptim」も使うと吉。
この記事では ShrinkIt 1.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Panic - Shockingly Good Mac Software.
Download page : Panic Blog » ShrinkIt 1.1
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-720.html

ImageOptim : JPG・PNGファイルのEXIFデータなどのメタデータを取り除く
OS10.3以上(UB)
フリーウェア
dpsさん で知った、JPG・PNGの画像ファイルのEXIFデータなどの余分なメタデータを取り除いて画像ファイルの容量を小さくする「ImageOptim」の紹介です。
使い方は、JPG・PNGファイルを ImageOptim のアイコンかウインドウにドラッグ&ドロップするだけです。

ドラッグ&ドロップすると、すぐにそのファイルのメタデータを削除し始めます。実行中はリストのアイコンがぐるぐる回って処理中であることを示し、終了すると「✓」のアイコンに変わります。PNGファイルはちょっと時間が掛かるみたい?
もうこれ以上余分なデータがなくて処理できないものは「×」のアイコンになります。
例えば、JPG画像を処理してみて、処理前後のインフォメーションウインドウで比べてみると、下のようになります。

撮影したカメラの機種などの情報が削除されて、
ファイルの容量が 416KB → 384KB まで小さくなります。
PNGファイルでやってみても・・・

136KB → 76KB まで容量が小さくなります。
ハードディスクに大量のJPG・PNGファイルがあれば、ディスクスペースを減らせるでしょう。
また、Web上にアップロードする画像ファイルを ImageOptim で処理すれば、そのページの表示も早くなるし、サーバーの負荷も軽減されると思います。
いままで SmallImage2 でJPGファイルのメタデータを削除してたけど、メタデータ削除だけなら ImageOptim を使う方が良さそうです。PNGも扱えるし・・・。
環境設定の「General」タブで、処理する画像ファイルのバックアップをとるか選択できるようになっています。

この記事では ImageOptim 1.0.5 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : porneL - geekowa strona domowa
Download page : ImageOptim - a PNG/JPEG graphics optimizer for Mac OS X
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-396.html

SmallImage2 : JPGファイルのProfile削除、リサイズなどを行う
OS10.3.9以上(UB)
ドネーションウェア
JPGファイルのProfile削除、アイコンデータの削除、画質の変更、リサイズなどを簡単にできる「SmallImage2」の紹介です。
Web上にJPG画像をアップロードするときや、JPG画像をたくさんストックしている人は、SmallImage2 を使ってファイルサイズを小さくしておくと便利です。
【 SmallImage2 - Profile削除 】
SmallImage2 はJPG画像に含まれるプロファイル(プロフィールと読んだ方がいいの?)データを削除できます。
このプロファイルとは画像そのもの以外のデータのことです。例えばデジカメで撮影して取り込んだJPGファイルには、撮影したカメラの機種・メーカ名、レンズのズーム倍率、など様々な情報を持っています。
デジカメで撮った画像などをホームページにUPするときなどは、このプロファイルデータを削除してファイルサイズを小さくしておくと、サーバースペースの無駄をなくせるし、表示するのも早くなります。
例として下の猫画像のプロファイルを削除してみます。

SmallImage2 を起動して、ツールバーの「Add File」か、ウインドウに対象JPGファイルをドラッグ&ドロップしてJPGファイルをリストに表示させます。

とりあえず、JPG画像の質を劣化させないように「Recompress at quality」のチェックを外して、それ以外はデフォルト設定のまま、ツールバーの「Process Files」をクリックします。
すると、対象ファイルと同じフォルダ内に、「○○○-small.jpg」というプロファイルを削除されたものが作られます。

この2つファイルの情報を見てみると、下のようになります。
(左が変換前、右が変換後。)

ファイルサイズが
188KB → 152KB (36KB減少)
になりました。画質を劣化させないで36KB減少しています。
「詳細情報」の項目もずいぶん減ります。
JPGファイルの入ったフォルダごと、リストに表示させることもできます。
(フォルダにJPGファイル以外のものがあっても、それらはリストされません。)

これで、プロファイル削除、画質75%にしてみると、このフォルダのサイズが2.9MBから2.1MBまで、減少しました。
画質を落としてるからけっこう減っているんだけど、画質にこだわらない程度のものならハードディスクの使用容量を減らすのに効果はあります。
【 SmallImage2 - 使い方 】
主な操作はツールバーで行います。

▶ Add File
ここをクリックしてファイル・フォルダをリストさせます。
ファイル(フォルダ)をウインドウにドラッグしても、リストに載せられます。
▶ Remove File
リストで選択したものを取り除きます。
▶ Remove All
リストされているものすべてを、取り除きます。
▶ Prefs
環境設定ウインドウを開きます。

「Manage presets」はプリセットした設定の管理を行います。
▶ Process Files
リストに表示されているJPGファイルすべてを、下段で設定した内容に沿って変換します。
▶ infos
リストで選択したものの情報をドロワーで表示します。
画像サイズ、質、プロファイル情報などが表示されます。
虫眼鏡アイコンをクリックすると、画像がプレビューされます。
環境設定で「Always show the image preview」にチェックしていると、選択しただけでプレビューされます。
下段の設定で、画像変換するときの設定を行います。

▶ Remove profiles
画像に含まれるプロファイルデータを削除します。
・ICC
・IPTC
・EXIF
・Others --- その他のJPGに含まれるランダムなメタデータ
・Remove Comment field --- Spotlightコメントなど
それぞれにチェックしたものが削除されます。
▶ Icon
「Keep」でそのファイルに貼付けたカスタムアイコンや、サムネイルアイコンが保持されます。
「Remove」で削除されます。
「Add」で、そのJPGファイルのサムネイルをアイコンとして貼付けます。
▶ Recompress at quality
チェックすると、変換後のJPG画像の質を調整できます。一応書いとくけど、低いものから高いものへの変換は無理です。
▶ Scaling
画像のリサイズを行います。リサイズツールとしても十分な機能を持っています。
「None」はリサイズなし。
「Relative」は拡大縮小倍率の%を入力して、リサイズします。
「Fixd」は入力したピクセル数でリサイズします。
三角のところで「Width」「Height」「Smallest」「Largest」「Max Width」「Max Height」が選択できます。
▶ Add Suffix
チェックすると、変換後のファイル名の最後に入力した文字列が加えられます。
チェックを外すと、上書き保存されます。(パスが同じフォルダの場合)
▶ Path
変換後のファイルの保存先を指定します。
デフォルト設定ではチェックが外れていて、今のファイルと同じフォルダに保存されます。
▶ Preset
上記の各設定を名前をつけて保存しておくことができます。
(プルダウンの「Save...」から)
「プロファイル削除」「80%縮小リサイズ」「サムネイルアイコン貼付け」など、いろいろなパターンを保存しておくと便利です。
環境設定の「Manage presets」で保存した各設定の管理を行います。
この記事では SmallImage2 version2.0.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : La Page de Fabien
Download page : SmallImage
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-392.html

AmTouchCMX : ファイル・フォルダの作成日・変更日を変更する
コンテキストメニュープラグイン
OS10.1~10.3(PPC)、OS10.4以上(UB)
フリーウェア
ファイル・フォルダの作成日・変更日を変更するコンテキストメニュープラグイン「AmTouchCMX」の紹介です。
インストールすると、Finderでのコンテキストメニューに
「作成日・変更日の変更」
という項目が追加されます。

「設定:」項目のところで、このファイル(フォルダ)の作成日と修正日が確認できるようになります。
このファイルは
作成日 : 07/11/28 0:06
変更日 : 07/11/28 0:09
となっています。

command+I(アイ)で情報ウインドウでも、一応確かめておくと、左のようになっています。
「今日」はこのキャプチャを撮った日の
2007年11月28日 です。
これをコンテキストメニューの
作成日・変更日の変更>変更...
を選択すると、下のウインドウが開きます。

ここの「作成日の変更」「修正日の変更」に「✓」を入れて、日時を設定し、「変更」ボタンをクリックします。

そうすると、このファイルの作成日・変更日が左のように変更されます。
この記事では AmTouchCMX v2.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Miko さんちのホームページ
Download page : AmTouchCMX
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コンテキストメニュー --- 基本的な説明、プラグインのインストール方法