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Dirty Reflector : iSightで撮影したものをデスクトップ上に汚く?映し出すスクリーンセーバ
OS10.5以上(UB)、要iSight or Webカメラ
フリーウェア
iSightで撮影したものをデスクトップ上に汚く?映し出すスクリーンセーバ「Dirty Reflector」の紹介です。
スクリーンセーバが起動すると、iSightのカメラも動き出して、撮影してる「汚い」画像をスクリーンセーバとしてデスクトップに表示します。
名前が「Dirty Reflector」だけに、確かに映し出すものは、少々気持ち悪いというか、なんとやら。映すものによるのかもしれないけど。
どこぞのイケメソさんを、試しに映してみると・・・

カメラに写るので髪の毛直してっと・・・

うわっ、なにこの写り方。まじキモイ・・・。ヘルメットかぶってるみたい・・・。
名前に「Dirty」って付くだけのことはある。

カメラに近寄ってどアップ。ちょっとましになる。
「口」がない・・・。

でも相変わらず、キモイのは変わらない。
というかスクリーンセーバのくせに、メモリ食い過ぎ。絶叫。
ついでにケツも痛い。
あと、オプション設定とかバギーなところがあって、設定中にシステム環境設定がクラッシュしてしまうことがあります。
この記事では Dirty Reflector 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Shadeland Studios | Downloads, Icon Sets, Screen Savers, Desktop Themes, Widgets
Download page : Shadeland Studios | Software | Screensavers | Dirty Reflector
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-890.html

Acorn : 多機能ドローイング・画像編集ソフト
OS10.4.9以上(UB)
シェアウェア $49.95
MacHeist3 Bundleで購入した、レイヤも使える多機能ドローイング・画像編集ソフト「Acorn」の紹介です。

最初によく使う操作方法を説明しておくと、
- option+スクロールホイール 拡大縮小表示
- command++(プラスキー) 拡大表示
- command+-(マイナスキー) 縮小表示
- command+1 画像の等倍(100%)表示
- command+0 画像をウインドウサイズに合わせて拡大縮小表示
- Space+ドラッグ ウインドウでの表示範囲の移動
- スクロールホイール 表示範囲の上下移動
- shift+スクロールホイール 表示範囲の左右移動
- command+Z Undo
- shift+command+Z Redo
- option+クリック "スポイト"ツールで画像中の色をピックアップ
※ Draw, Flood Fill(塗りつぶし), Gradient(グラデーション) ツールのとき - F フルスクリーンのON/OFF切り替え
よく使うのはこんなところです。
JPGやPNG画像を「Acorn」で開いて編集し、保存するときは別名保存(shift+command+S)した方がいいでしょう。
保存できる形式は下記のようになります。
「Acorn Image」「PNG」「TIFF」「GIF」「JPEG」「JPEG 2000」「BMP」
レイヤなどを残して後で編集できるようにするには「Acorn Image」(拡張子「.acorn」)で保存します。
各ツールの選択・設定とレイヤの管理は「Tools」ウインドウで行います。

ちょっと変わったUIで、この「Tools」のリストから、各ツールを選択して行きます。「View」メニューからも同じように操作でき、ここに各ホットキーが表示されるので、慣れてホットキーを使うようになれば使い易くなるでしょう。

Acorn を使ってどんなことができるのか、冒頭のような画像を作ってみたいと思います。
まず、これ↓が元の画像です。

▶ Layer
Acorn でこの画像を開いて、この画像のあるレイヤを複製します。

右クリックしてコンテキストメニューの「Duplicate selected layer」を実行するとレイヤを複製できます。
「レイヤ」がよくわからない人は、「透明のシート」みたいに考えると分かり易いでしょう。
「Layer blend」は、そのレイヤの表示方法。
「Overlay」「Screen」とかで、光の陰影とかを表現するときなどに使います。
「Opacity」は、そのレイヤの透明度を調整します。
他の操作は「Layer」メニューからいろいろ操作できます。
▶ Filter
その複製したレイヤに「フィルタ」効果をかけます。
Filter > Distortion Effect > Circle Splash Distortion...
を実行します。

すると、フィルタ用のウインドウが開いて、各フィルタの詳細な設定ができます。「◀」ボタンでプレビュー表示のON/OFF切り替えが可能です。

プレビュー画像の方で効果の中心点などをドラッグしたりして設定できます。
また、メインのウインドウでもプレビューされ、こちらの方は他のレイヤも合わせた全体の見え方の表示になります。
複数のフィルタをかけたいときは、「+」ボタンで効果を追加できます。(各効果の右上の「×」でその効果を削除できる)
このときのダイアログが秀逸で、選択した効果のプレビューをアニメーション付きで表示するので、どのような効果なのかが一目瞭然です。

このダイアログでフィルタ効果を選択する方が分かり易いので、とりあえず適当にフィルタ効果を選択してから、このダイアログで選択するといった使い方の方がいいと思います。
▶ Select
次に Selectツールの「Freehand」を使って、ねこの回りを適当に選択します。


これで Selectメニュー > Feather... で選択範囲の境界を15~20pxぐらい(元画像の大きさにもよる)ぼかします。

レイヤで、フィルタをかけたレイヤにがアクティブなのかを確認して deleteキー で選択範囲を削除します。
それでこのレイヤの透明度を少し変えたりして、フィルタ効果を施したレイヤとオリジナル画像のレイヤが自然に表示されるように、調整します。
▶ Draw
また新たにレイヤを新規作成して、そこに吹き出しを描きます。
ここでは「Pencil」を使います。「ペン先」の直径と透明度を設定できます。

shiftキー を押さえながら頂点をクリックして行くと、直線が描けます。

ここでは使っていないけど Acorn は「Brush」ツールが充実しています。
「ペン先」の形状もいろいろ選択できます。

Windowメニュー > Brush Designer
もしくは Toolsウインドウ の「Make a New Brush...」から編集することもできます。

▶ Flood Fill
吹き出しの枠が描けたら、内側を「Flood Fill」で塗りつぶします。

ここで色を選択して、塗りつぶしたい箇所にポインタ(ペンキ缶になる)を持って行って、クリックして塗りつぶします。

▶ Shape
「Shape」ツールで少しばかり、四角、円、直線のベクタ形式の図形を描くことができます。

「Fill」は描画色で図形内部を塗りつぶし
「Stroke」は背景色で枠線を描く
「Corner radius」は四角の角を丸める
ここでは「Oval」(円)を使って吹き出しを描きます。

マウスでドラッグして描いてもいいし、ウインドウのどこかをクリックして数値入力で図形を配置することもできます。
「Shape」ツールで図形を描くときには、新たに「Shape Layer」というレイヤが作られます(設定による)。
ベクタ形式の図形なので、「Select」ツールで選択して移動・変形したり、線の太さを変更したり、色を変更したりすることがきます。

また「Tools」ウインドウで「s」ボタンをクリックすると、ドロップシャドウ(影)の設定もできるようになっています。

▶ Text
「Text」ツールでテキストを入力します。

ここでフォントや大きさなどを設定します。もちろんフォントパレット( command+T )でも設定可能です。
フォントも「s」ボタンでドロップシャドウを付け加えることができます。
希望する場所でクリックして、キーボードで文字を入力します。

さあ、これで出来上がりです。

▶ Web Export
描き終わったら保存します。
Acorn には描いたものをホームページなどにアップする場合に便利な、
「Web Export...」( option+shift+command+S )という機能があります。
これはWeb上でよく使われる PNG, JPEG, JPEG2000, GIF の形式で、メタデータを少なくしてファイルを書き出し保存します。

このウインドウでプレビュー表示(オリジナルも表示可能)され、左下に保存後のファイルサイズが表示されるので、どのフォーマットがいいのか、どれくらいの質にするか、が分かり易く保存できます。
JPEG の「Progressive」は画像を表示するときに、全体を粗く表示してから次第に細かく綺麗に表示して行くようにします。
軽い画像では使う必要はないと思うけど、容量が大きいものなどで使うと、ホームページで表示するときに最初にどんな画像かを確認できたりします。
PNG, GIF ではインターレースで保存できません。
Acorn には他にも shift+command+6 のホットキーでスクリーンショットを撮影し、そのまま Acorn で編集できる機能があったり、

(Acorn が最前面アプリでなくとも、起動していればホットキーは有効)
また、iSight で撮影してそのまま編集できたり
Imageメニュー > New Image from iSight...(or New Layer from iSight...)
ここでは紹介しきれない機能がたくさん有ります。
このエントリでは、画像編集の機能を説明していますが、僕の使ってみた感想では Acorn は画像編集の機能はちょっと弱く、ドローイング機能が強いと思います。
画像編集機能では、去年の MacHeist Bundle で購入した「Pixelmator」の方がいろいろ使えると思います。
(でもPixelmatorのUIは見づらくて使いづらい・・・結局 Gimp を使っちゃうんだよなあ・・・)
Acorn は筆圧にも対応しているようなので、ペンタブレットがあれば、かなりいい感じで使えると思います。それに画像の簡単な編集であれば「Web Export」機能があるので、ホームページにアップする画像を作るのにいいと思います。
この記事では Acorn 1.5.2 (2789) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Flying Meat Software
Download page : Acorn, the image editor for humans.
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-818.html

DT4 : iSightで映し出されるものを抽象的に映像化し動きによって音楽を奏でる
OS10.4以上(UB)、PPC G5 2GHz or Intel Core Duo 以上、iSight
フリーウェア
iSightで映し出されるものを抽象的に映像化し、その動きによって「群れ」を指揮して音楽を奏でる「DT4」の紹介です。
(※iSightなどのカメラが必要です)
起動すると、下のようにiSightに映し出されるものを抽象的に映像化します。

自分自身を映し出して、頭や腕などを動かせば、この抽象的なものの「群れ」が動いて、音楽を奏でます。

使い方がよくわからないけど、頭を動かすと波の音のような「ザー」という音が出ます。
(YouTube の説明動画)
この記事では DT4 Identity-SA 1.6.4 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Project 7^2
Download page : アイデンティティ - 老いと病い
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-773.html

FluidTunes : カメラの前でジェスチャすることによってiTunesを操作する
OS10.?以上(UB)[OS10.5にてテスト]、iSightなどのカメラが必要
フリーウェア
マウスやトラックパッドなどを一切使わず、カメラ(iSight)に写る自分のジェスチャだけで iTuens を操作するすごいソフト「FluidTunes」の紹介です。
(作者さんのアップロードした動画)
ウインドウの背景にカメラで映し出された人の動きに注目。
ウインドウ内にiSightで映し出す自分の指や腕、頭の動きなどで、Coverflowを動かしたり、再生・停止・送り・戻しボタンを操作します。
(最初のウインドウ)
iSight によって、このウインドウの背景に自分の姿がうっすらと映し出されます。

再生ボタン上に自分の指などを投影させて、動きを感知することによって、ボタンクリックします。
(Coverflow)
再生すると Coverflow の表示に変わります。

自分の指などを Coverflow の位置に投影させて、それを動かせば Coverflow も動きます。再生・停止ボタンなど位置で 自分の指などを動かせば、それに反応して操作できます。
意図せず停止したりするけど、弄ってるだけで楽しいです。
最初は自分の指などをボタン上にうまく持って行く感覚がむずかしいですが、ちょっと慣れると昔の映画のマイノリティ・リポートに出てきたコンピュータのようで楽しいです。
この記事では FluidTunes 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : FluidTunes
Download page : 上に同じ