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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-737.html


今更ながら、iCal に Google Calendar を表示させる方法の紹介です。
(参考『Google Calendar CalDAV support - Calendar Help Center』)
※ iCal 3.x 以上のバージョン(Leopard)でないと使えません。
まず、iCal を立ち上げて、iCalメニュー > 環境設定... で「アカウント」パネルを開きます。
ここで、左下の「+」ボタンで新規アカウントを作成します。

入力する内容は、
・「説明」はカレンダの分類名を入力(任意の言葉でOK)。
・「ユーザ名」は Googleカレンダー で使っている Emailアドレス。
・「パスワード」は Googleカレンダー のアカウントのパスワード。
・「アカウントの URL」は
https://www.google.com/calendar/dav/Emailアドレス/user
とします。
例えば、Emailアドレスが「hoge@gmail.com」だとしたら
https://www.google.com/calendar/dav/hoge@gmail.com/user
というURLになります。
(※「https」でないと機能しないようです)
以上を入力して「追加」ボタンをクリックすれば、準備完了です。
入力を終えると、こんな風に表示されます。

「カレンダーを更新」は iCal が Googleカレンダー からイベントを読み込む周期を設定します。
上記の設定後しばらくすると、iCal のウインドウに Googleカレンダー が表示されるようになります。

Googleカレンダー の「マイ カレンダー」で登録した予定が iCal上に表示されます。
この「カレンダー」は iCal と Googleカレンダー で同期して使えます。
試しに、iCal上で、このカレンダーの新規イベントを作ってみます。

そしてブラウザで Googleカレンダー を見てみると、ちゃんとこのイベントが登録されており、同期されています。

他の2番目以降の Googleカレンダー も iCal で読み込むことができます。
やり方は、Googleカレンダー にログインして、カレンダの「設定」をクリックし、追加したいカレンダを選択します。

そして カレンダー ID(赤い下線のところ)のところをコピーしておきます。
iCal の環境設定にて、上記と同じ手順でアカウントを作成します。

ここの「アカウントの URL」を
https://www.google.com/calendar/dav/カレンダー ID/user
とします。
例えば、「カレンダー ID」が「hoge@group.calendar.google.com」だとしたら
https://www.google.com/calendar/dav/hoge@group.calendar.google.com/user
というURLになります。
登録完了後に、iCal のスケジュールを確認してみると、2番目以降の Googleカレンダー もちゃんと読み込まれています。
(下の例では Googleカレンダー で公開されているF1のカレンダー)

(カレンダーの色もちゃんと合わせているようです)
ちなみに iCal上で「Googleカレンダー」に新規カレンダーを作成しても、それは Googleカレンダー には反映されません。
こんな風に iCal と Googleカレンダー を同期させておくと、学校・仕事場のWindowsで Googleカレンダー を使ってスケジュールを立て、家のMacのiCalで確認・イベントの追加など、いろいろ便利に使えると思います。
(紹介しているその本人は、専ら「紙と鉛筆」でスケジュール管理してるんだけど・・・。)
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-543.html

Do It : リマインダとしても使えるToDo管理ツール
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア、日本語対応
リマインダとしても使えるToDo管理ツール「Do It」の紹介です。

関係ないけど、toto当たってないね~。
【 Do It - 使い方 】
▶ カテゴリでToDo項目を分類
ToDo項目を「カテゴリ」で分類できるようになっています。
ファイルメニュー>新規カテゴリー (option+command+N)
でカテゴリ名を入力します。

メインウインドウでそのカテゴリが作られます。「◁」「▷」でカテゴリを移動します。

メニューやショートカットでもカテゴリの移動などできます。

▶ ToDo項目を作成する
ウインドウでカテゴリを選択しておいて、ToDoを作成します。
「+」で作成、「-」で削除、「i」で編集ができます。

command+N、メニューからも作成できます。
ToDoを新規作成・編集するときは下のようなインスペクタウインドウが開きます。

ToDo項目、優先度、締め切り日時、関連項目などを設定して「OK」ボタンで、ToDoを作成します。

完了した項目は、チェックボックスにチェックして行きます。
優先度は「高=●」「中=●」「低=●」で表示されます。
▶ インスペクタウインドウ での設定
インスペクタウインドウでは、そのToDo項目について詳細な設定ができるようになっています。
ToDoの詳細ウインドウで「ToDo」の横の「...」のところにマウスポインタを持って行くと、「メモ」を入力できます。

「締め切り」の横の「...」のところにマウスポインタを持って行くと、下のように表示されます。

「Show Alarm」にチェックすると、締め切り時間に下のウインドウが表示されます。

「Auto upgrade priority」は締め切り日が近づくにつれて、「優先度」を高くして行きます。
残り2日で●、残り1日で●。
「Add reminder in iCal」をクリックすると、iCalが起動してそのToDoの期限日時をイベントとして登録できます。(※iCalのToDoではなく、イベント)
最初にカレンダを選択します。

これでiCalのイベントに登録されます。

iCalの環境設定で「イベント開始前に自動的にアラームを鳴らす」設定をしていても、「Do It」から送ったイベントには適用されません。

「関連項目」にはURL、ファイル・フォルダを登録できます。
登録するにはドラッグ&ドロップで行います。URLであれば、Webブラウザでファビコンをドラッグ&ドロップ。

「関連項目」を登録するとメインウインドウのToDo項目の右端に「⇨」が表示されるようになります。
これをクリックすると、そのURLのページをブラウザで開いたり、ファイルを開いたり、Finderでフォルダを開いたりすることができます。
▶ スキンの変更
Do It はスキンを変更することができます。
スキンは『DoItSkins』のページからダウンロードできます。
インストールは、ダウンロードして解凍したファイルをダブルクリックします。
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Do It
に保存されます。
Do It メニュー>環境設定... (command+, )
の「スキン」パネルでスキンを選択して「適用」をクリックすれば変更できます。

【 Do It - アドレスブック プラグイン 】
Do It メニュー>アドレスブックプラグインをインストール...
を実行すると、アドレスブックのコンテキストメニューで
「Add call reminder in Do It」
「Add email reminder in Do It」
が使えるようになります。
例えば、アドレスブックのEmailのところでコンテキストメニューから、「Add email reminder in Do It」を選択します。

そして、どのカテゴリにToDoを作成するかを選択します。


これで、「Email ○○○」というToDoが追加されます。
ToDo項目の右端の「⇨」をクリックすれば、メールクライアントが起動して新規メッセージのウインドウが開きます。
また、command+I(アイ)などでインスペクタウインドウを開き、Emailを電話に変更することもできます。
アドレスブックのコンテキストメニューで「Add call reminder in Do It」を選択すると、電話をその相手に掛けるToDoが作成されます。
この場合メインウインドウのToDo項目は「Call ○○○」と表示されます。右端の「⇨」をクリックすれば、電話番号がフローティングウインドウで表示されます。

【 Quicksilver Plug-in/ Do It Module 】
「Do It」にはQuicksilver用のプラグインも用意されています。

Do It メニュー> Quicksilverプラグインをインストール...
を選択すると、「Do It Module」が
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Quicksilver/PlugIns/
にインストールされます。
これで以下の3つのActionが使えるようになります。
make_doit_todo_list_entry
▶ Make Do It to do list entry
1stPaneにテキストモードでToDo項目を入力して実行します。

※「. (ピリオド)」を入力するとテキストモードになる
実行して、カテゴリを選択すると、「Do It」のToDo項目に1stPaneで入力した内容がUpされます。

create_email_reminder_in_doit
▶ Create Email Remainder in Do It
1stPaneでテキストモードでEmailアドレスを入力、または Apple Address Book Module を使って読み込んだアドレスブックカード、Emailアドレスを選択して実行します。

※「. (ピリオド)」を入力するとテキストモードになる
実行して、カテゴリを選択すると、「Do It」に1stPaneで選択したアドレスにメールするToDoがUpされます。
create_call_reminder_in_doit
▶ Create Call Remainder in Do It
1stPaneに Apple Address Book Module を使って読み込んだアドレスブックカードを選択して実行します。
(1stPaneのカードから「/」or「→」で電話番号を選択すると、2ndPaneでこのActionが選択できなくなります。1stPaneにテキストモードで直接、電話番号を入力してもダメ。)

実行して、カテゴリを選択すると、「Do It」に1stPaneで選択した相手に電話するToDoがUpされます。
この記事では Do It version2.6、Do It Module 46、Quicksilver B55 を使用しています。
(Do It の Help のページ)
Do It Help
(ダウンロードリンク)
Site top page : Home
Download page : DoIt
(関連記事)
Quicksilver--- ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-519.html

Quicksilver Plug-in/ iCal Module
iCal をいろいろ操作できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「iCal Module」は Quicksilver からiCalのイベント・ToDo項目をUPできるようにするプラグインです。
尚、このプラグインは advanced features を「on」にしないと、ダウンロード・インストールできません。
【 iCal Module - Actions 】
iCal Module をインストールすると以下のActionが追加されます。
create_ical_event
▶ Create iCal Event
1stPnaeにテキストモード(「. (ピリオド)」でテキストモードになる)で予定を書き込んで実行します。
(例)
・1stPane(Object)「3/20 10:00 -- お買い物」
・2ndPane(Actin)「Create iCal Event」

(3rdPaneでiCalの「カレンダー」を選択できるはずなんですが、僕の環境ではできませんでした。)
これを実行するとiCalのイベントがUPされます。

このイベントの時間の長さは自動的に1時間になります。
Objectに書き込むテキストのフォーマットは下のようになります。
日付 時間 -- 予定事項
日付・時間ともに省略して予定だけにすると、今現在の時間でiCalにUPされます。
英語表記の曜日(例 : Fri)を日付に指定することもできます。
時間は、例えば「午後7時」に設定する場合、「19:00」「7pm」と入力します。
他にも下のような書き方でもiCalに予定をUPすることができます。
・ごはん - Thu 6pm
・3/20 酒飲み 7pm
これでiCalに登録してみると、こんな感じです。

登録はできるけど、時間なども一緒に項目に登録されてしまうので、
最初のフォーマットの「日付 時間 -- 予定事項」の書き方がいいでしょう。
create_ical_to_do
▶ Create iCal To-Do
1stPaneにテキストモードで「ToDo項目」を書き込んで実行します。
(例)
・1stPane(Object)「Next Mon -- ブログ記事UP」
・2ndPane(Actin)「Create iCal To-Do」

(これも3rdPaneでiCalの「カレンダー」を選択できるはずなんですが、僕の環境ではできませんでした。)
これを実行すると、iCalの「ToDo項目」にその内容がUPされます。

Objectに書き込むテキストのフォーマットは下のようになります。
日付 -- ToDo項目
日付・時間ともに省略して項目だけにすると、期限無しのToDo項目になります。
英語表記の曜日(例 : Next Mon)で日付の指定もできます。
また、優先度の指定もできます。Objectに書き込むテキストのToDo項目の前に「!」「!!」「!!!」を付けると指定できます。
日付 -- !!!(or !! or !) ToDo項目
こんなフォーマットになります。
(例)「3/22 -- !! BackUP」

これを実行すると優先度が「中」になります。

この記事では Quicksilver(3815)、iCal Module 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Blacktree
Download page : Blacktree
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-84.html

MenuCalendarClock for iCal :
メニューバーのカレンダー、iCalのスケジュール表示
OS10.3.9以上(UB)、(version 2.0.5はOS10.2.8以上)、日本語対応
シェアウェア(機能制限でフリーウェア)
メニューバーに日めくりカレンダーを表示する「MenuCalendarClock for iCal」の紹介です。
iCalのスケジュール、to do項目を連動表示させる機能を「ON」にする場合はシェアウェアで、「OFF」にする場合はフリーウェアになります。


今日の日付が強調表示されます。
左下の矢印アイコンで「進む」「戻る」「現在」と月表示を変更します。
右下の「x」アイコンでカレンダーを収納します。
設定で、月や日付をダブルクリックすると iCal が起動するようにも出来ます。


≡(三本線)アイコンをクリックすると、to do項目が表示出来るようになります。
iCalの予定がある日は、カレンダーの日付に色付きで表示されるように出来ます。日付の上にマウスポインタを持って来ると、予定がポップアップ表示されます。

検索ボックスで予定を検索することも出来ます。


歯車アイコンをクリックすると、いろいろな機能が使えます。
環境設定はここの「設定」から行います。
アプリケーションを終了するときも、ここから出来ます。
設定ウインドウの「カレンダー」タブには、iCalで登録しているカレンダーが表示されます。ここの各カレンダーにチェックを入れると、iCalの予定、to do項目がMenuCalendarClockに表示されるようになります。
この機能を「ON」にするとシェアウェアになります。

ダウンロードは、objectpark software の MenuCalendarClock のページから。
OS10.3.9未満で10.2.8以上の方は version 2.0.5 をダウンロードして下さい。
Microsoft の Entourage 対応のものもあります。(コチラ)
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-58.html

OmniGrowl : iCal,アドレスブック,iTunes などからの情報をGrowl表示
OS10.3.9以上(UB)、Growl対応ソフト
シェアウェア$10に移行しました
OmniGrowlの主な機能としてiCal、アドレスブック、iTunes などからの情報をGrowl表示させることが出来ます。(iTunesはデフォルト設定でOFF設定されています。)
OmniGrowlを起動すると、iCalとアドレスブックも起動し(設定で起動しないようにも出来ます。)、これらから情報を読み取ります。
iCalの「予定」や「to do」項目、アドレスブックの誕生日などが指定期日内にあると、Growl表示してくれます。

iCal : 予定「OmniGrowl test」が10分後 の表示

iCal : to do 項目「OmniGrowl to do test」が明日期限 の表示

アドレスブック : 「OmniGrowl」の誕生日 の表示
初回起動の時は起動項目に設定するかどうかのダイアログが表示されるので、「Yes」を選択すると、次回ログイン時から適用されます。
起動中にOmniGrowlのアプリケーションアイコンをダブルクリックすると、設定画面が表示されます。

「Launch ~ 」の項目でOmniGrowlと一緒に起動するか、どうかを決定します。
「Check ~ 」でそれらからの情報を受け付けるか、決定します。
「Check RSS Feeds」「Set Feeds」の設定で
1時間毎にCNN, BBC, New York Times(デフォルト設定)のRSS feedを表示できるようなんですが、僕の使用環境では無理でした。
ここのページを見ると、16個までRSSを登録できるみたいです。このページの写真ではSafariアイコンが表示されているので、RSS配信対応のSafari2.0以上に対応?しているのかも。
ここでの設定が終わったら、Growlの設定に移ります。
アップルメニュー>システム環境設定>Growl で設定画面を開き、
「アプリケーション」タブを選択します。

おおまかに各項目の説明をすると(未確認が多くてすみません)
「Welcome Message」「Quite Message」「Nag」
OmniGrowlの起動、終了時、寄付のお願いのメッセージ
「iCal ~ 」
iCalの予定、to do、誕生日の表示
「AB Birthday ~ 」
アドレスブックの誕生日の表示
「iTunes Info」
iTunesの表示。デフォルトではOFF

「Hourly headlines」
上記のRSS feed ?(未確認)
「Power Status」
OS10.4、モバイルのみ。電源供給(AC or バッテリー)の変更の表示。
(未確認)
「S.M.A.R.T. Check」
起動ディスクの「S.M.A.R.T.(ハードディスクの自己診断機能)」情報表示?
これにはお目にかかりたくない・・・
(未確認)
「Software Update」
ソフトウェア・アップデートの表示?(未確認)
「Concerts」
アメリカに住んでいないので・・・
OnTour ,Pollstar ,Last.fm から近くのコンサート情報を取得して表示するらしい?
(未確認)
「AFP Nortice」
初心者の僕には手は出せません。
詳しくは添付ファイルの「OmniGrowl info.rtf」を見て下さい。
(未確認)
「Random Oblique Strategy」
これは、少し変わりダネの機能です。
「Oblique Strategy」というのは、Brian Enoという人が考案したカード集で、行き詰まった状況を打開するのに役に立つ?フレーズが記されています。詳しくはコチラ。
自分なりの解釈では、ちょっとありがたい?お言葉カード集です。これを内容、時間共にランダムにGrowl表示してくれます。

「できるだけ明確に問題を述べてください」

「願望をすてなさい」

「何も変えない、そして、完璧な一貫性で続けなさい」

「愚か者が歓喜する?」
こんな感じで表示してくれます。
少し悟りを開いた気分になれるかも?しれません。
ダウンロードは Wooden Brain Concepts の OmniGrowl の項目ところから。インストールはアプリケーションフォルダなど、ハードディスクの任意のフォルダコピーすればOKです。
('08/04/05追記)
ダウンロードページが変わっています。
Wooden Brain Concepts Featured Software
(追記おわり)
※このソフトを利用するに際してGrowlをインストールしていることが前提条件です。
(関連記事) Growl