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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 05

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1070.html

chflags コマンドでファイルを可視・不可視にする
前の記事で「chflags」コマンドについてちょっとふれたので、メモ書き。

chflagsコマンド を使って、GUIでのファイル・フォルダの「可視」「不可視」を変更することができます。

chflags hidden ファイルのパス

のコマンドを実行してファイルを不可視にできます。

chflags nohidden ファイルのパス

のコマンドで、ファイルを可視に戻すことができます。



例えばデスクトップのすべてのファイルを不可視に使用と思えば、パスにワイルドカードを使って次のようにします。

chflags hidden ~/Desktop/*

(元に戻すには nohidden とする)



もっと手軽にこのコマンドを実行できるように、AppleScript にしてみると
property fileIsHidden : false
if fileIsHidden is false then
do shell script "chflags hidden ~/Desktop/*"
set fileIsHidden to true
else
do shell script "chflags nohidden ~/Desktop/*"
set fileIsHidden to false
end if

これを「デスクトップのアイテムを可視・不可視にする.scpt」とか適当な名前で保存して、スクリプトメニューとかに登録しておくと、簡単にデスクトップのアイコンを不可視にして隠したり、可視にして表示したりできます。


こんな散らかしたデスクトップ・・・
110124chf1.jpg

先程のスクリプトを実行します。
110124chf3.jpg

すると、デスクトップ上のアイコンが不可視になって綺麗さっぱり。
110124chf2.jpg
(ハードディスクなどのアイコンは不可視になりません)

もう一度スクリプトを実行すれば、「可視」に戻ります。




他にも「chflags」コマンドでファイルフラグをいろいろ設定できるようになっています。

Unixには、chmodでファイルにアクセス権を設定しアクセス制御を行う機能がありますが、BSD系のOSには"ファイルフラグ"というものを設定して更に細かくアクセス制御を行う機能があります

chflags』より




個人的に この「chflags」コマンドの可視・不可視に切替を、次期バージョンの「DesktopChanger」に採用しようか思っていろいろやってたけど、Spotlightで検索できないとか、諸処の問題にあたり1年以上も放置・・・。
そろそろ気合いを入れてかからないと・・・。

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Tips | CM:0 | TB:0

tag : 不可視  file-flags  Command-Line  AppleScript 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1069.html

PropEdit
icn_PropEdit.jpg
PropEdit : ファイルブラウザ型のアクセス権管理ツール
OS10.5以上(Intel)
フリーウェア


ファイルブラウザ型のアクセス権管理ツール「PropEdit」の紹介です。
110123pe1.jpg
Findeウインドウの「カラム表示」のような作りでファイルをブラウジングできます。

選択したファイル、もしくはディレクトリ(フォルダ)のオーナー・グループ、それぞれのアクセス権、ファイルのフラグについて設定することができます。


例えば、アプリケーションのオーナーを変更してみます。
アプリケーション、ここでは例として「Twitter.app」を PropEdit で選択します。右カラムに現在のオーナーが表示されています。
110123pe2.jpg
(Mac App Store 経由でダウンロードしたアプリケーションの「オーナー」はシステムに設定されている。よって保存場所の変更や、ゴミ箱に移動するときなどに管理者ユーザのパスワード入力が必要)

リストから選択して、オーナーを自分のアカウント、グールプを「staff」に設定し、下の「Apply to enclosed items…」ボタンをクリック。
110123pe3.jpg


管理者ユーザのパスワードを入力して完了。
110123pe6.jpg
これで「Twitter.app」のオーナーを変更できました。







Go」メニューや、ショートカットキーで特定のディレクトリを素早く表示できます。
110123pe7.jpg



環境設定で「不可視のファイル・ディレクトリ」を PropEdit でブラウズできるよう設定できます。
110123pe4.jpg

Show system hidden files」にチェックを入れると、PropEdit で「Volumes」が表示できるようになり、起動ディスク以外のディスクにもアクセスできるようになります。




PropEdit はアクセス権の他、ファイルのフラグ設定もできるようになっています。
chflags」コマンドなどで設定した内容が簡単にGUIで設定できます。

例えば「Hidden」を適用させると、そのファイルはFinderで不可視になります。
110123pe8.jpg

「immutable」はロック、あとはよくわからないです(´・ω・`)






この記事では PropEdit 1.0 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : eosgarden
Project page : PropEdit
Download page : eosgarden - Freeware - PropEdit - Download

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tag : アクセス権  file-flags  FileBrowser 

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