bgpict2.png 
わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 12

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-679.html

HetimaFolder.qlgenerator
icn_CMPlugin
HetimaFolder.qlgenerator : フォルダでコマンド「ls」を実行した結果を表示
QuickLookプラグイン
OS10.5以上
フリーウェア


Finderで選択しているフォルダを、UNIXのコマンド「ls」を実行した結果でQuicklook表示するプラグイン「HetimaFolder.qlgenerator」の紹介です。

Finderでフォルダを選択して Space or command+Y を入力すると、下のように表示します。
081217hq1

UNIXのコマンドライン「ls -la」を、そのディレクトリをカレントディレクトリとして実行した結果が表示されます。

「. (ドット)」で始まる「.DS_Store」などの不過視ファイルも含まれます。
(「-a」の引数によって)

ここに表示されるフォントや背景色などは、ターミナルで設定しているものが採用されます。


このプラグインの「ls」コマンドのオプション設定は、デフォルトで「-la」になっていますが、ターミナルでコマンドを実行すれば変更できます。

例えば、不過視ファイルを表示させたくなければ、

defaults write jp.hetima.folderqlgenerator LsArguments "-l"

などのように最後の " " の中に指定したいものを設定して、このコマンドを実行すれば、変更できます。
(反映されるまでちょっと時間が掛かることもある)




drwxr-xr-x」とか表示されるアクセス権の読み方は、自分がよく忘れるのでメモしておくと・・・

最初(左)の文字「d」はファイルの型を表しています。

d     ディレクトリ(directory)フォルダのこと
-     通常のファイル
l     シンボリックリンクファイル

他にもあるらしいけど省略


2番目の以降の文字は3文字ずつ、3つに区切って読みます。

rwx r-x r-x

ピンクの部分はそのファイルのオーナーのアクセス権。
ブルーの部分はユーザグループのアクセス権。
黄色の部分はその他(オーナーとユーザグループ以外)のアクセス権。

この中の「r」「w」「x」は順番が決まっていて下のようなアクセス権を表しています。

r--     読み込み許可(read)
-w-     書き込み許可(write)
--x     実行許可(execute)

---     アクセス権なし


rwxr-xr-x」だとすると、オーナーは読み込み・書き込み・実行ができて、ユーザグループとそれ以外のユーザは読み込み・実行ができることになります。


参考『chmod - ファイルのアクセス権の変更 - 会津大学UNIXウィキ





インストール方法は「HetimaFolder.qlgenerator」ファイルを

(すべてのユーザアカウントで使用する場合)
/Library/QuickLook/

(個別ユーザアカウントのみで使用する場合)
/Users/登録アカウント名/Library/QuickLook/

のどちらかに保存します。「QuickLook」フォルダがない場合は、この名前のフォルダを新たに作ります。






この記事では version 0.1 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : hetima.com
Download page : HetimaFolder.qlgenerator - hetima.com
スポンサーサイト



edit

Utility | CM:0 | TB:0

tag : QuickLook  UNIX  アクセス権 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-744.html

SymbolicLinker
icn_SymbolicLinker
SymbolicLinker : 選択しているファイル・フォルダのシンボリックリンクを作成
コンテキストメニュープラグイン
OS10.1以上(UB)
フリーウェア


E-WA’S BLOGさんの『SymbolicLinker 1.3 - E-WA’S BLOG』で知った、選択しているファイル・フォルダのシンボリックリンクを作成するコンテキストメニュープラグイン「SymbolicLinker」の紹介です。

シンボリックリンクは、ターミナルで「ln -s」のコマンドで作ったりしますが、SymbolicLinker を使えばコンテキストメニューから簡単に作ることができます。
(「Finder Toolbar Scripts」に入ってる「Make Symbolic Link」で作ることもできます。)



例えば、スティッキーズのデータを保存しておくファイル「StickiesDatabase」は

/Users/登録アカウント名/Library/StickiesDatabase

の場所にあります。

このファイルを別のフォルダへ移動したいとき、Finderでただ単に移動してから、スティッキーズを起動すると、また「ライブラリ」フォルダ内に新たな「StickiesDatabase」ファイルが作られて、移動したデータは使えません。


そういうときにシンボリックリンクを使います。

まず、「StickiesDatabase」ファイルを任意の場所へと移動します。
そして、control+クリック(右クリック)で「シンボリックリンクを作る」を実行します。
081210syl1

これで同じフォルダ内に「StickiesDatabase symlink」というファイル名のシンボリックリンクが作成されます。
081210syl2

アイコンの見た目はエイリアスファイルと同じです。
似たようなものですが、シンボリックリンクはオリジナルのファイルの保存場所を変更すると、それを追跡できません。


ターミナルで調べてみるとアクセス権を表しているところ(赤)で一番左の文字が「l」になっていて、「->」の後にリンク先のオリジナルファイルのパスが表示されています。
081210syl3



そして、作られた「StickiesDatabase symlink」を

/Users/登録アカウント名/Library/

の場所に移動して、ファイル名を「StickiesDatabase」に直します。


これでスティッキーズを開くと、移動したデータをちゃんと読み込んで表示するはずです。先程のシンボリックリンクのアイコンも「Unix 実行ファイル」としてFinderで認識されます。
081210syl4

ちなみに「エイリアス」ファイルでは、同じようにはできません。



こんな感じで、アプリケーションが作り出す特定のファイル・データなど(特定の決まった場所に作られるファイル)を、他のフォルダへ移動してシンボリックリンクを作っておくのに便利です。

Dropbox」フォルダに移せば、他のMacと同期ができて (゚Д゚)ウマー な使い方ができると思います(試してないけど・・・)。






この記事では SymbolicLinker 1.3 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Nick's Software Page
Download page : SymbolicLinker



(関連記事)
コンテキストメニュー --- 基本的な説明、プラグインのインストール方法

edit

Utility | CM:1 | TB:0

tag : UNIX  ContextMenu 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-378.html

jman
icn_pkg
jman : 日本語で書かれた「man」ページを読む「jman」コマンドを提供する
OS10.5専用(UB)
フリーウェア


日本語で書かれた「man」ページ(コマンドのマニュアル)を読めるように「jman」コマンドを提供する「jman」の紹介です。

これをインストールしてターミナルを起動し、例えば「jman ls」と入力してコマンドを実行すると下のように日本語でのマニュアルが表示されます。
080422jm1

僕自身、UNIXのコマンドはよく分からないのですが、マニュアルが日本語で読めるのでちょっとハードルが低くなったように感じます。






この記事では jman 20080103r2 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : hiroto sakai's site
Download page : Mac OS X を UNIX 的に使う - hiroto sakai's site

※OS10.4用では i18nman(PPC)があります。

edit

Utility | CM:0 | TB:0

tag : UNIX  Command-Line 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-432.html

Bwana
icn_Bwana
Bwana : UNIXの「man」ページをSafariで表示する
OS10.3.9以上(UB)
フリーウェア


UNIXの各コマンドの説明マニュアルを表示する「man」コマンドをSafariで表示する「Bwana」の紹介です。

例えば、ターミナルで「ls」というコマンドを調べたいとき、
  man ls  
とタイプして returnキー で実行すると、その説明がターミナルで表示されます。
080413bw1


この動作を Bwana を起動して、「ls」と入力して検索します。
080413bw2

するとSafariで「man ls」の結果が表示されます。
080413bw3

ターミナルで見るより、スクロールもし易いし、見易いのでいいです。


別に Bwana を起動せずとも、Safariのアドレスバーに「man:ls」と入力して returnキー で実行しても同様の結果が得られます。
080413bw4


また、Safariのアドレスバーに「man:」と入力して returnキー で実行するとコマンド一覧が表示されます。
080413bw5
初めて実行するときは、読み込みに時間が掛かります。





SafariStandを使っているならば、Safari上で選択したコマンドをコンテキストメニューから調べることもできます。

QuickSearchに新規検索エンジンを作り、下のように設定します。

TitleBwana で調べる」(適当な名前でOK)
Shortcutbw」(お好みで。無しでもOK)
EncodeUTF-8
URLman:@key
左端のチェックを入れて設定完了



これで文字を選択してコンテキストメニューから Bwana で調べることができます。
080413bw6






この記事では Bwana version2.4 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Bruji - A Mac's best friend
Download page : Bwana

edit

Utility | CM:0 | TB:0

tag : UNIX  Safari  SafariStand 

+