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qlImageSize : QuickLook で画像のサイズ、ファイル容量をタイトルバーに追加表示
QuickLookプラグイン
OS10.7以上(Intel)
フリーウェア
『[Mac] QuickLookをもっと快適にする!僕が入れているお薦めプラグインまとめ « Appdrill』で知った、QuickLook で画像のサイズ、ファイル容量をタイトルバーに追加表示する QuickLookプラグイン「qlImageSize」の紹介です。
このプラグインを導入すると、画像を QuickLook で表示したときタイトルバーに、その画像のサイズ、ファイルの容量を追加表示してくれます。
↓通常の QuickLook での表示

↓qlImageSize.qlgenerator を導入後

小さなことだけど、画像のサイズが表示されるとかなり便利。
またさらに、Finder でのサムネイル表示に、その画像ファイルの種類名を付け加えて表示するようになります。

インストール方法はダウンロードした「qlImageSize.qlgenerator」ファイルを
(すべてのユーザアカウントで使用する場合)
/Library/QuickLook/
(個別ユーザアカウントのみで使用する場合)
/Users/登録アカウント名/Library/QuickLook/
のどちらかに保存します。
「QuickLook」フォルダがない場合は、この名前のフォルダを新たに作ります。
ダウンロードページにあるように QuickLook をリセットするコマンドを実行するなり、Finder を再起動するなり、再ログインすれば機能するようになります。
この記事では qlImageSize.qlgenerator 変更日2012/02/08 のバージョンのもの を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Cocoa in the Shell • iOS & Mac OS programming
Download page : Nyx0uf/qlImageSize · GitHub
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-977.html

setWeblocThumb : ロケーションファイルのアイコンにサムネイルを貼付ける
コマンドラインツール
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
インターネットロケーションファイル(.webloc)のアイコンにサムネイルを貼付けるコマンドラインツール「setWeblocThumb」の紹介です。

これを使うと、上記のようにインターネットロケーションファイルに、そのページのスクリーンショットをサムネイルとして貼付けることができます。
【 setWeblocThumb - インストール 】
インストール用のシェルスクリプトが用意されてるので簡単です。
ダウンロードしたときに一緒に「install.command」ファイルをダブルクリックしてターミナルで開きます。

(豆知識 : シェルスクリプトのファイルに拡張子 sh の代わりに command と付けておくとスクリプトファイルをダブルクリックするだけでシェルスクリプトが実行される。sudo認証が必要な時は、ターミナル.appが自動的に起動してパスワードを要求する。『command拡張子が便利 | appling weblog』より)
returnキーを押すとパスワード入力を求められるので、管理者アカウントのパスワードを入力して returnキー を押します。

インストールが無事完了すると、ターミナルで
「setWeblocThumb has been successfully installed.」という風に表示されます。
/usr/local/bin/setWeblocThumb
の場所にインストールされます。
【 setWeblocThumb - 基本的な使い方 】
インストール後に、ターミナルで
setWeblocThumb [オプション] <ファイルパス>
という風に記述して実行します。例えば、デスクトップにある「setWeblocThumb.webloc」ファイルにサムネイルを貼付けたい場合は、下のようにします。
setWeblocThumb ~/Desktop/setWeblocThumb.webloc
これで returnキー を押して実行し、数秒(ちょっと時間が掛かる)すると、そのロケーションファイルに、そのページのスクリーンショットをサムネイルとして貼付けます。

このサムネイルは、「情報を見る」ウインドウを開いて一番上のアイコン部分を選択して deleteキー で削除して、元のアイコンに戻すことができます。
(『コピペしたアイコンの外し方』参照)
setWeblocThumb
コマンドのオプションは下記のようになっています。『setWeblocThumb』より
usage: setWeblocThumb [options]
Sets custom icons for .webloc files that display
a thumbnail of the web page that they point to.
may point to a .webloc file or a directory
that contains .webloc files.
[options:]
-f sets icons also for files that already have a
custom icon (they are ignored by default).
+j sets Java on when taking screenshots
-j sets Java off when taking screenshots (default)
+js sets JavaScript on when taking screenshots (default)
-js sets JavaScript off when taking screenshots
+p sets browser plugins on when taking screenshots
-p sets browser plugins off when taking screenshots (default)
-dwaits for seconds before taking the
screenshots.
-v makes the output verbose.
Version 0.8.0
(c) 2009 Ali Rantakari, http://hasseg.org/setWeblocThumb
【 setWeblocThumb - 自動的に処理する 】
launchctl を使う方法
setWeblocThumb のダウンロードページに書いてあった「
launchctl
」を使う方法です。これはデスクトップにインターネットロケーションファイルを作成すると、自動的にサムネイルを付けます。ダウンロードしたファイルに「org.hasseg.setWeblocThumb.desktop.plist」ファイルというものがあります。
(「example launchAgents」フォルダの中)
このファイルを
/Users/登録アカウント名/Library/LaunchAgents/
に移動します。
(※「LaunchAgents」フォルダがなければ、その名前で作成する)
そして、CotEditorなどのテキストエディタや、Property List Editor などで、ファイルを開きます。
下の例は「Property List Editor」で開いてます。

ここの「your_username」のところを、自分のホームフォルダの名前(ショートネーム)にして(2カ所)、上書き保存します。
最後にターミナルで
launchctl load ~/Library/LaunchAgents/org.hasseg.setWeblocThumb.desktop.plist
のコマンドを実行します。これでWebブラウザのファビコンをドラッグ&ドロップするなどして作成した、デスクトップ上のインターネットロケーションファイルには、自動的にサムネイルが貼付けられます。

フォルダアクション(AppleScript)を使う方法
フォルダアクションを使って、ロケーションファイルにサムネイルを貼付ける方法です。フォルダアクションの設定って、1度やったらあまり変更することがなく忘れてしまうので、フォルダアクションの設定のやり方も自分用にメモ。Snow Leoprad で若干変わってるのもあるし。
Snow Leopard では、「スクリプトエディタ」→「AppleScript エディタ」と名前も変わり、保存場所も変わっています。
/Applications/Utilities/AppleScript Editor.app
この「AppleScript Editor」を起動して、下記のスクリプトを「setWeblocThumb.scpt」とか適当な名前で保存します。
保存場所は
~/Library/Scripts/Folder Action Scripts/
にします。(フォルダが存在しない場合は、その名前で作成する)
次にフォルダアクションを設定したいフォルダを選択して、サービスメニューから「フォルダアクション設定...」を実行します。

「フォルダアクション設定.app」を起動してから、適用させるフォルダを選択してもOK。これも Snow Leopard で保存場所が変わってる。
/System/Library/CoreServices/Folder Actions Setup.app
これで先ほど作成した「setWeblocThumb.scpt」を選択します。

とりあえず「ダウンロード」フォルダに設定してみた。

(※「フォルダアクションを使用」のチェックを入れます)
これで「ダウンロード」フォルダにロケーションファイルが追加されると、自動的にサムネイルを貼付けます。

アイコンを大きく表示してみたり、CoverFlowで表示してみるとわかるけど、見出しの文字ぐらいは読める程度の鮮明さです。
他にも「Hazel」というアプリケーションを使ってやる方法もあるようです。
「Task3」でもやれそうだけど、追加されてアイテムの情報を取得するのに、工夫が必要になりそう。
この記事では setWeblocThumb 0.8.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : hasseg.org
Download page : setWeblocThumb
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-708.html

ROUNDRECT X RUSSIA : JPG画像をロシア製のトイカメラで撮影した感じに編集
OS10.4以上(UB)
フリーウェア(イントロウェア※)
JPG画像をロシア製のトイカメラで撮影した味のある感じに編集、ついでに角を丸めたり、画像サイズを変更できる「ROUNDRECT X RUSSIA」の紹介です。
使い方は、JPGファイルを「ROUNDRECT X RUSSIA」のアイコンにドラッグ&ドロップするだけです。複数のファイルを1度にドラッグ&ドロップしてもOKです。

(※ ROUNDRECT X RUSSIA のウインドウにドラッグ&ドロップしても、何も起こらない)
すると、オリジナルのファイルと同じ場所に「RIMG」という名前のフォルダが作られ、その中に変換されたJPG画像が保存されます。
(変換終了まで、ちょっと時間が掛かります)

設定でファイルアイコンに画像サムネイルを貼付けることもできます。
例えば、下の画像をドラッグ&ドロップするとします。
( ROUNDRECT X RUSSIA 編集前 )

上の画像が、こんな風に味のあるぼやけた感じの画像になります。
( ROUNDRECT X RUSSIA 編集後 )

同時に角を丸めることもできます。
LOMO や Holga といった、トイカメラで撮ったアナログな写真風にできます。
この「ぼけ」具合は ROUNDRECT X RUSSIA を普通に起動して、「MADE IN」のスライダで調整できます。「RUSSIA」側に持って行くと、ぼけ具合が大きくなります。

「+」ボタンでドロワーを開き、保存フォルダの名前や、変換後の画像サイズ、角丸めの大きさ、角丸めしたときの角の背景色などを設定できます。

※「Readme」より
イントロウェア
ROUNDRECT X RUSSIA は無料ですが、 Introduce-ware です。
もし気に入られた場合、お手数ですが次のどれかで teatimelogic の何かをちょいと言及してください。
・インターネット(ホームページ、掲示板等)で遠くの人に紹介する
・メールでともだちかしんるい、もしくは部下に知らせる
・手書きの手紙で父親に知らせる
・校内放送もしくはそれに準ずる手段で報道する
・土手で叫ぶことで対岸に知らせる
・オーロラビジョンで表示する
あなたの「ちょいと」が teatimelogic の孤独な闘いを支えます。
この記事では ROUNDRECT X RUSSIA 1.0.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : teatimelogic
Project page : teatimelogic > ROUNDRECT X RUSSIA
Download page : teatimelogic - Download ROUNDRECT X RUSSIA
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-396.html

SmallImage2 : JPGファイルのProfile削除、リサイズなどを行う
OS10.3.9以上(UB)
ドネーションウェア
JPGファイルのProfile削除、アイコンデータの削除、画質の変更、リサイズなどを簡単にできる「SmallImage2」の紹介です。
Web上にJPG画像をアップロードするときや、JPG画像をたくさんストックしている人は、SmallImage2 を使ってファイルサイズを小さくしておくと便利です。
【 SmallImage2 - Profile削除 】
SmallImage2 はJPG画像に含まれるプロファイル(プロフィールと読んだ方がいいの?)データを削除できます。
このプロファイルとは画像そのもの以外のデータのことです。例えばデジカメで撮影して取り込んだJPGファイルには、撮影したカメラの機種・メーカ名、レンズのズーム倍率、など様々な情報を持っています。
デジカメで撮った画像などをホームページにUPするときなどは、このプロファイルデータを削除してファイルサイズを小さくしておくと、サーバースペースの無駄をなくせるし、表示するのも早くなります。
例として下の猫画像のプロファイルを削除してみます。

SmallImage2 を起動して、ツールバーの「Add File」か、ウインドウに対象JPGファイルをドラッグ&ドロップしてJPGファイルをリストに表示させます。

とりあえず、JPG画像の質を劣化させないように「Recompress at quality」のチェックを外して、それ以外はデフォルト設定のまま、ツールバーの「Process Files」をクリックします。
すると、対象ファイルと同じフォルダ内に、「○○○-small.jpg」というプロファイルを削除されたものが作られます。

この2つファイルの情報を見てみると、下のようになります。
(左が変換前、右が変換後。)

ファイルサイズが
188KB → 152KB (36KB減少)
になりました。画質を劣化させないで36KB減少しています。
「詳細情報」の項目もずいぶん減ります。
JPGファイルの入ったフォルダごと、リストに表示させることもできます。
(フォルダにJPGファイル以外のものがあっても、それらはリストされません。)

これで、プロファイル削除、画質75%にしてみると、このフォルダのサイズが2.9MBから2.1MBまで、減少しました。
画質を落としてるからけっこう減っているんだけど、画質にこだわらない程度のものならハードディスクの使用容量を減らすのに効果はあります。
【 SmallImage2 - 使い方 】
主な操作はツールバーで行います。

▶ Add File
ここをクリックしてファイル・フォルダをリストさせます。
ファイル(フォルダ)をウインドウにドラッグしても、リストに載せられます。
▶ Remove File
リストで選択したものを取り除きます。
▶ Remove All
リストされているものすべてを、取り除きます。
▶ Prefs
環境設定ウインドウを開きます。

「Manage presets」はプリセットした設定の管理を行います。
▶ Process Files
リストに表示されているJPGファイルすべてを、下段で設定した内容に沿って変換します。
▶ infos
リストで選択したものの情報をドロワーで表示します。
画像サイズ、質、プロファイル情報などが表示されます。
虫眼鏡アイコンをクリックすると、画像がプレビューされます。
環境設定で「Always show the image preview」にチェックしていると、選択しただけでプレビューされます。
下段の設定で、画像変換するときの設定を行います。

▶ Remove profiles
画像に含まれるプロファイルデータを削除します。
・ICC
・IPTC
・EXIF
・Others --- その他のJPGに含まれるランダムなメタデータ
・Remove Comment field --- Spotlightコメントなど
それぞれにチェックしたものが削除されます。
▶ Icon
「Keep」でそのファイルに貼付けたカスタムアイコンや、サムネイルアイコンが保持されます。
「Remove」で削除されます。
「Add」で、そのJPGファイルのサムネイルをアイコンとして貼付けます。
▶ Recompress at quality
チェックすると、変換後のJPG画像の質を調整できます。一応書いとくけど、低いものから高いものへの変換は無理です。
▶ Scaling
画像のリサイズを行います。リサイズツールとしても十分な機能を持っています。
「None」はリサイズなし。
「Relative」は拡大縮小倍率の%を入力して、リサイズします。
「Fixd」は入力したピクセル数でリサイズします。
三角のところで「Width」「Height」「Smallest」「Largest」「Max Width」「Max Height」が選択できます。
▶ Add Suffix
チェックすると、変換後のファイル名の最後に入力した文字列が加えられます。
チェックを外すと、上書き保存されます。(パスが同じフォルダの場合)
▶ Path
変換後のファイルの保存先を指定します。
デフォルト設定ではチェックが外れていて、今のファイルと同じフォルダに保存されます。
▶ Preset
上記の各設定を名前をつけて保存しておくことができます。
(プルダウンの「Save...」から)
「プロファイル削除」「80%縮小リサイズ」「サムネイルアイコン貼付け」など、いろいろなパターンを保存しておくと便利です。
環境設定の「Manage presets」で保存した各設定の管理を行います。
この記事では SmallImage2 version2.0.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : La Page de Fabien
Download page : SmallImage
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-161.html

VitaminSEE : シンプルで使い易いビューアソフト
OS10.3以上(PPC)、OS10.4以上(UB)
フリーウェア
シンプルで扱い易いビューアソフト「VitaminSEE」の紹介です。
VitaminSEE は右ペインで画像ファイルのサムネイルを表示して(設定による)、そこで選択したものがメインのウインドウで表示さます。

表示メニュー>ファイルリストを隠す(command+L)
もしくは、幅調整のポッチをダブルクリックで、左ペインは隠れてメインウインドウのみの表示になります。
【 VitaminSEE - 基本的な使い方 】

(1)左ペイン上部のプルダウンリストで表示するフォルダを選択するか、画像を保存してあるフォルダを VitaminSEEアイコンにドラッグ&ドロップすれば、VitaminSEE で表示されます。
(2)Finderアイコンをクリックすると現在表示されている画像ファイルを、Finderウインドウで開きます。
(3)プレビューアイコンをクリックすると現在表示されている画像ファイルを、プレビューで開きます。
(4)メインで表示されている画像を、次(前)の画像に変えます。
command + → --- 次の画像
command + ← --- 前の画像
のショートカットも使えます。
(5)「○○のコンピュータ」「ホームフォルダ」「ピクチャフォルダ」を開きます。
(6)お気に入り
よく見るフォルダを登録しておいて、そのフォルダに素早くアクセス出来ます。

環境設定(command+,(コンマ))の「お気に入り」タブでフォルダを登録します。

もしくは左ペインでフォルダを選択して、
ファイルメニュー>お気に入りに追加(command+T)
でも登録出来ます。

(7)画像表示の大きさを変更します。
この他にも表示メニューからツールバーのカスタマイズが可能ですので、自分好みに変更出来ます。
【 VitaminSEE - その他の機能 】
(フルスクリーン表示)
表示メニュー>フルスクリーンにする(shift+command+F)
でフルスクリーン表示に出来ます。

(デスクトップピクチャに設定)
表示中の画像をデスクトップピクチャに設定することが出来ます。
ファイルメニュー>デスクトップピクチャに設定
で出来ます。

(画像ファイルの移動・複製)
ウインドウメニュー>ソートマネージャ
を選択して「ソートマネージャ」ウインドウを表示して、表示中の画像ファイルを「お気に入り」に登録してあるフォルダに移動・複製(コピー)出来ます。

(メタデータの付加)
ウインドウメニュー>キーワード
のウインドウでキーワード欄に入力すると、メタデータとして保存されます。

よく使うキーワードは環境設定の「キーワード」タブで「追加」ボタンをクリックすれば新規に作れます。

(アイコンにサムネイルを付ける)
環境設定の「一般」タブで「サムネールをファイルに付加」にチェックすると、VitaminSEE で表示した画像ファイルのアイコンにサムネイルが付きます。


この機能はとても便利です。
さらに、アイコンファイル(拡張子は「.icns」)のサムネイルも作ってくれます。

アイコンを自作したときは、これで一発変換出来ます。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Code ‘n Stuff
Download page : Code ‘n Stuff - VitaminSEE
日本語リソース制作者さんのページ : VitaminSEE ご存知ですか?