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StationeryPalette : テンプレートから新規ファイルを作成する
OS10.5以上(UB)、OS10.4 各対応
ドネーションウェア
登録しておいたテンプレートファイルから、新規ファイルを簡単に作成する「StationeryPalette」の紹介です。

(↑画像はヘルプより拝借)
Finderウインドウのツールバーや、サイドバーに StationeryPalette を登録して使用すると便利です。
起動すると、下のウインドウが開きテンプレートを選択し、ファイル名を入力して「OK」ボタンをクリックすると、選択したテンプレートから新規ファイルを作成しそれを開きます。

(「コピー」ボタンをクリックすると、ファイルは開かずに作成するだけになります)
作成されたファイルの保存場所は、最前面のFInderウインドウのフォルダに保存されます(なので、Finderのツールバーかサイドバーに StationeryPalette を登録しておくと便利)。
上の例のように「テスト.html」という名前で作成すると、それが作成されます。

テンプレートとなるファイルの登録は、そのファイルをドラッグ&ドロップして登録するか、ツールバーアイコンからダイアログでファイルを指定して登録します。

次にダイアログで、ドラッグ&ドロップ(or 選択)したテンプレートファイルを複製を作るか、移動するかを選択します。

移動(or 複製)先のフォルダは
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Stationery/
になります。
登録したテンプレートはドラッグ&ドロップで順番を変更したり、ツールーバーのフォルダのアイコンからフォルダを作成したりして整理できます。

StationeryPalette はサービスメニューを提供しています(※Finderでのみ有効)。

(StationeryPalette を「アプリケーション」フォルダ内、もしくはそのサブフォルダ内にインストールして、再ログインすると有効になります)
shift+command+S のホットキーが設定されていて、Finderが最前面のときにこのホットキーを押すと、StationeryPalette が起動します。
Finderが最前面のときのみに、このサービスは有効なので、ホットキーが他のアプリケーションの「別名保存」とかぶることはないでしょう。
ホットキーを変更するならば、Service Scrubber などでホットキーを変更するといいでしょう。
どうでもいいことだけど、Stationary ではなく、Stationery 。
綴りを間違えそうになりました。
('11/04/13 追記)
アイコン付きました。

(追記おわり)
この記事では StationeryPalette 3.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Script factory
Download page : StationeryPalette
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NuFile : コンテキストメニューで各種テンプレートから新規ファイルを作成して開く
コンテキストメニュープラグイン、PreferencePane
OS10.4以上(UB)、OS10.3 各対応
ドネーションウェア
Finderのコンテキストメニューから、登録しておいた各種テンプレートファイルから、新規ファイルを作成するコンテキストメニュープラグイン「NuFile」の紹介です。
インストール後に、Finderで任意のフォルダを選択して(or FInderウインドウで)、そこで control+クリック(右クリック)すると「New File」という項目が追加されています。

サブメニューに各テンプレートファイルが表示されます。
例えば「New Text File」を選択・実行すると、そのフォルダ内に「NewTextDocument.txt」というファイルが作られ、テキストエディット.appなどで それを開きます。


こんな風に、FInderから簡単にテンプレートに沿った新規ファイルを作成して開くことができます。
各種テンプレートの登録・解除・新規登録をなど、システム環境設定の「NuFile」パネルから設定できます。

左側の「Show」欄のチェックで、コンテキストメニューにそのテンプレートを表示/非表示するかを選択できます。
右側の「Open」欄のチェックは、テンプレートから新規ファイルを作成した後に、そのファイルを開くかどうかを選択します。
「Edit」ボタンで、現状のテンプレートファイルを開き編集・保存することができます。
新規テンプレートを登録するときは、「+」ボタンか、リスト上にテンプレートとなるファイルをドラッグ&ドロップします。

あとは自分好み表示に関する設定を行います。
「Display Text」コンテキストメニューで表示されるテンプレート名
「Prefix」新規ファイルの名前

※テンプレートに登録した元となるファイルを削除したりすると、機能しなくなります。また、元となるファイルを移動するなどしてパスを変えるなら、ここのパスも変更しないと、機能しません。
ここのリストの順番が、コンテキストメニューでの順番になるので、よく使うものを上の方へ持って行くと使い易いでしょう。
この記事では NuFile 2.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Created By Tee
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Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア
Quicksilver ではテンプレートファイル(ひな形)を作っておいて、それから新規ファイルを任意のフォルダ内に作成することができます。
例えば、テキストエディットでこんな風なファイルを作ります。

このファイルを
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Quicksilver/Templates/
の場所の「Templates」フォルダ内に保存します。
「Templates」フォルダがないときは、その名前のフォルダを新たに作成します。
make_new
このファイルをテンプレートとして新規ファイルを作る場合、Quicksilver で次のように設定します。
・1stPane(Object)「ファイル保存先のフォルダ」
・2ndPane(Action)「Make New...」
・3rdPane(Argument)「テンプレートファイル」

(「make New...」Actionにした時点で、3rdPaneに候補のテンプレートが表示されます。)
これを実行すると、「テスト」フォルダ内に「untitled.rtf」というファイルが作られます。
そして、Quicksilver のウインドウを開き直して、そのファイルを1stPaneに配置します。

この「untitled.rtf」ファイルは、テンプレートと同じ内容です。
「Word」「Excel」「Pages」などのアプリケーションで、テンプレートを作っておくと便利だと思います。
また扱えるテンプレートは文書を扱うものだけでなく、いろんなものが使えます。
例えば、Pixelmator で520px,100px/inchの新規ファイルを作ったとします。

ここで作ったファイルを同じように、
~/Library/Application Support/Quicksilver/Templates/
に保存します。
これで Quicksilver で下のように実行します。

これでデスクトップに「Untitled.pxm」ファイルが作成されます。

この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。