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DiskWave : ディスクの使用量を表示するファイルブラウザ
OS10.5以上(UB)
ドネーションウェア
ディスクの使用量を、デバイス・フォルダ・ファイル別に分かりやすく表示するファイルブラウザ「DiskWave」の紹介です。

左のサイドバーに接続しているデバイス・ディスク、主なフォルダを表示し、それを選択するとそのディスク内に存在するフォルダ・ファイルの名前と容量を表示します。
(ディスクの読み込みに時間が掛かります。)
Finder でも地道にやればできるけど、どのファイルがどれだけのファイルサイズなのか、ディスクの「使用量」に注目するときには、この DiskWave のようなファイルブラウザが役に立ちます。
ツールバーからいろいろ操作できます。

アプリケーションなどの「パッケージ内」もブラウズできます。

環境設定で「Show invisible files」にチェックすると、不可視のファイルも表示されるようになります。


「.」ドッドで始まるファイル名の不可視ファイルなど表示されます。
この記事では DiskWave 0.2.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : DiskWave Homepage
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1081.html

fseventer : ファイルシステムの変化をモニタリングする
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
ファイルシステムの変化をモニタリングして、グラフィカルにそれを表示する「fseventer」の紹介です。

ファイルが書き換えられたとか、キャッシュファイルがどこの場所にどのようなファイル名で保存されているとか、リアルタイムで調べられるので、いろいろなことに使えます。
例えば、Safari で YouTube を見ているとします。そのときに fseventer を起動して、ツールバーの「▶」ボタンが spaceキー でログを取り始めます。
fseventer のログの様子を見てると、そのYouTubeの動画がテンポラリファイルとしてダウンロードされているのがわかります。

この「FlashTmp0」のところをダブルクリックすると、それをFinderで表示してくれます。

この YouTube の動画が全部読み込みが終わったときに、この「FlashTmp0」ファイルを別の場所に保存して、拡張子「.flv」を付けてやれば、動画として見られるようになります。
(まあ、例として挙げただけで、こんな面倒なことしなくて YouTube の動画のダウンロードはできるんだけど)
他の使い方として、Safari でサイトを見ると履歴のCoverFlow用に、そのサイトのキャプチャが撮られ画像データとして残ります。(~/Library/Caches/com.apple.Safari/Webpage Previews)
この画像ファイルを使いたいとき、ランダムなファイル名で特定のものを選ぶのに苦労するのですが、fseventer でログを見ながらやると、簡単に目的のファイルを選択できます。

fseventer とは関係ないけど、Safariの履歴CoverFlow用のキャプチャ画像って、けっこう縦長に撮られている。大きいサイズなので文字もしっかり読めるし、何かのときに使えそうです。

他にもアプリ開発のデバッグの助けにもなるかもしれません。
fseventer は ツリー表示 の他に リスト表示 もできます。

ホウキのアイコンでログをクリア。
漏斗のアイコンで、プロセス名や、パスに含まれる名前などでフィルタリングできます。
アイコンをもう一度クリックしてフィルタリングを解除。

右下のアイコンをクリックして拡大・縮小表示します。
「i」マークをクリックしてインスペクタを表示します。選択しているファイルの詳細を表示します。

プリント経由でログをPDFに書き出すこともできます。

command+S でログファイルとして書き出すこともできます。

この記事では fseventer 2.7.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : fernLightning [fernLightning]
Download page : fseventer [fernLightning]
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1042.html

iStat nano : CPU・メモリ・ネットワークの接続状況などのステータスモニタ
Dashboard Widget
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
CPU・メモリ・ネットワークの接続状況などのステータスモニタ「iStat nano」の紹介です。

Dashboard Widget です。
前の記事のウィジェット『iStat Pro』と同じ作者さんが作ったもので、よく似た機能のものです。
「iStat nano」は、小さなウインドウで1つの項目を表示します。ウィジェットをたくさん表示して画面のスペースが足りないとか、そういった場合には「nano」を使った方がいいでしょう。
マウスポインタをウィジェット上に持って行くと表示内容が代わり、下のようにモードを選択できるようになります。

これで各モードを選択すると、そのモードの表示に切り替わります。
(↓「Memory」を表示したところ)

1度に複数の「iStat nano」を起動すれば、「iStat Pro」のような感じにできなくもないです。

iマークをクリックして、裏面で各種設定ができます。

?マークをクリックすると、Webブラウザで「Help」のページを開きます。
『Help with iStat nano by Bjango』
iStat nano は小さいので、ちょっと裏技を使ってウィジェットをデスクトップに持ってきて常時表示しておく、こんな使い方も便利かも。

やり方は、まず Dashboard を開発者モードにしてウィジェットをデスクトップに持って来れるようにします。
下のコマンドをターミナルで実行します。
defaults write com.apple.Dashboard devmode -bool yes
そしてDockの再起動のコマンドも実行。
killall Dock
『使えるdefaultsを書き込め - トップページ』より
よくわからない人は「TinkerTool」で設定するとラクです。
これで Dashboard を起動して「iStat nano」のウインドウをドラッグした状態のまま、(fn+)F12キー を押して、Dashboardから抜け出ると、ウィジェットがデスクトップについてきます。

これで(フローティングウインドウで)デスクトップに「iStat nano」が表示できるようになります。
この記事では iStat nano 2.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Mac apps and Dashboard Widgets by iSlayer
Download page : iStat nano
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1041.html

iStat Pro : CPU・メモリ・ネットワーク接続状況などのステータスモニタ
Dashboard Widget
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
CPU・メモリ・ネットワーク接続状況などのステータスモニタ「iStat Pro」の紹介です。

Dashboard Widget です。
表示できる項目は
- CPUの使用状況
- メモリの使用状況
- ハードディスクの使用状況
- バッテリー(ノートタイプのMacのみ)
- ネットワーク接続状況
- ハードディスク・CPUなどの温度
- ファンの回転数
- 起動時間(デフォルト設定ではOFF)
- 起動プロセスのTOP5(デフォルト設定ではOFF)
各項目の右上部分をドラッグ&ドロップして、表示順を変更できます。

ウィジェットの折れ線のアイコンをクリックすると、Activity Monitor を起動することができます。

iマークをクリックすると裏面で各種設定ができます。
「General」タブ

「Sort Process By」はアプリケーションなどの起動しているプロセスを表示する順番を、メモリ使用量かCPU占有率かを選択できます。
「Skin Type」は Wide(横長)か、Tall(縦長)を選択。
「Skin Colour」 で色もいろいろ選択できます。
(↓縦長で緑のスキンを選択してみたところ)

「Sections」タブ

各項目の表示のON/OFF切替ができます。
「Display」タブ

各項目のさらに詳細な表示項目を絞り込むことができます。
例えば、ネットワークであれば Bluetooth 接続状況も表示するかどうか、などを設定。
「iStat Pro」はウィジェットだけど、かなり細かい設定もできて高機能なステータスモニタです。
この記事では iStat Pro 4.9.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Mac apps and Dashboard Widgets by iSlayer
Download page : iStat Pro
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-956.html

GrandPerspective : ハードディスク・フォルダの使用状況を視覚的に表示する
OS10.3以上(UB)
フリーウェア、日本語対応
ハードディスク・フォルダの使用状況を視覚的に表示する「GrandPerspective」の紹介です。
起動してまず、使用状況を確かめたい対象のフォルダをOpenダイアログで選択します。すると、そのフォルダをスキャンして(それなりの容量だとけっこう時間が掛かる)、ディスクの使用状況を視覚的に表示します。
起動ディスクを選択してみたところ、こんな感じになります。

(上の例では、グレーの大枠は「アプリケーション」フォルダを表していて、その1つをクリックして選択してみるとMail.appで268MBの容量であることが分かります。
[下のステータスバーに表示])
この1つ1つの四角が1つのファイルを表し、ファイルサイズが大きいもの程その面積が大きくなります。
例えば、ディスクの整理をするときなど、大きい四角のものを探せば効率的に作業できます。
ツールバーの「フォーカス」をONにして各四角にマウスポインタを持って行く(or クリックして選択する)と、下のステータスバーにそのファイルのパスが表示されます。
OFFの場合はディレクトリ名が表示されます。
またドロワーの「フォーカス」タブでも、そのパスを表示することができます。

(なんだか綺麗に四角が並んでるなと思ったらスワップファイルだった・・・)
GrandPerspective の中では、ファイルはディレクトリ(フォルダ)ごとにまとまって表示されていて、1つのファイルを選択するとその親フォルダがグレーの枠で表示されるようになっています。
上のように
/private/var/vm/swapfile5
を選択した状態で、ツールバーの「+」ボタンで拡大すると
「private」ディレクトリのみを表示します。

同じように拡大して「ver」ディレクトリのみ、「vm」ディレクトリのみ、「swapfile5」のみといった風にディレクトリごとに拡大表示することができます。
ツールバーで選択したファイルを操作することもできます。

「開く」は、そのファイルをデフォルトアプリケーションで開きます。
「表示」は、Finderでそのファイルを表示します。
「削除」は、そのファイルを削除します。
(削除については、環境設定で設定しておかなければ、機能しません)
ドロワーの「情報」タブでは、スキャンしたフォルダの詳細が表示されます。

ドロワーの「表示」タブでは、色の付け方やパレットについて設定します。

「色付き」のリストでは GrandPerspective の各四角の色を付けるパターンを設定します。

- フォルダ(同じフォルダごとに色分け)
- トップディレクトリ(第1階層のフォルダごと色分け)
- レベル(フォルダの階層レベルごとに色分け)
- ファイルタイプ(おおまかなファイルタイプごとに色分け)
- 名前(ファイル名ごとにランダムに色分け)
- なし(色分けしない)
- 拡張子(おおまかに拡張子ごとに色分け)
例えば「レベル」で色分けすると下のように色分け表示されます。

「マスク」の「使用可能にする」にチェックを入れて、フィルタリングすることもできます。
ここの編集ボタンでマスク設定ウインドウが開きます。

「使用可能なルール」を選択して、「<」ボタンでフィルターに適用できます。
例えば、「巨大ファイル(100MBサイズ以上のファイル)」の項目を入れて「適用」ボタンをクリックします。
すると GrandPerspective のウインドウでは、100MB以上のファイルのみが表示されるようになります。

ルールは「新規」ボタンで、自分で追加・編集することもできます。

また「ボリューム全体を表示」「パッケージの内容を表示」させることもできます。


色の付いていない部分が、そのディスクの「空き」部分になります。
パッケージ内部は、アプリケーションなどの内部のファイルまで細かく表示するようになります。
この記事では GrandPerspective 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : GrandPerspective
Download page : GrandPerspective
GrandPerspective-1_0-local.dmg (English, Japanese, Spanish, French, Dutch) が日本語リソースを含んでいます。