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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-927.html

SayKana : かな入力したものを合成音声で喋らせるコマンドラインツール
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
ターミナルで、「かな」入力した日本語の文章を合成音声で喋らせるコマンドラインツール「SayKana」の紹介です。
パッケージからインストーラに従ってインストールすると
/usr/local/bin/SayKana
の場所に「SayKana」がインストールされます。
もともとデフォルトでインストールされている「
say
」コマンドではアルファベットで入力したものを喋らせることは可能ですが、この「SayKana」は「かな」入力した日本語の文章を喋らせることができます。(漢字は無理)

ターミナルを起動して、
$ saykana こんにちわ
と入力してreturnキー を押すと女性の声で喋ります。空白を含む複数の文節を持つ文章の場合は、"" で文章を囲みます。
普通の「
say
」コマンドで「say konnichiwa
」とか、実行させると「カタコトの日本語」になってしまいますが、「saykana
」では(前者に比べると)かなり日本語っぽく発音します。$ saykana -h
でマニュアルを表示します。NAME |
いろいろオプション設定の例を挙げてみると
$ saykana -v m1 -s 80 "きょうわ いいてんきですね"
(「は」は「わ」と入力した方がいい)これを実行してみると、すごくやる気のなさそうな男性の声で喋ります。
「
-v m1
」が男性の声を指定。「
-s 80
」が喋る早さを指定。数字の部分は50~300。普通は100。音声ファイルとして、(例えば)デスクトップに保存したい場合は
$ cd ~/Desktop
$ saykana -o TestSample.aiff "どうも ありがとう"
長い文章でも大丈夫です。(↓『丘サーファー』の一節)

(画像クリックすると新規ウインドウを開いて再生します)
この記事では SayKana 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : 株式会社 アクエスト AQUEST Corp. Top Page
Project page : SayKana - Mac用音声合成プログラム
Download page : Vector:SayKana (Macintosh / 画像&サウンド) - ソフトのダウンロード
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-686.html

katakoto : ひらがなを日本語っぽく聞こえるローマ字に変換して喋らせる
OS10.?以上(少なくとも10.4では動くみたい)
フリーウェア
『katakoto - soundscape out』で知った、ひらがなを入力して、
それを日本語っぽく聞こえるアルファベットのローマ字に変換して喋らせる「katakoto」の紹介です。

使い方は、ウインドウの下段に「ひらがな」で文字入力して「katakotize」をクリックする( command + K )と、上段に「それっぽく」聞こえるようなローマ字のアルファベットに変換されます。
これで「Speak」ボタンをクリックすれば、しゃべり始めます。
( command + e )
※あくまでも「それっぽく」なので、「katakotize engine」(ネーミングがいいなあ)のバージョンアップを待ちたいところです。
テキストを選択して「Speak」ボタンをクリックすると、その部分だけをしゃべります。なにも選択していないと全文をしゃべります。

左上のプルダウンリストでしゃべる人物?を選択できます。
「Output(Aiff)」にチェックを入れて実行すれば、デスクトップに録音したaiff形式のファイルで保存できます。
( command + M )
この記事では katakoto version 0.0.4 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Lab.T4Y
Download page : Lab.T4Y : Mac : katakoto
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-674.html

Lips : 入力したアルファベットの文章をしゃべらせることができる
OS10.5以上(UB)- v1.1、OS10.3以上 - v1.0
フリーウェア
Apple Speech Technology を利用し、入力したアルファベットの文章(日本語は読めない)を、読み上げることができる「Lips」の紹介です。

使い方は、ウインドウ内に読み上げる文章(アルファベット)を入力して、「▶」ボタンをクリックするだけです。

「Speed」のスライダで早さを設定できます。英語の発音を聞き取るときには、遅くすればよく聞こえます。
「Export」ボタンをクリックすれば、それを録音することもできます。

「aiff」形式で録音されます。
間違えてversion1.0をダウンロードして、記事を書いてました。
気付いたら「version1.1」が公開されていました。このversionでは、OS10.5から追加された、より自然な感じでしゃべる「Alex」にも対応しています。

この記事では Lips version 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Superpixel
Download page : Superpixel - Software - Lips