1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-883.html

プレビュー : Apple純正のPDF•イメージビューア
プレビュー.app で複数の画像イメージをひとつのシートに納めた「フォトインデックス」の作り方です。
まず、プレビュー.app で複数の画像ファイルを開き、サイドバーでインデックスに使いたい画像を選択します。

サイドバーの幅を拡げて、サムネイルの大きさをスライダで調整すると、見易いです。
選択するには、サムネイルを1つずつクリックするか、複数のものをドラッグして囲んで選びます。
- command+A ですべてを選択
- shift+クリック で複数追加選択
(最初に選択してから追加選択すると、間のものも選択される) - command+クリック で複数追加選択
(最初に選択してから追加選択しても、間のものもは選択されない) - option+クリック でマイナス選択
- shift(or command )+ドラッグ で複数追加選択
- option+ドラッグ でマイナス選択
選択できたら、command+P でプリントダイアログを開きます。

まず「用紙サイズ」で好きな大きさを選択し、黄色枠のところのプルダウンリストで「プレビュー」を選択します。
そして、赤枠のところの「1ページのイメージ数」を「16」とか好きな数を設定します。
(もしかしたら、プリンタドライバによって、この辺りの設定は若干異なるかも?しれません。ここでイメージ数の設定ができないならば、プルダウンリストの「レイアウト」の項目でも同じように設定できます。)
あとは左側に印刷後のプレビューが表示されるので、それを見ながら細かい設定をやるといいでしょう。
このままプリントアウトしてもOKですが、このフォトインデックスをファイルとして残す場合は、ダイアログの「PDF ▼」から「プレビューを PDF で開く」を実行します。
(別に「保存」でもいいんだけど・・・)

すると、プレビュー.app の新たなウインドウが開いて、下のような感じで表示されます。

あとは別名保存( shift+command+S )で、JPG, TIFF, PNG など好きな形式で保存します。
複数のページがある場合は、画像フォーマットとして保存すると1ページしか保存できないので、一旦PDFにしてから画像に変換するとかした方がいいでしょう。
参考『10 Handy Mac Preview Application Tricks as Image Editor』
この記事では Preview version 4.1 (469.4) を使用しています。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-866.html

プレビュー : Apple純正のPDF•イメージビューア
以前のエントリ『Gattai PDF』のコメントで うむらうす のharuさんに「プレビュー.appでもPDFの結合ができる」と教えて頂きました。
OS10.5になってから、「プレビュー」は“やればできる子”になったと各所で言われておりましたが、なかなかやります。
そこで、主にビューアのみの機能しか使っていなかったプレビューを、いろいろと弄ってみました。
【 Preview - PDFファイルを結合する 】
「プレビュー.app」でPDFファイルを表示しているときに、サイドバーを「サムネール表示」しているところに、別のPDFファイルをドラッグ&ドロップします。

すると、その場所にPDFを結合することができます。

(5ページしかなかったものが、結合されて10ページまで増えました)
ページの順番を変えたいならば、このサイドバーの各サムネイルを、移動したいところにドラッグ&ドロップすればできます。
後は、「ファイル」メニューから
「保存 ( command+S )」か「別名で保存... ( shift+command+S 」で、
ファイルを保存します。

さらには、「編集」メニューの
「白紙ページを挿入」「選択したページを削除( command+delete )」などを使って編集することができます。

【 Preview - PDFの気になる箇所をマークアップ 】
PDFファイルの気になる箇所を、マーカーを使ったように色付けしてハイライトしたり、下線、
まず、マークアップする箇所を選択します。
普通にマウスポインタがキャレット状態のときに文字を選択すればいいのですが、PDFファイルでは別の段落が横にあったりして、その部分を選択することが難しい場合があります。
そういうときは、optionキー を押しながら、選択したい部分を囲みます。

選択した部分に対して、
ツールメニュー > マークアップ 以下から、もしくはホットキーで実行します。
- control+command+H テキストをハイライト
- control+command+S
テキストに取り消し線を引く - control+command+U テキストにアンダーラインを引く

それぞれの色は command+I(アイ) でインスペクタを開いて、「注釈」タブにて調整できます。
【 Preview - 長方形・楕円形の注釈図形を入れる 】

ツールメニュー > 注釈 以下から、もしくはホットキーで図形を挿入できます。
- control+command+O 楕円を追加
- control+command+R 長方形を追加
それぞれの色・線の太さ・点線は command+I(アイ) でインスペクタを開いて、「注釈」タブにて調整できます。
【 Preview - PDFにメモを付ける 】
資料に付箋メモを付けるような感覚で、PDFファイルにメモを付けられます。
ツールメニュー > 注釈 > メモを追加 ( control+command+N )
で、メモを挿入したい部分をクリックします。
すると、ウインドウの左側にスティッキーズのようなメモウインドウが表示されるので、ここにメモを入力しておきます。

(↑緑の円の部分がメモを挿入(クリック)した箇所)
メモの「×」ボタンをクリックすると、メモは消えます。消えても、挿入した箇所のマークをクリックすると、またメモが表示されます。
メモの色や、挿入箇所のアイコンは command+I(アイ) でインスペクタを開いて、「注釈」タブにて調整できます。
【 Preview - PDFファイルでリンクを作る 】
PDFファイル内の各ページへの内部リンク、Webサイトのホームページのアドレスへのリンクを作ることができます。
まずリンクを付けたい部分を選択して、
ツールメニュー > 注釈 > リンクを追加 ( control+command+L )
を実行します。

次に command+I(アイ) でインスペクタを開いて、「注釈」タブを開きます。

同じPDF内でリンクを作成するときは、プレビューでリンク先のページをウインドウで表示します。
そのページを表示してから、このインスペクタの「リンク先を設定」ボタンをクリックします。
これで、PDF内のリンクが作れます。

リンクを付けたのなら、ハイライトするなど目立たせるようにしておいた方が分かり易いでしょう。
外部のホームページなどのリンクを付けたいときは、インスペクタで、そのURLアドレスを入力して設定します。

「マークアップ」「注釈」の各機能は、ツールバーでアイコンが用意されているので、「ツールバーのカスタマイズ」(ツールバーを右クリック)で、表示させておくと便利です。


「プレビュー.app」にはその他にもいろいろ機能があるので、また別のエントリでやってみたいと思います。
この記事では Preview version 4.1 (469.4) を使用しています。